kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

同類項

2017-05-31 18:59:51 | 日記
おにいちゃん犬とあまり進まないお散歩してたら

近くの駐車場から男性が出てきて

「お、かわいいね」と声をかけてくれた

「ありがとうございます。」とお礼を言うと

その60代くらいの男性は

「うちは猫2匹。ずっとそばにいるんだよ~」

なんてお話をされてくる

「そうなんですか」と相槌を打っていたら

猫の育て方の話が

いきなり人材育成の話に変わってる

もしやこれは・・・と思ってたら

「私くらいの人はちゃんと若い人育てないんだよ

 それで自分が威張っていたいの」と文句

しかも

「〇〇社なんて一番悪い」と

初対面の私にそこまで話す



おじさんお話が止まらなくなったらしく

延々と具体的に何が気に食わないか、ってことを

話し続ける  銀座に行ったの自慢するとか、仕事できないくせに肩書ちらつかせて威張るとか・・・

私は適当に相槌打ちながら

ちょっと帰りたい気分

だいたい全く知らない人でも知ってる人でも

悪口聞くって楽しくないし

私はそういう情報については

自分でちゃんと見聞きしない限り

あまり信じないことにしてる

だから

わんこ仲間の井戸端会議でそんな又聞きの悪口とか話さないし

みんなも話さない

大概私たちのお話は

わんこのこと、カフェや地域の催しのことがほとんど

あとはニュースの事件とか天気とか・・・

なので

残念ながら全く私向きのお話ではなく

おにいちゃん犬も帰りたがってる様子



お話聞きながらちらちらおにいちゃん犬見てたら

ようやく終了

でもね、おじさん

おじさんが言ってること

おじさんが軽蔑してるその人たちとおんなじ

はたから見たら

おじさんも同類項だよ・・・

なんて絶対言えないけど

そう思いつつ

「勉強になりました」と言ってお別れした

曇り空の続く春の夕暮れなのでした~


おじさんもお疲れなんですね・・・  あっ、こんなこと書いちゃってるわたしも同類項・・・?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

毛羽

2017-05-30 19:32:12 | 日記
年とともに

仕事以外にやらなくちゃならないことが増えて

若い頃と違って気軽に遊びに行けなくなると

ストレスもたまってつらい・・・

なので

日々癒されたい欲求が高まり

私の場合は

タオルとかバスタオルの感触のいいのを

探すのが楽しみに  大変リーズナブルなストレス解消

なので

雑貨屋さんとかショッピングモールあたりで

あれこれ見たり触ったりしてチェック

色柄とかにはそれほどこだわりはなく

やっぱり一番大事なのは

手触り

直接肌に触れるものだから

ふわふわな感じが好き



今使ってるのもちょっと前に買ってきたんだけど

買ったときは結構気に入ってて

ウキウキ

で、実際使ってみると

あらら、毛羽がけっこうついてくる

新しいタオルってこういうのけっこうある

ラベルを見ると洗濯4~5回しないと取れないらしい

なのでネットに入れて何度か洗濯し使ってみる

すると・・・

やっぱり毛羽がついて顔洗った後化粧水つけてると

毛羽がものすごい  一つ一つ取るのも大変だしお化粧だって大変!

やっぱりネットに入れたから毛羽が取れなかったかも、と思って

今度はネットなしで洗濯してみたら

他の洗濯物にも毛羽がついて大変なことになり

顔を拭くとやっぱり毛羽がついてくる

肌触りはまあまあ良く

これでささやかに癒されるはずだったのに

それどころかストレス倍増・・・

この分だと当分毛羽とのお付き合いが続き  簡単に捨てられるくらいのお値段でもないしね・・・

残念な気持ちでいっぱいな

わたしなのでした~


私の癒しはいずこへ・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

癒されるとき

2017-05-29 21:03:36 | 
わんこと生活してると

癒されていいね、って言われることもあるけど

そういう時間って

それほど多くない  そのくらいでいいのかも・・・

ごはんやお散歩なんかは

時間に追われて必死なこと多いし

お膝に乗って眠ってるときとかは

まず邪魔 

そしてだんだん膝が折れそうに痛くなって

かわいいとか癒されるとか

感じてる時間がほとんどない

それ以外でもいたずらしたりして

叱ったり後片づけしたりと

癒しじゃなくって

「んもう~!」って感じ

なので

ホッと癒される時間は

自然と限られる

一番いいのは

ソファかベッドで2匹とも寝てるとき

雑事が終わってほっと一息の時

おふたりがよく眠ってるのを見て

はぁ~、かわいい(かも)

そして

・・・寝込みを襲う~
 
2匹ともびくっとするけど

そのうちまたウトウトしちゃうのが

お爺さんわんこのいいところ

それで

さらにいいこしたりモフったりしちゃう



・・・怒られる・・・

そんなわけで

今日もまた

懲りないわたしは

おふたりの寝込みを襲っちゃってます

その結果

大変残念なことにおにいちゃん犬がすっかり目を覚まし

私のお膝を襲撃

癒しの時間があっという間に終わってしまったことは

言うまでもない・・・


あ~、お膝が~

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

わかってたことだけど・・・

2017-05-28 15:54:15 | 介護
少し前に介護認定調査があり

私も少し早めに行って

お掃除とか片づけとかお茶の用意とか

あれこれ準備

その隣で落ち着かない人約1名・・・

「あれはどうだったっけ?」とか「こういうこと話せばいいのかな?」とか

母は予習に余念がない

でもね

調査はできないこと、わからないことを見てもらいたいんだから

そんなに準備しなくってもいいよ、と言っておく

時間通りに調査員の方が来て

まず母に話を聞く

私にはあとからいろいろ聞いてくるようなので

出来るだけ黙って見守る私

すると・・・

氏名を聞かれた母

「えっと、なんだっけ?」 最初は冗談かと思った・・・

いや母、そこ詰まるところじゃないから・・・

何度か聞かれるけど

苗字がどうしても思い出せず

私も「お父さんの名前は何?」と聞いてみるけど

やっぱりわからない

旧姓を聞かれて

それは答えられる  女性の認知症患者さんには多いらしい・・・

・・・大ショックの私

まさかここが答えられないとは・・・

その後生年月日もかなり怪しく

さらに青ざめる私

それなのに母は

「うーん、わからない。えへへ」と

お気楽な様子

それを見てさらに落ち込んだ私

後はいつも通りあれこれ聞かれ

体を一通り動かしてから

母抜きでお話

でもさっきのことがショックすぎて

相当うろたえちゃった


確かに物忘れはそれなり進んでて

なくすものも増えてるし

食材の消費期限とか気にしてないし

今言ったこと忘れるし

いずれはそんなこともあると思ってた

でもまさかこんなに早く来るとは・・・

他の人のことなら「そういうことあるよ」と簡単に言えたけど

自分にそれが降りかかってきたときに

全く受け入れができてなかったことを初めて知ったし

そんなに動揺する自分にもびっくり

仕方ないことだとはわかっていても

もうちょっとゆっくりでいいんじゃない?なんて

今更ながらに思う

足が悪くて外に出かけられないこともあって

認知症が今後加速度的に進むのは

間違いないだろう

多分この先介護度が上がって

デイサービスがもっとたくさん受けられたにしろ

そんなに変わらない気がする


以前認知症は神様の贈り物だって書いたことがあったけど

本人にはそうであっても

家族にとっては厳しい状況になることは間違いない

改めて介護を頑張ってるご家族には頭が下がる思いになると同時に

これから先私が突入するであろう介護生活を思って

気を引き締めつつも

ちょっとブルーになる私なのでした~


足が悪いんだから、徘徊なんてしないよね・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

超ビビった話

2017-05-27 13:26:08 | 日記
歯の治療の話です


20代の頃歯の治療をした時に

親知らず(左右下)を同時に抜いたら

一晩中血が止まらず激痛もあり

泣き続けて夜を明かした(まだ泣いたらみんながかまってくれるお年頃)

食事も水分も取れなかったので

軽い貧血と脱水になり

歯科治療でこんな思いをするなら

もう必要最低限しか行かない!と決心したわたし  よいこの皆さんはちゃんと定期的には医者さんへ行きましょう

なのでその後は定期検診をあまりせず(痛いときとかは受診しましたけど)

今に至る

今回も詰め物が取れたのと

別の歯肉がよく腫れてたので

その治療だけ、ってことで通院開始し

詰め物のほうが順調に治ったので

腫れてた方を治療してたんだけど

詰め物を除去したら

もう歯の根っこが割れてて

抜くしかないという・・・

それでうん十年前のあれを思い出し

みるみる青ざめる私

年が行っても

ダメなものはだめだし嫌なものは嫌

でも

他に方法がなければしょうがない

今回詰め物取るとき金づちと釘みたいの使ってたから

”先生が割ったってこともあるかも・・・”なんて

心の中で悪態つきながら

”確かに食いしばる癖があるから、自分でやったかも・・・”と一応反省し

それでも「ちょっと様子見る」の先生の言葉に一縷の望みをかけてた

でも

結局抜くことになり

大ショック

もうね

”これで死んじゃったらどうする?!”みたいな気持ち

とりあえず自分がそこで倒れても困らないように

テーブルにあれこれメモ書き

特にわんこのことはトイレとか食事とか普段の生活とか

こと細かく書いておいた  えっなに、遺言?

それで臨んだ抜歯

麻酔をたっぷりしてもらったので

その時は痛くなかったけど

私にとっては帰ってからが問題

先生に昔あったことを話し

痛み止めをもらい

つらかったら夜8時までやってるからおいで、といわれ

ようやく帰宅  相当めんどくさい患者しちゃいました~

とりあえず安静にしたけど

なかなか止血しないのでまた不安

言われた通りティッシュを5分くらい噛んでみて様子を見る

薬は痛みが出る前に内服して

準備万端(なんの?)

結局次の朝くらいにようやくほぼ止血して

あれだけ大騒ぎした割に

予約通りに受診した



ようやく冷静になってきた今

メモとか先生に泣き入れたりとか

ものすごく恥ずかしい思いをしております

まあ今回は何事もなくてよかった

今後は落ち着いて治療が受けられそうです  先生は落ち着かないかも・・・


ところで

今どきは2本同時の抜歯はふつうはしないそうです

そうしなきゃならないときは

入院するんですって  ほんとに?

うん十年前は

けっこうワイルドな治療をしてたんだなって

改めて冷や汗かいた

わたしなのでした~
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする