kisetsunokazeni

少し前のこと

おとうと犬と夕方のお散歩をしてたら

わんこ友達が娘さんとわんこのお散歩をしていて

ご挨拶ついでに立ち話

このお宅のわんこは保護犬で

いつも元気いっぱいだからとても愛されてるのがわかる

で

わんこの体調なんかを話してたら急に

「よかったら（おとうと犬に）うちのブルーベリーどう？」とおっしゃる

よく聞いてみると

お庭にブルーベリーが生っていて

わんこが大好きでよく食べているそう

しかも

「息子が（おとうと犬が）目が見えないならブルーベリー食べさせてあげたらいいんじゃないかな、って

　言ってたから・・・」と

その息子さんとはお散歩のとき数回会ったけど

優しくおとなしそうな感じの小学生で

彼から私に話しかけることはない

だから

おとうと犬の目のこと覚えててくれてるかもわからなかったし

まさかそんなやさしいこと考えてくれてるなんて

思ってもみなかった

って思ったら

不覚にも涙腺崩壊寸前・・・

娘さんもいるのに、と何とか涙をぐっとこらえて

そういう事ならお断りする理由もなく

有難くお宅へ一緒に向かい

お庭のブルーベリーを少し分けていただく

喜び勇んでおうちに帰り

さっそくおとうと犬のごはんに入れてみたけど

彼は新しいものはあまり好まないタイプで

ブルーベリーの酸味も気になるのか

結局少ししか食べなかった

ので

残りはわたしの胃袋へ・・・

でもね

本当に息子さんやそのご家族のお気持ちがうれしく

感謝の気持ちでいっぱいになったし

自分も誰かをそう言う気持ちにさせられる側になりたいな、と

小学生の男の子から学ばせてもらい

ひとっていいな、と

心から思える日になりました

それと

わたしはおばさんだけど、まだまだね、ってことも・・・

暑いしお天気も不順で大変な日々が続いていますが

みなさんにもなにかいいことがありますように・・・



遊びに来てくださって、ありがとうございました