ネットのニュースを見てたら
今日気象庁が奈良、福岡、鹿児島でアジサイの(真の花)開花を発表したとのこと
そういえばアジサイって
普段お花と思ってるところはガクの装飾花って話だけど
真の花ってどこにあるんだっけ?
それで調べてみたら
真の花は装飾花の付け根にあって
直径も1cmに満たないくらい小さい
それでもちゃんとおしべとめしべがついてるからわかるし
ガクアジサイでは真ん中に集まっていて小さいのがいっぱい咲くから
見分けがつきやすい
なるほど~、これが真の花・・・
けど
気象庁って開花宣言は桜だけかと思ってたら他の花もチェックしてるんですね
じゃあほかは何かというと
うめ開花・すすき開花・いちょうの黄葉と落葉・かえでの紅葉と落葉だそう
確かにその年の気象を調べるには
春の桜だけじゃ意味ないですもんね
しかも以前はもっとたくさん調べてて
すみれ・チューリップ・しろつめくさ・しだれやなぎ・さざんか・ライラック・りんごなども調べてたそう
そして植物だけじゃなく
以前は動物の観測もしてて
モンシロチョウ・ツバメ・ホタル・トノサマガエルなどの初見や
ウグイス・カッコウ・セミ・アマガエル・モズなどの初鳴きもチェックしてたそう
これらは2021年に廃止されたそうだけど
まあこれらを全部各気象台で確認するとなると
相当大変かも・・・
ただ1953年から2020年まで積み重ねてきた調査をここで終わりにしてしまうには
あまりにも惜しいとの意見が多く
今は環境省などと提携して
ボランティアなどを活用して一部は継続していけるよう調整中とか
確かに生き物の活動の様子から見る日本の気象っていうのも
大切なデータですよね
ってことで
話がちょっと広がりすぎたけど
アジサイの真の花の開花は今
九州と関西の一部まで報告されているそう
みなさまも近くでアジサイを見かけたら
そっと中を覗いて
真の花が気持ちよく咲いているかどうか
ちょっと見てみてはいかがでしょうか
びっくりするくらい小さくてかわいいお花です
遊びに来てくださって、ありがとうございました