kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

右にならっ・・・たの?

2015-09-29 23:55:40 | 
わんこが2匹いると

行動がシンクロしたり

シンメトリーになったりは

よくあるけど

嫌いだったものが

ふたりとも大好きになるっていうのは

どうなのか?


おとうと犬は

体の舐め過ぎ、掻きすぎで

皮膚がただれてしまうので

ここ数カ月は

こまめにシャンプーしてる

洗うとさっぱりして

一時的にかゆみもおさまるらしく

彼はシャンプーが大好きになった

それは理屈としてわかる

でも・・・

おにいちゃん犬は

なんで好きになるのかな?

たしかに

年をとるにつれ

シャンプーを嫌がらなくなってきてはいた

きっと

トリマーさんが

上手にやってくれるおかげで

私がちょっと下手でも

シャンプー苦手意識が

なくなってきたのだと思う

だがしかし

ここ最近の

彼の態度ときたら・・・


おとうと犬は

必要に迫られてこまめにシャンプーするけど

おにいちゃん犬は

皮膚トラブルも掻きむしったりすることもない

ついでに

においもあまりなく

シャンプーをこまめにする必要がない

それなのに

「今日はお兄ちゃんはシャンプーしなくていいよ」

なんて言うと

身もだえして怒る

怒涛のワンワン攻撃で

なんとしてもシャンプーしたいと切に訴える



「じゃあ洗うから自分でお風呂に行って」

というと

自分からさっさとお風呂に入ってく

こっちは目がテン!

ついこの間までは逃げ回ってたのに・・・

”さてはシャンプーの後のおやつが目的か?”

と合点がいき

おにいちゃん犬がシャンプーしない時も

おやつは一緒にあげる

そんなことがわかってても

やっぱりシャンプーしたいらしい・・・

いいけど、いったい何をどうしたら

こんないい子になるのか

まったくわからない


もしかして

ふたりの間で

おとうと「兄ちゃん、シャンプー最高だね」

おにいちゃん「そうか?今まで気がつかなかったけど、今度洗った時よく考えてみるよ」

みたいなやり取りが・・・?


てんでわからないわんこワールド

飼い主としては

お爺さん犬を洗いすぎて

むしろ皮膚がカサカサになったりしないかと

ちょっと心配だけど

いまのところ大丈夫だから

まあ好きだというなら

いいとしよう


それにしても

ふつうは年取ったら

頑固になると思うけど

こういう柔軟性も

あるんだね

実は奥深い(のか?)

いぬの世界
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どうかなぁ・・・

2015-09-28 13:52:31 | 仕事
たとえば俳優さんで

「舞台の上で死にたい」

とおっしゃる方がいるけど

それはどうかなぁ・・・

と思う

死ぬときって

大体の場合は

絶好調の状態から

突然亡くなるのではなく

徐々に状態が悪くなって

最後に命のことになるわけだから

具合が悪いときは

いい仕事もできないだろうし

そうなると

周りにも迷惑がかかる

結局

プロとしては

最悪な仕事で

人生を締めくくるわけで

本当に仕事を大切に思っている人は

そんなことしないと思う

具合が悪いとわかった時点で

すぐに病院に行くなどの対応をするべきだし

それでよくならないなら

既に取りかかってる仕事を他の人に割り振るなど

身の回りのことをきちんと片づけて

治療に専念すべき

そうして

また100%の力を出せるようになったら

復帰すればいい

仕事の場合は

お金をいただくわけだから

いい状態でいい仕事をする

責任があると思う


もちろん

例に挙げた俳優の言葉は

ものの例えだと思うけど

勘違いする人もいると思う

だから

プロならば

やっぱり

体調管理をしっかりして

ベストな状態で仕事に臨むようにするのが重要、と

言ってほしいな

きちんと言葉にしないと

伝わらないこともあるから・・・
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あー、そこそこ

2015-09-24 22:16:50 | 
おとうと犬には

特別なポイントがある

本人がそういったわけではないが

”きもちいい”ポイント

しっぽの付け根のところをさすると

なぜか身もだえするように喜ぶ

犬ってそういうものかと

おにいちゃん犬にやってみても

なんの反応もなし

犬によってスイッチの場所が違うのかと

おにいちゃん犬のあらゆるところをさすってみるが

やっぱりあまりいい反応はない

これって

おとうと犬は変かも・・・

と思ったが

他に何も問題はなく

今に至る


さっき

ネットでいろいろ見てたら

なんとおんなじワンちゃんがいた

なあんだ

マイノリティーかもしれないけど

異常じゃないんだね、と

ちょっと安心

「よかったねー」といいつつ

またさすってあげる

子供のころからの事だから

変かも、と思っても

普段はすっかり忘れてる

そんなことが

ほんとにたくさんある

むしろ

それだけ忘れてることに

びっくり


よく見てるようで

そうでもない

病気か?と思わなければ

どうでもよくなってる

犬育てって

そんな感じ?

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盲目の距離感

2015-09-21 00:08:10 | 
目が見えないと

歩くときは憶病になる

一歩の歩幅が小さくなり

でこぼこや穴でつまづかないか

確認しながらゆっくり歩く

それは全く正しい

ゆえに

おとうと犬のお散歩は

なかなか進まない

背を低くし

小股で

数歩歩いては止まる

大体電柱のにおいを頼りに歩くのだが

本人がここら辺に電柱があると思った辺りは

およそ4~5m手前

そこでぴったり止まると

動かない

電柱が近いと

たたいて音で知らせるのだが

残念ながら

5m先の電柱には手が届かない



「電柱はもうちょっと先だから」と

説明するんだけど

彼はなかなか聞き入れず

その都度引っ張り合いになる

小型犬で多少やせ気味だが

力は結構強い

こっちも必死で引っ張ってなんとか歩かせると

ようやく次の電柱に到着

これが

お散歩終了まで続く


おとうと犬には

私はウソはつかない

そんなことわかってるくせに

全然いうことを聞かないのは

どうしたこと?!

私の献身的なお手伝いぶりは

全く評価されず

やりがいのない介護になってる

そんなとこで意地張ったって

なんの得にもならないと思うけど・・・

かくして

距離にしてたった200m程度を

毎日30分以上かけて歩く(牛歩戦術?!なんのために・・・)

必要以上にゆっくり歩くって

速く歩くより疲れること

おとうと犬のおかげで知りました

・・・ありがとう

でもできれば

もう少し人のいうこと聞いて

もう少し早く歩いてくれると

助かるんですけど・・・


十数年かけて積み上げた

私たちの信頼関係

もしや

心の距離感も5mとか・・・遠すぎる・・・

一瞬足元が崩れ去るような

錯覚に陥りそう

犬育てって

ほんとに難しい

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慣れってすごい

2015-09-19 21:00:21 | 
おとうと犬は

市の放送や

救急車・パトカー・消防車のサイレンの音に反応して

遠吠えをする

このあたりは

正午や夕方にチャイムが鳴るし

行方不明者とか

詐欺などの犯罪防止など

毎日なんかしら

放送があるので

幾度となく

遠吠えのチャンスに恵まれる


小さい頃は

放送が始まると

すくっと起き

おすわりの姿勢で

首を上に伸ばし

これぞ遠吠えという

正しい姿勢で

がんばっていた

それが

何年かすると

あれ・・・

伏せの姿勢でやってる

それでも

首をのばすと

なんとか腹圧はかけられるらしく

まあ上手じゃないけど

遠吠えになってる


ところが

最近は

音がしても

横になったまま

ああ、年取ったから

もうやらなくなったのかと思いきや

その姿勢のまま

”あぉーん・・・あぉあぉあぉーん・・・”

まじで・・・!

人で言うと

側臥位の状態

こんな姿勢で

どうやったら腹圧がかかるのか

教えてもらいたい

ある意味

プロフェッショナル(テレビに出られそう?!)

十数年の積み重ねが

こんなことになるなんて

その技を他の事に使ってもらったら

きっと立派な犬になれただろうね

生きかた、間違ってない?


彼は別に

自慢するわけでも

偉ぶるわけでもなく

淡々と

本能に従って

今日も

遠吠えする

・・・だらっと横になったまま
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