kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

物忘れの薬、その後

2016-10-13 16:06:13 | 介護
今日は母の受診日

前回から物忘れの薬が始まり

2週間のお試し期間が過ぎたので

明らかな副作用が出なければ

本格的に開始となる

で、母は

「なんとなくフラッとする気がするの。倒れたりはしないんだけどね」

なにしろこの薬が始まってから

副作用の症状がないかと

毎日のように説明書を眺めているらしい

こんなに勤勉な母は珍しいくらい  今までそんなことしたことないし

”たぶん気のせいだよ・・・”と思うわたし

でも一応

「先生にそう話してみたら」と伝える

余計なことを言うと

”もうこんな薬飲まない”って言いだすに決まってるからだ

その辺はさらっと流して

病院へGO

あとは本人と先生との話し合いに任せる

で、受診後

処方箋を見ると、その薬が入ってる

よしよし、とほっと一息のわたし

そのまま薬局へ行き薬を受け取る

すると、担当の薬剤師さんに

母「わたしはこんな薬いらないって思ったし

  娘に無理に飲まされてる気がしてたの

  でも先生に娘とおんなじこと言われて、すごく納得して

  続けることにしたんです」

ああ、そうでしょうとも

説得力のない娘で申し訳ございませんでした!

まあ、家族が簡単に素晴らしい説明をしてお薬を処方できたら

お医者さんはいらなくなっちゃうけどね・・・

その横で、コロコロ笑ってる薬剤師さん・・・

まあいいや、続ける気になったんだから

そんなこんなで一件落着

そのあとお買い物して

いつもはランチなんだけど

私が体調不良で

昨日からほとんど食べられない

なので、ランチは母が行きたいところに連れていく、というと

とたんに立場が逆転する

「やっぱり、顔色が悪いと思った

 そんな時はちゃんと食べないと!

 お腹の調子がよくないなら、おうどんにする?」

だから~、気持ち悪くて食べられないって言ってるでしょ

ほんとに、今話してることもすぐ忘れるんだから

薬が必要なんです

なんて、本人には言えないけど・・・

そのまま

「何か食べなさい」

「食べられない」

っていう、全くかみ合わない会話を続けながら

母を連れて帰る

まったくいちいちイラッと来るけど

・・・しょうがないね

今に始まったことじゃなし

もうそれほど頭に来ることもない

それより

わたしが年取った時こうならないように

気をつけなくっちゃ

みなさんをイラッとさせないように・・・
コメント (2)
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