kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

本に学ぶ

2020-04-01 20:03:07 | 日記

本からいろいろ学ぶっていうのは

当たり前の話じゃない?って思うでしょうが

わたしの本は「小説」

このところ読書にはまってまして

しかもジャンルは今までほとんど読んだことのない時代小説

最初は現代小説で料理にまつわるお話を手当たり次第に読んでたのが

ほぼ読みつくしてしまい

ふと目に着いた料理関係の時代小説をパラパラめくってるうちに

はまってしまったという次第

で、こういうのってシリーズで出てるから

どのお話も数冊~十数冊に及び

どっぷりつかってしまってるってわけ

それがね

今読んでるのは江戸時代のお話なんだけど

もともとわたしは歴史には全然明るくないのに

何しろ年号がころころ変わるから一体江戸時代のどのあたりの話なんだかさっぱり分からないし

江戸時代の大きな事件とかも小説の内容にかかわりなければ出てこないから

時代背景が全く分からないまま読み進めてもちょっとつまらない

ってことで

たかが時代小説読むのに年表作っちゃったわたし

でもおかげでいつ頃の話なのかはっきりわかったし

年号とその頃の将軍が誰とかもよくわかるようになったので

ものすごく読みやすくなった!

これ、歴史が苦手な方にお勧め

そして時代小説の学びといえば「言葉」

恥ずかしながらこの年でも知らない言葉が結構あるんですよね

なので電子辞書片手に読んでいくとちょっと前の言い回しもかなり覚えられて

勉強してる感が半端ない

それとね

江戸時代の本読んでて気づいたのが

火事の多さ

「けんかと火事は江戸の華」っていうのは聞いたことあったけど

歴史の教科書に出てこない火事がものすごくたくさんあって

生きてるうちに2度も3度も火災にあった人も少なくなかったらしい

それでちょっと調べてみたら

江戸時代に全国で起こった火災は大小合わせて1798件にもおよび(実際にはもう少し多かったらしい)

10万人以上が亡くなる火災もあったそう

中でも江戸(東京)での火災はダントツに多く

毎年のように起こる火災にも負けず不死鳥のようによみがえってきた街は

まさに現代のわたしたちに通じるものがあるな、って思う

だって

現代は街を焼き尽くすような火災こそほとんど見られないけど

地震や台風や洪水は毎年のように各地で起こっていて

何もなくなったところからみんなが手に手を携えて必死で立ち上がり

見事に復活してきているのは

もう日本人のDNAに組み込まれているんじゃないかとすら思う

そんなことで

江戸時代の学びをしつつ勇気と元気をもらってる時代小説

今のわたしには最高のビタミンになってるって思う

今日この頃です

 

遊びに来てくださって、ありがとうございました

コメント
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