kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

祈るだけでなく・・・

2018-08-09 20:04:14 | 日記
今日は73回目の

長崎 原爆の日

母の受診のためその時間には黙とうできなかったけど

帰ってから一人静かに

当時と災禍に散った多くの命を想う

それから広島・長崎市長の平和宣言を読んで

本当にそうだ、と深く頷く

広島の原爆の日の時もそうだったけど

唯一の被爆者である広島・長崎の人々が

これだけ長い間

世界の平和のために核廃絶を訴えているのに

いまだに実行されていないことに

がっかりさせられる

73年と言えば

およそ人一人の人生に相当する

それだけの時間が経ってもまだ

日本を含め一部の人々は

核という暴力の傘で

平和が維持されると思い込んでいる

でも

それは単なる暴力で

物事の解決にはまったくなっていない

そのことに

彼らはいつ気づくのだろう

ボタンを押してからでは遅いのに・・・


奇しくも

昨日沖縄県知事の翁長さんが亡くなられ

沖縄もこれから米軍基地をどうしていくかの岐路に立って

難しい時期を迎えている

たぶん問題の根本は

基地をなくすかどうかということではなく

米軍兵が沖縄県民の人権を無視するようにやりたい放題をするから

これ以上は耐えられないってことで

お互いが人として敬意をもって過ごしていけば

こんなことにはなっていかなかった気がする

なにもかもが

圧力や暴力から発生しているから耐えられなくなるわけで

たとえ生活上いくつかの問題があっても

お互いを思いやり解決していこうという気持ちさえあれば

ある程度は耐えられるものなのだと思うけれど・・・


個人的には基地の問題は沖縄だけに大きな負担を負わせ続けるのはどうかと思うから

国全体で考えていった方がいいと思うし

大体

それだけの米軍が日本に必要・・・?

最近では日大とかボクシング協会とかでも情けない問題が起こってるけど

もう暴力や圧力による支配はやめて

お互いが気持ちよく暮らしていけるように

手を取りあっていい方法を考えていくべきなんじゃないかなぁ

きっと核が必要と思っている人たちは

自分を信じられない弱い人だから

人も信じられず

武器に頼ってしまっている気がする


・・・って言ってるわたしも

もう言葉だけじゃなく

もっと積極的に何かに協力していかなければ・・・

大したことは出来なくても

階段を一つ上り

また一つ上る、というように

小さなことでもできることを探して

やっていきたいな、って思います

広島・長崎の人々から感じた強い思いと

沖縄県知事と沖縄の人々がみせてくれた勇気を

無駄にしないために・・・



遊びに来てくださって、ありがとうございました
コメント (2)
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