kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

理想と現実

2019-03-16 20:08:35 | 
夕食を終えてパソコンをつついてたら

何やら視線を感じたので

ふと振り向くと

目の見えないおとうと犬がじっとこっちを見てた

特に何をするわけでもなく

ただただじっと・・・

それがちょっと切ない感じがして

頭を撫でてみるけど

まだじっとこっちを見てる

それで

鼻チューごっこでしばらく遊んだけど

止めるとまだじっとこっちを見てる

これってそういう状況になった飼い主さんはみんな同じだと思うんだけど

ものすごーく愛しくなりませんか?

もうぎゅっとしてチューしたくなっちゃう感じ

でもおとうと犬はそういうのは好きじゃないから

抱っこしてお膝で寝かせたら落ち着く?って思って

お膝に毛布を敷いて乗せてみると

何だか居心地悪そうにもそもそ動く



そのうちお膝から出ようとするので

もう一回座り直させるけどやっぱり落ち着かず

お膝から出ちゃった

すると

そのままキッチンのほうに歩きだす彼

あれ、それって・・・

そう、彼はキッチンのクッションに行きたかっただけ

それを言い出そうかどうか迷ってた、みたいな・・・



そのままクッションのところに歩いていき

くるくるっと回るとそのまま座り込んだ

なので、いつものようにタオルをかけると

安心しきったように眠りはじめる彼

して

その前で何だかどっと疲れたわたし

ただ見つめられただけで勝手にあれこれ妄想しちゃったけど

もちろん現実はこうよね~

ってことで

きもちよーく眠ってるおとうと犬の横で

小さなため息ついて定位置に戻った

わたしなのでした・・・



遊びに来てくださって、ありがとうございました
コメント
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