kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

経験が支える今

2019-12-07 16:48:24 | 

おとうと犬が

慢性腎不全の上、右目がただれてむくんでしまい

治療上でも生活上でも

毎日何をするか、或いはするのかしないのかなど

決断しなければならないことが本当に多く

悩みはつきないけれど

最終的にその決断に一番参考になるのは

今までの経験

おとうと犬の好き嫌いからしぐさまで

気づかないうちにいろんなことを教えてもらっていて

訴えには必ずちゃんとした意味があることとか

つらい時の様子

嬉しい時のしぐさなど

完全じゃないけどかなりわかるようになってた

だから

それをもとに治療は医師と相談してあれこれ決めるし

生活上でも体調を見ながら必要なお手伝いをするし

特にこの1年余りは体調がなかなか整わなくていろいろ苦労したけど

それをやって来たから今決断できることがたくさんあり

本当に意味のある時間だったと思う

それと

強制給仕のことはいつも悩ましい問題で

出来ればそんなことしたくないし

おとうと犬にとっても苦痛でしかないならする必要があるのか?とか

いろいろ考えちゃったけど

ここへ来て治療の必要が出て

たぶんやっててよかったんだと思う

というのは

体にある程度エネルギーが残ってなかったら

治療はもうできないから

例えば手術をするとして

医師が完璧に悪いところを取って縫ったとしても

最終的にその傷が化膿しないできちんと塞がるのは本人の力に任せるしかないし

薬を飲んだって

その薬が勝手に悪いところに歩いて行って治すのではなく

まず胃や腸で薬を溶かし

成分を血液に溶かして必要なところまで運び

薬が働き終えたらその残骸をまた回収して体の外に出す

それができるからこそ治療が完結するわけで

それには十分なエネルギーが必要で

それはほとんどの場合食物として摂取しなくちゃならない

だからね

おとうと犬は今はもうかなり痩せちゃってるけど

がんばって蓄えてきた栄養がきっと今役に立ってるんだと思う

もちろん強制給仕だって

本犬が嫌で吐き出したらそれ以上のことはできないから

十分な量は取れてなかったけど・・・

そんなことで

今まで自分のことを一生懸命教えてくれていたおとうと犬に

あらためて感謝するし

最後までおとうと犬らしく

でもできるだけつらくなく生活できるように

今度はわたしが頑張らなくっちゃって

気合を入れなおしてる飼い主なのでした  やっぱり一番おとうと犬のことわかってるのわたしだから・・・

 

遊びに来てくださって、ありがとうございました

コメント
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