うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

ダウントン・アビー メモ

2014年12月31日 | テレビ番組

今年はもう今日で終わりというのに、こんなことをかいていてはいかんのだが・。

年内はシーズン2を3回放映、まだ半分も行っていない。タイタニック事故の1912年から始まり、今ちょうど第1次大戦のさなか、傷病兵達が館に収容され、男の使用人達が次々と徴兵されているところだ。まだまだ時代は流転していく。

  • 貴族と相続人
    当主ロバートは責任感が強く、周囲の人たちへの気配りも絶やさない立派な男だが、時代の変化に対しては常に保守的だ。妻コーラはアメリカ人、イギリスの貴族社会にうまく溶け込んではいるが、ふとしたところで微妙に開明的なところが透けて見える。
     タイタニック事故で失われた継承者である甥に代わり、相続人とされた遠縁のマシューは中産階級出身、貴族の習慣には最初なじむことができず、反発を感じる。一緒に住む母イザベルの方がむしろ積極的だ。

  • 娘達
    長女メアリーは貴族の娘であるという自らの運命に苦しむ。子供っぽい反発心ともとれるが、その重圧は他人には推し量れないものだろう。次女イーディスは自分の居所がつかめない。シーズン1では姉に直接反発していたが、今(シーズン2途中)はとても不安定な存在だ。三女シビルはもっと実践的、現代的であり、、看護師として自分の居場所を見いだしていく。

  • 女性と男性
    当主ロバートが保守的と書いたが、執事カーソンもクローリー家に忠誠を誓う、使用人達の大黒柱的な存在だ。二人とも保守的ではあるが、決して頑なではない。状況に応じ、ことを荒立てぬように現実的に対応する柔軟性を持っている。

     従者ベイツは、ロバートと男の友情(戦場での同士)で結ばれている。彼には様々な困難が訪れ、見るものの同情心を?そそる。トーマスやブランソンは策士や反体制派に属するが、影響力は小さい。

     むしろ女性達の方が自由に泳ぎ回っているような気がする。先代夫人(ロバートの母)バイオレットは依然としてクローリー家に強い影響力を持っている。マシューの母イザベルは、ドラマでも息子から仕切り屋と呼ばれているが、こういう人は今でもいるよなあ。この二人に伯爵夫人コーラを交えた3人のバランスが絶妙だ。

     ときに奔放な行動を示すメアリー、なぜか自動車の運転に興味を見せるイーディス、シーズン1で女性解放運動に興味を示したシビルは、新時代を象徴するものとして描かれているのだろう。シーズン1では秘書を目指すグエン、シーズン2ではもっと無邪気に玉の輿を目指すエセルが登場するが、彼女たちにとってメイドは古く、因習的な職業に見えるのだろう。
     こうした男性、女性の描写は、100年前のことを描いてはいるが、実際には現代まで続く社会的潮流を描いているとも言える。現代の課題は、今始まったことではもちろんなく、この時代から変わり続けているのだ。

    もちろん、今でも時代は変わり続けている。昔よりずっと速く。

  • 変わりゆく時代
    ロバートとベイツが戦ったボーア戦争は、大英帝国が凋落したきっかけとなった戦争と言われる。
    タイタニック号には、上流階級も船底にいた3等船客も等しく冷たい海に投げ出された。
    そして第一次世界大戦では貴族達と共に、多くの使用人達が戦場にかり出される総力戦となった。

    こうして19世紀の古き良きイギリスは変貌していく。

     ロバート曰く「じたばたしても新しい時代はやってくるのだ。みんなで潔く迎えようじゃないか(シーズン2第2話。テレビでは原語がわからない。傷病兵を館に迎えようと言っているのかもしれないが、まあ、新しい時代を迎えようという意味もあるのだろう・・)。

 シーズン1では比較的わかりやすい対立構図が描かれている。トーマスとオブライエンはベイツを追い出そうと陰謀を働く。イーディスはメアリーにかみつき、メアリーはマシューに反発したり、惹かれたりしている。バイオレットとイザベルはことあるごとに衝突する。

 しかし、シーズン2になると、メインキャストと思っていたベイツが初回からいなくなってしまう。トーマスは相変わらずなところもあるが、その場をうまく納める力もつけていく。オブライエンもラングさんに情のあるところを見せたり、コーラに有用な助言を与えたりする。人物描写にいっそう深みが増して、ますます目が離せなくなった。

 次は1月11日だぞ。見逃さないようにするのが大変・・。

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名盤ドキュメント はっぴいえんど 「風街ろまん」

2014年12月30日 | テレビ番組

風邪気味だな。 寝ないといけないんだけど・・。 テレビをつけたら、表題のドキュメンタリー番組をやっていた。

ちょうど大滝詠一さんの命日だ。今日は。

「風街ろまん」は、1971年の春から秋にかけて録音されたという。当時の録音テープを聴きながら、細野氏、松本氏、鈴木氏が、曲が作られたときの背景などを振り返って語る。

自分史的には「春らんまん」を初めて聴いたのは高校1年の春、吉田拓郎氏がDJをやっていた深夜放送を通じてのことだった。そのとき、吉田氏から「日本語のフォークとロック」に関する当時の取り組みというか、当時の人たちにそういう問題意識があったことを聞かされたと記憶している。

ほどなくして、「風を集めて」や、「夏なんです」などもFMで録音して知ったが、アルバムをCDで買って、曲の全貌がわかったのは相当あとのことだ。

この時代の音楽、吉田拓郎もそうだけど、日本語のことばそのものへのこだわりと、もうひとつ、日本の街並みや自然の風景などが、とても見事に描写されている曲が多いことに、いつも感心させられる。

番組でも触れていたが、「夏なんです」の曲の感じなど、日本の、湿っていて生ぬるくてけだるい夏の感じが実に良く表現されていている。「春らんまん」も霞がかかっているような、落ち着かない感じがいかにも日本の春を感じさせる。

ちなみに、最初に書いたように、このアルバムは春から秋にかけて作曲され(発売はその年の11月20日)たせいか、冬の風景を描写した曲はない。秋も、台風の歌があるが、それだけだ。

番組では、このアルバムは東京オリンピックで失われた東京の風景へのオマージュとして書かれたとも語られている。そういえば、路面電車とか、電車通り、狭い路地裏みたいな歌詞が目立つなあ、と思っていた(当時、都電は急速に姿を消しつつあった)。

松本氏は今度の(2020年)オリンピックについても否定的なニュアンスで語っておられた。ま、たしかに、我々は何かを得るかもしれないが、なにも失わないというわけには行かないんだろうなあ。

日本の風景をたっぷり吸い込んだ音楽、というのは、今の音楽の中にもあるのだろうか。今の若い人たちは、あるいは聞き取ることができているのかもしれないが・・。

*1行目追記しました。最初はこれがテレビ番組の話であることが、全くわからなかったので・・。

 

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今年の我が家のカメラ2014

2014年12月30日 | カメラ、写真

今年は夏にPentax Qのレンズと本体を買ったくらいで、年の後半はあまり写真関係に興味を持ったことがなかった。雑誌も買っていないし、ウェブサイトも見ていない。写真自体は結構撮る機会はあった。

秋に一度、久しぶりにフィルムで写真を撮ったのが印象的だった。

OM-1はまだ元気だが、フィルム読み取りに使っていたフラットベッドスキャナがOS(Win8.1)非対応で使えなくなってしまい、リバーサルの撮影がしにくくなった。もともと露出計がおおざっぱなので、ポジ撮影は難しい機種だし、ネガでいいのだけど。

今年買った唯一の(12月29日現在)ボディ。初代ペンタックスQ。マグネシウムボディの質感がいい感じだが、使う機会はそれほど多くはない。意識して使おうと思ったけど、なかなか、そうも行かないみたいだ。

レンズ、01STANDARD PRIMEも、ほぼ同じ時期に購入した。これの写りはすこぶるよろしい。

もうひとつ、TOY LENS WIDEも同じ時期に買っているが、使用頻度は低い。Pentax QとQ10はほぼ同じ性能だが、新しい分Q10の方が多少写りは良いようだ。

後ろのLumix G3で、鉄道や月、鳥さん(野鳥)などを撮ったりしている。G3は買ってからちょうど3年になる。

今は一応旗艦がこのOlympus Pen3, そしてLumix G3、Pentax Q10、IXY31Sを常用している。E-PL1とD70sは完全に休眠、Power Shot SX150ISは今年数回使った程度。

2011年問題というのがうちにはあって、上記機種のうち、E-P3,G3,IXY31IS,SX150IS、どれもが2011年発売の機種なのだ。ことしは更にPentax Qも加わった。今一番設計の新しい機種は、’12年発売のQ10という状態。まあ、困りはしないが。

マニア向けの機材があまりないのは、そういうのは何となく照れるからだ。大型の高級機を振り回して、たいした写真を撮れないのはかっこわるいし。とはいえ、Qシリーズは本当はマニアのおもちゃ的な存在なのだろうね。

Q10(Q)は、そのままオートで撮ると結構気むずかしくて、がっかりさせられることが多い。露出もWBも、AFさえもオートで撮ると怪しいことがある。普通のコンデジとの違いは、それぞれ設定を細かく調整できることだ。特にフォーカスを調整できるのはコンデジにはない美点だ。こういう、ミニカーの撮影などでは被写界深度を稼げる小センサーの利点が生きる。また、ボディもレンズも小さいので、低い位置で近寄って撮影するのもやりやすい。

今のところ、みんなやっているような撮影台を使った「ブツ撮り」みたいなことはしていなくて(面倒くさいし、やり出すと切りがなくなりそうだから)、こういう適当な写真でごまかしているが、そのレベルならQ10は便利に使える。

G3を使っていると、キットレンズにもう少し切れがあったらなあ、と思うことがある。ただ、G3に12-35mm F2.8なんて似合わないし、単焦点(14mm F2.5, 20mm F1.7, シグマ30mm F2.8, オリンパス45mm F1.8)もあるから、まあいいかなあ。

 

 

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久しぶりの外出

2014年12月28日 | セキセイインコ

いくつかの理由から、ケージ全体の掃除がしばらくできずにいた。糞切りのトレイと、止まり木、えさ箱の清掃でお茶を濁していた。

11月頃までは毎週掃除していた。

時間が足りなかったせいもあるが、掃除のたびに住人たちを別のケージに移す必要がある。

ペン殿の頃は扉を倒しておけば自然に外に出たし、とりあえず肩に乗っけておけば心配ないと思っていた。ペンは臆病というか、あまり家の中や空を飛ぶことに関心を示さず、その点は楽だった。

アル君とココちゃんは手乗りではなく、おまけに空を飛ぶのが大好きだ。部屋に放つとほんとうに、どこでそんなことを覚えたのだろうと思うくらい、喜々として飛び回る。

一度ケージを出たら最後、元に返すのが大変だ。ココちゃんはまだいいが、アル君はやんちゃで、本当に大変。

すぐに帰ってくれないから、なかなか普通の放鳥に踏み切れない。

ただ、飼育書によると、清掃時の放鳥はタブーだという。目が行き届かないのが第一の理由だ。

なので、これまで清掃時に放鳥はしていなかった。

しかし最近は外に出ていないし、寒さよけのためにカバーをしているせいか、鳥たちはストレスをためているようだ。

ぶら下げている木のおもちゃや、ブランコもこんなにかじられている。

ので、この際目をつぶって、清掃時に外にいてもらった。

彼らとは話はできないが、気持ちは伝わってくる。外に出ているととてもうれしそうだ。

豆苗を与えているときにも、うれしそうな態度を見せる。話しかけていると、こちらに聞き耳を立ててくれるのがわかるときもある。

不思議なものだ。

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ここはやはり・・

2014年12月27日 | まち歩き

クリスマスの夜、外は恋人達や家族連れで賑やかだ。

オフィスにはもう誰もいない。

たしかに浮いた気持ちにはなれないが、こんな夜、別に好きこのんでスクルウジさん的態度を(ちょっと違うと思うけど)とるつもりもない。いろいろあったこの冬だが、少しは自分に褒美をあげても良いだろう。

と思って、雑踏に紛れ銀座山野楽器に向かう。

(以下、結構長いです)

国際フォーラムでは毎年恒例のぬいぐるみツリー。

羊は題材としてはやりやすい方だろう。

帰りに年賀状も買わないとな。

ミキモトのツリー。ちょっとピントが甘いか。

山野楽器でまず買ったのは吉田拓郎の'78年のアルバム、ローリング30。

1978年というのは、思い入れのある年だ。これまで松任谷由実 「流線型’80」、オフコース「FAIRWAY」、ジョー・サンプル「虹の楽園」と聴いてきて、これも是非そろえたいとずっと思っていた。

「外は白い雪の夜」が有名だが、「裏街のマリア」「まるで大理石のように」も好きだった(少年には異次元の世界の女性像)し、タイトルロール「ローリング30」も、子供から見れば、大人達はこうやって自らを励ましながら頑張っているんだなあ、という見方しかできなかった。つったって、当時拓郎は32歳である。僕にとっては今、歌いたい歌だよなあ。

「無題」一言、一言が心にしみる、すばらしい歌詞だと思う。気取りやてらいみたいなものは一切なく、ありきたりの言葉のつらなりがこれほど心を打つのはなぜだろう?

”ねぇ君 それとも男と女には 友情さえも ないんだろうか”

「恋人」と「異性の親友」というのは同じ相手ではないことの方がほとんどなのではないだろうか。この歌詞の人物は、何かの拍子に、恋人にそれ以上の何かを求めたくなってしまったようだ。

考えてみると、「恋する」って一体何なのだろうな?という疑問がわいてきたりするが、いくら考えても答えは出ないだろうし、現実に僕等が体感できることは限られているし、だいいちもうねえ・・。

ダウントン・アビー。以前書いたように、僕は大事なエピソードを見逃してしまっていた。現在放送中のシーズン2は今のところ落としていないが、どうしても気になるのでこれを買って来た。

ちょっと取っつきにくいドラマと思えるかもしれないが、一度はまると心をつかんで離さない。

イギリスの役者はどれも顔がいい。カーソンさん、ベイツさん(僕と同世代らしい。ロバートも)、アンナ、オブライエンさん・・。単純な階級社会の話でもないし、相続争いの話でもない。

何処かのレビュー記事で見たが、特に使用人達のエピソードは、現代の企業社会のアナロジーにも思える。

タイトルの音楽が好きだ。昔のニュージーランド映画?「ピアノ・レッスン」のテーマ(マイケル・ナイマン)にも似ている。切ないというのか、何というのか・・。

Kitteの前というか、裏側にいたミッキー。

で、このあと中央郵便局に行って年賀はがきを買う。夜の8時なのにすごく混んでいて、20分くらい待たされた。

郵便局らしいと言えばらしいけど・・。で、外に出たら、もうミチテラスのライトアップは終わっていた・・。

 

というわけで、翌日仕切り直し。

先日は遠くから眺めたが、今日はお行儀良く並んで、正面から写真を撮ってみた。

先日は記念スイカの販売で騒ぎがあったりしたが、このイベントの警備はかなり物々しく、通りをぐるぐる回って行幸通り正面にたどり着いた。しかし、街灯が邪魔で、あまり良い写真は撮れそうにない。

行幸は昨日まではもうすこし別の展示があったらしいが、この日はもう駅のライトアップだけで、いささか寂しい感じだった。

数年前、行幸通りに花と水でライトアップしていた頃の方が良かったなあ。

そういえば、あちらの方がよく見えるのでは・・。

と、思って、丸ビルのテラスに行ってみた。こちらの方がよく見えるし、人も少ない。

それにしても、手前の駐車場には警察のバスがたくさんいますね。警備、大変だな。

ま、そんなところで。

 

 

 

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時計

2014年12月26日 | 日記・エッセイ・コラム

叔父が、入学祝いに贈ってくれた時計、この夏頃からまた使い始めている。

使い出してからずっと、1日1分ぐらい進んでいた。

先日、叔父の告別式を済ませた後、急に今度は遅れるようになった。2度ほど、普通に使っているのに止まっていたこともあった。

業者をさがして、オーバーホールしないといけないな。

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今年は遠くから

2014年12月25日 | まち歩き

例年だと飽きたなどと言いながら、カメラ片手にイルミネーション巡りをするが、今年は諸事情であまりそんな気にもなれず・・。

オフィスを出るとすごい人。遠くからちらっと見るだけに。

でも今日はカメラ(Q10)を持って行くことにするか。

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ポータブルオーディオ他

2014年12月21日 | 家電

なんとなく書きそびれいていたことを・。

4月頃ウォークマンを買い換えた。

 

3月にコンピュータが壊れてしまった。音楽データ自体は、ポータブルHDDに保存してあったので無事だったが、新しいコンピュータを導入したとき、問題が起きた。

今まで使っていた音楽管理ソフトや、ダウンロードしたデータ(初期にダウンロードしたもの)は著作権管理の関係で、あらかじめバックアップしておかないと復旧できない設定のものがあった。そして僕は長い間バックアップをしていなかった。

以前はダウンロードしたサイト(SONYのMORA)で、購入データの再ダウンロードができるようになっていた。久しぶりにサイトをのぞいたら、サイトがリニューアルされてデータ形式が変わっており、古いデータのバックアップサービスも終了していた。

更に、使っていたウォークマン(2008年に買ったA916)は、新しいOS(Windows 8.1)に対応しておらず、USBで接続してもちゃんと認識してくれない。

歴代唯一、ワンセグの使えたモデル。

というわけで、今までのシステムは使えなくなってしまった。

仕方がないので、急遽中級のウォークマンを購入した。データも再構築することに。

mp3のデータも多かったので、それらは問題はない。手持ちのCD音源で、ソニーの圧縮(ATRAC)で録音したデータは使えないので、再録音(リッピング)が必要。

ダウンロードデータの一部、だいたい4年前くらいから後に買ったものは、管理が変更されたのか使える。

それ以外はどうしようもないので、古いウォークマンを新しいのとアナログ接続して録音した。ウォークマンはICレコーダーのようにアナログ録音ができる。また、管理ソフトで楽曲タイトルを検索、付与することができる。

簡易取扱説明書でも簡単なやり方が書いてある。カセットやMD、レコードなどはこれで録音してくださいということ。

MDのデータなどは、デジタルデータでありながらそのままコピーしてメモリー機で聞くことができない。もうMDは作られていないので、お手持ちのハードが使えるうちにこれで録音してください、というメーカーのメッセージなのだろう。

録音は簡単なのだが、音源側のウォークマンは、プレイボタンを押すと「ぴっ」という音がする。これもそのまま録音されてしまう。ので、移し替えた後PCで「ぴっ」を消す必要があった。

また、録音レベル自動(大きな音は小さく、小さな音は大きめに録音する)で録音すると、弱音部で音量がふらふらになってしまう。ダイナミックレンジが大きいクラシックは影響が大きいが、ポピュラーでもたとえば、松任谷由実「春よ、来い」の、リピート部分(最後に小さい音でピアノが奏でられる)など、うまく録音できなかった。案外難しい。前にSongs For JpanをCDで買い直したことを書いたが、他にもくだんの松任谷由実や、ウィンダム・ヒルのCDを買い直した。

ウィンダム・ヒルは通勤時の主食のような感じで、とっかえひっかえ聞いている。30年以上前に流行したものだが、都会の喧噪に不思議と似合う。今はCDも入手が難しいものが多く、あってもかなり高価なものが多い。そういえば、ジョージ・ウィンストンのAUTUMNがCMで使われてヒットしてから、もう30年なんですね。トヨタ・クレスタと山崎努。

このウォークマン(NW-S784)はなかなか音質も良いが、一つとても困ることがある。しばしば真ん中の(演奏/停止)ボタンを押しても、そのまま止まってくれずに、また最初から演奏し直したりするのだ。このボタン、決定ボタンを兼ねているらしく、画面が「今演奏中の画面」ではなく、偶々「アルバム一覧」だったりすると、そのアルバムが選択されて演奏が始まるらしい。使ってみるととても不便だ。買い物をしていて、レジで店員の声を聞こうとしてボタンを押すと、意に反してまた音楽が始まってしまったりとか・・。簡単に演奏が止まらないというのはすごいストレスになる。今は右のPower offボタンを長押しして切ってしまうようにしている(数秒待たないと切れないのもストレスだが)。


先ほど書いたように今回のウォークマンも買い換えだが、古いウォークマンも数台まだ持っている。

たしかE-507といったかな。これは小さくてしゃれたデザインで、UIも使いやすい傑作だった。UIは今のものよりもずっと良いのではないかな?

11年前に買った、MDウォークマン。うちではMDLPと、PCからのデータ転送ができる最初のMDだった。

MDLPは最初は感動したな。あの頃、ベートーヴェンの交響曲9曲が1枚に入りそう(実際には全部は無理だった)なんて、すごい!と思っていた。今のメモリーオーディオはなんてことないけどね。

楽曲のPC管理もよく使っていた。このときに取り込んだ楽曲は、最近まで使っていたわけだが、上に書いたようにPCの変更で使えなくなった。MDとのやりとりができたソフトも、今のOSでは使えない。

現役で使える。

CDウォークマン。ソニーでは、MDができるまではディスクマンと呼んでいたが、これは10年ほど前のモデル。いろいろな形式で録音されたCDを読むことができる。やはり楽曲を大量に詰め込んで、延々演奏できることに興奮?した。

独自形式ATRACで録音したCDも作ったりした。このCDは本機でしか使えない。

現役。MDとちがい、これは実用に結構活躍している。

CDはメディアとしては現役だが、ポータブルCDでこれだけ質感のあるモデルはもうできないかもしれない。

音質は良くない、という人もいるようだが、僕は非常に優れたポータブル機の一つだと思う。

以前紹介した、カセットウォークマン。’95年購入。カセット使用不能。

最初に買ったウォークマン。’88年購入。使用不能。

 

USB録音できるラジカセを春に買ったが、そのとき心配したとおり、数ヶ月で壊れてしまった。カセット部との結線がダメみたいで、叩くと時々動いていたが、それもダメに。

それで、11月にCDラジカセを買った。

USBはついていない。年配の方が使いやすいように、ボタンが工夫されている。こういうUIができるなら、メモリーオーディオも使いやすくできると思うのだが。一応カセットは使えるようになったが、あまり活用してない。

こちらは16年使っているCD,MDつきラジオ。これでNHKの語学教室を録音して、大活躍した時代があった。CDのサーボが壊れていて、ちょっとでも衝撃があるとすぐ針飛びしたり、読み取れなかったりする。

ただ、機嫌の良いときもあり、まだ使っている。


 

 

 

 

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ファストフードのさいきん

2014年12月20日 | 食・レシピ

忙中閑ありでちょこっと時間ができたので、ぼこぼこ書いてみます。

ファストフード店、特に牛丼屋などは、今はほとんど行くことがないんです。大昔はよく行っていた時期もあったんだけどね。

先月、経済系のサイト主さんが、松屋のプレミアム牛めしのことを話題にされていたのを読み、ウェブで近くの店舗を探して行ってきた。標準の牛めしは290円だが、具材を改良して並盛り380円にした由。早速食べてみたが・・・。う~ん、率直に言ってよくわからない。290円の牛丼を食べて比較しないとわからないのかもしれない。牛めしそのものより、半透明に薄い味噌汁(松屋は標準で味噌汁がつく)の方が気になる。あまり具が入ってなくて、なんだかかえってわびしい感じがするけどなあ。

このプレミアム牛めしは店舗限定で、標準物とは併売しないので、地域別別料金(該当地区には値上げ)という戦略にも思える。その後、プレミアムを止めて標準物に戻す店舗が現れるなど、いろいろ試行錯誤しているようだ。

12月に入ってから、今度は吉野屋が牛丼を一律で値上げした。並盛りは80円上がって380円となったらしい。ニュースで取り上げられていた。アメリカでの食肉生産不振や円安などコスト高が原因らしい。こちらは一斉値上げだから思い切りが良い。値上げは17日だったらしいが、僕は値上げ後の18日、有楽町の高架下にある店に行ってみた。客足が減ってるんじゃないかと思ったが、そんなことはない(前日以前を知らないからわからないけど)ようで、たくさん人がいた。というか、店の入り口にさしかかったらものすごい人だかりがしていて、何かと思ったら年末ジャンボを求める人たちだった。店はその人だかりの奥にある・・。

やはり並盛りを注文したが、昔のくせで卵も一緒にたのんだ。合計440円。十分に安い。卵入りだから松屋と直接比較できないかもしれないが、僕の好みからいうと吉野屋の方が好きかな・。

この日は木枯らしがとても寒くて、自動ドアが開くたびに寒い風が店内を吹きすさび、野外で食べているみたいだった。

写真は有楽町ではなくて、香港に行ったときに撮ったあちらの吉野屋。

今月、ファストフード関係でもう一つ話題になったのは、マクドナルドだ。フライドポテトが輸入元のアメリカから安定供給できなくなっているということで、M,Lサイズを販売休止、セットのポテトもSサイズにして値段を下げるとのこと。

17日以降の適用ということで、こちらは直前の火曜日に行ってみた。マックも昔ほどは行かないが、牛丼屋とは違い今も時々利用している。僕は超反グルメというか非グルメなので、食べるのが目的ではない出先では、当たり外れのないマックがありがたい。

で、原田社長時代、特に2000年代後半までのマックは、デフレ時代を巧みに乗り切った経営手法に感心していたが、最近はちょっとネガチブな報道が目立つようになっていて、どんなものなのかな、と関心を持っていた。

しばらく前に行ったときは、カウンターで商品待ちをしているところをゴミ袋を持った店員が横切ったりしていて、う~ん、これはいかがなものか、と思ったりもしたが、この辺は店によりけりのようだ。オフィス近くのお店では、比較的年配の女性が丁寧に応対してくれるのが印象的だった。

マックは米本社も経営不振が報道されているし、なにかとニュースでは取り上げられる機会は多かったですね。原田前社長も、ベネッセに移ったとたんにあんなことになて、気の毒というか、大変でしたね・・。

というわけで、写真はマックではなく、某所で行われていたB級グルメイベントで食べたちゃあしゅうバーガーの引換券の図。

これです。おいしかったです。

 

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思うにまかせず

2014年12月17日 | 日記・エッセイ・コラム

このブログのタイトルはうさぎくんですが、もちろん本物のウサギが書いていると思っていらっしゃる方はひとりもいないと思います(もしいらしたら夢を壊してしまってごめんなさい)。

まあ、普通の人間なものですから、生きているうちにみんな経験するような、いろんなことを僕も経験します(もちろん、ウサギもいろいろ経験していると思いますが)。

いままで経験しなかったようなことが起きたとき、確かに内心慌てたりもするのですが、そこは大人ですから、落ち着いてなるべく客観的に自分を見ながら、できることをやっていきます・・。それが完璧にできればかっこいいのですが、現実の自分はまるで、昔の、直進性の悪い車みたいに、ふと気がつくと車が路肩に寄ってしまっていたりとかして。

難しいもんだな、修行が足らないな、と、我が身を情けなく思う今日この頃です。

さいきんは人と話すのが時々ヘンになります。もともとパーティなんか苦手なのですが、しどろもどろになったりしてね。頭の中ではいろいろ考えていて、脳内シミュレーションではうまく話せているのですが、公平に見て、今は現実とのギャップが大きい気がします。まあ、ここでこんなことを書いているということは、それほど深刻な事態なわけでもないのですが・。

寒い日でしたが、知人と落ち合う場所が、昔なじみの場所でした。都合で知人が遅れたので、うろうろ歩いてみました。

別の知り合いの方に聞いた、おすすめの喫茶店。今回は残念ながら時間の都合で入れませんでした。

 

 

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みんなのふね

2014年12月14日 | 日記・エッセイ・コラム

実家から、親達を投票所まで車で送った。投票所は母校の小学校だ。

ほとんど40年ぶり・・ではなくて、実は半年ほど前にも一度来ている。

だが、そのときと今とでは受け止める印象が異なる。

今回目にとまったのは、校庭に並んだ見事な銀杏並木だ。

遙か昔、7歳だった頃の僕も、同じ銀杏の木を見ていたはずだ。

銀杏も、僕のことを何処かで見た覚えがある、と思っているかもしれない。

銀杏並木も、校舎も、僕たちと同じ時代を生きてきた。

しかし、実は僕たちは(いきものも、そうでないものも)それぞれ乗っている船のはやさがちがう。

僕ら人間は早足で通り過ぎるけれど、銀杏達はゆっくり、ゆっくりとした船で動いている。

一緒に並んで走っていたことはあるが、やがてお互いに離れていってしまう。

ときには通り過ぎた後で振り返り、ああ、まだあそこに見えるな、と思ったりもすることもあるだろう。

しかしいずれにせよ、僕らの船はどんどん前に進んでいき、銀杏達もやがて見えなくなってしまう。

船は進む。

いのちはまた次のいのちに伝えられていく。

もし、銀杏が僕らに特別の親しみを持っていて、足早に進む僕らの後ろ姿を認めたとき、彼らはそれを惜しむのだろうか?

 

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浅草羽子板市のポスター 2014

2014年12月12日 | まち歩き

毎年11月の終わり頃になると見かける羽子板市のポスター、今年はこんな感じのものだ。

ちょっと、西洋人の血が入ったような娘さんという感じで、お化粧もかなり派手だなあ。

3年前のポスターはとても上品で好きだったが、地味だったのかな?

羽子板市、行ったのは一度しかない。それも別の用事のついでに寄っただけだ。

世間は一気に年末ムードになってきたが、ちょっと今年はその流れに乗りきれないかなあ・・。まあ、頑張ってやっていきましょう!

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自作防寒カバー

2014年12月09日 | セキセイインコ

12月に入り、冷え込みが一段と厳しくなった。インコたちのいる部屋には常時オイルヒーターをつけているが、これでは足りない(し、電気代が大変)。以前にもやったように、透明プラスチックと透明ビニールで簡単なカバーを作った。

東急ハンズで買った、1mm厚のPET板(ペットボトルと同じ材質で、環境、衛生面で良いらしい)と、ビニールシート。以前はビニールテープだったが、透明の接着テープを売っていたのでそれを買って来た。

作る、といっても、単に板を四角に切って四辺にビニールを貼り付けるだけだ。ケージの上にすだれのようにビニールを垂らす。四隅は留めていない。前はデザインクリップで留めていたが、その方が密着は良くなると思う。

ペットヒーターはカバーの内側に入る。結構暖まるようだ。

*話は飛びますが、今、家庭の事情があり、更新が滞りがちになっています。ご理解とご容赦をお願いします(とかいいながら、息抜きと称して余計書いたりするかもしれませんが)。

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またいっしょだよ

2014年12月03日 | セキセイインコ

注射の後、飲みきりでココに与えていた薬が終わり、日曜からアルとケージをいっしょにした。

不思議なもので、インコでもやはり女の子は女の子らしいしとやかさを感じる。

またよろしくね。

ココちゃんは目がぱっちりと黒目がおおきい。アル君は目そのものが大きいが、興奮すると瞳がきゅっと小さくなる。

写真はオリンパスE-P3に、Lumix20mm F1.7をつけて解放で撮ったもの。うまくやるとケージが消えてくれるが、下の写真はちょっと残っちゃったかな。

アル君のはしゃぎ様は・・。

ココは、興奮したときにすこし目が赤くなる。揮発性のものに注意して、とのお医者さんから言われている。

コメント (2)
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