風とみどりに戯れて! 

風の訪れる庭、田舎暮らしの記録

おせち料理、レンコン色々

2021-12-30 | おせち料理
「佐賀の白石レンコン」をいただきました。
有明海の干拓地、白石平野の粘土質の土壌で育ったレンコン、
もっちりとした食感を生かした煮物が良いですね。


古い料理本にあった「赤ワイン煮」を試してみました。


レンコンは皮を剥き酢水につけ、薄切りにします。
酢を少し加えた湯でさっと湯でて水洗いします。


赤ワインと砂糖、塩を煮立て水を切ったレンコンを入れます。


汁気がほぼなくなるまで煮詰めて完成。

うっすらワインレッドのレンコン、
ワインの酸味と少し入れた砂糖の甘み、
和のレンコンがちょこっと洋風になりました。

昆布とかつおだしのきいたお馴染み和風の煮物も少しだけ。


小ぶりの愛知県産レンコンはシャキシャキ「甘酢漬け」にしました。
酢とお塩少々でさっと湯がき、甘酢に漬けておくだけ。


そしていつもの「レンコンの佃煮」、レシピはこちら⇒

いつもより煮込み回数を減らしあっさり仕上げにしています。
この佃煮は、おせちというより我が家の常備菜、
ご近所さんにも人気で、レシピを伝授して広めています。

レンコンだけで4種類も出来ちゃいました。
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おせち料理、金柑の甘露煮

2021-12-30 | おせち料理
おせちの彩りに「金柑の甘露煮」を作りました。
とろり柔らかな甘露煮に仕上がりました。

今年の金柑はたくさん生りすぎて粒が小さめです。

きれいに洗って、ヘタを取り除きます。

上下を残し、縦に切れ目を6本ほど入れます。

10分ほど茹でて、1時間ほど水にさらしてアク抜きをします。


竹ぐしを使って切れ目から種を取り出します。
これが面倒、一個の金柑に5粒くらいの種、まあ適当に。
金柑の重さの50%強の砂糖でゆっくり煮ていきます。


落し蓋をして、30分位弱火で煮てそのまま数時間冷まします。


弱火で30分、冷ますを3回ほど繰り返すと、


ねっとり艶々の甘露煮の完成です。


子供の頃、風邪をひくと作ってもらった「金柑煎じ」
懐かしい香りと味です。
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お餅つき

2021-12-30 | 手作り料理
少しだけのお餅つき、
白、ヨモギ、あおさ海苔の3種類です。

小さいお餅つき機、お米10カップ(1,400g)までの量対応です。

蒸し時間は35分ほど、

1,400gのお米にあおさ海苔30g入れました。

ボタンを押すだけ、勝手にきれいに丸まってくれます。
つき上がったら、ポリ袋に取ります。
熱いうちに平らにならすだけ、餅とり粉もいらないし簡単です。

2日ほどこのままにしておいて後は切るだけ。

我が家でお餅つきをするようになったのは5年前から、
それまで実家で作ってもらっていました。
大きい羽釜で湯を沸かし、3段の蒸し鍋を積み上げて。
手際の良かった母が年々衰えていくのを感じたお餅つきでした。

父の元気だったころ、
早朝からたくさんの餅を臼で搗いていた光景を思い浮かべます。
お餅つきは、お正月と大寒のあられ作りの大きなイベントでした。

便利な時代に代わりましたが、
お餅やあられの懐かしい味は今も変わりなく、そして、
それを少しでも伝えていきたいと思っています。
この冬も、小学校の子供たちと「あられ煎り」の体験できるかなぁ。
コロナが拡がりませんように。



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冬の湖畔

2021-12-28 | 母のこと
すっかり葉を落とした奥伊勢湖の水辺、
どんより寒い日は水も深く重い色です。

一羽のサギの白がひときわきれいに見えた。

母の五七日忌(35日)の法要に向かう朝。

紅葉や銀杏がきれいだった一か月前は、
葬儀や片づけに追われ大好きなこの場所を素通りしていた。

少しづつ遠くなっていく母との日々、
悲しみはあまりないけれど、思い出すことが多くなっているかも。
年末、お餅つきやおせち作りに追われていた姿、
もっと手伝ってあげれば良かった。
お正月も孫たちに会うことを喜んでくれていたけど、
私たちのために動きづめで、ゆっくり遊べなかったよね。

「今ごろ気がついたの?」と母が笑っていそう。
コメント (2)
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おせちの前にお漬物

2021-12-27 | 美味しい漬物
今年もあとわずか、おせちの準備前にお漬物の仕込みです。
日野菜が良い太さに育っています。

半日ほど干して、3%の塩で3日間下漬けをしました。
塩漬けした日野菜は熱湯につけ、すぐに冷水で冷やし水気を絞ります。

日野菜の漬物「お酢とみりん漬」
葉とダイコン部分を細かく刻みます。
ダイコン部分:600g、葉:200g、
みりん:50g、酢:50g、塩:10g、
材料を合わせて漬物器に、軽く重石をします。

お酢を入れたからきれいなピンク、どんなお味になるかお楽しみ。

もう一種はいつもの塩漬け。
下漬け後、熱湯をとおし冷水にとってあく抜きをしています。
下漬けが済んでいるので、塩は軽く1%強、昆布を入れました。
ダイコン部分を下に並べ、葉は少しづつまとめて上に並べます。
即席漬物器で再度水が上がってくるのを待ちます。

おせちの箸休めに欠かせないお漬物、
もう一種「柚子ダイコン」も漬けました。

日本酒、酢、砂糖がダイコンの6%、塩、3%。
昆布煮鷹の爪、柚子の皮千切り、果汁も絞って。

皮を剥いた大根の四つ割りにこのつけ汁をからませ、

即席漬物器に並べて、


3日ほどで食べごろです。


おせちもこんなふうに簡単だと良いんだけどなぁ。


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