kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

底の見えない被害

2019-10-16 15:39:18 | 日記

ここへ来て未曽有の大災害が判明しつつある

台風19号

あれから5日が経って

死者行方不明者は80名に迫り

5000名を超える人が避難生活を送り

建物の浸水や全半壊は莫大な数になってる

徐々に当時の被害状況の映像も流されるようになり

一見東日本大震災の津波?と思わされるようなものもあるから

気象庁が異例の早い呼びかけをしたのはこういうことだったかと

改めて思い知らされる

また建物だけじゃなく農地も深刻な被害を受け

農家の方々だけでなく

その農作物を普段頂いているわたしたちの生活にも

深刻な影響が懸念される

今後日本はどうなってしまうのかと

日本中からため息が聞こえてきそうだ

さて

ここ数日思うことなんだけど

今回の台風で気象庁は「狩野川台風」を例えに出したけど

それがよかったのかどうか

これは60年ほど前に起こった台風で

このあたりの地域に深刻な事態を招いたものだけど

実際今それを知っている人はかなり少ないし

その時のダメージを受けて治水工事を行ったから

この地域でも深刻に受け止めている人は多くなかった気がする

それと

今回被災した地域はその多くが「狩野川」から遠く離れていて

危機感がそれほどなかったんじゃないか、って気がする

もちろんそれだけのためにこんな甚大な被害が出たわけじゃないけど

例に出すなら最近の誰もが知ってるようなものにしないと

危機感に直結しないような気がした

避難はタイミングが本当に大切で

風雨が強くなればむしろ外に出ることの方が危険

だからできるだけ天気が荒れないうちに移動するのが本当に大事で

その時期にどれほど危機感を持てるかが重要になる

そう考えると

今後は更にわかりやすい表現をしてもらえると

さらに多くの人に早めの対応を促せるように思う

いや

個人的には最近の気象庁の早めの対応は大賛成で

これからもぜひそのようにお願いしたいと思っていますが・・・

でも

今はとにかく被災者への援助とライフラインの復旧、被災地の後片付けが先決

出来るだけ多くの方が以前の生活を取り戻せるよう

国全体で支えていくのが大事だと思うし

わたしも何かできることを探そうと思います

週末に向けてまたまとまった雨が降るらしい

被災地にこれ以上の打撃がないよう祈ります

 

遊びに来てくださって、ありがとうございました

コメント
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