kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

身近にある虐待

2019-01-21 17:59:37 | 
お散歩から帰る途中

近くで犬を飼っている方から相談を受けた

親戚で飼っている小型犬が何歳になっても人の手を咬むという

わたしは専門家じゃないけど

その方が犬を飼い始めたころから時々相談に乗ってて

今回もお話を聞いていると

どうやらその小型犬の飼い主が

悪いことをしたときは殴る蹴るの暴力をふるっているそう

骨折とか外傷ができるほどじゃなさそうだけど

たぶんその小型犬は常に暴力の恐怖におびえているから

ちょっとしたことにも怖いと思い

自分の身を守るために咬んでしまうんじゃないかと思われた

その子は何が悪いのか理解できてないから

あるときいきなり暴力を振るわれる、と思ってしまうんだろう

その近所の方も実際咬まれて

その時はその小型犬の近くにあったものを取ろうとしたら

突然がぶっと咬まれて出血したそう



その時飼い主がものすごく怒って叩いたり蹴ったりして

とても怖い思いをしたと言っていた

でもそのお宅では以前にも何匹か犬を飼っていて

たぶん今までもそうやって育ててきたようだから

きっとそれが暴力とか虐待とか思っていないんだろう

正直なところ

そういう方はペットは飼わないほうがいいと思うけど

現実的にはそうもいかないから

とりあえず咬むなどいけないことをしたら

暴力はやめてケージに1時間ほど入れるようにして様子を見てはどうか?と伝え

さらに

飼い主さんも怒りが収まるまでは犬から離れたほうがいいとも話した

その方はそう伝えると言っていたけど

実際どうなるかは

祈るばかり・・・


長いことペットを飼っていると

それで問題ないと思ってしまうことは多い

でも

人と違ってペットとはコミュニケーションを取るのが難しいから

しつけは根気よくやっていかないといけないし

少なくとも暴力や虐待で解決するものは

ひとつもないと思う

人でもそうだけど

家の中で起こっていることは

叫び声が聞こえるなどよっぽどのことがない限り

周りからはわからない

だから

ペットを飼うときは何匹目かに関わらず

ちゃんとした指導を受ける必要があるんじゃないかなって

最近強く思う

ネットのニュースで多頭飼育崩壊とかパピーミルの悲惨な現状をよく見るけど

実際は個々の家で飼われているペットの中にも

暴力や虐待にあってる子は多いのかもしれない

ご近所さんのお話を聞いて

なんだかとっても悲しくなった

冬のお散歩の帰り道でした・・・



遊びに来てくださって、ありがとうございました
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする