kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

一人旅は危険な香り Part 9

2015-03-18 22:18:56 | 旅行
素晴らしいバルセロナの後は

ニースへ

ここでは主だったトラブルもなく

お買い物したり

モナコ観光や

グラースまで足を延ばして香水作ったりして

けっこう楽しかった

そして次が

一度は来てみたかったヴェネツィア 水の都

道中はトラブルなし

インフォメーションも開いていて

ホテルもちゃんと取れた、

んだけど

この辺りまで来ると

お財布もちょっとさみしくなってくる

それでホテル代を少しケチったのがよくなかったのか

予約したホテルは

晩夏なのにエアコンなし

ヴェネツィアは建物が込み合ってて

ホテルは上層階でも

風があまり通らないんです・・・

一晩がんばってみたけど

暑すぎて全く寝られない

ホテルの経営者はいい方だったんだけどねー

翌朝はまず

ホテル探しから始めました

あちらは

希望したらお部屋も見せてくれます

で 何件か廻って

エアコンが効くお部屋ゲット!

そのあとは大きな問題なく

観光も食事もよかった

乗り合いの船で小さな島に渡ったり

私はゴンドラには乗らなかったけど

ゴンドリエール(ゴンドラを漕ぐ人)の歌を聞いたり・・・

だけど最後が・・・

ミラノにもどる列車のチケットを取ろうと思って

駅に行ったら

駅員さんが

”ああ 明日はストだから列車は出ないよ”って

えー!!!

うそ だめ!

それじゃ日本に帰れない

だからって駅員さんにはどうしようもない

仕方ないからバスとか他の方法を検討していたら

なんだかストが中止になったらしく

ああよかった

というわけで

無事ミラノにもどり

観光してから日本に戻ってきました

今回はお買い物もそこそこにし

スーツケースも余裕の笑顔

終わりよければすべてよし

って

またまた

今回の反省もそこそこに

次の旅行に夢をはせる私でありました


またいつか つづく
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一人旅は危険な香り Part 8

2015-03-18 21:47:42 | 旅行
さて

しょっぱな大変だったけど

すばらしいバルセロナを離れ

一路マルセイユへ

港で有名なこの街は

ブイヤベースとか石鹸とかでも名が知れてる

ちょっと苦労したけど

電車のチケットは取れた

で、レッツゴー!

途中1回だけ乗換があるんだけど

なんとその駅を間違えた・・・

しかも急行とかあまり止まらない小さな駅

それでここでも無駄な時間を過ごし

マルセイユに着いたのは夕方

で、インフォメーションがまたまた閉まってるー!

右に行ったらいいか左に行ったらいいかもわからず

本当に困り果てた

(これだから友達の行った通りホテル予約すればよかったのに あいかわらず学ばない人なのでした)



”エクスキューゼ モア?”

今度声をかけたのは

改札の駅員さん!

相当びっくりしたと思う

変な日本人が”いいホテル教えてください”だなんて

でも

その駅員さんもほんとにいい方で

家族に連絡を取り

駅から近いホテルを探してくれました

心から、心から感謝です

その後

マルセイユでも

ブイヤベース最高だったし

観光も楽しんで

ほんと素晴らしい時間を過ごしました

・・・

時々仕事のことで

偉そうなこと書いていますが

まず私自身に

”経験から学べ!”

と 反省しております

つづく
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一人旅は危険な香り Part 7

2015-03-18 21:06:29 | 旅行
前回のお話からはや十数年

あれから私なりにいろんな所へ行き

英語も少し話せるようになり

ちょっと海外旅行に自信もついてきた

この時は

スイスにいるお友達を訪れる目的だったけど

どうせ行くならついでとばかりに

スペインからイタリアまでの2週間をつけたしてみた

スイスにいる間はもちろんお友達任せ

その後の旅行について友達は興味津津

友”どうやって廻るの? 飛行機とかホテルは取った?”

今回は最後ミラノから成田までのチケットしか取ってない

あとは行ったとこ勝負さー!

友”えー?ホテルは取ったほうがいいよ だいじょうぶかなー?”

私”たぶん大丈夫 なんとかなるさー”

まずはバルセロナ

そのチケットはスイスで取って出発

日曜の午後だったけど

なぜか飛行機の出発が遅れ(友達いわく “いつも通り”)

バルセロナに着いたのはすでに夜

しかも日曜のせいかインフォメーションが閉まってる!!!

えー!聞いてないよぉ・・・

仕方ないからスーツケース引いてとりあえず街中へ

人は賑わってるけどどこに行っていいかわからない

これというホテルも見当たらず・・・

もう不安でいっぱいになりながら歩いてみたけど

怪しいホテルでも困るし・・・

”友達はこういうこと心配してたんだなー”と

ようやく思い当ったけどすでに手遅れ

1時間以上うろうろした揚句・・・


”エクスキューズ ミー”

必死の思いで声をかけたのは

バルセロナのお巡りさん

変な観光客だと思ったでしょうに

その頼りがいのあるお巡りさんは

訴えをきちんと聞いてくれ

さらに自分の知ってるホテルに電話をかけてくれ

泊まれるように手配してくれた

しかもすっごくいいホテル

本当にありがとう、と何度もお礼を言い

ホテルの前でお別れしました(ついでに送ってくれました)

もうバルセロナ大好きになりました

そのあともバルセロナはいいこと続き

おいしいごはんと素晴らしいフラメンコ

美しい建築物(グエル公園もカサミラもよかったけど、サグラダファミリアは最高)と夜景

なにもかもワンダフル!

その後お巡りさんにもう一度お礼を言おうと思って探したけど

もう見つかりませんでした

たまたま巡回中に

へんな日本人につかまっちゃったらしい・・・

もう会えないけど

感謝感謝

いつかまた訪れたい街です

(バルセロナは迷惑かも・・・)

つづく
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恐るべし イギリス人・・・その2

2015-03-18 15:37:26 | 旅行
イギリス滞在時のちょっとびっくりなお話

5.冬の夜長はおうちでテレビ

  ご存知の方も多いと思いますが

  イギリスの日没は

  夏は夜9時ころなのですが

  冬は4時半くらいです(ちなみに夜明けも7時くらいだったような)

  もちろんサマータイム制を導入しているのに、です

  それに冬はとても寒い

  気温が零下なのに雪が降らないので風が吹くと極寒の世界です

  手袋とか重ねても役に立たない

  土のサイクリングロードなんて

  朝までに霜が降りるけど

  それがとけきらないうちにまた夜が来て

  どんどん凍っていく(滑って転んだこと数回)

  うー! 思い出しただけですっごい寒い・・・

  そういう気候で

  パブは夜11時15分で閉店(法律で決まっていました)

  だから行くところがない

  結果仕事が終わったら家に帰り

  夕食の後はテレビの前に陣取り

  そばにナッツのでっかい籠を置いて

  ばりばり もぐもぐ(ナッツは別腹らしい)

  ・・・太るわけですよねー・・・

  ちなみに私のホストファミリーは

  皆太っていました


6.シャワーは小雨

  おうちの造りにもよるのですが

  私がいたところはお湯はタンクにためて沸かすタイプのものだったようで

  それを使い切ってしまうと

  当然ですが水になります

  お風呂はお湯をためると

  もう水になるので

  シャワーか湯船のみかのどっちか

  体を洗おうと思ったら

  シャワーしかありません

  あっ でも イギリス人はお湯につかってその中で体を洗っても

  流さないでタオルで拭いて終わりですけどね・・・

  そのシャワーが

  ほんとに小雨 水滴のひとつひとつが見えるくらいです

  あれ、英語のシャワーってどしゃぶりのことじゃなかったっけ・・・

  真冬は

  お風呂に暖房も入ってるんだけど

  微妙に寒い

  極寒のイギリスにいると

  あったかいお風呂が

  夢に出てきます・・・


7.ごはんは・・・

  普段のお食事は

  あんまりおいしくなかったですが

  (クリスマス休暇でパリに行った時 朝食のクロワッサンのおいしさに感激しました)

  スコーンとかスウィーツはおいしかったです

  紅茶はとにかくよくいただきましたが

  それもおいしかったですね

  そうそう

  クリスマスプディングとかミンスパイとかイギリス独特のものもあって

  味はともかく

  楽しめました

  味覚って国によって違うんでしょうね・・・


8.海外では どこの国の人かわからない

  今では日本にも多くの外人さんが来られ

  一見どこの国の方かはわかりませんね

  観光地では時々声を掛けられますが

  中国人とか台湾人に

  間違われたこと?は何度もあります

  あちらの方は躊躇なく人に声をかけられる性質なのでしょうか?

  それでたまーに日本人から声をかけられると

  うっかり”Sorry?”などと言ってしまい

  ”すみません”と逃げられてしまうことがありました

  英語でモノを考えようとがんばってると

  柔軟性に欠けるようです

  あの時はほんとに申し訳なかったです・・・


9.本場のクリスマスは違いますねー

  クリスマスはパリで過ごそうと思ったけど

  ホストファミリーが

  うちでクリスマスを一緒に祝いましょうと誘ってくれたので

  それならばと

  23日の夜にパリから戻ってくると

  おうちはクリスマスツリーやカードで飾られ

  まるで別世界

  本で読んだ通り

  クリスマスツリーの下に

  みんなのプレゼントを置いて

  イブはフルコースのディナー

  結婚して別居しているお子さん・お孫さんたちと一緒に

  ほんと素敵な時間を過ごしました

  翌日は近くの教会に行き

  私は信者じゃないけど

  勉強になるからと連れて行ってもらい

  事情を話したら

  神父様のお説教のあと

  パンとワインもいただきました

  教会もライトアップで美しく

  なにもかもが

  ほんとうにすばらしい

  夢のようなクリスマスでした

  ちなみに

  あちらでは

  新年のお祝いはありません

  クリスマスが終わっても

  ディスプレイも割とそのまま

  新年は

  2日から平日として稼働しています

  日本と随分違いますね

  (ただクリスマスのディスプレイは10月頃から始まります)


ずいぶん前の話なので

今とはちょっと違うかもしれません

私も若かったので

いい意味でもそうでなくても

驚くことがほんとに多かったです

行って、見て初めてわかること

たくさんありますね

またチャンスがあったら

いろんな国に行きたいです
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恐るべし イギリス人・・・

2015-03-18 14:55:54 | 旅行
もうずいぶん昔の話ですが

イギリスには2回行きました

それぞれホームステイしたのですが

2回目の時は期間も長かったせいか

けっこういろいろな観察ができました

というか

気付かざるをえなかったというか・・・

家政婦は見た!ならぬ 留学生は見た!

今はいろいろ情報が入りますが

そのころはイギリス人の生活仕様など

入って初めて知ることが多く

びっくりの連続でした


1.味付けは食べるときに・・・

  調理の時、ホストマザーはあまり味付けをしませんでした

  なのでお肉もお野菜も味がない

  テーブルに塩と胡椒が置いてあってその都度つけるのですが

  ご主人はまるで雪が積もるように塩を延々と降りかけていました

  ふつうはかけても塩はあまり見えないですよね

  彼のは・・・多すぎて溶けないんです

  ちょっとした塩のお山ができてるっていうか・・・

  それを平気で食べてました

  日本人は塩分とり過ぎっていうけど

  イギリス人には負けた・・・と

  うれしいような悲しいような・・・

  ご主人の血圧やいかに!!!


2.食器用洗剤は料理のアクセント?!

  イギリス人は食器を洗剤で洗った後

  水で流しません!(皆がそうではないと思いますが)

  だからつぎに料理を盛ると 一緒にお口の中に入ります

  奥様いわく”これは体には無害なのよ”smile付き

  いーや 絶対そんなことありません!

  って反論できなかったけど

  私は毎日お皿洗いをさせていただきました

  奥様も喜んでめでたしめでたし・・・


3.ご近所さまは探偵のごとし

  とにかくどんな些細なことでも知ってる

  おうちのつくりが

  1つの建物を真ん中の壁で仕切ってあるためか(?)

  お隣さんとは超仲良し

  もちろんホストファミリーに話したことは筒抜けだけど

  それ以外のことも どこで聞いてくるのかよくご存じ(学校でのこととか)

  友達と出かけて夜遅く帰ってくると

  次の朝

  お隣さん”あなた ゆうべは夜中の1時半だったわね”

  見てたのー?

  恐るべし 奥様情報局


4.日曜はお昼にディナー

  最初の日曜日

  お出かけの後 お昼がすっごく豪華だった

  びっくりしたけど

  喜んでいただいた

  そしたら夜は

  奥様”はい”って渡してくれたのは

  ポテトチップスの袋

  えー?!

  さすがに聞いてみると

  日曜日はお昼がディナーとのこと

  さらにそのころ日曜日はスーパーもお休み

  覚悟ができてないと結構つらい 日曜の夜

  翌週は早いうちから

  週末の夜に備えて お買い物しておきました

  
  以後つづく
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