kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

8年、そしてこれから

2019-03-11 15:19:16 | 日記
東日本大震災から8年

多くの被災地・被災者の方々が復興に向けて

力強く歩み出している一方

52000人ほどの方が今も避難生活を余儀なくされている

未だ道半ばに変わりなく

これからも被災者の方々が落ち着いて暮らしていけるよう

十分な手を差し伸べていく必要があるし

それと共に

この震災で学んだことを次の災害で確実に活かしていけるような

きちんとした取り組みが大切になってくる

この8年の間にも

九州、関西、北海道などで相次いで大規模地震や洪水が起こって

明日はどこで何が起こるかわからない状況が続いているから


東日本大震災の時は

わたしは半年以上経ってからボランティアに行ったけれど

まだ水が引かない地域や

津波で流された後何も手が付けられていない地域が多かったし

救援物資が均等にいきわたらないとか

震災後半年をめどに近くの小学校に開設されてた診療所が閉鎖し、ほかの病院も遠いので薬をもらえず調子が悪いとか

家を直したいのに大工さんが見つからず、いつできるかわからないとか

役所に何度も申請してるのに、申請が多すぎていつそれが通るかわからないとか

被災地域・被災者に対する問題も多かったし

ボランティアについても

急ごしらえで組織を作るから

目標は同じはずなのに意見がまとまらずうまくいかなかったり

ボランティアだからと頑張りすぎて体調を崩し入院したりと

たった数日見ているだけでもいろいろ問題があったように思う

だから

次に災害が起きたときには

もっとスムーズに物事が運んで

被災後のあれこれができるだけ混乱なく進むようにしていかなければ・・・

そのためには

あの震災を何度でも検証して

自分の地域では何が起こるか

それを防ぐため、あるいは被害を最小限にするために何をするかを

みんなで考え、行動することだと思う

そしてそれが

震災で命を落とした2万人余りの方々への

一番の慰霊になると思う

震災から8年経って

今思うこと



遊びに来てくださって、ありがとうございました
コメント
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