kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

また1匹・・・

2020-11-04 16:30:30 | 

おとうと犬が旅立ってから半年以上経つと

だんだんわんこのお散歩道を歩くこともなくなって

用事やお買い物に使う道しか使わなくなってた

今日それにふと気づいて

誰かに会えるとは思わなかったけど

久しぶりにお散歩道を辿ると

そこであった人やわんこたちのことが

昨日のことのように思い出される

すると

おとうと犬と同年代の黒ラブのお父さんがたまたま家から出てきたので

「お久しぶりです。〇〇ちゃんはお元気ですか?」と聞くと

「1週間前に旅立った」とおっしゃる

確かに1年前くらいから腰の具合が悪くなってて

立ち上がりや歩行が結構難しくなってたけど

その子は食べることが大好きで

おやつにつられて近所を必死でお散歩してた  自己主張のしっかりできるすてきな姐さんでした

だから

むしろここまで頑張れたのは奇跡に近いものだったのかも

もちろん最後の頃は全く歩けなくなっていて

わたしよりずいぶん年上のお父さん、お母さんは

介護も大変だったことだろう

享年16歳とのことで

黒ラブくらいの大型犬にとっては大往生と言えるし

親孝行な子だったんじゃないかって思う

けど

あの子も旅立ってしまったかと思うと

本当に寂しい気持ちになる

おとうと犬とはそれほど仲が良かったわけじゃないけど

ちゃんとご挨拶する間柄だったし

同年代だから、お互いがんばろうって励ましあう仲間で

そういう子たちが1匹、2匹といなくなるにつれ

寂しさが募る・・・

まあ、だから

虹の橋のたもとは今頃けっこうにぎやかになってるでしょうけど・・・

限りあるいのちのことだから仕方ないけど

深まる秋の日暮のように

何となく心も暮れていくわたしなのでした~

 

遊びに来てくださって、ありがとうございました

コメント
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