kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

奥の深いサービス

2019-02-22 20:25:17 | 日記
今日は母の脳の検査で

先日受診した病院にまた行ってきたんだけど

今回初めての病院だし、久しぶりの大きな病院なので

母も私もちょっと緊張

それに

こういう時に限って

不意に「トイレ行きたい」ってこともあるから

検査直前の時間に「えぇ~?!」って思いながら

トイレに駆け込んだりして

そこでまた車いすの足台を上げて、足を下ろして、立たせて・・・

って一連のお手伝いをして

またダッシュで戻って、みたいなあれこれをしてると

気持ちだけはどんどん疲れてきて

ひとつひとつの動作も丁寧さにちょっと欠けたりして

それでまた「わたしったらまったくもう!」ってがっかりして

ただ付き添ってるだけなのに

気持ちはけっこう揺れ動いて

ちょっと落ち込む



午前中の検査が終わって一度家に帰ろうとしたら

玄関にドアマンのような病院スタッフがいて

けっこうガタイの大きなおじさんなんだけど

車の乗り降りとかちょっとしたことを

とても丁寧に介助してくださる

うちもわたしが車を玄関に横付けする間

母の様子をさりげなく見守って下さり

車をつけると

車いすの母をドアのところに連れてきて下さり

ドアを開けて車いすの足台を下げて・・・と丁寧に介助して

車に乗り込むまでお手伝いしてくれる

これね

何も頼まなくてもやってくださるし

病院についたときも

「車いす貸してください」と声かけすると

杖を持った母には杖ホルダー付きの車いすをさっと持ってきて

車いすを母の後ろに回して

そのまますぐ座れるようにしてくださる

もう至れり尽くせりでとてもありがたいし

自分一人で頑張らないで誰かに頼ってもいいんだ、って気づかせてくれて

心から感謝

なので

午後は手伝っていただけるところは安心して任せて

自分の心にもちょっと余裕ができた

それにしても

その方にとっては当たり前のお仕事かもしれないし

今どきは大きな病院ではどこでもやってることかもしれないけど

なんてありがたいサービス

こういうのは自分が受けてみないと本当のありがたさがわからなかったし

そう思ったら

母にも感謝かな?って思って

心の中でふたりにいっぱいお礼を言った

わたしなのでした・・・

おじさんには「ありがとうございます」とは言ったけど

その本当の意味は伝わってないでしょうね・・・



遊びに来てくださって、ありがとうございます
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする