わたきょんの観劇(感激)日記

日常生活や芝居についてのあれこれ

イニシュマン島のビリー

2016-11-30 23:16:34 | 観劇

イニシュマン島のビリー
2016年4月2日 世田谷パブリックシアター

作:マーティン・マクドナー
翻訳:目黒条
演出:森新太郎
出演:古川雄輝、鈴木杏、柄本時生、山西惇、峯村リエ、平田敦子、小林正寛、藤木孝、江波杏子

アイルランドのマーティン・マクドナーの作品。

ユーモアはあるのだけれど、救いようのない話。

生まれつき体の不自由なビリーは、両親が死んで叔母2人と暮らしている。
叔母たちはビリーを甘やかせているような、厳しくしているような…
皆から哀れまれていながら、バカにもされているビリーは、本を読むことと牛を眺めることが好き。
キレイだけれど、口も態度も最悪なヘレンとうす馬鹿な弟バートリーは、ビリーをからかって楽しんでいる。
ある日、映画隊が身体障害者の役のオーディションを行うことを知ったビリーは、余命3ヶ月とウソをついて、舟に乗って映画隊に近づき、役を得る。
ハリウッドに行ったものの、健常者に役を取られ、失意のどん底で島に戻ったビリー。
自分を助けようと保険金を残して死んだはずの両親は、実はビリーを保険金目当てで殺そうとして過って死んだと言う真実を知り、衝撃を受ける。
そして身体を壊し、ウソだったはずの余命3ヶ月を告げられて、最後は静かに死んでいく。

いい人だと思っていたら、悪い人で…
悪い人だと思っていたら、いい人で…

人間の奥底にある真実をあぶりだすような濃密な舞台でした。

不自由な体を体現した古川雄輝は、かなりキツイ姿勢をずっ~と続けていたけど、それがあたかも本当の姿のように見えて、カーテンコールできちんと立っている姿が不自然に見えてしまいました。




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蜜のあわれ

2016-11-28 01:19:36 | 映画

蜜のあわれ
2016年4月2日 新宿バルト9

原作:室生犀星
脚本:港岳彦
監督:石井岳龍
出演:二階堂ふみ、大杉蓮、真木よう子、韓英恵、上田耕一、渋川清彦、高良健吾、永瀬正敏

原作は読んでません。

金魚が老作家と暮らす不思議なお話。

赤いひらひらとした衣装に身を包む金魚の二階堂ふみが、色っぽくも愛らしい。
白い真木よう子は、対照的。

なんだか不思議な世界に迷いこんで、迷ったままでした。




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魔術

2016-11-26 23:55:27 | 観劇

魔術
2016年4月1日 本多劇場

作・演出:内藤裕敬
出演:中山美穂、萩原聖人、橋本淳、勝村政信

もうミーハー丸出しで、中山美穂初舞台につられて観ちゃいました。

芸達者な勝村政信に、いい味出す萩原聖人、若手だけど経験積んでる橋本淳と、脇を固めてました。

内藤裕敬の作品は、演出は観たことあったけど、脚本はたぶん初めて観ました。

なんか、不思議な世界でした。

おでんの屋台があるのに、店主はいない。
おでんを食べたいのに、食べられない。

自分達以外、消えてしまったかのような町。

4人は、生きているのか、それとも死んでしまっているのか…

答えは、観た人が決めればいい。




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乱鶯

2016-11-26 22:23:42 | 観劇

2016年劇団☆新感線春興行
いのうえ歌舞伎《黒》BLACK
乱鶯
2016年3月26日 新橋演舞場

作:倉持裕
演出:いのうえひでのり
出演:古田新太、稲森いずみ、大東駿介、清水くるみ、橋本じゅん、高田聖子、粟根まこと、山本亨、大谷亮介、右近健一、河野まさと、逆木圭一郎、村木よし子、インディ高橋、山本カナコ、礒野慎吾、吉田メタル、中谷さとみ、保坂エマ、村木仁、川原正嗣、武田浩二、藤家剛、加藤学、工藤孝裕、井上象策、菊池雄人、南誉士広、熊倉功、藤田修平、下川真矢、縄田雄哉、永滝元太郎、関田豊枝、南口奈々絵、金田瀬奈、高嵜百花

久々に観る、新橋演舞場での新感線。
脚本が倉持裕で、いつもの新感線とはひと味違いました。

古田新太が、とても格好良かった。
いい人は、とことんいい人で、悪人は、とことん悪い。
橋本じゅんと大谷亮介は、もう憎たらしいほど悪い。

稲森いずみが、可憐。
成就してほしい淡い恋だったけど…

全体的に大人な感で、大人の色気がありました。

余韻を残すラストもよかったです。




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すし処金太郎でランチ

2016-11-24 00:38:29 | グルメ
2016年11月23日
勤労感謝の日、夫お勧めの寿司屋、すし処金太郎でランチを食べました。
あらかじめ予約して行きました。

ランチは、2,000円、3,000円、5,000円の3種類。

3,000円の竹をいただきました。

まず、鯛。
塩とレモン。
えっ
なにこれ
しゃりがほろほろとくずれて、かみしめると鯛とあいまって…
美味しすぎる
次に大将の手から、漬けまぐろの手巻き。
とろりとした赤身。海苔が香ばしい。

いままで食べてたのは、鮨じゃなかったのかも
いままでのは、ただの、酢飯のおにぎり?

ぶり、イカ、タイラ貝、中トロ、玉子、車えび、イクラ、うに、どれも皆美味しい

で、最後は好きなネタを…
迷わず、うに。

軍艦じゃなくて、にぎり。
手渡しで渡されたうに。
口に含むと、シャリがほろほろとこぼれて、かみしめると、うにがシャリにまとわりついて…
うにでしゃりがコーティング。

あっ~至福のひととき。

あさりのお椀も最高

お腹一杯っと思ってたけど、おまけの巻物3種(梅、山ごぼう、マグロ)もしっかりいただき、もうホントに大満足

私のお誕生日は、ここに決まり
お誕生日月だと、通常追加1貫が、3貫になるんだって
お父ちゃん、よろしくお願いします。






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