詳しくは知らないのだが、おいらがなんとなく畏敬の念を持っている古代ローマ帝国。
それは、数々の偉人・賢人の類を生んできたからだ。
そしてそれは数え方にもよるが、紀元前700年ころから1200年ほども続いたらしい。
今日は、その内の二人の言葉を味わってみたい。
◆足元が滑る
タキトゥスはこう言う、「人間は地位が高くなるほど足元が滑りやすくなる」と。
現役時代に専務だとか、部長だとかという役職に就いて偉そうにしてきたあなた、
部下を指導してきたつもりかもしれませんが、裏を返せば自分では何もできないのでは。
もう部下はあなたを助けてくれません。
自らが行動するしかないのです、できますか。
セネカならばこうです。
「人生には加えるものはあっても引くものは何一つない」。
たしかに人は、生きていれば色々な体験や思いが加わっていくものだろう。
退職したり、何かの立場から引いたとしても、きっと何かが加わっていくものだ。
→おいらが勝手に端折って翻訳すればこうなるかな。
①自分で考えて行動しなさい
②経験を積み重ねれば、それは実績にもなっていきます