kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

転移、そして・・・

2022-01-21 19:37:14 | 介護

先月胆のうがん切除後に肝転移を告げられた母

それで今月はもう一度造影CTを見て方針を決めると言われ

先日検査をしたんだけど

結果は

肝臓に2~3cm大の転移が3個になってた

だからこの1か月で数が増え大きさも大きくなってて

母とわたし、呆然・・・

しかも

何もしなければ余命半年くらいかも、とも言われ

頭の中が真っ白に・・・

半年前の胆のうがんの切除術の時

自覚症状も検査データも問題なく、たまたま発見されて手術になり

本当に運がよかった、なんて言ってたあれは

いったい何だったんだろう

ともかくこの先のことを考えなくっちゃと、先生のお話を伺うと

抗がん剤は年齢的にもうできないと言われ

1.肝臓の部分切除術をする

2.放射線療法をする

3.何もしない

の3つのやり方があり

ただし放射線療法は肝臓が肺に近いため、呼吸するごとにがんの部位が動くので、放射線が当てにくいそうで

そうなると治療で一番適切なのは手術

そういう説明を受け、一度家族で話し合ってくださいと言われたけど

とても放置なんてできるはずもなく

母も先生が一番いいというやり方で、というので

手術の方向となり、術前検査をしているところ

ただし術前検査で手術ができないって可能性もあるし

手術をしてもまた転移があった場合は

多分もう治療は難しい

だから

この先はいろんな不安と向き合いながら日々を過ごすことになる

母は80代半ばで

もうとにかく命を助けるとかいうより

痛いとか苦しいとかをできるだけ抑えて

母らしい日々を過ごせればそれが一番(本人もそう望んでいるので)

そうはいっても

わたしは母と言いたいこと言いあいながら介護を続ける日がこの先もずっと続くと思ってた

だから

何か今

何もできることはないんだけど、どうしたらいいんだろう、みたいな気持ちで・・・

まあ何の結果も出てないのにあれこれ考えるのもどうかとは思うけど

今回ばかりはどうしてもそっちに気持ちが行ってしまって

・・・これからいっぱい支えなくちゃならないのに、困りますね

今年は年明けからこんな感じで

気持ちはしばらく曇り続きになるかもしれないけど

うちばっかりがつらいわけじゃないし

もっと大変な目に合ってる方もたくさんいるんだから

何とか前を向いてがんばっていきたいと思います

そして

こんなわたしたちを支えてくれている人もたくさんいて

本当にありがたいな、と

いつにも増して思います

いろんな方のお力を借りながら、前に進んで行きたいです

 

遊びに来てくださって、ありがとうございました

コメント
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