うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

うごけない

2017年11月28日 | デジタル・インターネット

昼休みに量販店に行き、さいきんのタブレットの状況を見てみた。

製品自体は結構あるが、スマホとは違うからなにかスター的な存在の製品があるわけでもなく(iPadをのぞく)、値段と画面の大きさくらいしか、違いが分からない。7インチはかなり製品数が限られていて、中心は8インチ、10インチらしい。

 

うちのASUS ZenPad(2年前の購入)には後継機種が出ているようだが、もしかしたら7インチはなくなったのかもしれない。

新しいGalaxy Note8は6.3インチあるそうだが、最近の大ぶりのスマホは6インチ以上の画面を持っているようで、タブレットは存在意義が微妙になってしまうのだろう。

とはいえ、タブレットを電子書籍リーダーとして利用するとき、7インチというのはとても適切なサイズなのだが。。

 

写真でわかるように、7インチはおおむね新書版の本と同じぐらいの大きさだ(右の本は比較用)。一般的な漫画本のサイズ、といういい方でもいいだろう。

電車の中などで、片手に吊革、片手にタブレットを持って読書するには、このくらいの大きさがちょうどいい。

まあ、画面サイズ(本体サイズ)自体は、1インチの差はわずかなので、8インチでもいいのだが、次の問題は重さだ。

うちのZenPadは270gちょっと、一般的な8インチPadは350g以上はする。物理的に、大きさが変われば重さもそれにつれて変わるのは当然で、それは仕方がない。

ただ、とにかく7インチのほうが軽い。もっとも、一世を風靡したNEXUS7は7インチながら重量350gほどなので、慣れの範囲ではあるが。。

結局、8インチでもそれほど問題はないが、小さいほうが個人的にはメリットが多い。

 

しかし、世の流れには逆らえず。。それにしても、世間で電子書籍を読んでいる人たちは何を使って読んでいるのだろうか。やはりスマホか。

今、スマホで本を読むことはしていないが、統一できればその方が便利だ。とはいえ、5.3インチでは少し小さくて、目に悪そうだ。。

結論。買い替えたくなるような魅力的なタブレットは今のところない。手持ちのZenPadは買ったときから調子が悪いが、今も同じようなものだ。新製品にかえても、あまり状況は変わらないかもしれない。大判のスマホに替える機会があれば、タブレットと統合するかもしれないが、スマホも今のところ買いたくなる製品がない。ので、今のところどちらも動けない。

 

 

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木々

2017年11月27日 | まち歩き

紅葉はそろそろ終盤にさしかかり、街路樹の銀杏も色づいてきた。

近くにある古い街道を車で走ると、木々が見事なトンネルを作っているところがある。

晩夏のころ、寝坊したセミが必死で鳴いているのを、開いたサンルーフ越しに聞いていたものだが、今はそこから枯れ葉が舞い落ちてくる。

季節が変わり始めたころから、旧宅の近くにあった木々のことが思い出されて仕方なかった。

街のどこに記憶が残るのかというと、季節ごとに変化を遂げる木や草花であるようだ。

毎朝見上げていたあの樹は、ある日を境に急に色づき始め、やがて少しずつ葉を落としていく。

・・ついてがあったので、帰りがけに寄ってみた。

もう4時半ぐらいで日が暮れてしまうので、写真を撮るのは厳しいのだが、なんとか。。

春もそうだが、秋も木々が存在感を示す季節だ。

こうした住宅地のほうが、そこに残る自然がより身近に感じられる。

郊外だとそこらじゅう同じような木々が豊富にみられるので、あまり気にしていられないのだ。

小春日和だったけど、この時刻、日暮れのもたらす寂しさ感は、人々の営みを軽く圧倒して、一色に染めてしまっているようだ。

1年前はまた、この時刻ごろに家を出て、実家に向かう、ということをよくしていた。

そんなことを思い出す。

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ロング・グッドバイ / 大いなる眠り

2017年11月26日 | 本と雑誌

レイモンド・チャンドラー 村上春樹訳 

早川書房2010,2014

今年も残すところ40日を切った。「月に何冊読んだ」みたいなことを計量する趣味はないが、買ったまま読み残している本というのは気になる。買いたいけど、前がつかえてるから買えない本もいくつかある。

手元にある「現物」の本では多和田葉子「献灯使」、昼休みに勉強しようと思っていた「国際法入門」「初めてのアメリカ法」(これらはもう年内読了は無理かな・・)が手つかずで残っている。そういってるところに漫画も到着。電子版では新書1冊が手つかず、ハルバースタム「ザ・コールデスト・ウィンター」の上巻がおわるところ(これを終えないと次が読めない)。漫画は、「ベルサイユのばら」1巻が中途半端なまま。途中巻で次を買っていないのは「空母いぶき」「少女終末旅行」ほかいくつか。

有名な作品だけど自分では読んだことがない、というのはかなり多くて、実はこのチャンドラーもそう。これが、今年後半の収穫の一つだ。他の本を押しのけて、立て続けに読んでしまった。あ、それで思い出した。「事件屋稼業」も1巻読んだだけだった。。

今まで読まなかったことに別に理由はないのですが。。あれですね、初期の村上作品とよく似ていますねいまさら何言うのかといわれそうですけど。「ロング・グッドバイ」なんて、村上春樹の新作を読むみたいでしたもの。

どちらも訳者の村上春樹氏がかなり力の入った解説を書いている。その思い入れの強い文体に思わずたじろいでしまうが、たぶん世の中には、チャンドラー信奉者、マーロウファンも多数いるに違いない。そう考えると、ここで余計なこと書いたら怒られそう、という気持ちになって、筆がなえてしまう。。いちおう、話のしめくくりとして村上氏の「大いなる眠り」解説から引用しておく。僕自身、自由に強いあこがれを持ち、ある程度の犠牲を払いそれを貫きながらも、ここへきて過去のつながりに回帰しようとしたり、あるいはせざるをえなくなったりと、そんな人生のひとときを過ごしております。。

・・個人的な意見を書かせてもらうなら、僕がチャンドラーの小説を読み続けているのも、やはりそこにある自由さに心を惹かれるからではないかという気がする。我々は誰しも自由にあこがれる。しかし自由であるためには、人は心身ともにタフでなくてはならない。(中略)我々れの全員がそこまでタフになれるわけではない。我々の多くはどこかの時点で保護を必要とし、頼ることのできる組織を必要とする。。

しかしマーロウはーもちろんあくまでもフィクション上の人物としてだがーそんな妥協をすることなく、どれほど痛い目にあわされようと、生命を脅かされようと、あざけられようと、その自由さを執拗なまでに貫いていく。マーロウのそのような頑なな生き方は、我々に開拓時代末期のガンマンの姿を想起させる。

(中略)チャンドラーの生き生きした文章と描写は、それを寓話という域を超えたものにしている。それはひとつの「神話(myth)」にまで昇華されている。寓話と神話との違いは何か?寓話は継承の組み換えといいうレベルで完結してしまうが、神話は人の心の「元型」に基づいている。寓話は頭で理解するものだが、元型は心をすっぽりあてはめるものである。そこには理解は必要とされない。

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例年通り

2017年11月24日 | まち歩き

ちょっと画像が多くて失礼します。。

Kitteの特大クリスマスツリー。

22日がお披露目で、この写真も当日撮りました。

ただ、ブログに掲げるのを忘れいていた。。

この界隈のビルでは毎年、様々な工夫を凝らしたツリーが飾られていますが、ここは形そのものは毎年同じです。

ただ、群を抜いてでかい。これ、本当に山に生えていたら樹齢数百年というところでしょうね。

本物ではないとしたら、もとはどういう形で、どうやって組み立てたのだろう。。

色飽和してしまった。

雪山とツリーという、シンプルな構成。それでいいと思うのですが、最近の丸ビル辺りは毎年凝りすぎという感じ。

今日も昼頃、外にレクサスの高級車を置いて何かイベントをやっていたけど。。

人だかりがするので見に行ったら、警備の人が立ち止まるな、写真を撮るなとやかましい。。

先日も似たようなこと書いたけど、こんなところでイベントをやって、通行人に見るな、撮るなというのは、ちょっと変なんじゃないかと。

だんだん、そう思うようになってきました。

このビルにも上の階にカンファレンスルームはあるし、近くにホールもあるのだから、そういうところでやればいいのに。

なんだかさもしい感じがしますよね。。

などと、ちょろっと愚痴ったり(別に関係ないんですけど)。

ツリー展示も、ビルによっては以前よりささやかになっていたり、色々です。

今週は前半に、海外から人が来て、応対に追われました。

まあ、思ったよりはすんなり終わったかな。

風邪気味だったのでちょっとしんぱいでしたが、何とか。

とはいえ、息つく暇もなく、来週はもう月末。

ここも毎年、工夫を凝らした展示をしますね。

毬藻風、というのでしょうか。

 

別のビル。コンセプトは同じですね。

 

 

 

 

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夕暮れ

2017年11月19日 | 日記・エッセイ・コラム

(写真は本文とはあまり関係ありません。。)

土曜は家族の通院に付き添ったり、家で作業。今日は法事(のようなもの)など、地味ながら色々動いていました。

「騎士団長殺し」の「私」よろしく、肖像画を描いたりしていましたが、なかなか難しいです。似顔絵が得意な人がいますが、僕にはとてもかけそうにありません。。

 

季節は廻ったようで、寒さが本格化してきました。

家の前の街路樹も、いつの間にか色づいてきたようです。この大通り、自治体をまたいで通っているのですが、一方の自治体では街路樹の葉を全部落としてしまう(剪定するのかな)のに対し、もう一方はそのままと、対応が分かれているのが面白いです。

キャロル・キングを聞きながら買い物やら洗車やらをしに行きました。今年の初めごろ、これらの曲を聞きながら、夜中頻繁に旧宅と実家とを往復したため、すっかりその時の記憶が曲と染みついてしまいました。さすがにしばらく聞く気になれなかったのですが、ここへきて。。

考えてみると、1年前の今頃は、このあと旧宅を出ることになるなどということは全く思いもせず、にいた最後の頃でした。

今こうして思い返してみると、1年前とはどこか違う自分がここにいることは確かですね。。

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クッション

2017年11月17日 | 日記・エッセイ・コラム

(だらだらと書いていきます)

金曜日だが、オフィスでもたもたしていたらみんな帰ってしまった。いつも夕方来る掃除の人が今日は遅れていて、待たなければならない。

掃除の方(片桐はいりさんよりはもうすこしお若い方・。)は30分ほどしたら来たが、とても恐縮していて、かえってこちらのほうが申し訳ない気がしてきた。。

終わって帰るときも、何度も頭を下げていた。。いえいえ、いつもありがとうございます。。

 

家でやるべきこともあるのだが、帰りにいくつか寄って、気になることをやってしまおう。。

書斎のミニコンポのラジオ、ここのところ受信状態がとても悪くなり、気になっていた。時報がゴーストっぽくなる。声がかすれたようになる。。

アンテナを調整するが、だめ。以前はきれいに入ったのだが。集合住宅、それもビル街なせいか、電波状態が良くないのが現宅の難点。

枕元やキッチンのラジオは小音量で、短時間しか聞かないからいいが、書斎では結構長く過ごすことがあるので、とても気になるのだ。

ので、アンテナ線を買ってきて、部屋に来ているソケットに接続することにした。

量販店に行くと、安いものから「4K用」と銘打った高価なも(何が違うの?)のまで色々ある。金メッキ、L字プラグのものを買う。部屋のソケットは本来地上波テレビ用だが、FMも入る(一般的に。ダメな時もある)。

つないでみると、雑音なく入るようになって、成功。ただ、受信できるのは在京のNHKと民放で、地元局のNHK,民放は入りにくいようだ。おそらくケーブルテレビが、そういう仕様になっているのだろう。

前宅の頃から使っていたアンテナ。いったんお役御免に。

アナログ放送の頃に買ったものだが、今もこういうアンテナ、売っているのだろうか?

帰り、量販店の店頭で新しいGalaxyの展示を見た。

今のS6edgeを買って2年少しになるが、買い替えはまだ考えていない。

使っているキャリアがSamsungの扱いを止めてしまったのだ。ので、見たのはdocomoのブースだったが、新Galaxyを使うためにキャリアを変えるというほどでもないし、まあここは見送りですかねえ。。別に今、困ってないし。

もっとも、2年前にもそんなことを言って、2年4か月で買い替えたのだけど。。

家に戻り、手帳型ケースを透明カバーにして気分を変えてみた。

 

その足で丸善に行く。今月初旬にやっていたキャンペーンの、景品交換が始まっている。

タオル2枚か、クッションがもらえるそうなので、クッションにした。

もらったときはぺしゃんこになっている仕様・。

開封してふくらますとこんな感じ。

まあ、枕ぐらいの感じですかね。。色が濃いと、埃がめだつかもしれない。

さて、次。

丸善ポイントカードが、10月31日で終了して、ためたポイントは商品券等と交換します、というお報せが来ていた。

ので、これも忘れないうちに。

4,770ポイントたまっていたそうで、千円単位で商品券と交換し、残りはレトルトパックをくれる、のだそうだ。

写真がそれ。

丸善名物、ハヤシライスですね。4階の喫茶店でも売っていたかな。ボンカレー並みの値段じゃないにしても、700円ってことはないでしょうね。。

(注:調べたら、市販レトルトはブックケース2人前で1,300円だそうです。たっかあ~・)。

さて、景品交換が終わると、買い物。

季節もので、来年のシステム手帳用リフィルを買わなければならない。

去年も値段の高さに閉口し、来年はべつのものにしようと思っていたのだが、手元に商品券もあることだし、一応存続とした。

なにしろ税込み1,944円である。

ハードカバーの本なら、著者の思いがどっちゃり入っているが、こちらは日付と罫線だけ、それも日本の祝日はぺらっとしたメモ用紙が入っているだけですからね(昔はシールだったが、廃止された)。さすがにコスパ悪すぎだろう。

と、文句を言いながらも、なんとなく使い勝手が変わるのがいやでね。。

そんなときにこそ、商品券を使おうと。

ただ、この商品券はおつりが出ない。店員さんも注意してくれたが、まあいいか、と。

だから、今年は税込2,000円のリフィルである。

とほほ(書くと後悔しますね。。)。

Kitteに立ち寄ってみた。巨大な工事現場。

公開は22日からとのこと。

Q-S1のAFはこういうときはうまく働いてくれない。。

 

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伊福部昭 協奏三題

2017年11月15日 | 音楽

指揮:井上道義 ピアノ:藤井一興 ヴァイオリン:小林武史 二十絃筝:野坂恵子 東京交響楽団

このCDは20年以上前から持っているのだが、長いこと聞いたことがなかった。が、最近取り出してよく聞くようになった。

というのも、伊福部ファンや現代音楽ファンには大変申し訳ないのだが?、曲のあちこちに「ゴジラ」「宇宙大作戦」っぽいモチーフが出てくるような(空耳かもしれない)ことに気がついたからだ。

シン・ゴジラは先日の日曜日にテレビで放映されたが、SNSなどでは実況中継するなどしてファンの間でだいぶ盛り上がったようだ。

僕もつられてDVDをまた見返してたりする。。細かいところで、妙に心に焼き付いているシーンがいくつかあって、断片的に見直したり。

ネットによると、第1回上陸は11月3日なのだそうだが、祭日ながらオフィスのシーンが出てくる。窓越し、遠くのほうを蒲田君が通過していく様子が見えるらしく、手前に見える机にはほとんど人がいない。一番手前の男性だけ、忙しいのか書類を手にしたまま仕事を続けている。女の子が一人、ひと段落着いたのか席を立ってそっと窓際に様子を見に伺う。歩きながら、顔は既に窓の外の、何かを見ているようだ。この、興味津々、という演技がなんとなく心に染みつくのだ。

京浜急行は北品川駅付近で、臨時停車している電車を吹き飛ばされてしまうのだが、このとき宙を飛ぶ電車と一緒に、警報機のX字の標識が、手裏剣よろしく空を飛んでいる。まあ、外れた台車がひとつ、道路を転がっているという描写も印象的でしたが、ずいぶんと芸が細かいことだと思う。。

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アクリル

2017年11月12日 | アート・文化

久しぶりにキャンバスに絵を描いている。15年ほど前まで、油絵の教室に通っていたが、油は描きやすく発色が良い反面、廃油や道具の処理、清掃が難しい。非常に強烈ではないが、それなりに匂いもするので、狭くて気密性の高い家では気になる。前宅から引っ越すとき、とってあったぺトロール類、筆洗用油などはぜんぶ処分してしまった。

アクリルは油に準じて使えるが、独特の癖がある。油をやっている頃は、使い勝手が油とアクリルで混同しやすいので、余計使いにくかった。イラストボードに描くことがほとんどだったが、一度頼まれて、2m x 1mの絵を描いたことがあった。

色々な使い方ができるが、メーカーごとに特性も違うようなので、以前はなるべくリキテックスのものを中心に使っていた(もっとも、絵具箱を見ると、結構違うメーカーのものも使っていたみたいだけど)。今回画材屋さんに行って、絵具を追加購入しようとしたら、メーカー、ブランドの数が増えていて、それも見慣れないものが多くなっていて驚いた。リキテックスもあるにはあるが、ふだん使うのにちょうどいい20mlのものが、世界堂にもユザワヤにもなくて弱った。その上の60mlかな?のは売っているが、単価がぐっと上がるのでちょっと買いにくいですよね。。リキテックスに準じて使っていたホルベインは、リニューアルしたらしく違う意匠になっている。今日、現宅の近く(といっても、車で20-30分ほど)の画材専門店に行ったら、20mlのものが揃っていてほっとした。製品としては現行なのだろうから、大型店の品ぞろえがどうしてそうなっているのかは、よくわからない。絵描きさんは絵具をたくさん使うので20mlは売れないのだろうか。

発色や透明度など、絵具によってずいぶん違うので、慣れないとなかなか書き進められない。忘れてしまったことも多い。しばらくは試行錯誤が続きそうだ。

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めぐり逢えたら

2017年11月11日 | 映画

映画は1993年アメリカ。 DVD、CDは96年ごろの発売。

少し前に「ピアノ・レッスン」のことを書いたが、これもそれと同じころ、DVDの最初期の頃に買った。DVDのみならず、サウンドトラックのCDも買ってしまったところも同じである。

これ、軽妙なラブコメのストーリー仕立ても楽しいのだが、バックに流れる音楽がまたとても素敵で楽しいのだ。・・と書きながら、参照しようとCDを探したが見つからない。こんな狭い家なのに・・。

とにかく、ルイ・アームストロングの「アズ・タイム・ゴーズ・バイ」が最高に似合う導入部、夜の帳の中で、まだ見ぬ相手を思いながらたたずむシーンでかかるナット・コールの「スターダスト」。ナット・コールさんの素敵な歌声に魅せられるようになったのは、この映画がきっかけだ。もう一人、ハリー・コニックJr.、この人はいかにもしゃれのめした感じで、カッコいいよねえ。

「ピアノ・レッスン」ともうひとつ共通しているのは、監督が女性であることだ。それはストーリーを見ていればすぐわかる。職場の会議で、女性同士盛り上がっていることに白ける男性社員、女友達同士、自宅でくつろぐシーンなど、男性視点ではなかなか描けないのではないかと思う。。運命の出会いにあこがれる、というテーマも、なかなか男性にはとらえにくいのではないか。。

もちろん、ストーリーそのものは男女関係なく楽しめる。ちょっと大人のラブトーリーというのはいいものだ。メグ・ライアンもトム・ハンクスもいい。サムは最愛の妻を失って、確かに辛いのだが、親戚や同僚も心配してくれているし、ジョナもお父さんを気にしていて、なんだかんだで幸せそうだ。アニーも、家族や同僚に恵まれた感じ。そのころも思ったのだが、そういう家庭的な感じは、日米で驚くほど違いがない。すんなりと、自分たちの身の回りに置き換えることができるのだ。

こうした映画はいまも作られているのだろうし、その世代世代ではまり込める映画というのは、今でもあるのだろう(「君の名は」を見た友人が、どうも楽しめずに僕は汚れているから、などと言っていたことを思い出すけど)。その辺は仕方ないというか、とにかく90年代の半ばごろは、僕もメグ・ライアンさんもトム・ハンクスさんと同じように「お年頃」だったわけで、それはシンクロしやすかった、ということはあると思う。

いまはもうお年頃ではないから、ラブコメを楽しめないかというと、そうでもないでしょうね。。とりあえず「マジソン郡の橋」のロバート・キンケイドさんは、あれはいくつぐらいの設定なんでしょうね。懐かしいなあ。。カーソンさんもヒューズさんと所帯を持ったし、ヴァイオレット様も昔の恋を思い出したりして・・。まあ話が千々に飛びますが。。

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点灯

2017年11月10日 | まち歩き

仲通りのイルミネーションと、丸キューブのツリーが昨日(9日)から点灯した。

昨日は所用で早く帰ったのだが、ここを通りかかるときちょうど何かのイベントをやっていた。警備員がたくさん周りに出て、「撮影、録画はご遠慮ください」と呼びかけている。。ダメだっていうものを隠し撮りするつもりもないが、こういうオープンスペースでイベントやっておいて、撮影するな、というのもなんだか違和感を感じるな。まあいいけど。

今日は仕事が遅くなり、もしかしたら消灯しちゃったかな、と思ったがちゃんとついていた。

このスペース、秋はとても忙しい。先月は芸大アート(オブジェと音楽)のイベント、今月はなんだか飲み屋のようなものができたり、展覧会みたいな展示があったりと、日替わりのように次々イベントが開催されていた。月曜の夜に前の展示が片づけられ、翌朝早くからツリーの設置が始まった。

たいていのものは夜のうちに設置が終わっているが、これには時間がかかるようで、2日たっぷりかけて設置していたようだ。

ツリーの中が空洞になっていて、そこから野イチゴがでてくる(じゃないかな・)という変わった趣向。。

いや、茶化すつもりはなくて、なかなかマッシブな感じでけっこういいです。

毎年色々工夫しないといけないのでしょうから、大変ですよね。。

遅くなりついでに、Kitteのほうはどうなっているかな、と思って行ってみたらまだなにもしていなかった。。

ひと月半ほどは、街はこんな感じに彩られているわけです。

 

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フィッツジェラルド短編集

2017年11月09日 | 本と雑誌

野崎孝訳 新潮文庫 平成2年

転居のときに、おそらく箱の奥の方から出てきたもの。紙は茶色くなっているが表紙はきれいで、たぶん買ったまま読まずにおいたらしい。平成5年の重版だから、20年ちょっと前に買ったようだ。

フィッツジェラルドは、実はこれまで読んだことがない。食わず嫌いというわけではなく、ただ単に読む機会がなかっただけだ。10年前には、サリンジャーも読んだことなかったし、「ダブリン市民(ダブリナーズ)」も手にしていない。「嵐が丘」を読んだのは2年前だかのことだ。

チャンドラー「ロング・グッバイ」も、本書とほぼ同時に読み進めたが、どちらの作者も、読みながら村上春樹氏の作品をつい思い出してしまう。特に初期の長編(風の歌を聴け~ダンス・ダンス・ダンス)あたりは似ている。そんなことを知らずにいままでいたんだなあ、と思ったりもした。

その村上氏もフィッツジェラルドの翻訳はしているが、今回読んだのは野崎氏の翻訳だ。まあ手持ちの本なので、翻訳者を選んだわけではないのだが、結果としてこれは良かったのかもしれない。チャンドラーも村上訳だが、文章の巧拙という次元ではなく、読んでいるとどうしても背後に村上氏の姿がうっすらと見えてしまうところが、小説家の翻訳の難点?だ。その人の作品をよく読んでいたりすると、なおさらだ。

今まで読んだことがなかった、と書いたが、もしこれを若いころー30代半ばごろに読んだとしたら、それなりに受け止めることはできたとしても、すこし味わいつくせないところが残ったかもしれない。そんなことは人によるのであって、自分以外には当てはまらないだろうが、もう少し年齢を重ね、身の回りからいろいろなものがこぼれ落ちていくのを実感するようになった頃ー自分にとってはおそらく、5,6年ほど前に読み始めていたら、おそらくかなりはまり込んで行ったかもしれない。

今の自分はそこから少し回りこんだところに立っていて、作品にストレートにはのめりこむことはできないようだ。もっとはっきり言えば、主人公たちよりも年を取ってしまい、微妙なニュアンスがはまり込まないのだ。

ちょっとくどくど書きすぎたかな。。いや、その一方でどの作品も、大いに堪能できたのも事実です。

村上氏が絶賛していたという話もネットで読んだが、「バビロン再訪」はやはりとても味わい深い作品だ。映画とかになっているのかな・・不思議と、映像が頭に浮かんでくる。もし才能が与えられるなら、漫画かなにかの形で再現してみたい気もしてくる。

登場する人物それぞれに味わいがあるが、例えばチャーリーの視点から見た、女性たちとの関係ーオノリア、ロレーン、マリオン、ヘレン。彼女たちそれぞれとチャーリー、またはそれぞれの女性同士の関係、そこにチャーリーが絡んだ時の関係など、その辺の微妙な絡みが、重層的な味わいとなって心に響いてくる。

チャーリーの、オノリアに寄せる思いがなんとも切ない。僕には娘はいないが、前からよく考えることがある。自分に娘がいたらたぶん、とても幸せにも感じられるけれど、同時に相当つらく切ない思いも味わっていただろうな、と。

 

 

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アルの水浴び

2017年11月06日 | セキセイインコ

アルのおうちにはアウタードバードバスが設置されている。

ほとんど唯一の、ペン殿時代からの引継ぎ品だ。他のおもちゃとかは箱にしまってある。

また、ココちゃんのうちは、バードバスではなく小判型の容器(陶器ではなくプラスチック製で、中に鏡がついてる。写真右側に見えてますね)を置いている。

毎日水を取り替えるが、いつも餌とふんだらけになってしまっている。。

ココちゃんが水浴びする様子は見かけないが、アルは結構好きなようだ。

ただ、どういうわけかこの子は、バードバスは使わずに、飲み水用の水差しで水浴びをしたがる。

狭いのに。。

そうめったに水浴びするわけではないし、写真を撮るチャンスもないが、今回は偶々。

もっとも、手近にあったカメラがE-P3+M Zuiko 17mm F2.8だったので、ケージをぼかして消して、という訳には行かなかったのですが。

この水差しはセキセイさんには結構大きいのですが、水浴びするとなるとやはり狭いです。。

もう11月ですし。。幸い室温は20℃強で、この連休は比較的暖かく、日中はもっと行っていましたが。

やりだすと結構繰り返しパシャパシャしています。

今度は目の前のちゃいろいのでやりなさい。

・・それとも、バードバスを新しいのにしたほうがいいかな?

 

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ドードー鳥

2017年11月03日 | 動物 いきもの

きっかけは忘れてしまったが、ある日ネットでこの鳥のことを調べていて、これのぬいぐるみがあることに気がついた。

写真の子はハンサ(前回犬のぬいぐるみを買ったときと同じブランド)のものだ。

ルイス・キャロルが「不思議の国のアリス」で取り上げているせいか、絶滅種としてはかなり認知度も高く、したがって人気も結構あるようだ。

まあ、人間というのは随分と身勝手な生き物だな、という気はするけどね。。

アマゾンで買いましたが、例によって大きな箱にパックされて、やってきました。

箱を開けるとこんな感じ。なんだかローストチキンでも入っているのかという感じ。。

ハンサのドードーさんは毛足の長いふかふかの羽毛で覆われていて、イラストなどで見かける想像図とはだいぶ印象が異なる。

こんな感じだよな、というのを、絵にかいてみようと思ったけど、色鉛筆は結構難しくて、これもあまり似てない気がしますね。。

くちばしがかなり長く、先端がカーブしている感じが、この鳥の特徴のような気がするが、その点ハンサのぬいぐるみはあっさりとした仕上がりで、ほかの鳥みたいだ。

ドードーはモーリシャス諸島に生息していたが、17世紀ごろに人が同島に上陸するようになると、食料としてとらえられたり、犬やネズミなど、人が持ち込んだほかの動物に卵を食われたりして急速に数を減らし、1680年頃を最後に姿を消した。元々天敵がおらず、羽根が退化して空を飛べない、警戒心が薄い、地上に巣を作るなど、外部の侵入者には弱い条件がそろっていたようだ。

もとはといえば、人類が犯した大罪であるはずなのに、こんな姿になって愛玩しようとするなど、神様の目から見たら実に不届きなやつ等、なのかもしれないが、そういう原罪をかみしめながらも、その姿をいつまでも忘れないように、我が家で過ごしていただこうかと。。

で、ドードーさんは好奇心が旺盛なものだから、早速あちこち歩き回っては首を突っ込もうとしている。。

!!

・・・?

 

 

 

(^^;

というわけでした。。

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11月

2017年11月01日 | 日記・エッセイ・コラム

10月もあっという間でしたね。。

とにかく雨が多いことが印象的でした。。晴れ間もあったはずですが、あまり印象がない。

この時期は季節が回っていくことを実感するころでもあります。月のはじめはまだ暑いくらいでしたが、月末にはエアコンを暖房に切り替えています。

前宅では鳥たちの防寒を始める時期ですが、現宅では、ケージにつけた寒暖計がまだ20℃を保っていて、今のところヒーターはつけていません。

引っ越しといえば、冬の衣料がどこのあるのか忘れいて、まだ取り出せていない。。

上の写真(芸大アート)を撮ったのが先週末27日。で、どうもこの頃を最後に、Bluetoothイヤホン(サウンドピーツQ12)を見ていない。ということは、なくしたらしい。。

帰宅してよく靴箱の上とかにおっぽり出しているが、もしかしたらチラシとかと一緒に捨てちゃったかな。。

だいぶ探したし迷ったが、仕方ないので、同じものをさっき注文しなおした。。

来年のカレンダー。

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