OL主婦の小さな幸せ。

日々の出来事や小さな幸せ、お出かけ、身近なエコ、環境問題、フェアトレード、鳥のこと、アロマなどを綴っています。

北東北☆青森・秋田旅行~横手・蔵の街編~

2012年10月27日 | 旅行・小旅行

青森・秋田旅行、3日目は自然観察林へ行く予定でしたが天気があやしいのと
詳しい地図を見ると思ったより遠いことが判明したので、急遽変更しました。

2泊目に宿泊した秋田県能代市を午前中に出発して横手市へ。
同じ県内といっても高速で120キロくらい。秋田は広いなぁ・・

横手市の増田町というところに、蔵を主体としたレトロな街並があるということを
観光案内で知りました。駅前で横手焼きそばを食べていざっ


秋田県の南部、横手市増田地区。
良い米と水に恵まれていたため、古くから酒造りが盛んで、
また養蚕や味噌・醤油の生産も多く、その商いも盛んに行われていたようです。
なので多くの商人地主が存在し、現在も往時の繁栄ぶりを示す蔵が数多く建ち並んでいて、 
現在、増田では蔵の多い街並を「くらしっくロード」と名付け、観光スポットとして
紹介されていました。
             
             

増田地区における商業活動の中心地だったのが現在の中町、七日町商店街通り。

この通りの地割は、間口が5間から7間(9-12.6m)と狭小な反面、
奥行きは50間から100間(90-180m)ほどあり、極端な短冊形となっています。

しかし歩いていても蔵は見当たりません。
なんと蔵は外にあるのではなく、家の中に建てられているのでした!

その土蔵は、増田においては「内蔵(ウチグラ)」と呼ばれ、外からはその存在すらも
知りうることができない建物であり、雪国独特の特徴を持っています。(サイトから抜粋)
       
内蔵の立地イメージ※内蔵のイメージ(画像はお借りしました)

内蔵は全てが戦前以前の建築で、明治時代前期~中期(明治1-29年)までと
大正時代(大正1-15年)に多く建てられていることが分かっています。

国登録有形文化財が40棟、市指定文化財が10棟あるそうですよ。


  
こちらの内蔵見学が無料だったので、少し見させていただきました。

         
こちらのお宅はもう誰も住んでいないので、内蔵を公開していました。
入るとすぐ内蔵の入口。管理されている方が要所要所を説明して下さいます。


全部見学したかったけど時間が足りなかったので、概ね外観を撮影だけ。

  

  

中に蔵があるなんて一見想像できませんが、あるんです。

  
 旦那↑



         
こちらの肥料店は見学料100円。この中にも蔵はありました(大き過ぎて撮れなかったけど)
           
  
   
100円では申し訳ないくらい、見応えありました。おかみさんのお話が穏やかで
わかりやすかったです。
 

          
木造3階建ての旧石田邸。時間がなくて見られず。見たい~~


内蔵は現在も生活空間として居住している人が大半のため、ほとんど見ることができませんが、
年に1度の「蔵の日」には、一部の内蔵が公開されます。
是非その日に行ってみたいものです。

通常の公開情報の詳しくはコチラ(画像あり)

          
外蔵もありました。歴史を感じますね~


急ぎ足の観光だったこともあるけど、また訪れたい・ゆっくり話を聞きたい、と
思わせる街でした。
やっぱり古いものを見て歩くのは楽しいです!




~以下、サイトより抜粋~

内蔵が一躍注目を浴びたのはここ数年のこと。
平成18年(2006年)、一部の蔵を公開する第1回増田「蔵の日」開催や写真集作成などにより、
40棟あまりが現存していることが明らかに。
所有者宅で話を聞くと「蔵があることを隠すつもりはなかったのですが、
当たり前すぎてあえて話題にもしなかった」という答えがほとんど。
倉庫という本来の役割を果たしていた一方で、冠婚葬祭の座敷、さらには出産の場として
使うこともあったといいます。まさに、内蔵はその家のプライベートの場なんですね。

コメント (4)
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北東北☆青森・秋田旅行~五能線・駅めぐり編~

2012年10月23日 | 旅行・小旅行

青森・秋田旅行、トレッキングのあとは青森県の鯵ヶ沢を出発し、秋田県の能代まで
国道101号線を走りました。距離にして120キロくらい。
※正確には木造(きづくり)という五所川原に近い駅~秋田県能代まで。

五所川原から西へ向かって走る101号線は、鰺ヶ沢で海岸線にぶつかり、そこから南へ
折れて能代方面へ向かいます。
能代までの道が、ほとんど日本海の海沿いを走る気持ちの良いドライブコース。

そして、101号線とほぼ並走するJR五能線!
五能線は、秋田県の東能代駅から青森県川部駅までの147.2キロを結ぶローカル線。
時には交差して海岸沿いを譲り合いながら、隣り合って進みます。

白神山地もずっと行きたかった場所ですが、この五能線の駅も巡ってみたかったんです。
(昨年の富山地方鉄道の無人駅巡りですっかりハマった)


暗くなるまで20駅ほど立ち寄りましたが、ここでは半分くらいにしておきます。


まずは、遠くからでもインパクトあり過ぎの木造(きづくり)駅(大正13年開業)
  

どどーーん!
  
亀ヶ岡遺跡から出土した遮光器土偶をイメージしてあるそうです。
(イメージどころではない)
以前までは列車の発着に合わせて、土偶の目をピカピカと点滅させていたそうですが
子供が怖がるため自粛しているんだって。
リクエストがあれば点滅させることが可能。(「津軽なび」より)
実は知ってたんだけど、実際に見れてよかった!


稲刈り後の田園風景の中、ぽつーーんと見えるのはその名の通り中田駅
(昭和和31年開業)
  
画像左側の階段から直接ホームへ。それにしてもホーム長っ。

  
駅舎は無く、待合室のみ。この待合室の中になんとトイレがあるようです。


鳴沢駅(大正14年開業)
  

        
衝撃的な時刻表。上り14:18から18:08まで無い・・

  
電車来ないかなぁ・・見たいなぁ。


かわいらしい駅舎の陸奥森田駅(大正13年開業)
  


わさおがお出迎え、鯵ヶ沢駅(大正14年開業)
  

  
売店・みどりの窓口・コインロッカーなど、五能線には珍しく駅設備が完備。
もちろん有人駅です。さすが西津軽郡を代表する街、鯵ヶ沢。


海岸線ギリギリに建つ驫木(とどろき)駅(昭和9年開業)
  
趣きのある駅舎。
 
  
馬3つでとどろき・・・

  
駅舎前には寄せ植えの花。ちゃんと手入れしてる方がいるようです^^

  
海と線路と沈む夕日。


暗くなっちゃったけど十二湖(じゅうにこ)駅(昭和34年開業)
  
広大な白神山地の西側に位置する十二湖。
たくさんある散策コースの中でも、気軽に行ける観光地ですが、
今回の旅では予定には入れませんでした。


その名の通り白神岳への玄関口、白神岳登山口駅(昭和27年開業)
  
※白神岳へは十二湖駅からも登山コースがあるようです。

  
どの無人駅にも必ず置いてある箒と塵取りのほかに、こちらには雪かき用も。
       
         
待合室に泊まっちゃう人、いるんですかね~^ー^;


江戸時代は近くに関所があったという、大間越(おおまごし)駅(昭和5年開業)
  
郵便局みたい^^


ちょっと和風な、岩館駅(大正15年開業)
  
この岩館駅と、その前の大間越駅の間はなんと10.8キロ五能線で最も長い駅間なんだって。
この間に、青森~秋田間の県境を越えたらしいです。


        
営業時間は17:30まで・・。それ以降、切符はどうやって買うのだろう。
車内で買えるのかな?

どの無人駅も、夜間でも電気が点いていました。
辺りは真っ暗なのですが、そこだけほんのり温かい雰囲気です。


翌日撮影した、五能線の起点である東能代駅の隣り駅、能代駅(明治41年開業)
  
  
バスケットボールの強豪・能代工業高校があり、「バスケの街」として知られる能代。

風が強いな~と思っていたら、日本最大級の防風林・防砂林(風の松原)があるところでした。
その強風を活かしてか、あちこちで風力発電のタービンも見ました。

ほかにも見所はありましたが、最終日はとにかく時間がなかったので能代観光はまた
次の楽しみに・・・。


五能線、昨年巡った「富山地方鉄道」より駅舎は新しいですが(改築されて)
やはり同じ様に、手編みのカバーが付けられた座布団やお花などが見られたり
人の温もりが感じられる駅ばかりでした。
中には寒々とした駅もあったけど。

しかし電車には出会えませんでした!それが心残り!
いつかもう一度、昼間に行ってみたいです。


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北東北☆青森・秋田旅行~白神山地編~

2012年10月22日 | 旅行・小旅行


青森・秋田旅行、初日のわさお編に続き第二段です

1泊目は青森の鯵ヶ沢に宿泊し、2日目の午前中~午後にかけて白神山地の
「ミニ白神」と「くろくまの滝」までの道を、ガイド付きでトレッキングしてきました。


改めて白神山地について。

白神山地は、秋田県北西部から青森県南西部の県境にまたがった広大な山岳地帯の総称で、
ブナの自然原生林やさまざまな植物群落が見られることでも有名な地域です。
1993年(平成5年)、屋久島と共に世界遺産に登録されました。

国の天然記念物及び国内希少種そして絶滅危惧種のイヌワシ、
国の特別天然記念物のカモシカや、絶滅危惧種で天然記念物のクマゲラ、そして同じく
絶滅危惧種クマタカなどが生息している貴重な地域です。

またそれらを支える小動物・昆虫類・植物・微生物・腐葉土など、豊かな生態系が形成されています。

世界最大級の原生的なブナ林を持つ世界遺産白神山地。
近年の調査では約8000年前にはブナ林が存在していたとされています。

これまで伐採計画や林道建設などもありましたが、それらをくぐりぬけて白神山地は
手つかずの自然を保持し続けてきました。

山がその保水力を保つためには、ブナの森が必要不可欠。
樹齢250年ものブナになると、年間8トンの水を根本に蓄えるといわれています。
ブナがあれば山は保水力を保ち、山崩れを防ぎ、クマゲラやイヌワシなどをはじめ、
多彩な生き物が共棲する森であり続けられます。
根を広く伸ばすブナは、雨の貯金箱。森林はすべての生命維持装置ということです。

(白神ナビ等サイトから一部抜粋)


ミニ白神は、世界遺産登録されている地域ではないものの
白神山地核心部同様の森林景観を保っている地域。
ところどころローインパクトに遊歩道が整備されてあり、子供・お年寄りでも歩けます。

こちらのくろもり館から出発(鯵ヶ沢町黒森)。
ぬかるんでいる場合は、長靴も貸してもらえます(有料)。
 

というか基本、森の中は水分が多いため、常にある程度ぬかるんでいます。
とはいえ、木のチップが敷き詰められているところも多く、また土の上でも端っこは乾いて
いたりで、スニーカーでも歩けました。(多少汚れますが)

入口付近はまだブナは無く、標高が上がるとブナの純林が現れます。

         
さて、コチラがブナの木の木肌。樹皮は主に灰白色ですが、、、

       
このように緑や黒っぽいシミのような模様があるブナも。このまだら模様はブナ本来の
ものではなく、木肌に地衣類と言う苔のような植物が着生したものらしい。


       
画像真ん中の細くて若いブナ。これで樹齢20年くらいだそうです。
幼木の頃はゆっくり、樹齢25年頃から急激に成長するんだって。


  
こちらは熊の爪あと。ブナの実を採るために登った時ついたということ。
ブナの実はとても栄養価が高くて美味しいらしく、動物特に熊に人気のようです。
右側画像のような、高いところのくぼみに腰をおろして食べるらしいです^^
 
ちなみにガイドさんが熊よけの鈴を付けています。
(足跡は見たことあるけど、鉢合わせたことはないっておっしゃってました)

  
普通のデジカメでは全体を写すことが出来ず、素晴らしさが伝わりません><


  
この画像のブナは、朽ちて中が空洞になっています。
そのうち倒れるとガイドさんがおっしゃってました。

しかし自然に放置して倒れたブナは、他の樹木や生物の生存に欠かせない存在。
次世代への栄養分になります。 


白神山地のブナの原生林は樹齢の若いもの、大木、老木、倒壊し朽ちたものまで、あらゆる
世代が見られ、400年以上のものも確認されているそうです。(寿命は200~300年と推測されている)

もちろんブナだけでなく、カエデ類やミズナラ、ホオノキ、オニグルミ、サワグルミ、カツラなどの
落葉広葉樹が林立しています。

          

落葉広葉樹は針葉樹林にくらべて落ち葉の分解が速く、土壌がフカフカしています。
腐葉土が豊かなところは、巨大なスポンジと、よく例えられます。

そしてブナの根は横に広がり、杉の根は縦に伸びるそうです。
人間の経済活動として植えられた杉。
杉だけの森は鉄砲水も起こりやすい。
ブナの森は、その保水力で洪水はもちろん渇水も防ぎ、雪崩や山崩れも防止してくれるのだそう。

  
都会の森にあるような、いわゆる雑草もあまりありません。在来種を駆逐する外来種なんぞ
見当たらす。
でも人間が立ち入っているので、厳密にはあるのかも・・・。



        
池の前に野鳥観察小屋もありました。見たかったけど、池には来ていないようでした。


ミニ白神からバスで移動、「くろくまの滝」エリアに入りました。
こちらも遊歩道がありますが、高低差があるのでより注意が必要です。

         
10月半ば、紅葉はまだまだです。部分的には赤くなっていましたが。

        
        
う~ん伝わらない。もっと迫力あるんですけどね~
ちなみにこの写真を撮るには、少しゴツゴツした岩場を登ります。
真下まで行っているご夫婦もいましたが、私たちを含むほとんどの方がこのあたりで撮影。
あまり必要以上に踏み入るのも抵抗がありました(森自体に行っておいてナンだけど)



さて長くなりましたが、
白神山地の世界遺産地域は、中央部の核心地域と、周辺の緩衝地域に分かれ
青森県側の核心地域へ入るには届出が必要で、秋田県側の核心地域は入山禁止です。
核心地域は林道・登山道すらないので、高度な技術を持っていなければ踏破できません。
核心地域では遭難者も出ています。

議論が分かれるところですが、
核心地域へは自然保護管理関係の人間(レンジャーや巡視員など)以外は入山禁止で
いいのではないかと勝手ながら思いました。 

縄文時代より残る手付かずの自然。樹齢何百年ものブナも必死で立っているのだろうし
そっとしておきたいものです。

入ってみて、そんな風に思ったトレッキングでした。


でも本音は日本最大のキツツキ、クマゲラ見たいです^^;


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北東北☆青森・秋田旅行~わさお編~

2012年10月21日 | 旅行・小旅行

毎年恒例の記念日旅行、今年は2泊3日で北東北へ行ってまいりました。

メインは2日目の白神山地のブナ天然林ですが、ほかにもいろいろ楽しんで来たので
書き留めておこうと思います。

まずは「わさお編」。

2008年に旅ブログで紹介されてテレビに取り上げられ、翌年には写真集が出版され、
2011年に映画にもなった超有名秋田犬のわさおクン。

何かとお忙しい身なので、会えるか心配でしたが願いは叶いました。

 

        
わさおが住んでいるのは青森県西津軽郡鯵ヶ沢町、きくや商店さん。


 
イカ焼き店なので、お店の横にはイカが干してあります。イカ焼きはわさおに会う前に購入
大変まいう~でした

ちょうど団体さんの来店とかぶったため、
おかみさんがわさおを、軽トラの荷台に呼び寄せてくれました(いつもそうするのかも)。

わさおクンです!
 
※少し離れて、他の観光客の隙間からズームで撮っています。

  
  
「ブサかわいい」で有名になったわさおですが、「ブサ」の要素は私には見当たりません
かわいいです! 

絶対に触らないことを前提に、少し離れれば(30cmくらい)一緒に写ることも可能ということです。
撮ってもらいましたが、わさおが横を向いてしまいました^^;


夕方のお散歩タイムに当たると会えないので、ラッキーだったなぁ。

帰宅してから知ったのですが、わさおの在宅情報は「わさお通信」というブログで確認できます


わさおの家。
 

左側にもう一軒。
 

後ろはすぐ海!冬は昼間でも海風が冷たそう・・><
 

ネコもいました♪
 


2007年頃に元々捨て犬だったわさおを、焼きイカ店「きくや商店」のおかみさんが保護
しことも知られていますが、おかみさん、とてもやさしくて芯の通った感じの方でした。
わさおはおかみさんが大好き。見ていてもよくわかります。

わさお、有名になってしまって仕事?や出張が多くなり忙しくて大変そうだけど
菊谷さんのようなおかあさんに出会えてよかったね、と心から思いました。




☆「わさお通信」による、わさおに会いに行く場合の注意事項☆

飼い主さんに一声かける / 食べ物を与えない / 触らない/
ペットを連れてこない(わさおが興奮する場合があります) / 寝ていたら起さない/
散歩についてこない(大事なトイレタイムですので)
~サイトより抜粋~

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ローインパクトを心掛けて行って来ます

2012年10月14日 | 環境問題いろいろ

明日早朝から、念願の白神山地へ行って来ます

白神山地は、青森県南西部と秋田県北西部の県境にまたがる13万haの広大な山岳地帯。
有名な地域なので言うまでもないですが、多種多様な動植物が生息し、ブナ林を主体とする
原生林が広がっています。
世界に誇る、極めて価値の高い日本初の自然遺産(世界遺産)です。

自然や生き物に関心が高い人なら、一度は行ってみたいと思う場所。
そして私はバードウォッチャーのはしくれ。
もう15年くらい憧れつつも、逆になんとなく躊躇していました。

自分が行きたいから・見たいから、という理由だけで訪れるのは
日本でも数少ない貴重なブナの原生林に、多少なりとも
ダメージを与える気がして・・。

でもお邪魔することにしました!
自然保護の観点で行った先では何も出来ないけど、8000年も続く命育む奇跡の森の存在を、
ココで伝えることは出来るかもしれない(出来ないかもしれないけど^^:)


厳格に保護されているコアエリア(核心地域)へは入山せず、
同等のブナの森を体感できる場所にいくつか行ってきます。

ローインパクトを念頭において・・・。

ローインパクトとは、自然環境に与えてしまう負担を極力抑えること、またはその考え方。
アウトドア・登山用語で使われることが多いですが、エコライフにもつながる言葉です。

人は自然に踏み入る時、歩くだけで何かしらのダメージを与えています。
虫や植物を踏んでしまっているかもしれないし、野鳥の子育ての邪魔をしているかもしれません。
靴の裏に付いていた都会の外来種の種が、生態系に影響するかもしれません。

それでも自然を知り・守るには自然に立ち入り、生態系や植物の植生を理解することも必要です。
子供達に、木や土に触れさせることは必須でしょう。

そんな時、自然に与えてしまう影響を出来るだけ抑えようという動きが、
ローインパクトということです。

・靴の裏をチェック、またはぬぐう(小笠原や屋久島などでは義務付けられている)
・森林等では大きな声を出さない
・遊歩道や登山道以外に立ち入らない
・ゴミは持ち帰る(自然に持ち込んだものは置いてこない)
・むやみに植物を採取しない
・野生動物にエサをやらない
・登山などでは下界の動物(ペットなど)を連れて来ない
・落書きをしない
・川でペットボトルなどを洗わない

ちょっと思い付いただけでもこんなにあり、マナーとして当たり前のことばかり。
しかし考えてみれば(考えてみなくても)ローインパクトは当たり前のことと言えます。

自然は様々な恩恵を与えてくれますが、人間だけのものではありません。
自然が与えてくれる恩恵は、人間以外の生き物も享受する権利があります。
元はといえば、人間以外の生き物が受けていたのです。

人間の都合で邪魔者扱いするのは、本来おかしなこと。

川辺でバーベキューしたり、花火大会ですら、本来その場所に生きる動物に迷惑をかけている。

山や森林や海に入る時、人はいろいろ目的はあると思いますが、お邪魔します・・
という気持ちを忘れてはいけないのだと思います。

上に挙げた例は、心掛ける以前のことなので、案内人のプロの方に自然への心遣いを
聞いてみるつもりです。
では行ってきま~す

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国産小麦を選ぶワケ

2012年10月13日 | 環境問題・食

1年半振りカテゴリ「環境問題・食」の更新です☆


数年前の過去記事では何度か書いていますが、前回の記事のごぼう茶のように
食品の原材料は、なるべく国産を選んでいます(参考記事・買い物は投票)

国産マニアというわけではなく、国産がすべていいと思っているわけでもありません。
外国産でオーガニック(有機栽培)の食品の方がよいこともあるし、調理法によっては
外国産の方が向いている食品もあると思います。

私の場合はフードマイレージ※を第一に思うこと、それから日本の農業や生産者さんを応援
したいから、という思いからで、自分の健康を気遣っているわけでもありません。
(いや人並には気遣ってます^^;アレルギーあるし)

しかし、小麦粉についてはフードマイレージだけでなく、体のことも考えます。

日本では小麦の消費量のほとんどが外国産ですが、アメリカなど外国産の小麦には
「ポストハーベスト」という収穫してから使う農薬の心配があるからです。

なぜ収穫してから?
というのは輸入小麦は輸送に長い期間を要するため、
保存性を高めるのに防カビ剤や殺虫剤などが使われるのだそう(小麦だけでなく果物も)。
オーガニックじゃない場合、栽培にも農薬を使ってその上ポストハーベストとなると・・

そもそも日本の麦は、栽培時の農薬使用量も少なく、安全性が高いといわれています。
麦は冬作物のため、虫や雑草の心配が少なく、種麦の時の消毒と発芽前に除草剤を使う
程度で済むらしいのです。
すべての地域がそうではないかもしれないけど。

フードマイレージを気にする&日本の生産者さんを応援&少しでも安心・安全な小麦粉を・・
というわけで、スーパーでは肩身の狭そうに置いてある国産小麦粉を買っています。

国産でオーガニックとか、国内産で自然栽培なら言うことなし、なんですけど。。。
自然食品店にはたくさん置いてありますが、毎日行けないですしね。

        

          
自由が丘雑貨屋めぐり中に見付けた、国産小麦・天然酵母の田舎パンと胡麻パン。

イーストフードは避けたい☆なぜ天然酵母を選ぶかはコチラ




※フードマイレージ・・・食材が生産地から、最終的に私達の食卓に運ばれてくるまでの距離のこと。
食材を運ぶ飛行機や船・トラックなどはガソリンで動くわけですが、ガソリンを使うとCO2が
排出されます。なので遠い国から運ばれてくる食べ物は、それだけ多くのCO2を排出している
ことになります。国産の食べ物を食べることは、CO2の削減につながります。  


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ごぼう茶2種

2012年10月10日 | ごはん・お菓子・パン他

伊東の母宅からの帰り道、
最近よく耳にするごぼう茶が売っていたので買ってみました。



鹿児島県産ごぼう100%使用のごぼう茶です。もちろんノンカフェイン。


飲んだ瞬間、あ~ごぼうだごぼう!と思いました
ゴハンにもスイーツにも合います。

ごぼうといえば食物繊維が豊富だから、腸内環境の改善・デトックス効果があるかな?


しかし出先であまりペットボトル飲料は買わないようにしているので、
ティーバッグはないかな~とスーパーで探したら・・


ありました。国産ごぼう茶ティーバッグ。
国内産のごぼうを十分に乾燥させた後、焙煎したというもの。
ティーバッグとはいえ粉状なので、溶けやすい気がします。

水出しも可能ですが、やっぱりお湯出しの方が美味しい~


ただ、、、
手作りごぼう茶を飲んだらオナカを壊したという話や、
飲み過ぎてゆるくなったという話も聞きましたので、飲み方には
ちょっとだけ注意が必要かもしれません

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おべんとポッポ再び

2012年10月08日 | 


ポッポがまたおべんと付けて、しれっとしていました。
前回のおべんとポッポ


おべんとの正体は豆腐です。


アップで撮影したらちょっと怒ってました(本当です)

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たまにはつぶやきを。

2012年10月04日 | 暮らしの中で


定期的にご訪問下さっている皆様、2週間以上放置してしまいすみません
この間に暑かった9月から、いくらか涼しい10月になりました。
(でも私はまだ暑いですここ数年、極度の暑がりなので・・)

この2週間、これ以上ないってくらい楽しいことや、反対にやり切れないこと、
いろいろありましたがつつがなく暮らしております。ちょっと食欲なくて腰痛だけど

来月11月は、父の三回忌があります。他界して丸2年、早いですな~

その前に、仕事の激務週間、

その前に、毎年恒例・夫との記念日旅行があります。今年は本州の北の果て。

あぁ、友人宅で手巻き寿司パーティーもあるなぁ。

その前に、明日から伊東の母宅へ。お盆以来なので2ヶ月振りです。
お彼岸行けなかったから父に謝らなきゃ・・。




        
夫が仕事先で葡萄をもらって来ました
何かしら、ちょっとした頂き物の多い仕事ですが、この時季は葡萄。まいう~です


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