うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

月夜見(つくよみ)

2015年09月28日 | 日記・エッセイ・コラム

昨日、今日と、SNSでは月を撮影された方たちがおおぜいアップされていた。

昨日の夕方は、道のはるか先に輝く月を見ながら自転車をこいでいた。

そのときは車がたくさん走っていて、写真を撮る気はなかった。

夜中になって、急に写真でも撮ってみようかとカメラを取り出したが・・。それまで晴れていたのに、なぜかその時間の上空は雲で覆われていて、月が見えなくなっていた。撮影は断念。

今日は満月。月はよく見えているし、晴れてもいる。SNSは相変わらずにぎわっていて、紅い月を撮られた方もいた。

昨日よりは少し早く、上空を見ると、いるいる。

片付けなどを終えて、カメラに望遠レンズを取り付けると・・あれ、また雲が出てきていやがる。

Lumix G3 G Vario45-200mm EXテレコン 前に、なんちゃって野鳥撮影をした時、画質を落とさずに、なるべく望遠で撮れるように設定してカスタム登録したことがあり、その設定が残っているG3を使った。トリミングするればわかりやすいが、ちょっと脱力気味にそのまま掲げておく。

月の下のほうを、ばけものが2匹、歩いているような感じが…。

同じような写真ですね。すでに紅い月ではなく・・ LEDの光って、月に似ていますね。真っ白。

露出補正を強くかけて、うさぎ模様を出してみました。

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ニューヨークの24時間

2015年09月28日 | 本と雑誌

千葉敦子 彩古出版1986年

千葉さんは1940年の生まれで、新聞の経済部記者を皮切りにジャーナリストとして活躍した。この本の刊行から1年を待たずして亡くなっている。

本書の執筆時はニューヨークに居を構え、仕事や趣味など、多忙な生活を送っていたようだ。

この本が本屋の店頭に並んでいたころ、僕はこれを手に取って、そのままレジに向かった。当時は千葉敦子さんの名前は知らなかったのだが・。まだ家に置いてあると思うが、今回急に思い出して、amazonで中古を入手してみた。

内容自体は、今読み返すとなんということもない。コンピューター・ネットワークが始まった本当に最初のころで、千葉さんはそれにかなり関心を持って書いている。日本語ワードプロセッサーも、ようやく普及し始めたころだが、千葉さんはこれからはワープロは一家の必需品となるはず、と書かれている。新聞の切り抜きの仕方、予定を31に仕切られた蛇腹フォルダに入れて管理する方法(これは実際にやってみた)など。

要するに、情報としてはとっくに賞味期限を過ぎた、古いものばかりだ。今の若い人が見たら、むしろ新鮮に感じるとは思うが、自分の生活に取り入れられると思う情報はほとんどないと思う。

ネットで千葉敦子さんを検索すると、2chなどでも昔、評伝を再評価するようなスレが残っていたりする。まだ男性社会が色濃かった時代に活躍した女性で、女性らしさ、のようなものを嫌ったが、それ故むしろ女性的、とか、今ならこれほど頑張るようなことはしないだろう、とか。アメリカや西欧文化を無批判に称賛している、という言い方もあった。けっこう鋭いところをついているなあ、という気もする。

確かに、古いのだ。すべてが。外国で仕事といえば、イコールアメリカのことを意味していた時代。アジアの近隣の国のことは全く目に入らず、ひたすら北米と西ヨーロッパだけを見ていた時代。日本は日本であって、東洋の一地域だという認識がほとんどなかった時代(これは今もちょっとそうかな)・・。

そういった、千葉さんが最後の活躍をしていた時代は、同時に僕が社会で活動を始めた最初の時期でもある。だから、千葉さんの世界観は、僕の世界観の原点でもあるのだ。

千葉さんほどではなかったかもしれないが、そういう雰囲気を漂わせている女性たちは、確かに僕の身の回りにいた。男性も、単にウェスタナイズされているというわけではなく、それなりの合理性と日本人としての知性と、そしてほんの少し、日本社会に対する違和感を持ち合わせている人たちは確かにいた。

そして今は、いない。自分も変わったし世の中も変わって、日本も変わったしアメリカも変わり、ほかの国も変わった。

そういえば、美しき日本の残像、という本があったが、何も失われているのは日本の伝統だけではない。むしろ、京の伝統的な風物とか、「昭和」な街並みのほうが、記憶している人の数が多い分、残されやすいかもしれない。

でも、僕が見ていた世界や世界観や、なにやらは誰かから懐かしいと思われることもほとんどなしに、ただ消えていくのだと思う。

もう一つそういえば、と言ってしまうが、電車のモニターテレビで見た昔のだれやらの名言集。「どれだけ人生が長くても、最初の20年こそが、最も大事な半生だ」。100まで生きたとしても、最初の20年は残りの80年に匹敵するということ。なるほどねえ。

いつの日か、あの頃を語り合える人たちとまた出会える機会はあるのだろうか。

 

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きんきょう

2015年09月27日 | セキセイインコ

先ほど入った情報です。

 

アルのダイエットのために別居中のふたりに変化が。

このふたり、ケージを分ける前はよくケンカしてたのに、別れてから愛情がつのってきたようだ、と以前書きました。

実際、ココの蝋膜は再び発情期を示す茶色に変化。

そして(尾籠な話で恐縮ですが)、糞が大きくなってきた。。

アルはちょっととやになりかかっている。体重はずっと47g付近をうろうろしていたのですが、ようやく45.1gまで減少。この調子で!

以上、近況でした。

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だうんさいじんぐ

2015年09月25日 | 食・レシピ

いつも買っているこのスティックコーヒー。

今までは1包が7.1gだったが、さいきんリニューアルして6.5gに減量し、箱のサイズも一回り以上小さくなっている。

写真は減量前の製品で、スーパーでは新旧2種が同じところに並んでおいてあった。旧サイズはこれを含めてあと二つだけ残っていた。

値段は同じ。そう、おなじみの、量目を減らしてお値段据え置き、というやつである。

ざっと見たところ、栄養価なども質量にあわせて減っているから、内容を濃縮したわけではなさそうだ。

増税も見込まれているし、値上げも難しいという判断なのだろうけど・・。人間は縮むどころか、さいきんのこどもたちはみんな背が高くて大きくなっているのにねえ・・。

 

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古都カマクラ5

2015年09月23日 | 旅行記

今回はあっさりと。おりしもシルバーウィークで観光地はどこもひどい混み様だし、午前中は家にいてブラームスとかマーラーとかを聴いている方が気持ちが良くて、つい出かけるのがおっくうになってしまった・・。前回との重複箇所を含め、かるく回りました。

この一月、実に良く降った・・。気がついたら、いつのまにか彼岸花の季節に。

ガイドにはバスで9分とあるが、どうせ時間には着かないし、歩いた方が確実と思い、歩く。たどり着いてみれば、行列。

写真だけ見ると、閑かなイメージですね。

この地ならではの光景。

上を見ればすがすがしい緑・・。

地上はこんなぐあい。

坂の多いこともこの地の特徴。

馬が通る道でしょうね。足跡もある。

なにか?と思ったら結婚式のようでした。お嫁さんたちは写せないですね・・。

混んじゃうのはもうどうしようもないですね。江ノ電も本当はキャパ越えてるんでしょうけど、輸送力増強で抜本的改良とか、手をつけだすといろいろ困った問題も出てきそうだし。

JRのホームもいっぱいだったけど、直通の列車がすぐ来たので助かりました。

 

 

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自分の頭で判断する技術

2015年09月22日 | 本と雑誌
小林敬幸著 角川書店2015 購入したのはKindleの電子書籍

2月頃、電子書籍の発売と同時に購入したのだが、読み散らしてそのままになってしまっていた。
著作のことを書く前に媒体の話をして恐縮だが、最近のアップデートしたKindleは動作が重くて困る。起動が遅い(前回起動から少し間があいたときなどは特に)し、ページを繰ると一瞬反応がなくなり、画面が真っ白になることがある。以前はKoboやhontoにくらべると使いやすく、コンテンツも豊富だったので好きだったのだが・・。

さて、小林氏の著作は、以前に『ビジネスを作る仕事』を読んで、紹介させていただいた。あの時は帰りにモスバーガーに寄って一気に読んでしまった。これは起業の話が中心だったが、それ以外の、ビジネス処世訓のようななこともたくさんちりばめられていた。

今回のテーマは「情報」である。
小林氏は「仕事とは、情報の収集・分析・発信・交換であり、その情報に基づいて判断し実行することです」という。そして、ビジネス上でうまくいかない、と思えることはこの情報に関する取り扱いが上手くいっていないことからくる、としている。

以下、情報と判断、情報の収集、分析、表現、交換と、具体例を交えた実践的な議論が続く。「仕事とは情報の取り扱いです」という以上、議論はビジネスマン入門の様相を呈していて、新聞の読み方、プレゼンの仕方、質問への対処など、まさに縦横無尽という感じだ。

小林氏の著作、前著もそうだったのだが、とにかく単位面積当たりの情報密度が高いので、読み進んでいくとだんだん息が詰まってくる感じがしないでもない。後半になると集合論とか論理学、果ては「新しい中世」の紹介まで出てくるのだ。前著は新書だったし、一気に読み通してしまったのでむしろ凝縮した充実感を感じたが、電子本だとまた感じ方が違うものだな、と思った。

使いこなしが悪いといわれればそれまでだが、電子本の難点は、一覧性とランダムアクセスが、紙の本より劣ることだ。たとえば迪宮裕仁(みちのみやひろひと)と、はじめに読み仮名付きででたことばが、読み進んでいくとまた読み仮名なしで出てくる(あ、本書に出てくるわけではありません・)。こんなとき、紙の本なら確かこの辺に出てきたはずと、ぱらぱらとページをめくることができる。電子本でも戻ることはできるが、表示に時間がかかるし、意外と探しにくいのだ。

また媒体の話になってしまい恐縮だが、若手の人たちはもちろん、僕のような明日なろうさぎたちにもお勧めできる良書である。
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Creative Woof2

2015年09月22日 | 通販・買い物

前からほしいとは思っていたのだが、アマゾンをのぞいていて、ついぽちってしまった。

ちょっと今月はゆるいなあ。

さいきん活況を呈しているBluetooth スピーカーですね。本機は発売が昨年だった由で、その頃よりは値下がりしていて、3,480円でした。

ソニーが球形の小型スピーカーを出していて、興味はあったがちょっと高いので手を出さずにいた。こちらは少しずつ趣向が違うのだが、小型で無指向という点は似ている。

デザインも、方向性は全く異なるが、スピーカーらしくなくまとまっているという点も似ている。防水ではない(らしい)。

今回購入したのはガンメタリックグレーだが、ご覧の通りグロッシーな仕上げで、どうしたってベイダー卿を連想してしまう。なので、モノ的な存在感は非常に高い。

問題が一つある・・。写真を撮ろうとすると、どうしても周りが映り込んでしまうことだ。ちゃんと確認しないと、撮影者のみっともない姿が見えてしまう。さすがはベイダー卿、隙がない。

電源は裏側にある。10分でスリープに入るそうだが、連続使用時間が6時間なので、こまめにオンオフしてしまいそうだ。

上面中央にあるボタンはBluetooth接続ボタンだ。 ボタンを押すと渋いバリトンで、「でばいせす れでい ふおー けねくちんぐ」とおしえてくれる。ちょっと大きな音なのでびっくりする。

周辺にある機器と接続できると、「けねくてっど」と言う。Connectedって、こういうふうに発音するのね。

Galaxy S6 edgeなどは何の造作もなく接続してくれる。問題はウォークマンで、電波が弱いのか、間近でつなごうとしても反応しないときがある。機種によってBluetoothの性能が、これほど違うとは思わなかった・・。

モノラルだから音に広がりはないが、それなりにわかりやすい、いい音を出してくれる。Creativeはシンガポールの周辺機器メーカーで、もう10年も前にiTreagとかいうPCスピーカーを買ったことがあったが、いささか-というかかなり荒っぽい作りと音質で、やはりこういうものは日本製(日本ブランド)に限るのかなあ、と思った記憶がある。

しかし時は流れ-これなどはそれなりに面白いデザインと納得のいく質感、性能で、彼らも進歩したんだなあ、と思わせてくれる。

残念ながらというか、本機は通販サイトなどの限定販売で、店頭には並ばなかったらしい。売れそうな気がするんだけどな。

おまけ1 なぜか魚眼を使ってみたくなって。

おまけ2 woof2も魚眼で撮ったら面白そうだけど、映り込みが大変そうだな。

おまけ3。魚眼は逆光にはとてもよわいです。。

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職業としての小説家

2015年09月21日 | 鉄道、車、のりもの

村上春樹著 スイッチ・パブリッシング

大手書店の紀伊國屋が初版の90%を買い上げて店頭で販売した、と言うことで話題になった本である。

人気作家の最新作を独占というか寡占販売することで、ファンの来店を促すことが目的、と言うことなのかな。その是非については正直、よくわからないが、さいきん街の本屋だけではなく、文教堂などのチェーン店も少しずつ減少しているような印象がある。本屋さんの減少は、いずれじわじわと進んでいくのでしょうね。駅の新聞スタンドも、もう珍しいものになりかかっているようだし。

前半は雑誌MONKEYに連載されたもので、村上氏の小説家としてのデビューから、長編小説をどうやって書くか、といった、小説家のなり方的なことが書かれている。文学賞とのつきあい方とか、作品のオリジナリティに関する見解など、他の作家でもこういう内容に触れた文章はあまり見かけないように思う。

後半は本書書き下ろしで、走ること、学校のことなど、内容は様々だ。以前から氏が折に触れ述べておられたようなこともあれば、初めて聞くような話もある(あたりまえのはなしですね・・)。氏が自作についてあれこれ述べるのはそうめったにないことだと思うが、今回はかなり積極的に触れておられる(「多崎つくる」が当初短編のつもりで書かれていた、とか)のが印象的だ。

海外に作品を売り込んでいった「海外へ出て行く。そして新しいフロンティア」などは、ふつうの?サクセス・ストーリーであり、なんだかとても生き生きと書かれている感じがする。学校についての記述は、いまひとつ切れ味が悪いように思えた。

本書というか、村上氏のことを考えるとき、浮かんでくる言葉はふたつ、「ニュートラル」と「パーソナル」だ。

ニュートラルについては、氏も本書で書かれている。創作活動をする人はつい気負ってしまいがちなものだが、これに対し「自分は何を求めているか」よりはむしろ「何かを求めていない自分とはそもそもどんなものか」を頭でビジュアライズするほうがよい、とアドバイスしている。氏は人生のなかの「重心」のようなものを、試行錯誤して捉えることができたのだろう。だからこそ彼の作品には力みが感じられず、また氏も30年以上にわたり活躍ができたのだと思う。

多くの人は、自分の「重心」が見えないというか、場合によってはそれを探そうともしないで、力業で水平を保つようなことをする。結果、それを長く保つことができない。村上氏は幸運だった、と書かれている(そして、幸運はただの入場券に過ぎないとも)が、多くの人は自分の「重心」を見つけられず、とりあえず立っているのが精一杯、という状態で生涯を過ごさざるを得ないのかも知れない・・。

パーソナルの方は言わずもがな(村上氏自ら「僕は個人的な人間です」と書かれている)かも知れない。ただ、氏の場合奥様の存在はかなり大きいのではないか、と推察する。共同で執筆しているわけではないが、新作を書いたら最初に奥様に読んでもらっているそうだし。特定の読者を想定して書いているわけではない、とも書かれているが、奥様が読まれることは全く意識していない、ということはないだろう。いわゆる「孤高の作家」という言葉は、村上氏には当てはまらない気がする。

期待通りの新作でした。

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黒木奈々さん

2015年09月20日 | 健康・病気

NHK BS1の「国際報道2015」などで活躍されていた、黒木奈々さんが19日未明に亡くなられたそうです。32歳の若さでした。

確か、上記番組がワールドwaveトゥナイトだった頃に、鎌倉千秋アナウンサーと3人で番組進行をしていた頃から見てました。

鎌倉アナウンサーが地上波の方に移って、晴れてメインキャスターの地位を獲得した、という感じで元気に活躍されていたのですが、まもなく病気でお休みとなり、また元気な姿で復活した、と言うところまでは何となく見聞きしていました。

番組の方はここ1年ほど、あまり見なくなっていたので、びっくりしました。

まだ若くて、やりたいこともたくさんあったでしょうに・。

ご冥福をお祈りします。

 

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ボケコントロール(BCモード)

2015年09月20日 | Q10

備忘記録です(すみません、余り一般的な話題ではないのですが)。

Pentax Q系のダイヤルには、BC(ボケコントロール)というモードがある。

普通は絞りでボケ具合を調整するものだが、BCモードはHDRのように、人為的にボケを生かした画像を生成するモードだ。

Qシリーズはセンサーが小さいので、より大型のセンサーを搭載したカメラに比べてボケを作ることが難しい。BCモードはそれを救済する目的があるのだろう。

ボケ具合は3段階に調整でき、電子ダイヤルを回すことでモニターのレベルが変動することになっている。

右上のダイヤルマークの右、今は3段階あるうちいちばんマークの表示が多い状態になっている。

そこまではいいのだが、その、ボケを調整するとき、電子ダイヤルをどっちに回せばいいのか、わからない。段階が多い方は、よりたくさんぼけるのか。レンズの絞りみたいに、数値が増えるとより絞り込まれた形(ボケがすくなくなる)のか。

カメラの取扱説明書や、手元にある2冊の解説書にはいずれも、BCモードについてページを割いて解説している。

ただ、妙なことに上記のいずれも、ボケ具合の調整段階と効果については「電子ダイヤルでボケ具合を調整します」という趣旨のことしか書いていない。つまり、段階1から3に廻すに従って、よりボケ効果が増します、あるいは減ります、とは書いていない。

ので、実験してみた。まず段階1。無造作に撮ったら、手前に音声コードが映り込んでいる・・。

段階2。これが中間状態であることは間違いない。ムーミンたちとコーヒーインコは少しぼんやりしている。

第3段階。左のまねっこぴーちゃんも、くちばしから左の方はぼけた感じになっている。写真を見慣れた方にはわかると思うけど、上の第2段階では比較的自然なボケだが、この画像を見るとなにか加工された不自然な映像、と思う人もいるだろう(実際加工されているのだが)。

もう一度やってみます。第1段階。

第2段階。

第3段階。

こちらはさっきよりは自然な仕上がりですね。コーヒーインコの頭のつんつんが、こんな具合にぼけるのはちょっと違和感があるくらいかな。

こうしてみると、第1段階より第3段階の方が効果が強くなる、と言う認識で良いようだ。

解説書がそう書かない理由はわかる気もする。ボケコントロールは、けっこう微妙なエフェクト効果で、場合によっては全然効果が出なかったりするのだ。構図や被写体との距離などに大きく左右される。ある解説書には、「テーブルフォトや料理の撮影には向いていますが、コントラストが低いものや、余り小さなものには向かないようだ。逆に遠くの被写体にも効果がない。バストショット程度の距離が推奨されている」とある。

というわけで、まあお遊び程度につかってね、ということらしい。

 

ご成鳥、いやご清聴ありがとうございました。

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Galaxy S6 edge

2015年09月18日 | デジタル・インターネット

今月の初め頃、スマホを機種変更した。

ひととおりチェックしてからここに書こうと思っていたのだが、色々あってつい書きそびれてしまった。

色々、というのは初期不良のことだ。手続きして、帰宅後設定をしていたら再起動を繰り返し、そのうち初期画面の途中でフリーズするようになってしまった。まともに動いていたのはわずか2時間・・。

翌日ショップに持ち込んだら、修理扱いとなり数日間お預けとなってしまった。購入直後でデータ移行も全然できていなかったのはむしろ幸いだったかも知れないが、買ったばかり、それも交換ではなく修理というのはは、いささか出鼻をくじかれたような気がした。幸い、土日を挟んで3日で戻っってきたけど・・。

そんなわけで黒星スタートとなったが・・。

カタログや店頭で実機を見て感じたとおり、このスタイルはなかなか格好良い。

この夏シーズン、ソフトバンクにはiPhone6のほか、従来からのシャープにくわえ、新たにSony, Samsungの端末がラインナップされるようになった。シャープは10年以上愛用していたが、せっかく変えるのなら他のメーカーを試してみたい気持ちがあった。

こういう場合、今までの僕は国内メーカーの製品を選ぶ傾向が強かった。そうするとソニーが候補に挙がるが、ネットを見ていると、ソニーの製品には期待が大きいのか、ユーザーレビューには厳しい評価のものがおおかった・・。熱がこもりやすいとか・・。

それもあって、Galaxyをえらんだわけだが、結果からすると初期不良に見舞われてしまったわけで・・。なかなか、手厳しい歓迎でござるな。

Galaxyはまず、SDカードスロットがない。また、他社は防水仕様だが、これは防水でもない。防水はともかく、SDがないことはデータ移行を難しくしていて、メールログや、ワンセグの録画ファイルなどは移行できなかった。google accountに登録された電話帳、ブックマークやアプリは当然問題なく移行できた。Smart Switchというアプリがあって、これを使えればいいと思っていたが、Sharpの端末には使えないことがわかってがっかり・。

余り使いこなせていないが、以下、気がついたことを。

処理速度はとても速くなったので、今まで使っていたアプリの使い勝手も向上。従来、Facebookアプリはとてもメモリを食うので、以前のスマホでは使えなかった(起動に数分!かかる)が、本機でようやく使えるようになった(それにしても容量食い過ぎだと思うけど)。

日経電子版も、以前よりはストレスなく使える。前のスマホは画面が小さい(4.5inch)ので、ちょっと見にくかったが、本機(5.1inch)では画面がきれいになったこともあり、見やすくなった。日経電子版は以前は通信環境がなくてもストアしたニュースが読める、というのが良くて購読し始めたのだが、今のバージョンでは写真や画像が大きくなり、それも閲覧時にはじめてダウンロードする設定だ。wi-fiモデルであるZenPadでは、出先で見ようとすると画像空白で表示されるので、とても見難くなってしまった。これからはスマホで(とPC)で見ることになろう。

テレビはもしかしたら国際仕様ではついてないのかな。さいきんのモデルはみんなそうらしいが、アンテナを内蔵していない。見るときは付属のアンテナ(というより延長コードのようなもの)を取り付けることになる。操作性もちょっと癖があって、慣れるまで時間がかかった。

フルセグだと画像はとてもきれいだ(ワンセグだと画面が大きいせいか、ちょっとあらが目立つ)。「世界の鉄道から」とか、NHKで深夜にやっているSLの映像とかが好きで、予約録画しては隙間の時間に見ているのだが、過去に録りためた映像が引き継げなくて残念。

テレビがいいのは、災害時とかにリアルタイムでニュースがすぐ見られることだ。そういうとき(たいていは不意に訪れるものだ)、アンテナをわざわざつけないと見られないのはちょっとつらい。ラジオアプリ(らじるらじるやラジコ)でもいいが、映像はないし。日テレニュース24の速報は有料だし・・。まあ、時代の流れかな。

電池の持ちは、使われ方を考えると悪くない。何もつかわなければ長く持ちそうだが、つい色々と使ってしまうので、すぐ減ることになる。1日使って半分弱という感じか。充電時間はかなり短い。

メモリは3ギガもあるが、モニターを見ると既に85%くらい使用、とある。無駄なアプリもけっこう残っているかも知れない。

カメラ機能はかなり良好だ。Xperiaは2千万画素超だが、オートだと8メガ、iPhone6は最初から8メガだが、Galaxyは16メガで、手ぶれ補正も光学式(Xperiaは電子式)だそうだ。もっとも、画素数が多すぎてファイルサイズがでかくなるのも困るが・。F値は1.9と明るい。画角はよくわからない・・。25mmくらいかしら。普通にオートだとアスペクト比が16:9なので、広く写るように感じられる。

変わっているのは、センサーがはじめから16:9なこと。だからというか、16:9の時が最大画素数16メガで、普通のデジカメのアスペクト比4:3だと12メガになる(左右をトリミングしているから)。最初は珍しくて何でも16:9でそのまま撮っていたが、縦位置で撮るときちょっと撮りにくいことがる。顔を撮りたいのに、全身が写ってしまうとかね。

四隅の画質は少なからず流れているから、普段は4:3のほうがいいのかも。

実は既に、このブログに掲載している写真にはGalaxyで撮った写真がけっこう載っている。

最初のスマホ(005SH)は、画像の書き込みが遅くて事実上実用にならなかった。1代前の200SHはそれなりに使えたが、ちょっと画像が白っぽくなる傾向があったかな。

スマホの方が、デジカメ持ち歩くより利便性が高いことは確かだ。木曜日、マイナンバー講習会の帰りに、大雨の様子に驚いて撮影。

リアルタイムHDR、それもオートで判断してHDRに切り替えるという機能がついている。シーンによってはかなり面白い画像になる。

でも、こういうのは失敗(埃を払ってから撮影しましょうね・・)。画面表示もHDRの状態で表示されるので、適宜オン、オフして調整を。

シャッターは画面をタッチすることで切れるが、ぼくはこれがちょっと苦手だ。つい手ぶれしてしまうのだ。カメラのように持って、音量ボタンを押すことでも切れる。

ただ、すぐに手を離さないと連写を始めてしまう。連写モードを切る設定を探しているのだが、まだ見つかっていない(ないのかも知れない)。

動画もきれいだ。4Kでも撮れるらしいが、正直、携帯動画に画質は期待しないので、普通に撮れてくれればいいんだけどね。鳥たちと一緒にいると、つい撮影したくなってしまう・・。

 

音楽アプリも使ってみた。まあ普通かな。デフォルトでシャッフルの状態になり、設定を変えるのに苦労した。クラシックでシャッフルされるとちょっとね。

そういえば契約の時にNetflixをつけられたんだったな。試さないと。

その他のUIも、だんだんと慣れてきた。日本語変換はATOKを引き続き使用。動作が速くなった分、使いやすくなった。

さて、S6 edgeは、左右端がラウンドしているのが特徴。エッジスクリーンというそうで、ここに1行メッセージが表示されたりする。

ただ、ピープルエッジは設定したが、なんだかまだ良く使いこなせていない。デザインの妙は感じるが、実用性はそれほど、という感じだ。

実は液晶保護シートの貼付に失敗している。左右のエッジのところがうまくつかなくて、左側がちょっと浮いている。修理完了時に、メーカーから純正シートをもらったのだが、つかわずにとっておいてある。

ボディケースも色々出ていて、買った日に透明ケースを買ったのだが、これ、滑りにくいかわり、汚れが目立つのが気になった。

ので、改めて純正ケースを買ってしまった。四隅に軽く色が入っているのがかっこいい。税込み2700円くらいと高く、ちょっと散財感が強い・・。

といいつつ、ムック本も買ってしまった。

というわけで、モバイル機器が一新されました。

 

 

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歩きスマホは

2015年09月17日 | 日記・エッセイ・コラム

僕が言うまでもないことですが、よくないです。

特に駅のホームや、混雑する通路での歩きスマホなどというのは、いまどき不見識も甚だしいと思います。

でも、自分でもついうっかりやりそうになりますよね。メールが来たり、地図を見ようとしたりして。はっとして、立ち止まりますけど。

あれが気になるのは、危険であることはもちろんですが、まわりの人に注意を払っていない=自分のことしか考えていない、と言う態度と取られてしまう、という面が大きいと思います。

ちょっと路上喫煙と似ている面があります。本人はいいじゃねえか、ちょっとくらい、と思っているけど、まわりの人はにおいや煙だけではなく、その人の無神経な態度も鼻についてしまうのです。

それでは、四方見渡す限り誰もいないようなところで、タバコ吸ってスマホいじりながら歩いてもいいのか、と言うと、僕は場合によってはいいと思う。やはりこの問題は、まわりの人への配慮、というのが肝でしょうね。

 

だいたい、スマホの画面ばかり見ていていたら、街の素敵な風景を見そびれてしまうではないですか。

 

とかいいながら、立ち止まってスマホを取り出して写真を撮っているという・・。

 

 

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お気に入り

2015年09月16日 | セキセイインコ

アルのダイエットはちょっと頭打ち気味。

なるべくストレスをためないように、放鳥するようにしているのだが、加減が難しい。

アルだけでなく、ココもそうなのだが、ケージのある部屋に置いてある、鉄道模型が大好き。いつもは新聞紙でカバーしているが、カバーを取ると大騒ぎを始める。

アルははじめの頃に比べればずいぶんと人慣れしたが、まだ手乗りといえるまでにはなっていない。

手のひらに餌をのせて、誘ってみるが、餌ではなく指ばかりかじろうとするので、途中で痛くなってしまう。

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普通のセダン

2015年09月14日 | 鉄道、車、のりもの

用務先に行くため、久し振りにタクシーを使った。料金にして3千円ほどだ。人に運転してもらうなんてなんだかもったいないので、なにか他の方法がないかと思うのだが、途中まで電車を使わないと時間がかかりすぎるし、近くにレンタカーやカーシェアの拠点はない模様。電車でもう少し先に行けば、大きな街で車も借りられそうだが、時間や料金を考えるとそれも具合が悪い。

タクシーが普通のクラウンやセドリックではなく、専用車になってから久しい。もう覚えている人も少ないかも知れないが、以前はクラウンやセドリックが4年ごとにきっちりとモデルチェンジしていて、タクシーもそれに伴って徐々に新型に切り替わっていた。だから、昔の街の写真を見ると、おおよその年代が特定できたりしたものだ。いまはなかなか、難しいのではないか。

1999年。このタイプの車は今でも走っているだろうから、今年の撮影だ、と言われても納得してしまうと思う。

子供の頃、ロンドンではオースチン、ニューヨークではチェッカーキャブが、数十年にわたり作られていると聞いて、とても信じられない、と思っていたものだが。まさか日本で同じ車種が数十年にわたり作り続けられるとは、思ってもみなかった。

ただ、現実問題としてそれでも実用としては全く不自由がないことも事実だ。もともと僕は古い人間なので、昔ながらのスクエアなセダンのほうが、今時のSUVやミニヴァンよりも落ち着くのだ。もし、この種のクラウンコンフォートやセドリックをベースにした、コンサバティブなたたずまいのセダンが発売されたら、ころっと買ってしまうかも知れない・・。現行のクラウン・セダン(企業の社用車で使われている、やや上質なセダン)なら自家用でも買えるとは思うが、さすがにあのぼっこりしたデザインはつらいので・・。

たしか、20年くらい前のシボレー・カプリースとか、フォード・クラウンヴィクトリアなんてのは、そういうコンセプトの車だったと思う。昔ながらのV8、FRセダンには根強いファンも多く、それなりに存在感があったようだ。

ただ、ウィキとかで調べていると、日産はセドリックタクシーを昨年で生産終了したみたいですね。代わって、ワンボックスのNV200を、日本でもタクシー用に販売していくようだ。既にニューヨークではタクシー用として制式採用されているが、東京都心でもちらちらと見かけるようになってきた。

というわけで、セダンは遠くなりにけり、というかんじかな。

でも、しつこく食い下がるようだけど、昔のスペックで車を作ったら、年配ドライバーの支持を受けそうな気がするけどな。

大昔の雑誌「NAVI」に、そういう記事があったな。未来予測のショートストーリーで、高齢化が進んだドライバー向けに、あえてOHVエンジンを開発する、という物語だった。で、まあ、エンジン効率は別として、別にほとんどの人はエンジン廻したりしないのだから、それでも困りはしないと思うけどね・・。

それにしても、日本の自動車のスタイル(ボディ形式や大まかな装備など)って、どこも似たり寄ったりだな。昔からそうだったが、バブル期に比べて余計そうなってきてる気がする・・。

 

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かわりめ

2015年09月12日 | 日記・エッセイ・コラム

残念なことに、さきの台風は関東を中心にかなりの被害を出してしまったようだ。

被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げます。

 

8月中旬以来、天候が不順な日が続き、特に今週は連日強い雨が降り続いた。

タイトルを秋出水、としようと思ったほどだけど・・。

台風の去った金曜日には、ようやく、久し振りの青空を見ることができた。

昨夜先輩の方と飲んでいたのだが、雨の続いた間、ちょうど経済も荒れ模様で、株価もずいぶんと動いた。

今日は晴れ。なんとなく、これで雨の日々もいったん終わり、経済も落ち着いてくるんじゃないかな、と。

長雨続きのなか、なんだか冴えない気持ちで日々を過ごしてきた。なにか特別なことがあったわけではないが、一時はだいぶ気持ちがふさいでいたが・。

今日は人と打ち合わせをしたり、旧知の先輩と話をしたりして、すこし気持ちが晴れた。

これをふしめに、少し流れが変わってくれると良いのだが。

夜遅くに帰宅し、眠りについていたのだが・。

なんとなく目が覚めて、思うまもなくどっと揺れが来ましたね。

鳥たちのケージのカバーを開けたが、きょとんとしている。すこししたら急に大騒ぎし始めた。

窓を開けたら朝焼けと、並んで飛んでいる小鳥たちの姿が見えた。

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