kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

終戦の日に寄せて

2015-08-15 21:23:20 | 日記
今年は

終戦後70年と

安保関連法案に対する抗議などの影響などで

終戦に関する番組や記事が

多いように思う

それは私たち日本人にとって

大切なこと

理由はどうあれ

皆が注目することで

残酷な戦争の事

語り合うのは

いいことだと思う


安保関連法案に賛成の人は

近隣諸国の変化に対抗するため

日本も戦う態勢を整える必要があるといっている人もいるけど

武力で制圧できる時代は

もうとっくに終わっていると思う

だいたい

科学や技術の発達で

こんなにも世界が近くなり

一般庶民が

海外にお友達を持つことも

珍しくない昨今

国同士が衝突して

戦争を始めたからって

戦地で出会った海外の大切な友人を

傷つけたり殺したりすることが

できるだろうか

友達本人でなくたって

友達の友達とか

人はつながりあっているんだから

自分とどこか関わりのある

善良な人たちを

日本人でないからって

襲ったりすることなんて

できないだろう


そもそも

問題のあるのは

政治的な話のところで

一般の国民は

大体善良な人たちだ

韓国や中国の方たちだって

SNSを見たり

実際に話してみると

いい方ばかりで

国や皮膚の色は

全く関係ない


それなのに

いざ戦争になったら

被害を受けるのは

そういう善良な人たちだけだ

傷つけたり殺したりして

大喜びする人がいるだろうか

米国で戦地で戦った兵士の多くが

あとでその戦いがトラウマになり

人生を台無しにされているそうだ

戦争で出会わなければ

大切な友人になっていたかもしれない

武力や暴力は

もはや人も国も幸せにしない

そのことを

気付いていないのは政治家だけだ

いったいそれだけ多くの犠牲を出して

何を守れるというのか

すべてを傷つけるだけで

守れるものなんてない


日本は唯一の被爆国だ

だから全力で訴えられることがある

人殺しや暴力は無意味だ

かつて日本だって

隣国の人々を傷つけた

その報いはいまだに続いている

歴史をよく見てみれば

子供だってわかることだ


いまの世の中

地震や洪水などの自然災害や

事故・事件などの人災

そして病気で

多くの命が失われている

私たち人間が戦うのは

それらであって

決して人ではない

自分を守るために戦争して

結局みんな死んでしまったら

なんの意味があるだろう

でも

原爆なんて物騒なものをたくさんの国が持ってる今

そんなことが起こってもおかしくない

すべての人智は

皆が共存していくために

使われるべきだ


どうしても誰かと戦いたいのならば

レスリングとかボクシングとか

自分の力だけで

1対1でやればいい

自分のために

他の誰かの命を使ってはならない

命に上下はないのだから


もっと言葉をつくして

戦争体験者の話をよく聞いて

話しあおう

二度と同じ間違いを犯さないように

子供たちに平和な未来を残せるように
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