kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

不安

2017-07-08 12:46:48 | 日記
テニスの4大大会の一つ

ウインブルドン選手権が開催され

連日熱戦が繰り広げられているけど

先日ちょっと気になる出来事があった

女子シングルス2回戦で

アメリカのサンズ選手が試合中にひざを負傷し

救急搬送されたことだ

詳しい状況はわからないが

ネット際のプレーのとき

急に膝を抱え込んで転倒したらしく

その際ひざは著しく変形していたようだ

原因は

元々サンズ選手の膝に何が問題があったのか

それともコートのコンディションが膝に負担をかけたのか

それともほかになにかあったのか

今のところわかってはいないようだけど

その前にも

他のコートでは(18番)芝がものすごく薄くなっていて

一部穴が露出していた、という情報もあった

確かに画面で見てても

18番に限らずどのコートでも

選手が走り回るところは特に芝がはがれて地面がむき出しになっていて

見た目もよくないけど

選手もこんなコートを走るのは大変そうだな、と

思わされるし

それでもし選手の体に負担がかかるのならば

無理やりこの会場で試合を続けるのはどうなのか、と思ってしまう


選手にとっても見る側にしても

確かに4大大会の会場は

聖地のように感じるし

そこで戦ってこそ意味がある、っていうこともあるかもしれないし

会場運営をする側としても

健全な経営のためには

4大大会以外にもできるだけ会場を使ってもらって

収入を増やすのも大切だろう

でも

もしそれでコートのコンディションが悪くなり

選手が気持ちよく戦えないばかりか

けがをする可能性を考えながら試合することになるのなら

歴史の重みも含めてそこで戦う意味は

薄れてしまうのではないか


例えばゴルフとか

立ち止まって地面のコンディションを確かめられるようなスポーツなら

多少状態が荒れてたってなんとかなるかもしれない

でも

テニスのように常に走り回らなければならないスポーツは

そこに穴があるかもとか

ここは芝がないから避けようとか

そんなことは考えてられないし

それでは試合にならない

だから

ウインブルドンに限らないけど

選手がみな自分の実力を十分発揮できるように

会場のコンディションを整えるってことは

本当に大切だと思う


ウインブルドンはこれからみな頂点を目指し

さらに白熱した試合が続いてく

これ以上負傷者が出ず

どの選手も気持ちよく全力で試合を戦えるよう

願ってやみません
コメント
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