やまろぐ☆つあれぽ

海外登山&トレッキングツア専門の
添乗員の自由日記と
家事育児の日常♪

明日から信越スノーシュー

2022-02-26 17:47:34 | おもう。

みなさんこんにちは。

ロシアがとうとうウクライナに侵攻・・・残念。
ただ普通に暮らす一般の人々がかわいそう。どんなに怖いことか。
ウクライナとロシアとヨーロッパの関係のことはよくわかる。
でも、巻き込まれる普通の市民は・・・

わたしは
湾岸戦争の直後にクウェートに二年住んでいた。
戦争の傷跡が生々しく残り、(ビルに爆弾の跡とか路上に投げ捨てられている戦車とか)
サダムフセインが国境を脅かしていて、化学兵器が使われるかもということで
ガスマスクを持つように呼びかけられ、
アメリカ軍が派遣されてきていた。
アメリカ軍が助けてくれるって期待していた。そして
戦争ってこんな感じなんだ・・・と怖かった。無力すぎる自分。

そして今も無力すぎる自分。

日本だって、ウクライナと同じことになるかもれしない。

そんなことを思う一週間なのだった。ニュース見るのがつらい。

*

明日からの信越スノーシューは
去年から私を信頼して(?きっとね)来てくださる
山デビューの女性なども入っていて
めっちゃ楽しみ。好きになってほしいな。雪山も。
めっちゃ私、今回も気合いっぱい。
ご参加のみなさん全員にありがとう~ありがとう~ありがとうー------うございます。

ガイドの飯田さんに会えるのも楽しみだし
どんな景色が今年は待っているのかなあと。

ツアーは去年より少し短くしたバージョンなんだけど
楽しめると思う。間違いない。
森太郎にも会えるかな。(森太郎も先はそんなに長くないよう)
(樹齢400年のブナの大木は想像を超えた大きさと迫力だった)

去年出会った、あるお客さんが
世界の巨木を訪ねて本を出版された方で、本もいただいたの。素晴らしい
日本中の巨木。その方の感性もすてきだった。

私も巨木、好き。

その方は雪山は行かれないと思うけど、
この森太郎の写真を今度見せてあげようって思う。

(森太郎に会えればね。森太郎は冬にしか近づけないし、
雪の斜面、それも急な谷の中に生きている)

ツアーはこちら。
こちら

*

ツアーとツアーの合間の隙間の時間に
やっとボニン浄土を全部読み終えた。(いつも読みかけて中断、
読み直して、中断、を繰り返していた)


この人の文章も好き。
感性もすき、男性かと思ったら、女性なのね。

中二の男の子が小笠原の自然に触れていくくだりは、
とても共感したし、
そうだ、はーたんとその親友の子を絶対に小笠原に連れて行きたい
と思った。

わたしがいつも見て感じる地球(ただの自然ではない、地球)の姿は
子供たちに一番見せたい。

この春休みに行こうって思い立ち、カレンダーを見たら
すでに無理だった。笑
来年受験が終わってからだね、とその親友の子のママとも話していた。
やはり、ザトウクジラの時がいいなあと。
夏のアオウミガメの産卵も見せたいけど・・・

わたしは来月、12日間、また小笠原ツアー。それも楽しみ。
ボニン浄土を読み終え、またさらに、深い気がする。

*

それとフランス映画のエール!を見た。アマゾンプライムで。


最後の家族全員ドタバタと愛にあふれている感じが
泣けた・・・
(わたしの映画タイムは必ず、アイロンをかける時間。映画ほかにも見て、シャツ12枚アイロンかけた)

*

すーは、「ボール持ってこい」
の練習してるけど、いつも私がボールを投げて
私が拾いに走ってる・・・
自分で投げ・・・・自分で拾う・・・・







今夜は満月らしい・・・ふふふふふふ

2022-02-17 18:17:52 | おもう。

今朝は「白銀の美しき東北を・・」のツアーの
旅日記を作り終えた。自分でも読み返したくなるし、笑
世界中の人々に読んでいただきたいけど、ご参加の8名にしか
届かない、43ページ。

東北の人々の地元の自然を大切に思う気持ちや、
文化や、
この旅で出会ったお客さんたちとだから、
こんな旅になったという・・・感動

自分の中でも、また少し意識が変わった。
節目になったとおもう。
受け取ったお客さんたちが間違いなく
喜んでくれると思う。(と、思いたい)

人生は学びの連続じゃ。そして心はいつまでも子供と同じ。(でもないか。笑)
好奇心を大切に、じゃ。

*

連日連日、れーこちゃんと
飲み会の段取りばかりメールのやりとりしていた
というのもあるけど。

わたしは出会う人々に感謝。

旅日記を作り終わり、旅がひとつおわり、
すー(うちのすみれ)と思い切り今日も走り、
笑っていた。(ひとりで)

アイロンとかこれまでずっとやりたかった、
すべてのごみ箱を洗浄する
という地味な家事などをして午後は過ごした。

*

昨日、空がめっちゃ赤くなっていた。
夕焼けで赤くなるってあるけど、
昔、アーカンソー州の花火大会の前に
めっちゃ空が広く赤く焼けていた、そんなことをふと思い出すのだった。


風が吹いていて
すみれは見ているかどうか謎だけど
なんだか一瞬、非日常な風と色だった。

反対側には
赤い虹・・・


一瞬、自然の神様が
「おつかれ~」
と。

なので私は今、赤ワインを。

それに今夜は満月らしいじゃん。

*


こちらにまた、添乗することになりました。
青ヶ島と八丈島

東京諸島最後の秘境・青ヶ島と八丈島ハイキング
青ヶ島生まれのガイドさんと巡る秘境・青ヶ島と東京諸島最高 峰の八丈富士登頂

です。

秘境という場所はいろいろあると思う。
でも、日本国内で、青ヶ島ほど遠く、行くのが難しく、
閉ざされているとさえ言いたくなるような場所ってあるのかな。
島の周囲が断崖絶壁で船の接岸が難しく、
なんといっても、
あの不思議な二重カルデラ・・・・・(世界でも珍しい)

ここで育ったガイドさんの話も面白すぎる。(深い)
今でも心に残っている。

本当におすすめ。

地球への考え方や、
日本という国のこと、
自然のこと、
歴史のこと、
本当に、思ってもなかった感覚に浸れると思う。


あとは今月はうえやまといく信越スノーシュー
来月は小笠原12日間、五月のうえやまの熊野、六月は個人グループの
プライベートツアの添乗が決まっています。
ありがとうございます。






大雪 樹氷 スノーシュー 津軽文化と北秋田のまたぎ文化

2022-02-12 13:21:32 | 山旅(国内)
前回に続いて二回目の東北ツアーから帰ってきた

大雪警報が出ていて、テンション上がるすごい雪を楽しめた。
(雪国の方は本当に大変だと思うけど)


今回は、毎日、八甲田・白神山地十二湖・森吉山の樹氷を歩いた。

八甲田のモンスター

特大のスノーモンスターの中を
スノースキー・ワカンジキ・スノーシューで毎日歩き、
酸ヶ湯温泉・ランプの宿青荷温泉・不老ふ死温泉・乳頭温泉鶴の湯
と、前回に続く秘湯・名湯を楽しんできた。それと森吉山の阿仁スキー場ふもとの
ホテルフッシュもすてきだった。五泊六日。

酸ヶ湯温泉周辺をスノーハイク(スキーの短いの)歩くのが超大変だった
股下まで埋まりながら遊んだ。



八甲田での大雪の中のガイドさん。笑

森吉山でのモンスターと大展望 日本海や男鹿半島、白神山地も見えた
そして成長したすごいスノーモンスター群だった








日本海と一体になった黄金崎不老ふ死温泉


ランプと雪 静寂の青荷温泉




乳頭温泉「鶴の湯」の混浴露天にはお客さんたちとみんなで入った。
男女みんなで月(上弦・十日夜の月)を見ながらお酒も。お客さんのおひとりが
李白の「月下独酌」の詩を読んだ。(まじこの詩、傑作だね)
そのときに、空に浮かんでいた月は雲にかすんでいたのか、
温泉の湯気にかすんでいたのか、今は思い出せない。
その場面の写真もないし旅日記に書けないこともあるけど()
この詩を旅日記に書いておくのでみなさんで思い出してくださいね、と伝えておいた。
忘れられない夜。
そして、
空港でのお別れのことも、ここにも旅日記にも書かないけど
李白の「黄鶴楼」の詩を書いておきますね、とお伝えした。みんなで共有した秘密の時間。
またまた、心に余韻の大きな旅だったし、みなさんもとても喜んでくださった。

乳頭温泉 鶴の湯




出会いとかタイミングでそのときだけの最高の時間になる。
もう一度、私がこの同じツアーの添乗をすることになっても、
次の旅日記には、李白の詩は出てこないわけ。

田沢湖から見た秋田駒ケ岳


津軽文化に続いて、北秋田のマタギ文化を勉強した。
こんなコロナの中たけど、印象的だったのは
各地でみなさんが「来てくれてありがとう」と温かく迎えてくれたこと。
内陸縦貫鉄道で、雪の中、駅員の方がホームに出て手を振ってくれたこと。






またぎ文化を知り、魅せられた。彼らの宗教的な信念や儀式など。私たちの過ごした秋田県の阿仁。
この方は最後のシカリ 熊を苦しめないために熊の眉間を一発で射抜いた「頭撃ちの松」の異名をもつ。
鈴木松治さん。シカリはマタギの頭領。

言葉が染みる


他にも彼はこうも言っている。一日30キロも40キロも山の中を歩いていたんだって。
「山っていうものは教わるっていうよりも一緒に歩ぐうちに一人でに覚えてぐものな・・・
とにかく、山歩いて体で覚えるしかねぇんだ。経験積むことが一番だべ。
それと、自分で考えねぇとだめだ」


私もすこしマタギの言葉たちを覚えた。

私たちは自然からたくさんの恵みをもらっていて、生かされていて
自然に敬意をもって生きていくべきだと
改めて考えさせられた。こういうのを子供たちや
外国の人にも伝えたいなあと思った。


*

新しく作った熊野のオリジナルツアーは
早くも満席になりました。ありがとうございました。
(一般に公開していないけど第二弾も作れたらいいなあと思います)





やりたいこと&今後の予定

2022-02-04 20:06:40 | おもう。
明後日(2月6日)からまた東北のスノーシューツア5泊6日。
この前は東北の三大半島と温泉で、
今回(あさってから)は、いってみれば
樹氷・温泉・青森津軽・北秋田のまたぎ文化
西遊旅行のツアーは歩くだけでなく、文化的にも深い・・・だから好き。

一日にたくさんやりたいことがあって
毎日毎日時間が足りないと思っている。
それは自分だけの時間ではなく、家族のための時間も多い。
ツアーの前日なのにアイロンしてたり
はーたんのごはんつくって冷凍してたり。
別の先のツアーのこと考えていたり。
で、家族みんな食べる時間もバラバラなのでその都度
キッチンに立っている。
それと、すーの散歩。

でも自分だけでなく
まわりのハッピーまで考えるというのは
とってもとっても充実感大きいと思う。家族のことも
お客さんのことも。
両親のこととか。

そういうわけで一日は
あっというま。

本当はヨガがもっとやりたい。今、やるひまない。
ニューヨークの先生のオンラインも受けたいけど
ツアーが続くともう無理で
アンドリュー先生の語学はしばらくやっていない、昨年末から。
語学まで行きつかない
(中途半端といえば半端じゃ)

最近、はーたんが平家物語の質問してきた。
(国語と英語は教えれる)
平家物語、感じ入るものがあった。きっと時間があったら
読み込んでみたい。
心ふるえる面白さ。
(わたしにはじつは別の才能があるんじゃないだろうか。笑)

歴史を勉強しても感じ入る。
文化も感じ入る。

わたしは何をしても楽しめる性格みたい。笑

(そういうことにしておこう)

(数学・物理ははーたんも聞いてこない)

たぶん時間があったら
ずっと勉強してるのかも。この好奇心は殺してはいけないと思っている。


*

で、夜ももっと効率よく時間を使えばいいのに
飲んでしまうダメ人間タイム。

12月にニンゲンドックしたの。

私の肝臓をエコーで見ながら先生は
「高校生のような肝臓だ」(高校生に見られるような一本の太い筋があるとか)
と言い、
苦しい胃カメラでは
「教科書のような胃」だと。

「でも、あなた年なんだから、気を付けないとだめだからね
って。「そんだけ飲んでこれなんだから感謝しなさい」
「ずっとこうなわけないよ」って。

そのあと、先生は
(私は今の自分の検診受けてる病院の、昭和の先生を
とても信頼して好き)(カルテも手書き)(今どきの病院の先生はパソコンしか見てないよね)
先生が自分の過去のお酒の失敗談とかをしばらく語ってくれて、
笑った・・・看護師さんが途中で
「先生、次の患者さんいますから早くっ」て。



*

はーたんが昨夜も
「なんで毎日毎日、同じような写真を何十枚も送ってくるの?」
と。
笑い転げた私たちなのだった。

みんな平気で既読スルーする私の家族。

「だってかわいいから一日100枚くらい撮ってしまうの」







その他・・・すべて既読スルー。



*

私のツアーは
2/6から「白銀の美しき東北をめぐる旅」6日間

2/27から上山仁美の信越スノーシュー
こちら

3/16から小笠原を歩く
こちら


そのあと未定

5/8からの上山仁美のオリジナル熊野のツアー(西遊旅行)
「熊野巨大カルデラ徹底探訪 神秘の大自然を歩いて、歴史と美食を楽しむ旅」
こちらは一般募集は今のところしていません
ご興味のある方はお知らせくださいね

6月下旬は西表島の個人ツアーのご依頼をいただき添乗が
決まっています。もう飛行機もとってある。
ありがたいです







ちゅっちゃん

2022-02-03 09:45:05 | 三女のトイプードルのすみれ
毎日、うちのすーさん(トイプードルのすみれ)のお散歩に
多くの時間を費やしている。広いところで少しだけリードを外しても
ぜんぜん離れなくて、足元から私を見上げながら歩くのが
ちょー-----かわいくて
「ちゅっちぁん・・・〇▽※◆□△※*⭐︎…」と言葉にならない
犬語炸裂のやばいわたし。






かわいさのあまり、すーちゃんがちゅっちゃんになる。わかる~?
声が頭の上のほうから出てきて、うにょうにょ~ちゅー--ちゃんー--、と。

(最近、中二のはーたんに「ママ、すーちゃんと外で走らないほうがいいよ、それに
かわいいとか叫ばないほうがいいよ、かなりやばいおばさん」)と注意されている

はーたんとすーさん



すーがうちに来てからこの2月で三年。私はあまり山に出かけるのが
いやになってしまって。すーさんを置いていくのが寂しい。かわいそう。
せっかく上の娘二人の子育てが終わろうとしていたのに、また
赤ちゃんの世話が続く私の人生。笑。すーさんいま、3歳半。

ツアーから帰ってきたら、すーさん、床を転げまわって喜びを表現するの。
なんてかわいいの

昨夜、はーたんと、すみれがうちに来たころの写真を見直して
笑い転げていた。

同じ犬とは思えない過去のすーさん
今は柵も置いていない、イタズラとかしないし。

すーさんはペットショップで一目ぼれだったんだけど、
そのときは涙やけがひどく、体は細くて背中は骨ばっていて、毛はフケだらけだった。
そのころは、犬についてなんの知識もなかったので
涙やけというものも、ふけも知らなかった。ペットショップで聞いても
なんか曖昧な返事だった。

それでもめっちゃかわいいと思っていた。
カットは私がしていて、垢ぬけていない・・・笑


ふけはご飯を添加物なしのいいものにしているので数か月で治ってそれからは全然ない。
涙は出るタイプなのでほっとくと、出ているけど、こまめに拭くしかないことがわかった。

最近、散歩のときに犬友(いぬとも)のおじさんにも
「すみれ、かわいくなったなあ」とか言われる。


私がこんなに犬好きとは、それが驚き。笑
学生の頃、犬を飼っていたんだけど、
今のような「責任感」はもっていなかった。

最近、女優の杉本彩さんが動物愛護活動をされていることを知った。
それでいろんな問題を読んだ。
ブリーダーの中には無理な出産をさせていたり劣悪な環境で飼育していたりな人たちもいるとか。
フランスでは2024年から犬や猫をペットショップで販売するのが禁止になる。
私も自分はペットショップで買ってしまったけど、それは賛成・・・
(個人的にペットショップと動物園は嫌なところ)

ペットショップで売れ残ったペットって
どうなるんだろうと考えたの。そして調べたの。
悲しい気持ちになったわ。

うちのすーさんも、トイプードルの女の子なのにかなり値段が安くなっていたほうだと思う。
そのときは何も知らなかったけど、
相場は30万から40万以上、すーさんは半額くらいだった。
今思うと、涙やけと毛並みのフケ?かな。
もっと安い男の子のトイプードルもいた。

すーさんは血統書がついているんだけど、千葉県で生まれた。
そこから箱に入れられて、ペットショップを回されたのかなあとか
私たちに会う前の赤ちゃんの頃を想った。
いつも見ていたペットショップに突然現れて、「あれ?この子は?」って
はーたんと一緒にいるときに出会った。

今はめっちゃ甘えっ子で、家にいるときとはお客さんでも私たちでも
誰かの膝に乗りたがる。
安心して寝ている姿に癒される。

親友家族はブリーダー犬として飼われていた犬が
5歳になったところで高額で引き取った。
産ませるのだけ目的で
お散歩もほとんどさせてもらえず人にもなついていない子だった。
人見知りだけど、第二の人生(犬生)を安心して暮らしていると思う。


*

時々、世の中の歪みについて考える。
知らないところでいろんな「闇」があること。
(もちろん動物のことだけでない、いろんな)


私のように思うだけでなく
実際に行動してる人は偉いなあと思う。