よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

星見娘で電視観望4075(へびつかい座 M107/Mel148 十字架星団)

2024-05-19 01:00:00 | Seestar
へびつかい座 M107/NGC6171/Mel148球状星団 Crucifix Clustar/十字架星団
Seestarしばり15分しばりメシエ天体シリーズ

画像イ、15分のライブスタック

画像ロ、アノテーション

画像ハ、Seestarアプリの解説
M107は距離約2万光年、1947年にヘレン・ソーヤー・ホッグによってM105、M106とともにメシエカタログに加えられた球状星団。メシエ天体のため、Seestarアプリに解説がある(画像ハ)。英語です。(^^;iPhoneでスクショとって翻訳にかける。
画像ニ、iPhoneの翻訳結果。
『(』の選択が避けられず、変な結果に、観望中はこれ信じてました。(^^;
実は、Crucifixは英語で『十字架』を意味する。そしてM107/NGC6171/Mel148を英語圏の天文ファンは十字架星団と呼ぶ人もいるようだ。
画像ロを逆時計まわりに130°ほど回転させると、
画像ホ
十字架が見えてくる。(^^;
なお、選択の仕方が悪かった。Clustarは星団だからと、Crucifixだけ選ぼうとしたのが間違い。全部選べば
画像ヘ
と正解に近いもの出てた。(^^;
Mel148だから十字架星団かと考えたのだが、最近は大きな散開星団にしかメロッテのインデックスは使われないようで、有効な情報を得ることができなかった。(Astapのアノテーションでもでない。)
ま、面白い事知ったので、良かったことにしよう。;^ ^)

なお、
M107=十字架星団は、資料07
M107=Mel148は、資料06
メロッテカタログについては、資料08
を参考にさせて頂きました。
画像ト、導入画面

画像チ、iステラHDによる観望位置

撮影情報
2024年5月2日午後10時半頃
ベランダ プチ・リモート観測所
へびつかい座 M107球状星団
Seestar+iPhone7、10秒露出15分のライブスタック
写真アプリでトリミング・画像調整等
参考資料
02) 銀河星雲マニア / Seestarマニア   JUNPYさんのサイト
03)Constellation~StellarScenesさん『星座』へのリンク
電視観望の記録等関連Blog












よしべ~の物欲日記

2024-05-19 00:59:00 | 覚書・機材
よしべ~の物欲日記
話題の製品


6月1日までの特価
ASI715MC購入の翌日から、シュミットのセールが始まったので、ここまで我慢してきましたが
グラッとくる。
おまけに、上田さん(ステラテック・サイエンス)が、ソフトの配布まで始めてくれたので・・・
どうしよう(^^;

星見娘で電視観望4074(さそり座 M4、M80球状星団)

2024-05-18 01:00:00 | Seestar
さそり座 M4、M80球状星団
Seestarしばり15分しばりメシエ天体シリーズ。

I、M4球状星団
画像ア、15分のライブスタック(5/9)

5月2日は15分しばりとか言っといて6分、時間切れ;^^)、その後3回の再チャレンジで、15分撮れました。6分でもよく写っていたが。
画像イ、アノテーション、でかい!月ぐらいの大きさか

画像ウ、導入画面

これは、完全にSeestar向きの天体。ただ、中西昭雄さんのメシエ天体の本を見てしまうと…雲泥の差に気づかされる(^^;当たり前だが・・・私のは散開星団にも見えるが、中西さんの本では確かに球状星団だった。(^^;精進あるのみ。

Ⅱ、M80球状星団
M4の近くにあるM80。中心が明るく輝き、一見彗星に見えるらしい。
これは、私レベルでは難しい天体。
画像エ、15分のライブスタック(5/2)

画像オ、アノテーション

画像カ、導入画面

画像キ、SkySafariの観望位置



撮影情報
2024年5月9日午後11時頃(M4)
2024年5月2日午後10時半頃(M80)
ベランダ プチ・リモート観測所
さそり座 M4/NGC6121球状星団、M80/NGC6093球状星団
Seestar S50+iPhone7、10秒露出15分のライブスタック
写真アプリで画像調整・トリミング等


2倍

久しぶりの紫金山・アトラス彗星
かなり尾がはっきりわかる
26分のライブスタック
またまたM57リング星雲
30秒露光37分、一歩前進と思うが、中心星はまったく見えず

そして、M27亜鈴状星雲も一歩前進。少しフィラメント写った。1分露光48分















電視観望の記録4048(こと座 M57 by 130PDS+ASI715MC)

2024-05-17 01:00:00 | MC天体
こと座 M57リング星雲/環状星雲

130PDS+ASI715MC+赤道儀化AZ-GTiシリーズ
*130PDS:口径13cmニュートン反射望遠鏡
*ASI715MC:ZWO社が昨年11月発売した1/2.8インチCMOSカメラ。ピクセルサイズが1.45μmと小さく、このサイズで3864x2192ピクセルの解像度を持つ。

画像イ、UV IRcut・CBPフィルター2枚づけ、30秒露出15分のライブスタック

画像ロ、ライブスタック終了時

この日の本命、何度も何度も撮っているM57リング星雲。球状星団M13が大きく写ったので、期待しながらの観望。
先づは、3分露出。M13と同じく明るすぎた。30秒露出に変更。3秒露出でプレビューをかけ、アノテーションをかけると(画像ニ)、3秒でも存在が確認できる!しかもいつものピンチアウト拡大せずともはっきりリング星雲とわかる。長かった~やっとここまできた。

ライブスタック中は、ほのかに中心星が見えているようないないような~ビミョーな写り。画像調整すると痕跡は消えました。;^^)

10分のライブスタック(画像ハ)後、CBPフィルター装着を決意する。カメラを外すとIR UVCutフィルターは簡単には外れない装着。(昼のピント合わせ後暫く床に置いていたので忘れていた。;^^)ええい!とCBPフィルターを追加装着。デネブを導入。バーティノフマスクでピントを合わせ。ライブスタック。そして画像イ。

まだまだだが、大きく写すことはできたので、一歩前進、良しとしよう(^^;

画像ハ、UV IRcutフィルター使用、30秒露出10分のライブスタック

画像ニ、3秒露出プレビューでアノテーション、ライブスタックスタート時

撮影情報
2024年5月10日午後11時過ぎ
メダカベヤ観測所
こと座 M57/NGC6720 リング星雲/環状星雲
主鏡 130PDS+ASI715MC+CBPフィルター+UV IRcutフィルター
ガイド SV165+ASI120MM-mini+UV IRCutフィルタ一
ASIAIR Plus+赤道儀化AZ-GTi
ASIAIRアプリでgain35(M)、30秒露出30枚ライブスタック
ダーク・フラット・バイアス補正あり
写真アプリでトリミング・画像調整等

2024年5月18日追加)
17日夜にも、時間待ちで、34分のライブスタック


ちょっと良くなったが、中心星は写らず(^^;

覚書)
1.この組合わせでも、自動導入、プレートソルブ問題なし。(画角0.48°×0.26°)
2.この組合わせで、メダカベヤでのPA(極軸アライメント)は難しいと、省略したが特に問題なし。(前日にFMA135で実施して、設置が室内なのでそのままの状態。)
3.ガイド鏡の設置は問題あり。シャフトへ装着すると窓枠の手摺で星が写らない。

それで、ガイド鏡を本当の位置へ;^^)
これまでのガイド鏡の位置には、FMA135+ASI585MCをおもりに;^^)

これで、M13、M92、M57を観望。ほぼ問題なし(この時は、南天を観望するとアリガタと雲台のネジがぶつかる可能性があった。メダカベヤでは北東しか見えない。)。
そして、このブログを書きながら、もう1度設置してみたら、

これでバランスとれました。(運用はまだ、今晩晴れてほしい。)
4.ASIAIRでのASI715MCのgain選択は、Lが0、Mが35、Hが300。手動では0~300。初心者なのでMで運用している。gain35って低すぎない?と思っていたが、何とかなりそうな感触。

電視観望の記録079(こと座まとめ) - よしべや自然博物館

こと座Lyra画像①CSレンズによる「こと座」撮影。こと座の電視観望を通じて、沢山の経験をさせてもらえた。メダカ部屋では、近くの街灯で1等星しか視認しにくい状況。アライ...

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2倍

そして夜は、極軸合わせ、M27亜鈴状星雲テスト観望
3分露出×11、自動導入できなくて困った;^^)
アルビレオ、14Vulを経由して、やっとこさ導入

Seestarに負けてます。(^^;










電視観望の記録4047(ケフェウス座 ガーネット・スター、Sh2-131 2nd)

2024-05-16 01:00:00 | NGC天体他
ケフェウス座
ガーネット・スター(μ Cep)
象の鼻星雲(IC1396星団+Sh2-131星雲)

画像イ、CBPフィルター使用、SiriLで画像処理
(ガーネット・スターは、左下)
天文学者ウィリアム・ハーシェルが1783年に発見、報告した際にその赤い色をガーネットにたとえたことから「ガーネット・スター」の通称で知られているそうだ。事後学習でIC1396で検索をかけると、英語版Wikipediaで「Elephant's Trunk Nebula(象の鼻星雲)」がヒット。散開星団に見えていた部分をガーネットスターまで赤い星雲が続き、その形から天文ファンの間では、象の鼻星雲と呼ばれているらしい。(記録088より転記)

昨年6月16日に観望。1年経つとすっかり忘れてます。この日の目標天体は「北アメリカ星雲」と「網状星雲」。北アメリカは隣の屋根から昇りつつあり、網状は、建物で見えず、時間待ちで、星図画面でケフェウス座に大きな赤い星雲を見つける。

画像ロ、星図画面

拡大すると、Mu Cepheiの文字が見える。
画像ハ、画面拡大
もしかして・・・と導入。
画像ニ、プレビュー画面で、アノテーション
やはり、ガーネット・スターと象の鼻星雲。ライブスタックに入る。
画像ホ、3分露出15枚のライブスタック
そして、IC1396Aを探す。中央上に見つかる。
画像へ、ホのトリミング(中央少し上)

念のためSiriLで
画像ト、SiniLでアノテーション(左右トリミング)

いっぱいでなにがなんだか
よしAstapで
画像チ、Astapでアノテーション
(SiriLで処理した32bitのFitsファイルで、アノテーション)
どうも中央の小さな円が散開星団IC1396、大きな円がSh2-131又は象の鼻星雲のようです。

ライブスタック画面のスクショではかぶりがあり、SiriLで上手くかぶりが取れ、今回こそASIAIRのスクショに勝った!と喜ぶが、ブログに上げると・・・ビミョー。ZWOの画像処理技術すごいわ(^^;

まあ、よい経験できた。

今回のメダカ部屋観望では、メインが130PDS+ASI715MCで、FMA135+ASI585MCは小手調べだったが、北アメリカ星雲、網状星雲、象の鼻星雲と3つも当たりを引いた。自分でびっくりしている。

撮影情報
2024年5月8日午後11時過ぎ
メダカベヤ観測所
ケフェウス座  μ Cep、IC1396、Sh2-131
主鏡 FMA135+ASI585MC+CBPフィルター
ガイド SV165+ASI120MM-mini+UV IRCutフィルタ一
ASIAIR Plus+赤道儀化AZ-GTi
ASIAIRアプリでgain252(M)、3分露出15枚ライブスタック
ダーク・フラット・バイアス補正あり
SiriLで簡単に画像処理・アノテーション
Astapでもアノテーション
写真アプリでトリミング・画像調整等

参考資料
03)Constellation~StellarScenesさん『星座』へのリンク

電視観望の記録等関連Blog