kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

犠牲者はいつも罪のない人々

2020-01-11 17:33:57 | 日記

国と国との争いで兵器が持ち出された時

その犠牲者の多くは何の罪もない人々で

中にはその争いに何の関係もない人々も含まれる

先日アメリカがイランの司令官を殺害した報復のため

イランがミサイルでアメリカ軍の基地を攻撃していて

たまたま空港から離陸直後だったウクライナの旅客機をアメリカの軍用機と間違えて撃墜し

乗員乗客176名全員が亡くなった

搭乗者はイラン人の他カナダ人、スウェーデン人などで、アメリカ人は一人もいないし

アメリカ軍とは全く関係のない人たちだと思われる

犠牲になった方々はたまたまその飛行機に乗り合わせただけで

ごく普通の生活を営む人々だったと思うし

こんなことで命を絶たれていいわけがない

亡くなった方々はお気の毒としか言いようがないし

大切な人を亡くしたご家族や友人はいったいどんな思いで過ごしているのか

考えただけで胸が苦しくなる

武器を使うということはこういう事故が起こりうることは十分考えられるんだから

何故使うことに踏み切ったのか・・・

その判断は間違いだったと言わざるを得ない

もし自分がこんな風にして殺されたり、大事な人を失ったりしたらどうなのか

子供だって考えればわかること

そんなこともわからない人々は

国の政をつかさどる資格なんてないと思う

それに

こういう事態を引き起こしたアメリカにももちろん責任がある

どんなに悪い人だってその周りにはその人を大切に思う人々がおり

命を奪う権利なんて誰にもないと思う

危険な人物なら生きたまま捕らえて裁判にかけるのが人の道だろう

少なくとも今回のことでイランの政府は責任を取るべきだし

アメリカだって同じ責任を負うべきだと思う

それでも

大切な176名の命はもう二度と戻ってこない

すべてがただ

空しいだけ

国のトップになるような人々が

なぜそこに気づかないのか

残念でならない

犠牲になられた方々のご冥福を心よりお祈りいたします

 

遊びに来てくださって、ありがとうございました

コメント (2)
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