kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

はじめてのひとりぼっち

2018-08-12 19:36:19 | 
わが家にやってきたときから

ずっとおにいちゃん犬と一緒だった

おとうと犬

お出かけもお留守番もいつも一緒で

別々だったのはここ2年ほどのお散歩と

おにいちゃん犬が脱腸で手術のため入院した一晩くらい

もちろん家の中ではそれぞれ好きなところでくつろいでいたけど

目が見えなくたって近くにいることはわかってただろうし

時々はどちらからともなくそばに来て

お尻をくっつけてハート型になったり  実際は頭が少し離れた源氏パイみたいな感じだけど・・・

どちらかが相手を舐めてあげたり

お尻やお股を臭いあったり・・・

とにかく一緒にいることが当たり前の生活

それが

おにいちゃん犬の具合が悪いことは肌で感じてただろうけど

いなくなった今

いったいどう思ってるんだろう・・・

見た感じは特に変わりなく

おとうと犬らしく穏やかに好きなところでゆっくり過ごしてるけど

もうお尻を合わせたり舐めあったりするおにいちゃん犬はどこにもおらず

その心の大きな空白を

どうやって埋めているのか

飼い主のわたしにも

わからない

だけど

さみしい気持ちがあるのは当然だから

今は可能な限りお出かけの時は一緒に行くけれど

そうできないことも多い

今までのお留守番の時は

おにいちゃん犬がわたしについていこうとするのを

なんとなく聞いていた彼だけど

今はお出かけを伝えると時々は立ち上がったりして

目が見えず自分の想いを伝えにくい彼には

きっとそれが精いっぱいの表現だから

それ見てるとこっちも胸が詰まって

なかなか出かけられない

それから

おにいちゃん犬が具合悪くなってから

夜もぐっすりは眠れないらしく

好きなところで休みながらも

時々お呼びがかかる

そんなときは

お水とかトイレとか場所移動とかに対応しつつ

いっぱい声かけをして

おとうと犬が落ち着いて寝る態勢に入るまで付き添う

なんとか深いおにいちゃんロスに入り込まないよう

こっちも必死・・・

あとはごはん問題

おにいちゃん犬の具合が悪い頃から

おとうと犬も食欲が落ちてたけど

今も食欲にむらがあって

以前のようにはならない

なので可能な限り手作りにして

何とか食べてもらえるよう工夫

因みに

お肉はゆでるより焼いたほうが匂いがいいようで

焼きたてのお肉には食いついてくれる

そんなこんなの

はじめてのひとりぼっち

おとうと犬、十分意味が分からないながらも

たぶん

日々闘っています・・・



遊びに来てくださって、ありがとうございました
コメント
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