kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

もはやお笑い?

2018-03-29 20:08:50 | 介護
じわじわと

認知症が進んでいる様子の母

会話のかみ合わなさもけっこうな感じになってて

今日のお買い物の移動中の会話は・・・

母「ごぼうがとっても体にいいらしいから食べなさいよ」

でもごぼうはつい最近けんちん汁ときんぴらにして食べたばかりだし  母にもあげたからわかってたし、母が食べたいわけじゃないそう

調理もちょっとめんどくさい

なのでお断りすると

母「あら、洗って切るなんて簡単じゃない

  たわしでこすればいいし・・・」

でも、それだって皮剥くより手間がかかるし

ささがきにするのもかなり面倒なわたし

で、そう言ってみると

母「そんなことないわよ

  だってたわしでこすればいいんだもの

  やってみなさいよ」

いや、やってめんどくさいから言ってる

それに、ささがきは時間かかるって言うと

母「大丈夫よ、そんなことしないでたわしでやれば」

あれ?話が・・・

私「だからね、ささがきが面倒なの」

母「だからそんなことしないでたわし使えばいいのよ」

私「じゃあたわしで洗った後、長いままのごぼうをどうするの?」

母「切るに決まってるでしょ」

私「だからその切るのが面倒なの!」

母「だからささがきにすればいいじゃないの!」

私「・・・」

難聴がある母に対してはかなり大きな声で話してる

だから

話がかみ合わなかったのは

母がついさっきまで「ささがき」を理解していなかったからだと思われる

・・・でもね

このあたりまで来ちゃうと

もう「いらっ」じゃなくて笑えるレベルで

運転しながらもうおかしくっておかしくって・・・楽しめる

もしやもうちょっと認知が進んだら

M-1グランプリに出られるんじゃないかって

真剣に考えたりして・・・

それに

この先母はどんな風に認知が進んでいくんだろう、と

怖いもの見たさの気持ちも・・・  いや現実は相当厳しいものになると思うけど

まあね

全部が笑いになるわけじゃなく

母は自分の好みや興味はみんなと同じと思ってるから

この会話の後も「ごぼう、いいのにねぇ」とかくどくど言ってて

さすがにそれは楽しめないし

とにかく押しつけがましいところは

なんとかなってほしいけど、絶対変わらない

まあ、仕方ないけど・・・

それでも以前みたいな”いらっ”は減って

ちょっと気が楽になってきてる

これなら今後の介護もなんとかやっていけるかなぁ、と

気分もちょっと春めいた

今日のわたしなのでした~

長期戦だから気楽に行きたいけど

なかなかそういかないのが介護なんですよね~



遊びに来てくださって、ありがとうございました
コメント
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