2023年の夏も
朝晩は何とはなしに、秋の気配がしてきましたね。
セミの鳴き声が遠のいて行って
今はわずかにツクツクボウシがなく程度です。
いつの間にか、虫の声に変わっていってるようです。
にしても、2023年の夏は半端なく暑かったですねェ。
でも、まだまだ猛暑の攻撃を受けているような
厳しい暑さが続いています。
この夏はどうでしたか ?
もう少しです。無事に乗り越えましょうね~ 。
当地、琵琶湖では例年以上に水難事故が多くて
若い命がまた湖に散っていきました。
例年、胸が痛むことです。
湖上では不安定な大気に覆われた空が
様々な雲に変化していく様子が繰り広げられます。
早く秋が来ないかな・・・
紅葉の最盛期もぐっと遅れて
今年の秋は短くて終わりそうですね。
当地では虹の出現率が高くて
色んなところで高い虹や、おそろしく低い虹にも出会います。
すぐさま消えてしまいますが
虹を追っかけるのも楽しいですね。
夏が後ろ姿を見せて
少しずつ去ろうとしています。
昨日と大して変わらない今日を迎えることの繰り返しだけど
琵琶湖の夏は終焉に差しかかりましたね。
琵琶湖の空
ずっと見てても飽きないね
空をキャンパスに
いろんな雲が広がってく
おーい 夏~ !!
今年はやけに元気だね
体がこんがりと焼けちゃいそうだよ
あまりの暑さに蜩も出遅れてやっと鳴き始めたよ
空が変化してきて
湖も鈍く濁って台風が来てるよ
風に追いやられて雲がどんどん変わってくね
琵琶湖の空はなんだか忙しそうだ ^-^
あれれ、記事をアップする前に写真だけ選んで下書きにしたつもりが
投稿済みになっていましたね ( 汗 )
すでに見て下さった皆様、大変失礼しました~ m(__)m
遅ればせながら追い記事を少しだけ・・・
京都の北野天満宮は3/4現在で満開近くなっていましたよ。
境内には臥せった牛の像があちこちにあって
菅原道真公とともに梅の香を満喫しているかのようですね。
お天気が快晴とまでいかなかったですが
でも春霞のような 空の色が出てくれただけでもありがたいです。
AM9.00を過ぎる頃には
人が押し寄せて来るでしょうから撮りたい所を
ササッと早撮りですね~ 。
北野天満宮の建築物はとても重厚感があって
お参りしても、襟を正して行儀よくって気持ちになったものです。
というのも、京都に住んでまだ若かった4年間で
近くでもあったので心がいっぱいっぱいになった時に
すがるような思いでお願いばかりしていました。
道真公もいやはやと苦笑されていたことでしょう (笑)
梅宛に入ってみます。
ほぼ満開に近く甘い香りに包まれて優雅ですね。
しだれ梅もたくさん咲いて見頃でしたよ。
天満宮には大小さまざまな建築物がありますが
1日ゆっくりした時間があれば
この時期じっくりと撮れるところですね~ 是非 ^-^
知らないで焦ってしまう事もあったけれど
他のどこでもない自分の胸に
それはありました。
物事は気持ちのありようで悲しくも楽しくも
変わるものなんですね。
気づかずに遠い前ばかり見ていたけれど
希望は
こんなにも近くにさえあったのですね。^-^
右手を胸に当てると
トックントックン頑張っている音が
する・・・
ほんの何気ない景色が
す~ と心に染み込んでくるような時がありますね。
信州の絶景がど~ んと迫って来て感動する一方
何気ない景色にまた癒されたりしています。
ここは安曇野にあるちひろ美術館の公園です。
美術館には絵本画家 いわさきちひろさんの絵が展示されています。
あのふわぁっとしたタッチは まるで穢れのない世界のよう。
これまで無くしてきたのかもしれない純粋さや優しさを
振り返ってみるいい機会でしたね。
なんでしょうね、
肩の力を抜いて、頑張らなくていいんだよ と
ゆるやかにニュートラルに戻して行けるような
そんな楽さがあるように思えました。
秋はどんどん進んで
山々はこれからダイナミックな紅葉が
あちこちで人の目に焼き付いて行きます。
ふっと立ち止まった時に
こんな何気ない秋に一呼吸整える瞬間も
また得難いものなんですね。
京都府南丹市美山町にあるかやぶきの里は
重要伝統的建造物保存地区です。
京都市からは車で50分、大阪、神戸からだと2時間位でしょうか。
四季を変えてここでも何度かご紹介してきましたが
どんな時期に行っても何度行っても
心穏やかになれる場所ですね。
今も39棟茅葺屋根が残り
昔ながらの景観の中で人々は普通に暮らしておられます。
村の喫茶処、行くと必ず立ち寄ります。
まるで田舎のおばあちゃんの家に帰ったようで
懐かしさが蘇ってきますね。
夏は、遠慮なくその暑さで覆ってきますが
生活を自然に委ねるように暮らして来たここの
力強さもまたしっかりとあるのですね。
たまたま一軒の茅葺屋根のお宅が
屋根の葺き替え作業中でした。
珍しい光景です。
白川郷の大型屋根などは住民300人からの共同作業で
順番に助け合っているとか。
伝統的建造物の保存は大変な努力がなされているのですね。
比較的雲が覆って風も少しは吹いてくれたので
まだ汗だくとまではいかなくて
柔らかな時間を過ごさせてもらいましたよ。
夏はもうしばらくですね。
みずの森を散策していると
小さな林の中に続く木道があります。
スイレンや蓮を満喫した後に歩くと
初夏とは言え
まだまだ瑞々しい新緑のようなロケーションです。
比較的こちらへ回ってくる人は少ないので
ゆっくりと巡れるようですね。
これから、好きな志賀高原の「田ノ原湿原」では
ニッコウキスゲやワタスゲの頃でしょうか・・・
殊に一面白いワタスゲに包まれた木道は感無量でしたね。
木道を歩くと心はあの湿原に飛んで行くようです。
標高1600mにあるコンパクトな湿原ですが
季節に応じて撮りたいものが凝縮したような所です。
次はいつ訪れることが出来るでしょうか。
・・・なんてことを思い浮かべながら
歩く木道は楽しいものですね。