うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

うさばなし

2023年01月31日 | 動物 いきもの

床屋のおねえさん(同世代)が話してくれたこと。

娘さんが友達から、うさぎを譲り受けた。
飼い方とかいろいろしらべて、一生懸命お世話しているのだが、ぜんぜんなついてくれない。

さいしょは愛情をもって接していかなければ、と思っていたが、こうつんけんされると飼い主もだんだん傷ついてくる(この気持ちはわかる)。

そのうち、相変わらずつんけんしているうさぎに向かって、

「ふん、うさぎのくせに!」

というのが口癖になってしまったのだそう。

まあ、うちのココもそうですけどね。。ココはお迎えしてすぐに健診でメガバクテリア(セキセイにありがちな病気)が見つかって、お医者さんにひと月間毎週注射してもらった。おかげで快癒したけど、それからにんげんが大嫌いになってしまった。。アルもかいぬしを出し抜くことばかり考えてたし、お医者さんに保定されると力の限りぴいぴい鳴いて困らされた。。


うさぎがそんな状態なので、娘さんはもっと手軽なペットが欲しくなり、ももんがあを飼った。

そう、あの手を広げて飛ぶ、ももんがあです。

飛ばして遊ぶの?と聞いたら、そういうことはしてなくて、鳥を飼うときみたいなケージに入れてるのだそう。餌をたべるときは「くちゅくちゅくちゅ、というかんじでかわいい」のだそうだ。

ただ、顔を見ると、ネズミみたいなものだ。ので、娘さんに向かって、あんたネズミ飼うの?と言ってしまったのだそう。


写真は丸の内(八重洲側)の、フォーシーズンズが入ってるビルだと思います。2006年のクリスマスごろ。竣工前だった(からこういうことができた)のか、と調べましたが、よくわかりませんでした。。

撮影したのとクリスマスだったことだけは覚えてて、何年だか思い出せなくて、暮れだから来年の干支にちなんでやったのかな、と2010年ごろの写真を一生懸命探してしまった。もう17年も前のことでした。
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物価とは何か

2023年01月29日 | 本と雑誌
渡辺努 講談社選書メチエ 2022

ちょうど1年ほど前に発売になり、昨年は結構話題になっていた本だと思う。
近くのモールにある本屋でも表紙を表に出して掲げてあった。
買ったのは(Kindle版)去年の春ごろだが、その頃はフォーサイスとか読んでいて余力がなかった。薄い新書版とちがい、そこそこ歯ごたえがある本だ。

とくにどういう内容か知らずに読み始めた。さいしょはもう少しよもやま話ぽいものかな、と思ったら、かなりー今風の言い方をすると「ガチ」ーでもその言い方好きじゃないから「本格的な」ー経済学の理論書だった。
もっとも渡辺氏は「この本は物価理論の教科書ではない。教科書形式にすると初歩から説き起こすことになって文量が膨大になってしまうから、と断っている。
なので、例えば東大経済学部の上級生が物価理論の講義を聴くときは、その内容はこんなものでは済まされないようだ。

なので、渡辺氏としては一般の方向けに物価理論をやさしく解説しようという意図で色々工夫されたようだ。

最初に物価とは「蚊柱」である、というたとえ話をあげている。蚊があつまって遠目には黒い柱のように」見えるが、近くで見ると一匹一匹が激しく動いたり、まったりしていたりする。それが物価だと・。柱全体が同じ方向に移動する場合もあれば、全体的に見ると動いていない場合もある。

と、いわれても意図がよくわからん・ような気がするが、渡辺氏の意図は「巨視的に見たときの動きと、微視的に見たときの動きは同じではなく、個々の動きから全体を定義しようとしても、必ずしも正確な答えは得られない」というもののようだ。ずっと読んでいくと、だんだんわかってくる。

読者が経済学の予備知識を持っているか否かで、本書の読み方も少し変わってくるかと思う。フィリップス曲線とか、自然失業率とか、そういう言葉が次々と出てくるし、経済学という学問の手法に対する批判(上記蚊柱理論など)も飛び出してくる。
若いころに一般教養であれ経済学をかじっていて、実務でそれをアップデートする機会がなかった人などが読むと、なるほど経済学も色々進歩してきているのか、などと感心するような読み方になると思う。

特に経済学に触れたことのない人、あるいは好奇心旺盛な大学生の方々などはより新鮮な知識に触れて、ここから色々と深堀りしていこうと考えるかもしれない(書きながら思ったけど、若い学生さんとかはかなり刺激を受けるんじゃないかな)。



正月にNHK BS1で「欲望の資本主義」という番組をやっていて、そこに渡辺氏が出てきた。実をいうとちらちらとしか見ていないのだが、そこで本書でも書かれている「ノルム」という概念を紹介していたようだ(ちらっと見た)。

ノルム(Norm)の説明として、本書では母国がハイパーインフレに見舞われた国から来た留学生のエピソードを取り上げていた。

その国では日々物価が上昇し続けていくが、そんな中人々は暮らしに四苦八苦しているかというと、案外そうでもない。
誰もが明日は物価が上がると思っているので、自然とそれに応じた行動をとっているからだ。店主は明日には仕入れ値が上がることが分かっているから、それを売値に転嫁する。高くしすぎれば売れないし、安くしすぎたら損をするから、どの店も同じくらいの値上げに落ち着く。賃金も、上げずにいたら従業員が辞めてしまうので、適宜上げていく。

こうして社会全体が一糸乱れず同じ流れに乗って行けば、高インフレでもひじょうに困ることはない。
この、社会全体が共有している、「明日はどのくらい上がるか」の認識をノルム、というのだそうだ。予想とも似ているが、社会に共有されているというあたりが、少し違う。

このことは、長い間緩やかなデフレの状況が続いている日本にも当てはめることができる。物価は変わらない、あるいは明日になれば少し安くなると考えるのが共有されていると、人々はそれを前提に行動する。世界市場で原材料が高騰して、値上げをしないと利益が圧迫されるとわかっていても、値上げに踏み切れない。

このノルムは、世代によっても意識が違ってくるそうだ。平成に生まれ、物心ついた時からずっとデフレだった世代は、物価上昇という意識が持てない。より上の世代、オイルショック後の狂乱物価などを知っている世代はまたちがう。

デフレはなぜ怖いのか。
しばしば取り上げられるアメリカの1930年代の大恐慌では、年率10数パーセントの猛烈なデフレ状況だった。現代日本の場合、デフレと言ってもひじょうに緩やかなものだ。それでも問題はある。

たとえば、ある企業が画期的な製品を作るために、多額の開発費をかけてそれを市場に送り出そうと考える。開発費は価格に転嫁して回収したいが、ゆるやかなデフレの下ではそれは容易ではない。コストは少しでも圧縮し、販売価格は押さえたい。いきおい、開発に費用をかけにくくなる。
結果、社会が成長するためのコストをだれも負担しなくなる。

というわけでこの辺は多少自分の言葉も入っているが、この現代社会の状況をなんとかせんと、あるいは理論的にどう解釈すべきかを、いろいろな角度から分析している、という本であります。

ご一読をお勧めします。

・・あれですよ、平成の前半ぐらい、金融危機が起きた辺りからはじまった日本経済の改革というのは、無駄をけずって安く(中間マージンを削るとか、終身雇用をやめて非正規雇用にするとか)という方向性で、自分たちもそれに向かって邁進したわけですね。その結実がいま目の前にあるという。。




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石川信吾 真珠湾までの経緯

2023年01月27日 | 本と雑誌
中公文庫2019(底本:時事通信社『真珠湾までの経緯ー開戦の真相』1960)

石川信吾は1894年に山口県で生まれ、海軍兵学校(42期)を1914年(大正3)に卒業した。成績は中程度で特に目立つ存在ではなかった。太平洋戦争開戦時には軍備全般の指示、開戦に向けた戦争準備等を担当する軍務局二課長であった。
また、海軍省、軍令部の政策を横断的に検討するために立ち上げられた第一委員会の中核的メンバーとして、対米対決姿勢を推し進めたとされている。
(以上は本書戸高一成氏の解説より)。

対米強硬派であり、日独伊3国同盟を支持、また日本の大陸進出に関し、日中戦争完遂と対米開戦回避は両立せず、衝突を避けるためには満蒙問題の終息を早期に図るべきという意見を持っていた。

開戦時の状況を知る者の著作として非常に重要なものだが、これまで研究者の間であまり詳細な検討がされていなかったのは、石川が若いころから非常に自己顕示欲が強く、人物評価が困難との意識が研究者にあったからではないかという。

文章を読む限り、表面的には特別に自己顕示的であるといった表現は見られない。世界の地勢(当時の)に関する記述は簡潔にしてわかりやすく、表現に古さは感じられない。このため、まるで現代の世界情勢を概観しているような錯覚を覚える。

とはいえ、アメリカ合衆国が非常に悪意を持って外交戦略を打ち立ててきたというような記述は、今日われわれが普通に目にする文書にはない表現だ。
そこは少し奇妙な印象がある―この辺り、うっすらと対米強硬派ぶりが透けて見えるようだ。

松岡洋右氏とは同郷で個人的な親交があった。三国同盟から外相を離任させられる前後までのエピソードが語られている。この二人は同郷であることなどより、我の強い性格がよく似ていて、ウマが合ったのかもしれない。
輸送船の艦長になった時のエピソードにも触れているが、これは多少左遷気味の人事であったようだ。

開戦までの経緯というタイトルなので、本編はとうぜん真珠湾急襲の話で終わっている。ただ、石川は終章として、本書が執筆された1960年の状況を概観している。

アメリカは中国大陸の権益をめぐり日本と戦争を始めたが、大陸は(中国の共産化で)ソ連に持っていかれた。それが今、日米関係を再転させている。イギリスも結果として権益を失っただけだ。
英米は戦争目的を力による支配からの解放と位置付けたが、戦争終結後も世界は依然として力の均衡により成り立っている。原爆、水爆の開発は本質的な解決にはならない。
国連は軍事、政治を中心とした活動をしているが、むしろ経済協力などを中心として共栄を図るべきだ。

終章は本論ではないし、とりたてて感心するような記述でもないが、なんとなく石川氏のものの見方、考え方が伝わってくるようで興味深い。。

終章ではひととおり世界情勢を語っていながら、開戦から戦争終結までのことについては一言も語っていない。そこは「たくさんの人が色々語っているから、私は蛇足を加えるのをやめ」たのだそうだ。

終戦時は少将で運輸、補給関係部門の部長であったようだ。本書出版の4年後、1964年に70歳で没している。







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マイナンバーカード取得

2023年01月25日 | 日記・エッセイ・コラム
申し込みをしたのはマイナポイントの当初の締め切り間際だった昨年9月末、受付完了の通知が来たのが11月中旬だったかな。

カードの受け取りには来庁して対面で行う必要がある。
予約サイトを見たら、30分区切りで3人ずつ受付になっており、1月下旬まで予約済みだった。市内数か所の出張所でも受け付けはしているが、月に1,2回だけだ。

家族や友人から、もらいに行くのがたいへんだよ、と聞いていたが、なるほどたしかに。。昨年就任した大臣が、ひところイキッていたけど、現場のようすはこんな感じだ。
ただ、各自治体によって対応はけっこうちがうとも聞いている。

市役所に行ってみると、受付はふつうの証明書窓口で、手続き自体はごくスムーズだった。
もらったあと、これは特設コーナーがあったが、マイナポイントの取り方をおてつだいする担当の方に手伝ってもらい、銀行口座ひもづけ、保険証設定と、WAONカードにポイント付与の手続きをしてもらった。自分でやっても良いが、世話がない。

来庁後の手続き時間は1時間ほどだった。最初は在宅勤務の昼休みに、と思っていたが、時間が読めないし色々面倒なので、結局休暇を取った。実は今月、そう労働時間がけっこうカツカツで、下手に一日働くことにしない方がよい、ということもある。
その割には朝もメール対応して、夕方は会議にでてしまう。

そういう、さむかった一日。
寒いので出しっぱなしにしていたシクラメンを、夜はしまった。
この子は一昨年暮れに買って、花が終わって以後ずっと水をあげていた子だ。
水以外なにも上げてなかったが、暮れ近くにまた花をつけて、いまこんな状態。
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ふんだりけったり

2023年01月24日 | 鉄道、車、のりもの
人身事故の影響を受けたことはこれまで何度もあります。先月23日、イブイブの夜にも遅い時間に抑止に遭い、駅前のコメダでしばらく時間つぶしました。スマホ見て頃合いを見計らって駅に戻りましたが、こういうときはインテリジェンスと判断力が結構試されますね。慌てて動いても愚直に待ってても良い結果にならない。

しかし今回は、乗車した列車が事故に巻き込まれてしまいました。。

出社はすこし遅い時間だったのですが、急行電車なので割と混んでました。立ったままタブレットで本を読んでいましたが、通過する駅の構内に入ったあたりで警笛吹鳴、直後に非常ブレーキがかかります。以前に無理に侵入した自動車と衝突事故が起きて以来、センサーによる非常制動作動はわりと頻繁に起きています。この時もそれかもな、と思っていました。
僕の乗っていた車両はちょうど踏切の辺りで止まりました。

しばらくして車内放送。ただいまこの列車による人身事故が発生しました、というものでした。これから救護活動、警察による現場検証を行うので、相当長時間運転を見合わせることになると。


救急車と消防車が来るのはかなり早かった気がします。踏切には横断しようとする車がたくさん待っていたのですが、事情を察し次々にバックして去っていきました。
救護班は水色の作業着姿で、線路脇を歩いていきます。

警察も到着。数人のグループで現場に向かいます。ふつうの警官ではなく、黒づくめの服を着て、野球帽のようなものをかぶった人たちです。

この辺りの作業は、手慣れているのかかなり迅速に感じました。

車内放送はまず窓を開けて換気してください。次に、気分の悪い人、ご希望の人は車内から外に出て駅ホームに誘導する、と。

ドアをすべて開けるのではなく、7号車の一部を開けるとのこと。相当数の人がこれに反応し、移動を開始しました。ところが、たちまち列が滞り、その場に止まってしまいます。少しずつしか降りられないようです。

やがて放送で、運転再開に支障するので、降りるのは具合の悪いとか、必要な人だけにしてくれと言われます。いずれにしても、7号車から遠い人は実行しづらいようです。

女の人が窓を開けて、消防士さあん、と叫びだしました(最初は外に知り合いがいるのかと思った。さすがにそれはない)。ここに具合の悪い人がいます、と。消防士さんは7号車の方を指さして、あっちから降りてくれと言っているようでした。しばらく話していましたが、話し合い不調だったようです。

この間友達とLINEして実況してました。そのログを見ると、止まっていたのは1時間程度のようです。運転再開。走行装置に支障がないかゆっくりと走り、駅ごとに点検をしているようでした。

途中駅で振り替え輸送している地下鉄に乗り換え、オフィスには1.5時間遅れぐらいで到着しました。

乗客も心得ているというか、皆スマホなどを見たり、用務先に電話したりして過ごしていました。プレゼンに間に合わないとか、オリエンテーションがどうとか、色々個々に困った事にはなっているようでしたが、興奮してるような人はいませんでした。。

それにしても救急隊員、消防士、警察の人たちが20人ぐらいでしょうか。。鉄道からも駅員や車掌さんが忙しく打ち合わせたり放送で注意喚起したり、乗客も1両100人ちょっととしても千人、抑止区間にいた列車は10本ってことはないだろうし。

さらに、踏切で待っていた車は迂回をしなければならない。立体交差も少ないので、トラックなんて相当大回りになった事でしょうね。

改めて人身事故って大変だな、と思った次第で。。



夕方になり、ものすごく冷えてきたところ、今日は用務でちょっと寄ってかえったのですが、寒いホームに滑り込んできた山手線の電車に乗って・・。と、車内放送があり、今神田駅で電車のドアが閉まらない故障があった、この電車もここでしばらく運転を見合わせます・・。

う~んまいったねこりゃ。朝も夜もか。。
寒風が車内を駆け巡っとるぞい。。

まあ、10分ぐらいでしたけど。
今日はほかでも人身が多数発生、強風で各路線かなり乱れたようですし、関西では雪による立ち往生も起きたらしいですね。

それでもさ、車掌さんが、本日は電車が遅れてご迷惑おかけしました。お寒い中ホームで長時間お待ちいただき、申し訳ございません、とかアナウンスされると、ほんとうに頭下がるよね。

大変な思いして、寒い中頑張ってるんだから。。
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うめ

2023年01月22日 | まち歩き

考えてみればもう1月も後半ですが、それにしても今年はけっこう梅がさいているね。

ここは下の2枚とは別の場所ですが、近接で撮った写真は全滅いたしました。。E-PL9、AFはそれほど信用できんようです。。

時折ここでも掲げている、神社の境内にある梅です。
昨年はやきもきするほど咲くのが遅かったのですが、今年は早い。。

とくに暖冬だったわけでもないし、むしろ寒いのですが、ふしぎですね。。
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せそう

2023年01月21日 | 社会・経済


連日強盗殺人事件に関するニュースが流されている。関東で続発する強盗事件の特徴は在宅中に複数名で襲撃し、住民、店主を緊縛して暴行、実行犯はSNSで募集され、メンバーを入れ替えて繰り返すというものらしい。

強盗だけではなく殺人事件も多い。特殊詐欺も、あれだけ注意喚起されているのに、繰り返し起きている。

世相が荒れているのではないか。数年続くコロナ渦に、昨年からは戦争も始まった。実質所得は減少し続け、さいきんは諸物価も上昇し始めた。

日本だけではない。パリの北駅周辺では治安が非常に悪化して、暴行、ひったくり、薬物売買などが横行している、と海外ニュースが報じている。オリンピックを1年半後に控えて由々しき問題、としているが、欧米大都市の治安悪化はSNSなどでも、現地在住の邦人の方々が時折つぶやいているのを見かける。

コロナ渦と犯罪件数の関係でいうと、一般的な犯罪はむしろ減少したのだそうだ。

一般的な街頭での犯罪は、平成中期から減少を続けており、コロナ渦が始まってから減少率が高まった。家庭内犯罪も(コロナ渦で)増えたとは言えない。
しかしサイバー犯罪は増えつつある。

記事ではその一方、失業者が増加しつつあることで潜在的犯罪者が増えるかもしれない、長期的には注意が必要だとしている。

これは1年ちょっと前の記事だが、今は少しずつ社会の動きが回復し始めている。犯罪増加はやはり、注意が必要かもしれない。

井伏鱒二「黒い雨」では、主人公が「大きな災厄があった都市では100年たっても人々の悪ずれが治らないそうだ」と独白する場面がある。
日本がネイティブに治安の良い国だなどということはない。幕末の京都なんてすごかったし、だいたいあの辺は1000年単位で見たら・今の方が例外なんじゃないかしら。



もう、寒いもんだからなんだか寒冷鬱っぽいですよ。

6年前のこと(親の介護)とか、ふと思い出します。春にかけて、いろいろ・。ああこの辺でやめとこ。

思い出すといえば、僕も犯罪被害者になったことがあります。
21年前の夏の終わり、泥棒に入られました。珍しく日のあるうちに帰宅したら、なぜか家の窓とかが開いていて妙な感じだと思った瞬間、玄関から屈強な外国人が二人、飛び出してきた。慌てて後を追ったが、すぐ見失った(それでよかったのかもしれない)。
金品はとられなかった(なかった)が、デジカメを盗られた。窓ガラスを割られていた。

犯罪件数が(平成以降で)一番多かった年のことです。コロンビア系の窃盗団がこの辺で暗躍してる、と警察が言ってました。
近所に挨拶に行って、同情もされたけど、だらしないようなことも言われたり。
隣にも入られて(別の犯人)犬が吠えたので諦めたらしいと、のちにわかったり。

ああやだ。思い出すのやめ。あかるいはなしをしよう。

それで、デジカメなくなったので、翌月末に新しいのを買ったのだった。




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あげろ

2023年01月17日 | 社会・経済
むかしはそんな言葉はなかったけど、かなり早くからいわゆるジョブ型の雇用で会社に入り、ほぼ同じ分野の職種で仕事してきた。ほぼ期間の定めのない雇用で採用されてきたが、少なくとも終身雇用が前提とされる会社で働いたことはない。

部署なりポジションがなくなると、基本的には雇用も終了する。
じっさい自分のいた部署の海外移転が決まったとき(アジア・パシフィック各国の会社の一部門が一体化し、自分のいた部門はシドニーに移転)、1.シドニーに行く、2.国内他部門に移籍する、3.やめる、を選ばされた。

人事の方からは1.はおやめなさい、若くてもう帰ってくるつもりないならいいけど、年金中断するし、大変ですよ・、2.は一応あたりますけど、相手が受け入れるかどうか・、現実的なのは3.です、割増、出します・、と言われた。

じっさい、他部門の方にお話を伺ってみたけど、かわいそうにねえ・ひどいはなしだよねえ、とか、そんな話にしかならなかった。

とはいえ、両者(ジョブ型とメンバーシップ型)が明確に区別されているわけでもなかろう。営業に入ったら定年までずっと営業というひとは多いだろうし、海外企業でも社内で転身を重ねている人はふつうにいる。

ちがうのは、同期が社内で横並びに昇進していくみたいな構図だ。うちはもともと同期が少なかった(でも新卒の採用自体が異例のことで、たぶんあの会社の史上最多だったかも)が、9年たって残っている同期は一人だけだった。そのあとは僕も辞めたのでしらない。ずっといても、上のポジションは他所から入ってきてしまうし、経験が深まらない。給料も上がらない。だから転職する方が自然という感じになる。
この辺はあるいは、今の日本企業ではふつうになりつつあるのかもしれないが。

転職するにしても、日本の大きな会社だと、社風、というより言葉(社内用語)からちがうらしい。。うさぎのことをネコといったりするのか。。とかいいながら、例えば大手私鉄なんかはお互いにすごく仲が良くて、同じ部門の担当者がしょっちゅう会合や合宿をして交流を図っていると聞く。ああなると(会社間で)円満に転職するのは難しいんじゃないかしら。しらんけど。

以前は在京の外資金融にいたのですが、おおきいところは年中人が入れ替わっていて、極端にいえば全体がひとつの会社みたいでした。社内の噂話で、あの人は今度XXに行った、そのXXから来た〇〇さんは、うちの△△さんと前◇◇にいたとき一緒に働いてた、みたいな。

いいところにいると、それが名刺代わりになって、転職しやすくなる。採用する側も、てきとうに場数を踏んできた人の方が安心できる。日本の会社に長年いたひとでもいいけど、下手すると移植した松の木のようになってしまう可能性がある。

俸給はそのときの予算とかキャリアに左右されるから、部署内の俸給格差はかなりいびつになる。いちどそれが部内に漏れて騒ぎになったことがあった。そんなものは知らぬが華なのだが、知りたくなるのも人情だ。
そういう不都合を避けるために、給与計算をアウトソースする会社も多い。

前職は入社の少し前に経営者(資本)が変わった所だったが、古くから働いている人の給与が高かった。自分の部下もその一人だったが、新任の社長(僕の上司)はバランスが悪いと言って、減給するといいだした。

減給は労基法上、厳しい制限があるが、最終的に本人が同意すれば認められる。しかし本人の不作為でも会社の業績不振等でもなく、社員間のバランスが悪いから減給だと言われて、納得する人は少ないと思う。

かなり反対したが、結局押し切られた。本人も同意した。
この時に抱いた(上司への)不信感は最後まで残った。ただ、変転する企業環境の中で、こうした問題が起こることは避けられないことも確かだ。


話があちこち飛んだが、例の、首相が年頭に賃上げ実現を、と打ち出した話。
風潮を変えていくという意味では必要なのかもしれないですね。。

ただ、こんなふうに生きてくると、ベースアップで一律給与が上がるという感覚が希薄なもので、ほんとうに実現するかな、というのはある。

給与が純粋に、需要供給のバランスで決まるのだとしたら、出生数が急減している現在(これはすでにかなり深刻)、給与も天然ガスやニッケル、リチウムなどのように急騰しなければおかしい。などというと、お前大学行って経済学やり直してこいと言われますが、世の中の仕組みはそうたんじゅんではないみたいです。。

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BARBEE BOYS √5

2023年01月15日 | 音楽

1989年というと、昭和が7日間だけ続いて、年明けの最初の土曜日に昭和天皇が崩御、有名な小渕官房長官の「平成」改元発表が週末にテレビ中継された。
前年後半から派手な宴席は自粛されており、果てはテレビCMも内容を一部変えて放送されたり、という世の中だった。

昭和天皇の崩御に伴い、そうした「自粛」ムードはむしろ解かれ、ほどなく人々は「平成」の日常を送るようになっていったような記憶がある。この頃成人の日は15日だったが、手元には父が近所の子の晴れ姿を撮影したフィルムが残っている。


たぶんこの3連休か、翌週末、妹と音楽番組を見ていたら、BARBEE BOYSの新しいアルバムが紹介されていた。
僕はその頃CDプレーヤーを持っていなかったので、お金出してそのCDを買ってきて(折半したかな?)、CDは妹にあげて、自分はテープにダビングしてもらってそれを聞くようにした。

翌月能登半島に旅行したが、そのときに間に合ったかどうか、そこまでは覚えてない。でも、よく車の中で聞いていた。

PVはけっこうインパクトがあった。いわゆる芸能界的にきらびやかでも、お上品でもなく、ひじょうにプログレッシブでもなく、むしろやや古典的なロックなのだけど、そのワルさ加減がとってもかっこよかった。

KONTAさんも杏子さんも(ほかのメンバーも)、僕よりはお兄さん、お姉さんなのだが、若くてしっかりしてる職人さんとその仲間たち、という感じだった。ガテン系という言葉はそのころまだなかったそうだが、ちょっとそういうムードがあった。

ほんとうは杏子さんは大手商社に勤めた経験がある、ちょっとお堅めのお仕事をされていたそうなのだが、でも考えてみるとそれを含めて、シンパシーを感じていたのかもしれない。

わりとハスキーな声でさばさばした性格で、という女性は、個々に見ればもちろんそれぞれ違うのだけど、ある種のステレオタイプとして遠くから見ると、人生のいろいろな時期で時折出会っている。

お酒飲みに行ったりすると、けっこう如才なく楽しく話ができたりして、いいんだよね。。もう辞めてしまったらしいけど、前職の若手にもそんな感じの子がいて、(こっちの方がずっと年上なんだけど)からかわれたりして、けっこう楽しかったな。

という話はどうでも良いが、昨年運転中に聞いたFMに、杏子さんが出ていて、近況やら再結成したバービーのメンバーのことやらを話していた。
いい感じで、昔のままのイメージで年齢を重ねておられるようで、とっても懐かしかったし、うれしい気がした。
(それでCD調達)。

今思い返しても平成最初の年の世相って、やはり勢いがあったな。
その後はお通夜ムードなどどこかに吹き飛んでしまい、自分が恩恵をうけていたかどうかは別として、世の中全体に浮かれていた。

今、当時の世相を示す映像というと、お立ち台で踊ってる女性たちみたいな映像ばかり出てくるが、当然だけど?そんなものは全く縁がなかった。

そういう時代だったからこそ、バービーみたいな地に足が付いたようなバンド、演奏は新鮮に感じられた気がする。まあ、本人たちはあまりそういう意図はなかったとは思うけど。
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むつき

2023年01月12日 | 日記・エッセイ・コラム

とりあえず、今週一番厄介な仕事から生還しました。

色々あってやだなあ、と思ってたんですけど、とりあえず・・・。あ、また繰り返しちゃった。

実は年明けから、じゃないか、年末から色々起きているのですが、なんとかかんとか、うまいこと落ち着いてくれています。。

他方、今日はお客さん(海外)からうちの上司宛に、あなたの部下(=僕のチームの子)はいつもとてもよくやってくれる、どうもありがとう!というメールが来た。

数日前その子から、あなたのスーパーバイザーの連絡先教えて、ってメールが来たんですけど、どうしましょ、という相談を受けていた。
教えておあげなさい、と言いながら、なんか文句言われんのかな?と思っていたのですが。

上司が喜んで、全員同報で車内にメッセージ転送してました。
こういう、うれしいこともあるから、さいごまできちっとやらないといけないですね、仕事は。


昨日は鏡開きだったのですね。忘れてて、今朝鏡餅(例によって写真のようなミニチュア)の中出して丸餅食べました。

その一日前にはWindows 8.1がサポート終了になりました。
9年前に買ったPC(消費税が5%から8%になる直前に買った)は最初win8.0で、 すぐに8.1に自動でアップデートされ、2016年にはいったんwin10に無償アップグレードしたものの、故障で8.1に逆戻りする、という複雑な経緯をたどりました。
8.1のまま使い続けて、去年今のPCと交代しました。

使ってる人も少なかったのか、あまり話題にはならなかったですね。サポート終了・・。

メモリ8Gなので今でもwin10が手に入れば使えるとは思いますが・。
まあ、とりあえず。


年賀状がたくさん返ってきてしまった。
宛所にたずねあたりません 、RETURN UNKNOWNとか、スタンプ押されて帰ってくる。

たぶん、いつからだろうか、15年かもっと前かな、一太郎(ワープロソフト)の機能を使って住所録を管理してて、それを今の筆ぐるめ(ソフト)に引き継がせて使っています。
情報としてはかなり古いものが、そのままになっているのです。

もちろん更新はしている、つもりなのだけど、1月の、正月気分抜けたときに返ってくるものだから、年賀状ソフト立ち上げて直す気になれず、そのままにしてたのかもしれない。

それと、年末間際に印刷かけるものだから、いろんないきさつ忘れてて、リストの宛先全部指定して送ってしまう。

返ってきたはがき見ると、XX市●●-5-9-6 (住所不明)と印刷してある。
いつだか宛名不明で戻ったとき、とりあえず住所録に(住所不明)と書いといて、いつか判明したら更新しようと思ってたらしい。。

向こうからは来てるのに、こっちが住所間違えてるのがある。
寒中見舞いに文言直して、改めて送ろうかしら。とりあえず。。





切なかったのは、昔の上司に出した年賀状が戻ってきたことだ。

さいしょの銀行にいたとき、他行から転職で入ってこられた方だ。
僕もなんか職場にはまってなくて、心配に思われたのか、色々声をかけて頂いたりした。

そこでは数年ご一緒して、僕が転職していったん別れるのだが、その6年後に、全く別の職場で運命の再会をする。僕はちょっと中堅になっていたが、上司の方はその頃既に今の僕ぐらいの年配で、契約社員として働いていた。

廊下で会ったときは心底おどろいたな。。このくだりは前に、たしか去年書いたと思う。

ものすごくポジティブ思考の方で、その後色々の数奇な運命をたどって、取締役に昇進してしまう。役員になられてからもお付き合いは続いた。お昼に何人かで築地の場外市場に行ってお寿司食べたりした。

また組織変更があって、役員は退任になるがその後も週に数日、また契約社員に戻って、翻訳とかの仕事をされていた。物事をわるくとらえるということがない方だった。

数年前に賀状の返信が来たときは、書き文字がかなり乱れていて、もしやお具合悪くされているのかな、と案じていた。

ずっと同じ住所に出していたのに、帰ってきたということは、この一年のうちにご自宅を何らかの理由で処分された、ということなのかもしれない。

何年か前、別の上司に年賀状を出した時、ご家族の方から先年亡くなりました、という返信をいただいたことがあったが。
今回は届いていないのだから、それもない。

まあ、あの方のことだから、またどこかで運命の出会い、があるのかもしれませんね。。

そう思いましょう。とりあえず。


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6か月点検

2023年01月08日 | 鉄道、車、のりもの

(なぜか写真が暗くなってしまった。。。)

納車されてから約半年ということで、6か月点検をしてきました。

走行距離は4800kmぐらい。自分としてはけっこう走った方でしょう。
オイル交換はしてもらいましたが、それ以外特に問題はなし。
ウォッシャー液が減っていたので補充してくれたそうです。
考えてみると、買ってからいちどもボンネットを開けていない。。

半年も乗っていると、いちおう挙動みたいなことはだんだんわかってきます。
幅広で神経使うのは相変わらずですが、他方だんだんと自分のものになってきている感じも体感しつつあります。

ディーラーの建物が改装できれいになってた。
小さいところですが、皆親切で気持ちの良いお店です。


連休ですが、かなりだらだらと過ごしています。

今朝はずっと仕事夢を見ていました。
元旦に見た夢(初夢は二日夜に見る夢なのでしょうけど)も仕事夢でした。
出張の時、旅行支援のクーポン使ったのを、経費精算で請求してくる(という社員がいて、その取り扱いについて考察した)、というものでした。

旅行支援は個人に与えられますが、支援で宿代が安くなった場合、旅費は控除前の金額で計上して、支援を受けた分は雑益で計上する(会社の利益となる)のが正しい方法です*。つまり、社員は実際に支払った額のみ求償できます。

しかし、支援を受ける権利はその社員個人にあるので、旅行支援の分も本人が求償をうけるべきではないか、と主張されたらどう考えるか、という問題で・・。
難しすぎて、目が覚めてもわかりませんがな・。

*現在は業務目的での利用は対象外。



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Lenovo Tab M7 (3rd Gen)

2023年01月04日 | デジタル・インターネット

お正月三が日もすぎて、きょうが仕事始めの方も多いかと思いますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
僕は新年4日までお休み。5日が仕事始めです。

以前書いたかな?前職までは新年というと、始まったらいきなりエンジン全開で、む~どの切り替わりが急すぎてとってもつらかったのです。

3年前に現職についてからは、この4日目という日がもの珍しくて、どうも変な感じがぬぐえません。

新年という、日本にとって特別なシーズンは、なにをやっても調子がくるってへんなかんじがするものです。。
関係ないけど昔、年明け数日は挨拶まわりぐらいで何もすることないんだろうと、勝手に予定入れられたりして、嫌な思いしたりしたな。
逆に3が日に平常の予定入れられるのも嫌なんですよね。

昔は31日夜遅くまで仕事したり、元旦に出てってのもありました。
今も若い子たちは頑張ってるのであれなんですが、もうそういうのは疲れた。

要するに、しばらくほっといてほしいんです。。。成人式の連休が、しみじみありがたいよな。

・・しつれい、さいしょから思い切り脱線しました。


さて、掲題のLenovoですが、これは日常読書用に使う予定のタブレットです。
これの始まりはもう10年も前の、Google Nexus7です。当時ひじょうに手ごろな価格(19,800円)で売られていて、性能も当時としては上々でした。電子書籍は出始めで、物珍しさもあって色々なサービスを使ってみたりもしました。

その後ASUSのタブレット(2016年)、Amazon FireHD7 (2019年)と買い替えてきました。AmazonはAndroid端末ではないのですが、実質的にAndroidであり、ネットではこれに小さな工夫を加えることでAndroidとして使う方法が紹介されています。

同じ年にiPadも買いましたが、これは先日触れたようにお絵かき用で、外出にはあまり使いません。10インチは電車の中で本を読むためには大きくて重すぎるのです。
iPad Miniなら8インチで性能も優れています。しかし、一昨年ごろからネットや店頭で見ていると、例の半導体不足のせいか品薄で、検討していた時には入手不可でした。今はだいぶ値も上がっているようです。

そもそも、このクラスー7インチ~8インチのタブレットというのは今、ほとんど製品が出ていません。昔はたくさんありましたが、今はスマホの画面が大きくなって、iPhone13などは6.7インチ、ほかにも7インチ近くのスマホは結構出ています。ふたつ持ちたいならおなじ大きさにはあまりしないですよね。

7-8インチ付近というのはちょうど、新書版のサイズなので、手で持つのにちょうどいい。あと、スマホだとついSNS見たりして、読書に集中できないけど、Wi-fi仕様のタブレットなら(インストールすれば使えますが)ほかのことに気が散らないで済む。

それと、あまり高いお金は払いたくない。


てなわけで、これを選びました。
NECでもLavieシリーズとして、タブレットを出していますが、たぶん同じものでしょう。珍しくAmazonではなく、YahooのLenovo直販ストアで買いました。注文したのは先月18日(伊豆に出かける前)で、届いたのはたしか30日だったかな。

開封と設定は2日の朝にやりました。
今はgoogleの方で手持ちの別端末とアプリ引継ぎができるようなのですが、上記メニューから試してもできませんでした。

なので、手動で設定しました。
壁紙などはスマホと同様のものになっているので、なんか、わかってるみたいです。wi-fiのパスコードも引き継いでいました。


先に書いたようにこれは読書用なので、色々アプリを入れるつもりはなく、電子書籍アプリだけ入れればことは足ります。

電子書籍サービスは、Amazon Kindleと、楽天kobo、紀伊國屋Kinoppy, そして総合書店honto (丸善とかの系列)を使っています。
ほとんどKindleで、次いでhontoを使う。
どちらかというとhontoはグラフィック系の本が多い(鉄道の写真集など)。

しかし、なぜかhontoはアプリそのものをダウンロードできなかった。

このバージョンはお使いの端末には対応していない、という表示が出る。
ダウンロードしたうえで使えないのではなく、そもそもPlayストアでダウンロードのアイコンをクリックできない。

さてこまった。

ネットで不具合情報を確認しても、ずばりそのものの記事にはヒットしない。
時間がたてば解消するのかもしれないし、よくわからない。
ただ、手持ちのFire HDでは問題なく使えてるし、グラフ系の書籍は同じく普通に使えてるiPadで見ている。

なので、今後はhontoの書籍に関しては当面iPadを中心に見ていけばよいか、という話になる。というより、それしか方法がない。

koboも、長いこと新しい本は買っていないが、ヨコハマ買い出し紀行はkoboで買っていて、これを繰り返し何度も読んでいる。ので、使うのをやめられないのよ。
kinoppyは、以前は新書版が充実していたので使ってた。これも今はあまり関係なくなっている。新旧「日本沈没」をここで買っていて、これも時折再読している。
koboはページ送りのとき多少スムーズではなく、逆にkinoppyはページをフリックすると何ページもすっ飛んだり、うっかりスワイプすると表示倍率が勝手に変わったりする。
kindleは、外部ストレージにデータを保存できなかった。というか、設定は変えられる気がするのだが、いつのまにか内部ストレージがいっぱいになって警告が出る。hontoはできるので、だからグラフィック系の本はhontoで買っていた。

しかし、今回買ったTab M7はマイクロSDの設定時に、内部ストレージとして認識、という設定が選択できる。これだとkindleでも問題がないようだ。
ちなみに今回のTab M7の内蔵メモリーは32G, SDカードは128Gを買って装着した。

なので、結局のところkindleがもっとも無難、ということになる。

これも、どうなるかわからないけどね。かつて、15年ほど前には音楽配信サービスがたくさん出ていたが、その多くが提供終了したり、残っていてもデータ形式を変更したりした。今はご存じの通りサブスク全盛だ。
僕はかつてPanasonic, Sony, Microsoftのサービスでデータダウンロードしたが、サービス終了やHDD破損などで大半のデータは吹っ飛んでしまった。しばらく使わないでいたら、いつの間にか終わっていた、ということもあった。

だから、基本的にインタンジブルなものは、信用していない。

さてさて・。

持ち運び用にケース、カバーを探したが、今はなかなかいいのが見つからない。
7-8インチ併用というのを買ってみた。
そしたら、上の写真のようにぶかぶかなのよ。

この端末、おなじ7インチでも、以前つかっていたものより画期的に筐体が小さくなっている。ベゼルの部分ぎりぎりまで画面になっているので、一回り小さいのだ。それに、とても軽い。

なので。

ちょっと迷ったけど(100均でいいのないか、探したけど)、改めて写真のようなケース、買ってしまった。。

しばらく実戦で使ってみて、ぶかぶかのカバーも必要なら併用します。


というわけで、正月休みもおわりです。

今日は午後、近くのモールに行って(かなり混んでました)、眼鏡を買ってしまった。すぐ来ないけど。

ついでに、家帰ってから手持ちの眼鏡の鼻あてのところを取り替えた。
しばらく使うと、中の金属のところが緑青みたいに緑色になるのですよね。
パーツは以前Amazonで買っていたもの。400円ぐらいだったかな。


それじゃ。
おやすみなさい。
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越生七福神巡り

2023年01月03日 | まち歩き
(写真19枚です)
正月に七福神巡りをする習慣は、父親がいつからか始めたみたいです。古い写真を見ると、見覚えのある場所が映っています。

僕は少なくとも20年前から、一緒に行っているみたいです。
2003年の写真は、前年11月に買ったニコンF80Dで撮っていて、それが残っています。

以来、その習慣はいつの間にか僕に引き継がれました。
やってる割には、御朱印とか、そういうのはしないし、自転車や歩きの人も多いけど、いつも車で回っています。だいたい道中は箱根駅伝をラジオでやっているのを聞いていて、こちらが巡っているうちにランナーたちは大手町に到着し、次の番組が始まるぐらいまで巡っています。

もう全コース親と回るのは無理ですね。。今年は完全に一人で回りました。

掲げてる写真も、このブログではおなじみのものです。いつも同じことしているから。順番もほぼ決まってます。
法恩寺(恵比寿)冒頭の写真とも。
駅から近いので、ふつうここから始めます。
入口に山門というか、車で来ると屋根のついた構築物の中をくぐって駐車場にたどり着くようになっているところがあるのですが、今の車は幅が広くて怖かったので(今年から新しい車でまわります)、別の入り口から入りました。

このほかにも結構急な坂や細い道を結構通ります。

正法寺 大黒天
甘酒の接待にあずかります。
よく自転車の団体さんと一緒に回ることになりますが、今回はここで遭遇しました。

ここもちょっとした山の中腹にあり、坂を上っていきます。
普通の乗用車はみなふつうに通っているようですが、こちらは腹こすらないかとか、すれ違いで踏み外さないかとか、結構おっかなびっくり走っています。

誰が書いたのかよくわかりませんが。


ここで昼食というのも、毎年決まってます。
蕎麦屋のおばさんが自分のことよく知ってて、今日も今年はお母さん来ないの?と聞かれました。
食事にだけは来れるとは思いますが。来年は行くか。。


弘法山(弁財天)
ここも山の上にあり、かつ駐車場から相当の階段を上る必要があります。
親にとって後年はかなり大変だったと思いますが、かなり遅くまで登っていました。


最勝寺(福禄寿)
なんでもない、山裾の里にあるのですが、毎年どうやって行くのか、とても迷うのです。。

今年も、弁財天の駐車場で住所入力して、ナビ使っていきました。ナビの通りだと最短距離で行かないので、勝手に知ってる道走ってナビの方を従わせます。基本的には越辺川を超えて南に下がり、バス通りに出てから越生梅林の脇を抜けていけばいいのですが、その先もいくつも分かれ道があります。
いつもここで干支の土鈴を買います。

12年前に、さいしょにうさぎのやつを買って、以来毎年買ったのでもう干支の分は全部そろっています(丑年はコロナで販売中止だったので、通販で買った)。
ので、親へのお土産として買いました。


円通寺(寿老人)
越生町の観光センターから、奥に入ったところにあります。
観光センターは正月は営業していません。ふだんは町の名産を売っていて、ゆずとか梅干しとかを買ったりします。



全洞院(布袋尊)
ハイキングコースだとここが最後のお寺になります。
バスの終点もこの辺りで、この先20分ほど歩くと、黒山三滝という、観光名所があります。
名前は有名なのですが、行ったことがありありません。いつか訪れたいですね。
渓流を橋で越えた先にあります。

龍穏寺(毘沙門天)
ハイキングコースでは山の中をずっと歩いてたどり着くようです。
車でもバス通りを外れて林道のようなところをずっと登っていきます。



20年前、初めてきたときは、数日前の雪で道がところどころ凍り付いていました。山を登るうちに残雪がだんだん増えてきて、気候の厳しさがうかがえるような気がしていました。


今日はしかし、全コース上着もいらないくらいの暖かさでした。残雪のなかを巡ったという記憶はここ10数年ありません。
やはり気候が変わってきているのでしょうか。

親子で行っていたころは、帰りはもう日が傾きかけていて、斜光が田園地帯に降り注ぐ風景がとても美しく見えました。

今年はひとりですらすらと巡ったので、ここで終わって2時前ぐらいと、かなり早かったです。。まあ、車内でよもやま話をしながら巡ってた時代が懐かしいけどね。

いつも思うのですが、この静かな山里の風景が、ほんとうはとっても好きなのです。
自分がもっと若くて、色々自由に活動できるなら、この辺に居を構えてテレワークベースでで起業したりとか、面白いかもですね。。

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あけましておめでとうございます

2023年01月01日 | 日記・エッセイ・コラム


本年もどうぞよろしくおねがいいたします。
皆さまのことし一年が素敵な年でありますように。


前回書きましたように今年から液タブ(iPad)で絵を描いたのですが、これが勝手がわからなくて。。時間も迫っていたので(そうしないと最後まで描かない)往生しましたが、とにかく作ってしまいました。構図もへったくれもないですね。。
ちょっと自分でも納得行ってない仕上がりですが。。

もうちょっと使えるように、ことしはがんばります。。


それでもとにかく、とりあえず年末年始のいろいろな行事は軌道に乗ってきた感じです。

すき焼き作ったり、お雑煮作ったりしますが、お雑煮ってネギ入れたっけとか、色々わすれておって困るな。。

SNSとか見ると、自由にいろんなところ行ってる人たちを見ますが、うちはだいたい毎年同じこと、しているんですよね。。

なので、掲げてる写真もだいたいおなじです。


とはいえそれも、今年も無事新年を迎えられたことの証という気もするので、ありがたいことかとは思います。

今年の展望ですが、やはり身の回りよりは世の中全体の動きが気になります。
いまうちの辺りでガソリン150円(レギュラー)ぐらいで買えるところがありますが、この先補助金が徐々に抜けていって、どうなるのかしら。。

WTI見ていると、まだ80ドルぐらいですが、景気減速で60ドルぐらいまで落ち着けばだいぶ風景も変わってくるかも。一時期フランス辺りではガソリンが1L280円だとかで、それは嫌んなる(じゃ済まないか)わな、と思っていたけど・下がってふつうになると、ニュースでは取り上げないですからね。。

日本のドライバーは、ことガソリンに関しては、あまり痛痒を感じないで逃げ切ってしまうのかも。それが良かったかどうかはまた別の話ですが。

円安も、テクニカルな要因で決まる側面があるので、今年も大きく変動するのか、日銀総裁が変わって金融政策も変わり、円高方向に振れるのか、そのへんはわからないところですが。。

暮れにすき焼き作ろうとスーパー行ったら、肉売り場は和牛しか置いてなくて、オーストラリアとかアメリカの牛がいなかった。為替の関係で価格が引き合わなかったのかしら。。TPP発効で肉、安くなったのはそんな昔じゃないんですけどね。。

そのうえ去年から続いている戦争が経済に影を落として。。

いろいろと、レイヤーが重なった結果が、現実の社会に落とし込まれていくので、単純にあれが原因だとか、言いにくいことがおおいです。

コロナ渦の教訓は、あまりその場その時の情報に右往左往しないこと、世間のうごきには無理に逆らわず真に受けて流されず、いい感じにすりぬけること、という感じでしょうか。
戦争もそうですが、直面してしまったらもう何考えても無駄というか、生き残る本能最優先で行動するしかなくなります。これをレベル2とすると、レベル1はもう普通にしてるのが一番だという気がします。
簡単ではないですけどね。為政者にはつらい時代だとは思います。。


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