kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

投薬ミス

2017-05-10 20:01:18 | 日記
時々ニュースなどで投薬ミスの事件を見るけど

実際はいろんなところで日常的に起こってて

自分は関係ない、なんて言ってられない

以前わたしも

風邪で受診した際何種類かの薬を医師に処方され

それ自体は問題なかったけど

薬局で薬を受け取って家に戻り

いざ飲もうとしたら

漢方薬の一つが全然違うものだった

というのは

医師が言ってた薬の名前が違ったので

薬の説明書きと照合したら間違いが判明  薬の説明書きはちゃんともらってよく見たほうがいいです!

普通薬局では薬の確認は2人で行うことになってると思うけど

多分忙しさに紛れてそれをしなかったと思われる

具合悪いのに急いで薬局に戻り

間違いを伝えて変えてもらった

その際薬を待ってた他の患者さんたちには

その一部始終は丸聞こえだったけど

それは仕方ないだろう

必要のない薬を飲み続け、必要な薬を飲めなければ

いくらいい見たてをしてもらっても

何の意味もない


病院での点滴や薬の名前や量の間違いばかりに注目が集まるけど

介護施設だって間違いが起こる

例えば同じ苗字の利用者さんに

間違って逆の薬を配ってしまう場合  ラウンジなどに皆を集めて一緒に食事する場合は起こりうる・・・

薬の内容によっては命取りになることもある

施設ではバーコードなんかは使わず

配る人の目でしかチェックしないから

当然たまにヒューマンエラーが起こる、ってわけ

しかも配る人と飲ませる人が1人だけだと

間違ったことさえわからないって事態も起こる


病気や年齢のことで命が失われるのは仕方ないかもしれないけど

こういったミスで命のことになるのは

本当に残念

だからこういうことは出来るだけ人任せにしないで

自分自身もちゃんと確認するっていうのが大事

1.まず受診の時は医師の話をよく聞いてどんな薬を出すつもりなのかを確認

2.それから薬局では説明書きと薬を照らし合わせながら医師が言ってた薬かどうか確認

3.家に帰ったらそれぞれの薬の副反応(副作用)をよく見て

  内服開始後から次の受診まではその症状が出ないか注意して、症状がひどいようなら中止する

  その際その薬を毎日内服する必要があるなら、すぐ受診して他のものに変えてもらう

4.飲み続けていた薬が変わった場合は、その薬がちゃんと処方されているかと副反応を確認

結局自分の命は自分で守る、という意識がとっても重要ってわけ


大変な事態が起こってからでは遅い

だから

命のことは人任せにせず

まず自分(または家族)が主体となって治療を進めていく気持ちでないと

何か困ったことが起こる可能性があるって

ぜひ皆さんの心に留めていただきたいな、と

切に思います
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