kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

徘徊時の事故で思うこと

2016-03-02 20:59:13 | 介護
今ニュースで話題の

認知症患者さんの徘徊時の事故

今回は線路に入って電車に接触し亡くなったもの

最高裁の判決で

家族にJRへの賠償責任はないとのこと

一生懸命介護していた家族にとっては

大事な人が亡くなったことに加えて

賠償責任がおきたのでは

全くいいとこなし

この判決はよかったように思う

その反面

被害をこうむったJRにとっては

全くいいとこなしで

ちょっと気の毒な気もする

でも

現在高齢者の認知症患者は年々増加していて

10年後には5人に一人の割合になるという

そういうこと考えると

とくに電車などの

事故による影響が大きい会社は

早めに柵を作るなどの対策をして

徘徊する人も小さな子供も

また自殺を考える人も

簡単には入れないような対策をするほうが

先々にはいいように思う

まあ、その費用はどうするってことについては

難しいところでしょうが・・・


今回のニュースで

また介護の現実を

考える機会になった

いまですら認知症や寝たきりや

いろんな症状で苦しんでる高齢者やその家族がたくさんいるのに

10年後は

若い人がもっと減るのに

認知症は驚くほど増える

いったい

その時には

誰が介護するんだろう・・・

しかも

その後高齢者が減ったって

子供の数も年々減ってるから

状況は変わらない

そうかと言って

とにかく延命や長生きを推進してきた

今までの医療や政策を批判したって始まらない

とにかく今すぐにでも

今後の対策を立てなきゃ

日本は高齢者が多すぎてつぶれかねない

子供たちに夢ある未来を残したいなら

ここが肝心だし

今から何をするかが肝心

いまこそ

みんなで考えよう

日本

コメント
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