うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

すてきなあなた

2015年07月31日 | 音楽

 

糸居五郎氏関連の話が続くが、ガイ・ロンバード楽団のBei Mir Bist Du Shoen (すてきなあなた)、CDが手に入らなかったので、アマゾンから楽曲データをダウンロードした。

検索して出てきたのが偶々アマゾンのものだったが、アマゾンからデータをダウンロードするのは初めてだ。

正直、いまさら圧縮データを買うのは気が進まないのだが(たとえ僕が高音の聴力が落ちていて、ハイレゾなどネコに小判だとしても・・)、CDは探しにくそうなので致し方ない。

1938年のヒット曲だそうだ。昭和13年、日中戦争は前年から始まっているし、欧州でも秋には水晶の夜といわれる、ユダヤ人迫害活動が盛んになってきたころでもあり、世相としては暗くなりつつある時期であっただろう。

他方、日本でも中流以上の家庭などではそれなりの生活水準が保たれていた時期と思われ、こうしたアメリカのポピュラーなども愛好家の間では盛んに聞かれていたのかもしれない。

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デキシーランド・ジャズ ベスト

2015年07月30日 | 音楽

薗田憲一とデキシー・キングス。

先日の糸居五郎氏の話を書いてから、急に古いジャズが聴きたくなって、帰りに山野楽器に寄ってみた。

ジャズ関係の売り場は今はクラシックと同じフロアになっているが、めったにジャズのCDなんて買わないから、まずどこに何があるのか探すのに時間がかかった。

本当は昨日書いたGuy Lombardo楽団の「素敵なあなた」があるといいな、と思って探したのだが、ない。それに考えてみると、僕はディキシーランドからスイング・ジャズに至るまで、漠然と古いジャズとしてあまり下調べもせずにここに来てしまっていたのだ。なにか入門用のCDでもあればいいな、と思ったが、知識がないとどれがいいのか、よくわからない。

結局、先日の放送にも出ていた薗田憲一氏とデキシー・キングスの演奏するCDを見つけて、これを買った。

セントルイス・ブルースから世界は日の出を待っているまで、聴いたことのある数曲を含む曲目が並んでいたのが決めて。

このCDは演奏はいいのだが、録音日はおろかデキシー・キングスであること以外、メンバーや楽器パートなど一切のクレジットがない。解説はあるが無記名で、まるでホームセンターの片隅や100円ショップで売られているCDみたいだ(実際には2千円+税と立派な価格だ)。ジャズの人たちって、そういうアルバム情報みたいなのが大好きな人が多そうだけど、このCDはその辺のことをあえて無視しているみたいだ。おそらくこれを買う人は、僕のように勉強のために買うとか、年配の方でふだん音楽CDなどあまり買わないような方々が多いのだろう。

学生時代に吹奏楽などやっていないので、この種の音楽にはうとい。これを聴きながらすこし勉強しよう。

今日の夕日

帰りに見かけた、工事現場の養生に張られている広告。日本語の「きれい」には独特のニュアンスがある、と、几帳面で気配り上手な日本人の習慣を紹介している。

・・もうすぐ戦後70年ですものねえ。

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糸居五郎のオールナイト最終回

2015年07月29日 | 昔のラジオ、テレビ

本当は今月上旬に書こうと思っていたのだけど、何かと忙しくて・・。

ニッポン放送のアナウンサー、DJだった糸居五郎氏の、最終放送があったのが、34年前の今月上旬だったので、できれば同じ時期に書きたかったと言うだけの話だが。

糸居五郎さんは、ご存じの方も多いと思うけど日本のDJの草分けのような方だった。詳しい経歴はwikipediaを見ていただきたい。

もとより僕自身、それほど糸居さんのことを詳しく知っているわけではない。僕がラジオ(深夜放送)を聞き始めた頃は、日曜深夜にソウル・フリークという番組と、月曜深夜3時のオールナイト・ニッポンを担当されていた。それぞれかなり遅い時間なので、そう毎度聞けるわけではない。ソウル・フリークは多少早い時間だったが、子供にはちょっと取っつきにくい音楽をやっていた記憶がある。オールナイトはもうすこし幅広い選曲だったと思うが、なにしろ時間が遅く、試験勉強のときに数回、聞いた程度だと思う。

ただ、僕はなんとなく直感的に、糸居さんのことが好きだった。それは、この人は相当純粋な「趣味人」だな、と思ったからだ。

いまどき(でもないが)の言い方だと「オタク」というほうが一般的かも知れないが、オタクと趣味人はやっぱりちょっと違う。戦前から趣味活動をされていた方、たとえば自動車の小林彰太郎さんとか、オーディオの菅野沖彦さんとか、あまり一般的ではないかも知れないが鉄道模型の山崎喜陽氏とか、こうした方々は、当時としては中流以上の家庭に育ち、高い教養としっかりとしたマナーを身につけた方々、と言う点で共通している。昔はよほど余裕のある家庭でないと、大学には行けなかっただろうし、趣味に没頭するような余裕は持てなかったのだろう。

糸居氏は大学卒ではないらしいが、小石川の実業家の家に育ち、服装などのしつけもかなりされていたようだ。たしか、スーツなどは気に入った店を決めて、ずっとそこで作るように、と父親から言われたそうだ(「月刊宝島」の特集で読んだと思うけど、今現物がなくて確かめられない)。物腰が柔らかくてとても上品な印象を受ける。この最終放送でも、ゲストで来てくれたディキシー・キングスの薗田憲一氏にに「こちらでお話ししてもよろしゅうございますか?」などという言い方をしている。

一方で当時としてはかなりモダンな家庭だったようで、お兄さん方がジャズのレコードなどを聴いていて、幼少の頃からそうした音楽に親しんでいたらしい。やはり最終放送で、「なにしろ物心ついて最初に聞いたのがこういった、チャールストン・ディキシーランド・ジャズだったから・・ 1920年代、まだ小学校に上がってない頃、僕ちょうどこんな音楽ばっかり聴かされて・・たとえば、あの頃覚えているのは'Who' Who stole my heart away, whoなんて、あの・あたいのはーと誰か盗んじゃったなんて、まああの、幼稚園時代の子供が一生懸命口丸めて歌ってた、あれを思い出します」と語っている。

オールナイトでは、そのときの最新ヒット曲をかけておられた記憶しかないが、糸居氏の原体験というか、音楽好きになった原点はこうしたジャズ・エイジ、1920年代狂騒の時代のジャズだったようだ。ディキシー・キングズが次はハロー・ドーリーを演奏しますというと、糸居氏は「じゃあそれ、ひとつ、盛大に・・まあぶっ放しましょう、なんて・・だんだんだんだんこんな調子になってきて Hello, Dolly!!」という感じで、かなり乗って楽しまれているようだ。

戦前に満州に渡り、森繁久彌に指導を受けてアナウンサーになられたそうだが、なんとなくそうした、大陸のロマンというか、そういうおおらかさも、氏の話しぶりに深みを与えているのだろう。

僕はここでガイ・ロンバード楽団の「素敵なあなた Bei Mir Bist Du Shoen」とか、アレキサンダー・ラグタイム・バンドなんてのを初めて聴いて、このころかなり、クラクラと来てました。時間ができたらこうした、昔のポピュラーとかを勉強したいというか、まとめて聴いてみたいと思っているんだけど・・。すごく味が「濃い」ですよね・・。うちにはグレン・ミラーとかベニー・グッドマンくらいしかないけど、かなりびしびし来ます。いま(いつ?)は、音楽もグローバライズしたぶん、薄味になっているのかも知れないな。

まあ、はなしがまとまらなくなりそうなのでこの辺で終わりにしますが、たぶん大変だったとは思うのですが、好きなことを職業にして、純粋にそれに人生を捧げた方として、僕には大変印象に深い方だったわけです。Hi, GoGoGo and Goes On!

録音は偶然、期末試験で起きていてラジオをつけて慌ててテープを探してしたものだから、前半は入っていない。写真はテープを10年ほど前にMDに落としたものを掲げいているが、オリジナルのテープも探せば出てくるはずだ。MDのテープ落としはかなりやったのだが、これもまた何らかの形で変換しないとな・・。

 

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オバケのQ太郎

2015年07月27日 | アニメ・コミック・ゲーム

「村上さんのところ」が発売されたのと同じ24日、こちらも発売になったとのことだ。

おばQ音頭の話を、会社の子としながら、ウェブを見て気がついた。おばQはいろいろな事情から長い間漫画やアニメがリリースされることがなかった。ので、ドラえもんなどに比べると、親しんだ世代がより狭い。会社の子も全然知らなくて、かろうじて小池さんはキャラクターとしては知っている程度のようだ。

原作は1964年に少年サンデーに連載されたそうで、それを目にした少年たちはそろそろ還暦とかになるのかな。僕はサンデー掲載の漫画は見ていない。ただし、小学館の学習雑誌で読んだかも知れない。

はっきり覚えているのは、コロコロコミックという雑誌に再掲された初回のおばQだ。今回買った1巻冒頭のストーリーだ。

このときは藤子A氏だと思うけど、おばQ誕生当時のエピソードを描いた書き下ろしストーリーが掲載されていた。小田急線での通勤途中で着想した、という話だった。

アニメは1965年から67年まで放映されていたのが初回だそうだ。これはかろうじて記憶がある。おばQが歩くと、ぷぽ、ぷぽ、という効果音が鳴っていたような記憶があるのだが、定かではない。1971年の新おばQのことははっきり覚えている。この年は春に帰ってきたウルトラマンが春から始まり、初代仮面ライダーもやっていて、なかなか賑やかな時代だった・。

wikipediaでは3回目のアニメがあったという記載があるが、こちらの方は僕は全く知らない。

ドラえもんも第1回のときは、ずいぶんまるまるとした姿だったが、今回のおばQも、最初は毛が3本ではないし、胴体も長くて、どちらかというと、後に出てくるお父さん、お母さんにちかい感じだ。連載数回目から、今思い浮かぶような2頭身のおばQになってくる。ただ、それにしてもこの頃の漫画って、なんと言ったらいいのか、かなりおおらかでしたね・・。

今回の復刊は第1弾で、以後毎月少しずつ刊行されていくらしい。

20年ぐらい前に、銀行の営業の方からもらった貯金箱。こんかい久し振りに取り出してみた。洗剤で洗ったけど、だいぶ黄ばんできているみたいだ。

おばQって、幼なじみの子みたいというか、なんだか他人という感じがしないんだよね・・。

 

 

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暗闇に猫

2015年07月26日 | 動物 いきもの

買い物から帰ってきたら、家の前に子猫がいた。

舌で「ちゃ、ちゃ、ちゃ」とあいさつしながら、自転車を降りてかがんで顔を見ようとするが、ちょっと怖いみたいだ。

門扉を開けたら、「うわっ」という感じで、さっきの猫のきょうだいたちが慌てて逃げ始めた。

一匹の子はこっちに興味を持ってくれそうだったので、やはり「ちゃちゃ」とあいさつしたのだが・・。

手元にはスマホしかなかったので、かなり厳しい撮影。

この子はあれですね。この近所に代々住んでいる、しろきつね色さん一家の子供たちですね。

こないだ見たときは1匹しかいなかったけど、今年は少なくとも3匹生まれているらしい。

奥の部屋から急いでQ10を持ってきて、撮影しようとしたがさすがに無理。子猫の方も、人がいきなり奥に入ったかと思うとまたやってきたものだから・・。

話は変わりますが(今回はころころ変わります)これはなにかというと・・。

庭の、ペン殿のお墓の前に植えた小松菜です。

それが、あまりに狭いところにごま塩のように種まきしたので、大きく育たず、4-5センチくらいで成長が止まってしまった。

ところが、そのサイズ感が小鳥たちの琴線に触れたのか?、しらないうちに徹底的についばまれてしまった。もう茎みたいなところしか残っていない。

まあこれは、ペン殿の供養と共に、自分のところの子だけではなく小鳥たちみんなにもなにか還元してあげようという気持ちもあって植えたものなので、それはそれで役に立てて良かったかな、とも思っているのだが。

ただ、正直ちょっとはアル君、ココちゃんにも分けてあげようと思ってたんだけどなあ・・。

 

その、アルとココは最近は小松菜は食傷気味らしい。スーパーで買う小松菜は、数日でしんなりしてしまうのも困りものだ。気温30度のケージの中に入れておくと、1日で腐って臭い始める。

さいきんはチンゲンサイの方が安定した人気がある。栄養価は小松菜の方があるらしいので、交代であげようと思っている。

 

話はまた飛んでしまうけど、このブログの途中に広告がはさまっていますね。ここ数日は、パナソニックの新型カメラ、Lumix GX8が出てきます。GX8って、10年ほど前のリコーのカメラの名前みたいですね。

カメラの名前って、なんでGなんとかっていうのが多いんでしょうね。今もキヤノンのコンデジでG3なんとかというのがあります。うちにある、P3とかQとかって言うのは、かなり珍しい方だと思います。

そのGX8は、よほど金持ちに売りたいのか、13万円ちかくの値札がついていて、ちょっと手の出しようがない・・。きょうヨドバシカメラに寄ったら、一つ前のGX7が置いてあり、これも少し高いが、質感や機能を考えると悪くない。

ダブルズームキット(14-42PZ, 45-175の組み合わせ)で7万円台は安いかも。

シャッターの音が「きしゅん」という感じで、G7などとはまた違う味付けのよう。

発売された頃は、大きくてでこぼこしたデザインで、全然興味はなかったのですが、GX7,結構いいね。

もっとも、直接のライバルであるオリンパスE-P5のほうがデザインは洗練されているかな。ただ、P5も高いですね。EVF同梱とはいえ・・。次期P6?は、EVF一体になるのかな。

いずれにしても、今うちではE-P3がいい絵を出し続けているし、交代を考えるのは早そう。

 

さてさて、明日も暑そうですね・。

 

 

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村上さんのところ(コンプリート版)

2015年07月25日 | 本と雑誌

今週はなんのかんのと賑やかに動いていたのですが、暑さのせいか今日は参ってしまい、家でおとなしくしていました。

さて、村上春樹氏と読者とのメールでの質疑応答を収録した「村上さんのところ」が24日、刊行されました。

紙の書籍は要約版で、村上氏初の電子書籍版はすべてを収録したコンプリート版となるそうです。

紙の書籍の方は、昨日丸善で平積みされているのを見かけました。僕は電子書籍版を買いました。

2,000円が高いか安いかは微妙なところです。この春までは大半がウェブ上でただで閲覧できましたし、今も期間限定でFacebook上に復活しています。

断片的に読めるので、タブレットに入れておくにはふさわしいと思っています。

先月、色鉛筆(水彩)を買って、少しいたずら書きしていたのですが、「世界の終わり」を題材にした絵を1枚描いてみました。

「僕」が図書館を初めて訪ねたとき、来訪に気づかなかった図書館の子が戸惑う様子です。

いいわけになってしまいますが・・ケントパッドに描いたので、鉛筆が定着しにくく、下書きの鉛筆もうまく消せなくて苦労しました・・。

まだ試行錯誤ですが、色鉛筆は画材に画風を規定されるような印象がありますね。水彩をうまく使えばいいのかな。

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東京丸の内盆踊り

2015年07月24日 | まち歩き

毎年この時期になるとやっている。夏祭りの一環で、仲通は屋台で賑わい、仮設のテーブルなども置かれている。

さいしょはこんなところで盆踊り?と思っていたが、これがなかなかいいのである。

6時から始まっている。当然だが、まだ明るい。

最初は民謡クラブだかの方々が中心で、一般の人たちもきちんと浴衣を着た、気合いの入った方が多く、踊りのレベルが高い・・。

それでもだんだんと、参加する人が増えてきた。

音頭は5,6曲を繰り返し流しているようだった。

東京音頭、花笠音頭、炭坑節、千代田区の音頭?(歌詞に二重橋とかでてくる)、浴衣の音頭?、おばQ音頭など。

東京音頭というのは、戦前の、世相が暗くなりかけた頃に流行した音頭と聞いている。こうしてみんな楽しそうに踊っている様子を見ると、妙な感想だが、なんだか人々が自分たちの生活を大切に生きているんだな、という思いが伝わってきて、われ人と共に、いとおしむべきものだな、という気持ちになってくる。

ほんと、なんだか胸がいっぱいになってくるような、妙な感動をしてしまうのだ。

ここでビールを補給。

日も暮れてきて観客も増えた。だいぶ盛り上がってきて、いろいろな人が参加しはじめている。

和太鼓の同好会の方々でしょうかね。たくさんの人が交代で叩いていた。

オフィスで、盆踊りは年配の人ばかりだなどと言っている人がいたがそんなことはない。民謡クラブの方々はベテランだけど、あとは性別、年齢様々だ。

語彙が貧弱で恐縮だが、踊っていると、みんなぜったいに可愛い・・。ほんと、たのしそう。

ずっと写真を撮っていたが、ひとりだったせいもあり参加するのはちょっとためらっていた。でも、おばQ音頭がかかってきたところで、思い切って輪にはいってみました。まわりのおばさんやおじさんといっしょです。

おばQ音頭って、不朽の名作ですね。ほかにもドラえもん音頭とか、あったと思うけど、藤子作品の音頭、と言えばおばQなのだ・・。

なんと言っても歌詞が素敵です。~おつむも軽いよ・・悩みはないし ほいおばQ・・というあたり、音楽と歌詞がマッチして、とても素敵です。

今回はっとしたのは、「消えて踊りの 消えて踊りの なかま入り なかま入り・・」という歌詞があること。恥ずかしがって参加しない人たちに、おばQみたいに消えて仲間入りすればいいんだよ、と誘ってくれているんですね。

*「消えて」というのは、おばQの特技のひとつです。おばQは他のおばけのように、なにかに化けるということができないかわり、消えることはできるんですね。

というわけで、平和な日本を満喫しました・・。

 

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秋谷の立石

2015年07月23日 | 旅行記

23日に予定されいてた、鎌倉花火大会は前日になって突如、中止になったという発表があった。強風と高波のため、打ち上げ設備の設置に支障が出たらしい。

僕はこんかい初めて行こうかと、仕事を4時で切り上げる手はずを整えていた。朝になって中止を知って、うなった。この中途半端な時間、どうしよう・・。

家でおとなしくしてもいいのだが、せっかく行く気になっていたのに、何かないかと考えた。

三浦半島、夕方、と組み合わせで考えて、まあ平凡だが海から夕日を見てみようかと。

というわけで、東京駅から横須賀線で逗子まで行き、そこからバスに乗って海へ。ちょうど夕方の帰宅時にさしかかったところで、バスは満員状態。バス停の車内表示が見えず、不安だった。30分近くかかってようやく目的地に着く頃にはだいぶ空いてきたが。

かなり田舎っぽい風景なのですが、バスの本数はやたらと多いです。よそ者には心強い。

秋谷海岸の立石というのは、有名らしいのですが、実はオフィスでウェブをぱぱっと調べて思いつきで来てしまったのです。

もちろん、富士山が見えることは予想していまして、富士山がきれいに見えるところを探していたのです。

台風の影響か、前日夜半から雨が降っていましたが、今日は曇り。それが夕方になってようやく雲が切れてきた状態。

ウェブで検索すると、秋谷の立石付近というのは松任谷由実「リフレインが呼んでいる(Delight Slight light KISS)」の舞台だとされているらしい。というわけで、今そのアルバムを取り出して聴いているが、これ、僕のイメージとしては初冬の季節感があって、ちょっと今の季節にはあわないかな。

今日も、空気の澄み具合はかなり良いとは思うが、冬に訪れてみたらどんな風に見えるだろうか。また来てみたい。

海沿いを走る路線バスから、ずっと富士山がみえつづけるんだぜ。ぜいたくきわまる。

gooブログでは1日にアップロードできる写真の枚数に制限がある。どれを選べば良いか、迷ってしまう。

花火撮影にはLumix G6,G3を持って行くつもりだったが、中止になったので通勤鞄にいつもの鎌倉行きのセット、E-P3(+14mm F2.5)とPentax Q10(標準ズームと望遠)しか持って行かなかった。

この辺はQ10+TELEPHOTO 06で撮影。

ここからはE-P3+14mm F2.5で。この色合いはいかにもオリンパス。14mmも切れる。

なんだかハワイっぽいですね。

先日も由比ヶ浜から江の島まで、海沿いを散歩しましたが、海を眺めている人たちって、とても平和で幸せそうです。

ここにもカメラを構えている人がたくさんいたけど、みんなで美しい風景をわかちあおうという雰囲気が感じられて、とても気持ちがいいんですね。

たぶん、ヨコハマ買い出しという漫画も、こういう雰囲気を養分にしながら生まれてきたのでしょうね・・。

僕が海に行きたくなるのは、そのためです。

海沿いの街は、内陸に生まれ育った僕には外国なのですが。

そういえば蒸し暑さは、全然なかったですね。

そろそろ本当に暮れますね。

時刻は7時を回った頃。この辺にもカフェがあるし、素直にこの辺で食事すれば良かったのですが、なぜか横須賀ネイビーハンバーガーを食べたく思い、バスで引き返して横須賀に向かいました。

食べログにはいくつか店が紹介されているが、選んだ店は行ってみるともう閉店になっていた。

他の店をさがすが、横須賀ってかなり広いので、途中でもうどうでも良くなってきた。

残念ながら、地元のハンバーガーは食べられず、なぜか入ったバーガーキングで。

横須賀はまたいずれ再訪しましょう。

 

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ゆうやけ2

2015年07月22日 | 日記・エッセイ・コラム

のみ会があるので先を急いでいたが、夕焼けがあまりきれいなので足を止めた。

こういう写真はコンデジ(IXY31S)でさりげなく撮った方がきれいだね・。

今日も暑かったが、この時間は風が強く、さわやかといえないこともなかった。

もっとも、僕自身は風邪気味で、変な声をしていてちょっとダメモード。

飲み会も適当に切り上げた。

これはカメラの極彩色モードで撮った。たまには・・。

さて、今週もあとひとがんばり・。

 

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ゆうやけ

2015年07月20日 | 日記・エッセイ・コラム

車窓から見た風景がだんだんと赤みを帯びてきて、これはいい色になりそうだなと思っていたらやはり。

こういうのは一瞬だし、空が広く見えるところを探す余裕もないので。

むかしから、夕焼けと聞くと「夕焼け 番長!」というアニメのタイトル音楽冒頭をつい連想してしまう・・。もっとも、アニメの中身も、タイトル音楽そのものも全然覚えていないのだが。

今日は自転車でこけたりして、ちょっとまいりましたわ。

ふーあーゆー?あゆ おーゆーあー! じゃなくてあゆ おーあいしー! うん、おいしいね・・だめだこりゃ

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古都カマクラ3

2015年07月19日 | 旅行記

夏休みに入り、観光地はどこも混み合う時期だ。

鎌倉や湘南海岸も例外ではない。こんな時は出かけない方が賢明、ではあるが、この際逆転の発想で、べたな観光スポットを訪ねてみた。

例によって写真枚数多いです。

JR線は特に混んでいなかったが、江ノ電は観光の時期だとしてもずいぶん人が多い。と、思ったら、電車が遅れていたようで、待てど暮らせどやってこない。

というわけで、あっさりとあきらめて、歩いていくことにした。そうたいした距離ではないはずだ。

けがしたの?

長谷寺。あじさいの季節には行きそびれた。

ここはいささか観光地化が進みすぎているようだ。

例によって外国人観光客はたくさん来ている。インド系の人たちが目立つのが印象的だった。

マニ車

台風も去って、天候には恵まれた。

材木座の海岸は人でいっぱいだ。

洞窟。

いちおう、大仏にも行ってみました。

小学校の修学旅行で行って以来かも。なんとなく、記憶があるな。

海岸に出ました。

そのままずっと、江の島方面に歩いて行きます。

波は少し荒いですね。

うっすらと富士山が見えます。画像を加工して目立つように使用とおもったけど、あまりうまく行かなそうなのでそのまま。

人でごったがえすというほどでもない。のんびり散歩している人が多く、こちらもリラックスできる。

江ノ電は今回は乗らなかった。終日混み合っていたようだ。

小田急線もたいへんな混みようで、すぐ次の特急は満席で乗れなかった。

1時間半後に出る次の特急の券を取ったが、なにもそんなことをすることはなかった。普通列車に乗れば良いのだし、むしろその方が早く家に着く。

券を取ってから後悔した。だが、もう仕方ない。

軽く夕食を取って、帰宅。

 

 

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ニコンの入門一眼レフ

2015年07月19日 | カメラ、写真

出先からの帰りがけに、ヨドバシカメラを冷やかした。買い物依存症だ、何だといいながら、やはりきょうみがあるので・・。

前にも書いたけど、Lumix G6はなかなかの優等生なのだが、それゆえかえって「その先」をつい求めたくなってしまう。

これだけ高機能であと何がほしいのかといわれそうだが、それはやはり、光学ファインダーだ。

まあ、G6のEVF(144万ドットの有機EL)が、こんにちどの程度の位置づけあるのかわからない(最新のG7は236万ドットらしいが、見ていないし、他社の最新機もよく知らない)。ただ、EVFに限らずモニターの画像というのは、明るさがかならずしも目で見るとおりではない(僕の誤解?)。

たとえば、真っ暗なところを撮影しようとしてカメラを向けると、カメラとしては適正露出にしようとするから実景よりは明るく表示される(だから、暗いところで捜し物をするときは目で見るよりもモニターで見た方が、みつけやすい)。

さいきんはその場の雰囲気を残すように、カメラが自動で判断する機能もがついているのだろうけど、傾向としては残るし、少なくとも見たままではないことは確かだ。このくらいの明るさで見た目通りかの判断は、モニターではできないのだ。

ムーミンたちは今、僕の目の前にいるけど、これほど明るく見えているわけではない。まあそれにしても、薄暗いところでよく写るなあ、と感心するけど・。

OVFは逆に、撮影画像の仕上がり(露出補正、色合いなど)がわからないわけだし、その辺色々意見もあるだろうけど、まあ要はないものねだりみたいなものだ。今の一眼レフはレンズを通した画像を、直接目で見るか、センサー通し(背面モニター)で見るか選べる。ミラーレスは背面もファインダーもセンサー通しだ。

というわけで、一眼レフにはきょうみがある。家にある、10年前のD70sの頃は、ファインダー画像が小さくて見にくかったが、今は入門機でもかなり見やすくなった。

それでも、上級機との差は確かにある。ペンタックスなどはこの辺にこだわりがあって、入門機でもガラスペンタプリズムで視野率100%を確保しているが、ニコンやキヤノンはペンタミラー式で視野率も低い。

そんなことを考えながらK-S2とかをいじってみて、そのあとニコンのD5500をさわってみたが・・。これ、すごく軽くて小さい。グリップも小さいのにえぐりがふかくて持ちやすいし、質感もまあまあ悪くない。K-S2の方がデザインは斬新だが、重いのでなんとなく機動性が悪いように思えてしまう・・。これは、ミラーレスもうかうかしていられないほどの軽さ、小ささだな。もちろんライブビューもあるし、タッチパネルもあるらしいし。

ファインダーも、スペックほどにはペンタックスとの違いは感じられなかった。

ニコンには入門機としてほかにD5300とD3300がある。D5300は少し前の世代で、値段が安いが基本の機能はD5500と同じ。D3300は多少機能を絞っているが、価格は最も安い(ボディのみで46千円くらい)。入門機にたくさん種類があるのは、きっとこうした機種の購買層は価格にシビアで、予算に応じて買おうとする傾向があるからでしょうね。マニアの人たちは値付けを高くしても、そちらで合わせてくれるでしょうけど。

カタログは、こどもやお父さんが出てきてにこにこしている、というおなじみのもの。キヤノン(Kiss)ですら、こんなに家族を打ち出してはいない。 Panasoni Lumix G3もママのためのカメラだったから、この路線だったが、G6の頃からおじさん路線?に切り替えている。

むかし、ビデオカメラのCM(小学校の入学式ををビデオで残そう!みたいな)とか見ていると、出演してる女の子があまりにも可愛くてこまっしゃくれていて、みるだけでくたびれたものだが・・。ニコンは昔からプロ仕様の印象があるし、上位機はいわゆるカメじいさん御用達ですから、このくらい「濃い」カタログの方がいいんでしょうね。

そういえば「カメラつれてこ」シリーズはまだやっているのかな?

ニコンのレンズもだいぶ処分してしまったが、まだ少し残っているので、安い機種でも買ってみようかな?ただ、古いレンズはAFが動かないんだよね。D7200以上ならAFできるが、-そんなたいそうな写真撮るわけじゃないし、高価な機材を持つと気持ちも重くなるし・・。

 

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J.エドガー

2015年07月17日 | 映画

クリント・イーストウッド監督 2011年の映画。 主役はレオナード・ディカプリオ。

BSで深夜にやっていて、途中から見始めたし最初は見通すつもりもなかったのだが、なんとなく最後まで見てしまった。

ので、断片的でかつ話の本筋とはずれた見方になってしまうが・・。

エドガーとはFBI長官ジョン・エドガー・フーヴァーのことである。長期にわたり権力を持ち続けた、毀誉褒貶の多い人物であったらしい。また、同性愛の傾向があったようで、映画でもそれをほのめかすシーンが描かれている。

一方で母親の強い影響下にあり、男らしくあらねばという気持ちも強く持っていた。生涯私設秘書として務めたヘレン・ギャンディに求婚をして断られてもいる。

このヘレン・ギャンディ(ナオミ・ワッツ)の演技、特に年齢を重ねてからの演技がとても気になった。エドガーとヘレンは私生活をともにしているわけではないのだが、ヘレンは職場ではいわばオフィス・スパウズとして、あるいは実際の夫婦よりも精神的に強いつながりを深めているように思える。

エドガーのいわばパートナーと目されるクライド・トルソンとも、後年は枯れたつながりになっていく。この辺の描き方は、年輪を重ねたクリント・イーストウッドならではの描き方という気がする。

この映画は、どうやら「高齢者映画」であるようだ。肉体が衰えていく中での精神的な関係性の純化、力を失うことへの恐れ、さらにはその受容、という過程こそが、イーストウッドの描きたかったこと、と言ったら、うがちすぎといわれるだろうか?

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じょうがい

2015年07月15日 | まち歩き

用務先から戻る時、近くに場外市場があることを思いだした。

炎天下、少し迷ったりしたが、しばらく歩くとそれらしい街並みが見えてきた。

ちょっと早いお昼時だ。

10年以上前、茅場町にオフィスがあった頃、何度か監査役の方と来たことがあった。本当は場内に有名なお寿司屋があって、そこに行きたかったが休みで、再挑戦したりしていた。

親しい社員数人で、タクシー使ってね。古き良き時代だなあ・。

お昼はお互い忙しいからタクシーを使ったが、普段監査役の方は、JR新橋駅から歩いてオフィスに来ているといい、帰りに場外市場で時々買い物をするんだよ、とおっしゃっていた。

お元気だなあ、と感心したりした。

魚、肉、野菜、乾物など、何でもそろう。

昭和な雰囲気が横溢する。業者向けの市場は来年豊洲に移転するようだが、ここはそのまま残るようなことが書いてあった。この雰囲気は新しいところでは出せないだろうな。

10年ほど前と、今とで最も違いを感じたのは、とにかく外国人が多いことだ。

まあ、丸の内近辺もやたらと観光客が多いから、めずらしくはないが、外国人たちには、ここは相当有名な観光スポットのようだ。

普通のお店のおじさんが、流ちょうな英語で客引きをしている。これはちょっと驚いた。

もちろん、日本人の買い物客も多い。

場内とこことの関係はよくわからないが、プロの人たちは活動する時間帯が全然違う。

まあ、僕も詳しくはないが、少しだけ知っている。

以前、場内の業者と取引があった。そこの経理(と言うか事務)担当の人に電話をするときは、午後にかけてももういない。

朝暗いうちから仕事を始めて、昼頃には帰ってしまうらしいのだ。

 

それにしても暑い・・。それと、さっきからここに来たことを後悔し始めている。

というのも、僕は昼食を食べるのを自粛しているが、さっきからいい匂いがして腹を刺激するのだ。

今日くらいいいかな、という誘惑も頭をもたげるが、いやいやよりみちはいかんでござ~る、なんて古いCMを思い出して気持ちを引き締めなおす。

まあそんなわけで通りを渡ってやってきたバスに飛び乗る。

銀座へ。三愛ビルにあるドトールで休憩。

もしこの道をまっすぐ行って、国会の近くまで行けば、この日は安全保障関連法案に反対する人がたくさん集まっているのを見たかもしれません。

おりしも今年は戦後70年ですが・・。

まあ、外国からのお客がたくさん来てくれるということは、お互いの理解を深めるという意味では、大事なことでしょうね。

お互い同じだし、違うのです。

・・ガラス越しにカメラの眼が光っていますね。

これ、K3Ⅱではなくて、オリジナルのK3ですね。前にもQ7が発売された後なのに、看板がQ10だったことがあったけど。

台風は近くなっていたけど、このときはまだこんな雲でした。

というわけでした。

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フランソワのドビュッシー

2015年07月14日 | 音楽

そういえばこれのことを書くのを忘れていた。

中古盤です。新宿のユニオンには、国内盤含めていくつかあったが、2枚組のこれが一番お得な感じだった。

オランダ盤のようで、ジャケットはPrinted in Hollandとあるが、EMIフランスの文字が各所にある。 内容は前奏曲Ⅰ、ⅡがCD1、2枚目は映像Ⅰ、Ⅱ、夢、アラベスク1,2,レントより遅く、練習曲の一部、仮面、喜びの島、英雄の子守歌と続く。

例によって演奏を旨く言葉で表現するすべを持っていないので、あまり余計なことは書かないようにするが、録音はきれいで、芯のあるしっかりした音だ。いろいろ聞くので、もっと自由に弾いているのかな、と思ったが、ドビュッシーはそう聞き慣れているわけではないので、う~ん、ちょっと雰囲気違うかな、という程度しかわからない。

手持ちのドビュッシーは、パスカル・ロジェのやはり2枚組があって、これを主に聞いていた。最初に買ったのはナクソスの選集で、ハンガリーのクララ・ケルメンディが弾いているもの。これもちょっと面白い演奏だった。MDにコピーしたものだが、コチシュの前奏曲集、そして何とも強烈だったのは、ポリーニの演奏する12の練習曲。この切れ味はロックのように強烈で、印象的だったな。

まあ、そんなわけで、暑い夜にはドビュッシーが良く似合いますね(かなり強引なまとめかただな・・)。

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