kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

一周忌

2023-11-05 16:17:50 | 介護

今日は母の一周忌

あれから1年が経ったってことだけど

長かったのか、短かったのかよくわからないし

こういうことだけは違う時間が流れてるのかなって感じるのは

おふたりが旅立った後と似ている

それはともかく

今日は朝から家のことをしつつ自分の準備もして

お花なども買ってきて

それから忘れちゃいけないのが

足の皮下出血斑

昨日まではばんそうこうで隠そうかなとか

ファンデーションを塗って、その上から透明なテープを張ろうかなとか

あれこれ対策を考えていたんだけど

意外にもだんだん薄くなってきまして

ちょっと濃い目の黒のストッキングをはいたらそれほど目立たなかったので

そのままってことにしました

で、肝心の一周忌の法要は

お寺で身内だけでこじんまりと行うことにしたので

お坊さんも一人かと思ってたら

若い方ふたりと小学生くらいのかわいいお坊さんも来られて

どうやらこのお寺のご住職の息子さんたちだったらしく

皆さんきちんとお経をあげてくださる

それがかわいくってね!

もうついついちびっこお坊さんに目がいって

「かわいい」なんて囁いちゃうし

お経も皆さんの声がそろうと本当に荘厳な感じがして

母もきっとすごく喜んでいたと思う

わたしたちも大満足で法要を終えて

とてもいい時間が持てました

時間にすれば1時間足らずのささやかな法要だけど

高齢者もいたので、むしろそれの方がよかったし

何もかもありがたい式になりました

ということで

一周忌、無事済みました

そして1年後は三回忌

またここのお坊さんたちに法要をしてもらえることが

ちょっと楽しみになりました

 

遊びに来てくださって、ありがとうございました

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苦しかった1カ月

2023-10-07 15:50:18 | 介護

ここのブログは1年前の記事が毎日送られてくるので

去年自分がどうだったか、何を考えていたのか

またどんなことに興味を持っていたのかがよくわかるんだけど

1年前のここ1か月の記事は

どうしたって母のことが多く

本当に忙しくて苦しい時期だった

母は胆のうがんがもとで2度手術を受けたけど、2度とも転移して

3回目の手術は母が拒否したため

もう年は越せないだろうと言われた、それが8月のことで

そこからは母の免疫力と体力にすがるしかなく

わたしとしては母の気持ちが元気になってほしいと思って

母とも相談して

9月はまず両目の白内障の手術をして眼鏡も作り

さあこれからお楽しみの始まり、と思っていた矢先に

がんが原因の脳梗塞が発症して

血液サラサラのお薬を飲んだら、今度は出血がひどくなり

具合も悪くなって

9月はじめから10月最初の1週間でその7割くらいは病院通いして

それ以外の日にも調子が悪くてお世話して

もう母もわたしもくたくた

それで去年の今日、母が倒れて入院したんだけど

ブログを読むとそれをまざまざと思い出し

かなり心が重かった

とにかく考えられることすべて考え、できることはすべてやって

正直お互いよくがんばっていたなって思うし

もう一度同じ事をしろと言われてもできないかもしれないと思う(病院にも何度も時間外に電話してお世話おかけしました)

だから

たりないことも多かっただろうし、反省することはあっても

後悔してつらい、みたいな気持ちはない

まあそこだけがよかったと思うところ

うちは介護はそれほど大変じゃなく

家にいる間は母はそこそこ自分で動けて、話すこともできたから

母にとってはそれほど悪い日々じゃなかったと思うし

わたしも母が最後までこういう生活ができたのはまあまあじゃないかなって思う

まあ

そのあたりのことは母に聞いたことはなかったので

本当は不満ばかりだったかもしれないけど・・・

だからその辺は夢に出てきてちゃんと伝えてくれないと

ぼんやりした娘は一生知らないままになっちゃうよ~

そんな感じで過ごした1か月

つい最近のことのようで

ずいぶん昔のことのような・・・

いろいろがギュッと詰まった日々を

今もう一度思い出して考えるのもまた大切なのかもと思う

わたしなのでした

 

遊びに来てくださって、ありがとうございました

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コロナに翻弄された日々

2023-09-13 18:33:26 | 介護

新型コロナウイルスはここへきてまた新たな変異株が見つかり

感染者もじわじわ増えてきた

今はもう5類になって感染状況の詳細が報道されなくなったので

あまり気にしていない方も多いと思うけど

実際は学級閉鎖・学校閉鎖も起こっていて

身近でも感染してる方が増えていると思うから

それなりに気をつける必要があると思う

コロナで思い出すのが母のことで

母ががん疑いと言われてから亡くなるまでの間は

ずっとコロナ禍が続いていて

手術や体調管理のため、外出が極端に少なくなり

病院受診後も家に直帰することも増えて

母は直接何か言ったわけではないけど

母にとってはかなりストレスになっていたと思うし

わたしもできれば外に連れ出したいと思っていたけど

「ここで感染したら命のことになるかも」と思うと

なかなかその一歩が踏み出せなかった

自分ではどうしようもないことでも

せめてもう1回でも2回でも連れて行ってあげられたら、と

残念な思いが残ってしまう

それに

最後の入院中はいつ命のことになるかわからないということで

ずっと特別に面会許可をいただいていたけど

亡くなる数日前に母を担当した看護師さんがコロナに感染し

母が濃厚接触者になってしまったので

そこからは亡くなる直前までは面会ができず

淋しい思いをさせたと思う

まさに最後までコロナに翻弄された1年半余りで

こういう思いは他の人にはしてほしくないなって思う

5類になった今は濃厚接触者などは関係なくなったけど

本人や家族が感染してしまったらそばにいられないし

それで命のことにはならなくても、状態が悪化することは十分考えられる

だから

やっぱり感染予防をしっかりして

元気でいる、あるいはいい状態を保つっていうのが

一番大事じゃないかなって思う

みなさまもお気をつけくださいね

 

遊びに来てくださって、ありがとうございました

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納骨式

2023-06-25 15:55:30 | 介護

今日は母の納骨式でした

って書くと1行で終わるけど

これが本当にいろいろあって大変

うちは元々弟のお墓があったんだけど

今後墓を守っていく人がいなくなるので

永代供養にしないといけない

けど弟のお墓はそういうのではなかったので

母の生前からそこは墓じまいをして新しくお墓を探すことは話していて

母にどういったお墓がいいか何度か聞いたんだけど

なかなか具体的な話が出てこず

そのうち母の具合が悪くなっていき

そうなるとお墓の話はすごく現実的でうれしくない話題だったせいか

もう話が全く進まないまま母が亡くなり

役所回りなど必要なことが全部済んでからようやく手を付け始めたけど

今はお墓の種類が多すぎて

何がいいんだかさっぱりわからない

それでいくつか見学して、こういうのがいいかなって思うのを厳選するとともに

弟のお墓の墓じまいを進めていったんだけど

お骨を移動する場合は改葬許可申請書っていうのを役所に出さないといけなくて

それにはお墓を管理する人の署名捺印が必要で

そのあたりでちょっとトラブり

2か月くらい時間がかかっちゃった💦

で、ようやく署名捺印をもらって墓じまいをしたら

なんとお骨がない!

母は骨壺のまま入ってるって言ってたけど

実際はお骨を土に埋めたらしく

お骨らしきものも全く残ってなかったので

埋めたあたりの土を少し頂いてきた

というのは

母がお墓に入る時は弟のお骨と一緒にしてほしいと希望していたため

なので

改葬許可申請書も必要なくなり

あっちこっちに連絡とったり行ったりしたあの苦労は何だったのか?ってちらっと思ったけど

ま、ないものはないし、仕方ない

で、お墓の方はいろいろ考えて

もうお墓に訪れる人がいなくなった時お墓とお骨がずっと残るのは淋しいので

契約した年数だけ個別のお墓に入り

その後は永代供養塔に埋めていただけるタイプにした

これならしばらくは母は弟と二人で一緒にいられるし

わたしも体が元気なうちは母と弟のお墓にお参りできるし

もしわたしに何かあったときも、年数がくれば母と弟のお骨は永代供養塔に移してもらえる

本当は納骨は一周忌の時でもいいと言われたけど

その前にわたしが動けなくなると困るので(今は事故などでいつどうなるかわかりませんから)

やれることは早いうちにやっておこうと思って

今日納骨となった

納骨式自体はお墓にお骨を入れ、お坊さんにお経を唱えていただくだけなので

お花を生けたりお線香をあげたりしても全部で20分くらい

既に気温が高くなってきた時期なので

短時間で済んでむしろありがたかったし

母と弟を無事お墓に入れることができて

思いのほかほっとした

この先もお盆とか一周忌とかやるべきことはいくつかあるけど

ここまで何とかたどり着いて本当によかったと思った

納骨式のお話でした

けど

このお墓で本当によかったのか、母は喜んでくれているのか

そのあたりはちょっと不安

もう少し生前に母と具体的な話を進めればよかったかなって思うし

予めお墓も決めておくって本当に大事だなって思いました

 

遊びに来てくださって、ありがとうございました

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謎が多くて笑っちゃう

2023-04-30 17:29:06 | 介護

母の遺品整理は今も地味に続いているけど

時々「えっ?」と思うようなものに遭遇

先日はまずペコちゃんのタオルハンカチ

この絵がね、ものすごくかわいくて

どう見てもお子様むき

それがもらったならまだわかるけど

袋を見るとどうも通販で買ったらしい

で、欲しかったら使えばいいのに

ビニール袋に入れたまま仕舞いこんである

それからSサイズのジャージの上下

これはわたしが見たことないから

母がまだ歩ける頃に買ったのかもしれないけど

母は以前太っていたし

体重が減ってからもぴっちりした服は嫌がってた

だから着られないこんな服、しかも一度も着たことないジャージを

何で買ったかな・・・?

それとこれはびっくりしたんだけど

数年前にすごく軽いダウンのコートを買って

すごく喜んでたのに、その後見つからなくなって

どこにしまい込んだんだろうって思ってたら

洗濯用のネットに入れて

押し入れの奥に置いてあった

このコートが見つからなかったから上に羽織るものに苦労してたのに

なんでこんな風にしまっておくかな💦

まあ確かにわたしだって

後から考えたらなんでこんなもの買ったんだろう、って思うものも時々あるから

母のことは責めるつもりはなくて

ただ自分ではない人の買ったものって

こうしてみると面白いな~って思っちゃって

価値がないお宝を時々発見するような感じで

「え~、何これ?」とか言いつつ

意外と楽しく遺品整理してるっていう

ちょっと意外だった楽しい遺品整理のお話

やってもやっても終わらなくてめんどくさいなって思ってたけど

独り言も笑いもあって

意外といいかも

母、ありがと!

 

遊びに来てくださって、ありがとうございました

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