kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

便利さの基準は人によって違う

2018-10-28 14:10:59 | 介護
足の状態が徐々に悪くなり

部屋を1階に作り直してから約1年

今ではかなり部屋の様子にも慣れて

快適そうに生活してる母

この先の事を考えると

あの時決心してくれて本当によかったと

わたしも思ってる



今日は家事や薬セットをするため実家に行って

いつも通りの作業を一通り済ませ

今週の予定の確認をして

さあ、帰ろうと思ったとき

換気扇がついてるのに気づいた

母は換気をこまめにする人で

少しでもにおいが気になると換気扇を回す

だからたぶんわかってるだろうと思ったけど

一応伝えてみた

すると

母「えっ、換気扇ついてるの?」

今は必要ないとのことで止めるけど

母は止めたと思っていたとのこと

換気扇のスイッチは室内灯のスイッチと一緒のところにあり

室内灯は暗闇でスイッチが探しやすいよう

ライトが消えてるときはスイッチの片方が点灯する

して

換気扇のスイッチは昔ながらのもので

黒いマークがある方を押すと換気扇が動く



その室内灯の点灯した側と換気扇の黒いマークの側が

同じ右側になってるので

両方右を押すと室内灯は消えて換気扇は動く、ってことになるけど

母は難聴があるから換気扇が働いてる音は聞こえず

室内灯がつく方を押したとき

換気扇も回ってると思い込んでいたらしい・・・  って今まではいったいどうなってたんだろう・・・

いや、スイッチだけを見たら

換気扇のほうが母には慣れている昔ながらのものだけど

ライトがつく側が換気扇も回るって思い込みやすいし

こういうスイッチが一緒になってると

高齢者は混乱するかも

わたしたちは便利さを追求して日々工夫するけど

それが万人に便利かというとそうでもないし

健康な若い人が作るものって

やっぱり障がいのある方とか高齢者には

それほどうれしくないってことけっこうあるような気がする

だから

高齢者が使うものならちゃんと高齢者に意見もらうとかモニターしてもらって

本当に必要とされるものを開発してほしいな、って思った

娘なのでした~  まあこのスイッチは高齢者用ってわけじゃないでしょうけど・・・

母はあの後しばらく混乱してたけど

大丈夫かな~・・・



遊びに来てくださって、ありがとうございました
コメント (4)
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