kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

”避難準備”出ました・・・

2018-07-29 14:23:44 | 介護
台風12号がようやく去って

あっという間に真夏の日差しが戻ったこの地域

今回の台風は観測史上初の東から西へ進行するもので

しかも東海地方沿岸を移動し上陸したから

静岡県は東から西までくまなく大雨と暴風が吹き荒れ

大変なことに

でもこの街に関しては今までもあまり大きな被害がなかったので

それほど心配してなかったら

昨日の夕方になり

まさかの「避難準備」がところどころに発令し

そこには実家も含まれていた

もちろん大型の台風とは認識してたから

一昨日母に電話して

外にある鉢植えや物干しスタンドを片付け

部屋に避難用のリュックなどを置いておくように伝えておいた

でも実際避難準備が発令されたので

実家のほうはどうなのかもう一度確認

すると

「あーら、大丈夫よ」と余裕の母

でも

「外の物干しは部屋に入れておいた方がいいの?」

えっ、それ昨日言ったよね・・・

でももう風や雨が強まっていて

下手に外に出て転倒でもしたら大変だから

「風と雨が落ち着いたら家に入れて」と伝える

で、避難をどうするか聞くと

「でも誰も避難してないみたいだから大丈夫」

・・・っていう母はたぶん隣近所は確認してないと思われる

でも足が悪い母は誰かの手助けがないと避難できないし

避難場所は実家より川に近く

その川は20年前に氾濫したところ  川べりのアパート1棟がどんぶらこと流れていきました

だから避難した方が危険ってこともある

なので

「窓ガラスが割れたり雨漏りがしたり

 いつもと違うことが起こったらすぐ電話して」と伝える

たぶんその時には避難場所よりうちに来ちゃった方が安全そうだから

まあ、心配は尽きないけど

不安をあおっても意味ないので

困ったら連絡するように伝え電話を切る

すると

1時間後に電話がかかってきて

もしかして・・・とこっちが不安になったら

母「風も雨も大丈夫だから心配しないで」とのこと

あっそう・・・

まあ母が言うことは今ではあまり当てにならないので

今日お惣菜を持っていきがてら実家中をくまなくチェックしたけど

問題なさそうでようやくほっとする

この間の西日本の洪水の時も

大丈夫と思ってて逃げ遅れた方が多数いたから

教訓にしようとは思っているけど

実際自分のところで災害が起こりそうなときは

なかなか避難の決断が難しい

まあ、自分一人ならさっさと避難できるけど

母のように足が悪かったり病気で動きが取れない方は

本当に難しいし

そういう人を説得して外に連れ出すのは

極めて難しいと言わざるを得ない

たまたま今回は大きな被害もなく通り過ぎたけど

でもやっぱり

次に避難準備とか避難指示が出たときは

わたしが母を連れ出さなくっちゃね、って改めて思った

命を守るための行動って

口で言うほど簡単じゃないって実感した

台風騒動なのでした~



この地域は台風は去ったけれど

まだ先日被災された地域では猛威を振るっています

これ以上何も被害が出ませんよう祈っています



遊びに来てくださって、ありがとうございました
コメント
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