畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

オープンガーデンにお招きいただく(その1)

2024-06-02 04:35:17 | お出かけ
 昨日は親しくさせていただいている、写真家と料理家のご夫妻のお招きを頂きました。
オープンガーデンとして、一般公開されていますが、他にも多数の写真作品の数々と木工作品の展示が見られます。

 10時からのオープンなのですが、混む前の9時にという事でお邪魔します。
バラの花が最盛期のオープンガーデンはもちろんのこと、見事な写真の数々と木工作品も見せていただけます。

 長岡市川口町地域の山の上ですが、国道から分岐して1キロ足らずの山中です。
関越自動車道の越後川口I.Cからでも3キロほどでしょうか。我が家からは車で10分ほどです。

 アトリエ兼別荘は「シンラ」と名付けられていて、壁面には大きな風景写真も。
バラが主体、主役のガーデンですが、色々なクレマチスを始めとして、名も知らない花が咲き誇る。

 スベルベママのバラが大好きな弟も誘って三人での訪問でした。
もうすでに、奥さんは庭に出てバラの花のお手入れ。きれいに見せるには手入れが欠かせないといいます。
             (続く)
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腰痛になるよなー

2024-06-01 04:54:36 | 暮らし
 マックスが健在の頃は、まだ頭も黒々でしたね。
でも、このころから20数年も鍬を振るい続けていました。

 今年も春のメーン作業のサツマイモが一段落しつつある。
この畝作りは、腰痛が出始めてからのことで、一段と悪化させる原因になった。

 加えて、ゼンマイ採りも再開し、足腰に負担はかかるばかり。

 こんな急斜面を、登ったり下りたりを繰り返すのが山菜採り。
大転落をしたのは4年前か、5年前か。腰をしたたかに打ち、しばらく動けなかった。

 なかなか改善の兆しが見えない腰痛に、知人の女性に勧められた病院へ。
最近開業したばかりで、腰痛やスポーツ関係者向けの新しい設備も揃っていた。
 症状を言うと、早速レントゲン検査。そしてついでに骨密度も測定することになった。
レントゲン検査の結果は、一部骨折の形跡があるという。これはゼンマイ採りで転落した結果でしょう。
 そして、驚かれたのは骨密度の測定結果でした。二カ所の測定で107と110という数値。
「これからの10年以上は骨粗しょう症の心配はありません」ってそれまで生きられるのかな。
 自他ともに認める硬骨漢では有るけれど、検査で認められたなー。骨太なんだ。
でも、硬骨漢は良いけれど恍惚の人になったらどうしましょう。そちらの心配の方が大きい。
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トーチャン流卵焼き

2024-05-31 04:30:02 | 食べ物
 記憶にある限り、40年以上は使い続けている卵焼き器。
使い慣れていて、他の物は使う気にもなれない。卵3個を二回で焼くのにぴったり。

 火にかけて、少し暖まったタイミングで油を敷く。
この朝はこんなイタリア産らしいオリーブオイルを見つけて使いました。

 ボウルの掻き混ぜた卵をまずは半分流し込む。
固まりを見せるまでに、残った半分に出し汁を入れて掻き混ぜる。

 固まり具合を見て、箸でくるくると巻いていきます。
芯まで火が通り過ぎないように焼くのもコツかな。余熱で硬くなり続けますから。

 焼きあがった2本の卵焼きは、包丁でカットします。
まずは真ん中あたりに包丁を入れ、その半分を食べやすい大きさに3分割。

 味噌汁はさすがにこれはスベルベママが作りました。
採ってあく抜きしたばかりのワラビと、なんと季節外れの冷凍フキノトウ入りでした。

 プラススベルベママが友人から頂いた味噌漬けが加わります。
取り寄せた品物だとかいう事で、塩分が軽くて美味しい漬物でした。
 これに前夜の残り物が加わることもありますが、定番的な我が家の朝食です。
夕食にご飯は食べずお酒だけのスベルベはご飯はたっぷり一杯で一日の活力になります。
           (終わり)
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トーチャンの卵焼きが食べたい

2024-05-30 04:11:37 | 食べ物
 スベルベよりも遅れて起きたスベルベママは朝の挨拶に次いで言う。
「今朝はトーチャンの卵焼きが食べたい」なんて。はいはい分かりましたよ。

 卵を三個取り出して、準備したところで思いついた。
そうだ、家の裏の畑でネギを採ってきて入れようかなんて。

 家の裏の畑は狭いながらも「カーちゃんずガーデン」です。
すぐに役立つ、ニラ、春菊、ホウレンソウ、ネギなどが作られています。

 週刊文春に出ていたのだったかな、瀬尾幸子さん流の卵焼き。
ねぎの小口切りを入れることも一つのポイントだったかと思います。

 いつも、卵焼きを作る際の数は3個です。
なぜかというと、我が家の卵焼き器は3個で二回焼くとぴったりの量なのです。

 瀬尾さん流はあまりかき混ぜなかったように記憶している。
でも、スベルベは黄身と白身が混ざり合って分からなくなるほど掻き混ぜる。
            (続く)
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連載314「カエルの歌が」(その2終わり)

2024-05-29 04:08:59 | 
 二枚の電熱シートの上では、何種類もの苗が芽生え、育っている。

 使わなくなった反射式の石油ストーブが暖房です。

 時折国道を通る車の音。そして、にぎやかに鳴きかわすカエルの歌声。
 
   カエルの歌が(その2終わり)

 国道の歩道を歩きながら、水田に向かって怒鳴る。「バカヤロー、うるさいぞ」なんて大声で。彼らもなかなか耳は良い。怒鳴ったとたんに鳴き声はぴたりと止んで、静寂の夜が戻るのですから。
 アマガエルは先日、足が生えたのにまだ長い尻尾も目立つかわいい姿を見かけたから、そろそろ恋の季節も終わるのかな。
 さて、あの愛嬌者のカエル「トノサマガエル」ってどんな鳴き声だったか思い出せない。個体数が極端に減り絶滅危惧種にさえ仲間入りしそうだという話も聞く。事実、新潟市近辺では「トノサマガエル」の姿はほとんど見られなくなってしまったとか。
 原因は新潟の名産、代表稲作品種と言われる「コシヒカリ」の栽培面積が、その比率を上げたことです。専門外のことで詳しいことは知らず、詳しくは言えないが、コシヒカリは開発、品種の栽培面積の拡大に難点があったと聞く。当初は背丈が伸びすぎて倒伏し稲刈りに難渋したらしい。
 その倒伏を防ぐために考えられた栽培方法が「中干し」と呼ばれる方法で、ある時期に水田の水を落とすと節間の伸びが抑制されて倒伏防止に効果を表したらしい。そのタイミングで困ったのが「トノサマガエル」だった。卵塊、小さなオタマジャクシの段階で水を干されたのではたまらない。かくしてあの愛嬌者、絵本のモデルにもなる「トノサマガエル」の姿がめっきりと減ってしまったという事らしい。
 どんな生物が滅びても、自然の食物連鎖に大きな狂いが出て、人間にはありがたくない生物の増加にもつながりかねない。なんて、夜中のカエルたちの合唱を聞きながらぼんやりと考えたのでした。
        (終わり)
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