やまろぐ☆つあれぽ

海外登山&トレッキングツア専門の
添乗員の自由日記と
家事育児の日常♪

屋久島に行ってきました!

2018-07-30 20:34:58 | 日曜登山部/ママと娘の登山日記


子供達4人と友達2人と
縄文杉を見てきた♪

台風がちょうど屋久島にも停滞してて
出発から帰るまで交通の心配したけど
予定通り無事さっき羽田に帰ってきたの

よい旅だった。

子供達の成長も感じた。

明日からは仕事に次のツアー準備に
家事にと、忙しいけど
またアップするね


To the heart of Tian Shan "South Inylchek BC"イニルチェク氷河トレッキング ハイライト

2018-07-27 13:59:08 | 中央アジア


2018年7月12日~22日
のトレッキングはとってもワイルドでドラマチックなものだった

なおかつ、楽しいメンバーと一緒で
笑いの多いものだった。心から楽しんだ。


ガイドのマーラが先行してルートファインディング、ニコライが列の先頭に、わたしは最後尾から進んだ

モレーンと氷河の上はアップダウンが激しい




渡渉は馬で渡るところも





ちなみにこのあたりの男性たちは
馬に乗れることが当たり前。
馬に乗って走ってる男性たち(当然ガイドたちも含め)、
かっこよかった。









サンダルで渡るとこ。氷河の水はとっても冷たい。




急な斜面でロープ張ってもらってる


ひとりひとり下りる。みなさんとっても楽しんでくださってた。


わたしのテントの中のマンテマ。贅沢










川の水位はこのメルツバヘル湖の水位と関係している、
神秘を知った

詳しくは次回ツアで聞いてね♪

ここ(その氷河湖)では世界の研究機関が駐在しているのだけど
日本の大学生の男の子も一人入っていた。入っていたというか、一人で研究を続けているのだった。
それがとーーーーーーってもかわいくて、いい子で、さわやかで、わたしのお客さんたちにも
みんなに愛されるキャラのすてきなコだったの。

わたし、ガイドを通して現地のジャーナリストに取材を申し込まれたのね。
受けたのだけどそのとき、この子も誘って一緒に♡


この子っていうとあれだけど、長女と同じ年代なんだよね。
毎日毎日、ここの水位などを地道に調べているのだよ。

日本の将来を背負っていくひとりだね。

ちなみにこのインタビューは映像化されるみたい。
キルギスのこの大自然の美しさをわたしも称賛して語ったよ。ニコライが通訳。



湖のセラックまで一日、散策


セラックの上で




ポーターさんのうちの二人は16と18、サンダル。笑。余裕だね。アンドレとセルゲイ


ベースキャンプでは3泊したのでのんびり。



くつろぐうちのお客さんたち♡景色に溶け込んでる



うしろが最高峰のポベータ。かっこいい!

かっこいいニコラ


このサングラスにうつる自分たちもたくさん撮ったり。
彼ら、写真の中であまり笑顔じゃないけど、実際は冗談好きで一緒にいるときは
ずーーーーっと冗談ばかりいって笑っていたんだ。


何もみてるわけじゃないの。かっこいい写真をねらってみようって
やらせポーズ

わたしの友達になった山があるの、ペトロスキー

毎日 myペトロスキーと呼んで仲良くしていた・・・



帰りはヘリ(軍用みたいな20人乗りくらいの)


上から歩いてきた氷河の山群を見て、うるっとした

上空から見たわたしたちのメルツバヘルのキャンプサイト

とっても濃ゆく、美しいトレッキングだったの。

おすすめ♪

*




この日記はわたしが個人の感想を書いているもので
会社の公式ブログではありません。




















その夜に撮ったという写真 from Tien Sian mountains

2018-07-25 20:25:44 | 中央アジア


今日無事帰国しました♪ただいまあ。

さっそく、はあたんの夏休みの読書感想文の本を探しにきて
うーん、分厚すぎるなあ
とため息をついているはーたんを、待っているとこ。笑
わたし、
漫画にしとけば?
といってみると、さすがに、やだあーーーって。笑笑

手を繋いで歩きながら、はーたんがキルギスは
暑かった?寒かったと聞いてくる。

山の上(4100m)の朝晩はマイナスの寒さだけど
日中は晴れてれば24度くらいなんだよーと、話した。

日本、暑い。蒸し蒸し。
そして、友達たちが
今日はまだマシなんだよ、と教えてくれる。





私たちは氷河とモレーンの上にいた。

月明かりのある時

右は天山山脈2位ハン テングリ7010m


これが撮れた時

軽くパタパタ興奮して足踏み。笑




月が消える


最高峰ポベータ7439mの上の天の川


一枚ごとに身悶えたの、わかる???




ちょうど、ハンテングリのほうから、ポベータへ、この天の川が
橋のように天空でつながっているの。
流れ星がポロンポロンと流れるの。
見て!って言われて、振り向くと
まだ流れてるくらい
くっきりしてる
すごいのもたくさんあった。




闘いで殺されれ、
亡くなった人々の魂が集まるらしい、
血の山とも言われている
ハンテングリ。


翌々日、
お客さんたちに興奮気味に見せてたら
上山さんでもこんなの撮れるなら、みんなとれるねって

笑笑

お客さんが、
天文の雑誌に出したら?って。♡

たーしーかーにーーーーー。笑








美しすぎる氷河の上の世界

2018-07-23 03:25:53 | 中央アジア


みなさんこんばんは。

わたしは、10日間の氷河歩き&テント生活を終え、
(Kyrgyzstan テンシャン山脈)
今夜イシククル湖そばの観光地に下りてきたとこ。

氷河とモレーンの道なき道を、連日
優秀なガイド2人がルートファインディングしながら
導いてくれ、
無事歩き切ることができた♪
最後は4100mに3連泊♪

ひさびさに、海外で、力持ちで頼りになる
歩きも上手で野生の動物みたいな
ガイドさんたちと仕事ができた。

ロシア語のマーラ、わたし、ロシア語のニコラ
英語で打ち解ける。笑

大きな氷河とモレーンのアップダウンの中で
誰にも会わなくて、美しいことに
お客さんたちも、感嘆してた。


氷河は動いている、と、
実感した。
言葉では言い表せない。
こんなに広大な氷河が
周囲の山々からそれぞれ続いてるの、
あまりに
広大で
そのぶん、
なんか、自分が一瞬の中の幸せにいるって
その一瞬を愛おしく思った。
(そう、歩いているのは山道でなくて
氷河とモレーンの上)



マーラと3日間
みんなが寝静まった後の夜の氷河と山々と
星空の撮影をした。
半月近い三日月が山々の白を浮かび上がらせている
マイナス8度の空気。やがて、
三日月は山の中に消えて
もっと深い暗闇の中に、天の川が広がる。
静かなんだけど、氷があちこちで時々音を立てて崩れたり
ポコポコと水が流れている音がして
流れ星は何個も何個も、静かに
落ちていくの。
圧倒された。

ベースキャンプでは、
7000メートル峰のハンテングリを登ってきた
各国の人たちともたくさん話した、

心奪われてたわ。





美しい景色の写真をまたご紹介するね。






キルギスでキリギリス

2018-07-10 10:26:26 | 山旅(海外)


昨日からはーたんと
早口言葉で

キルギスでキリンとキリギリスがキリンビールをのんだ

はじめは
キルギスとキリギリス
だけだったのが、エスカレートしていき。

何度も何度も
繰り返しチャレンジしてた!笑

意外に難しい?笑





成田空港にいます。
午後、ソウル経由で
まずは、カザフスタンのアルマトイへ。


明日は陸路にて
キルギスへ国境越え。
明後日からトレッキングに入ります♫

16日間のツアーです!

良い旅になりますように。
行ってきまーす。




明日から天山山脈ツアでカザフスタン・キルギスへ

2018-07-09 16:01:29 | 山旅(海外)

西日本の豪雨被害が大変なことになっています。
お見舞い申し上げます。

わたしの故郷広島も、これまで見たことない雨と被害だったって。
実家近所でも道路が寸断されたり、洪水と泥水が氾濫したり
避難所にも行けなかったりとか。
自然の猛威が・・・・。友達が送ってくれた
わたしの近所の写真も、信じられない景色だった。

みなさんお気をつけてお過ごしください。


*


昨日日曜日。怖い夢みた。

海外ツアの出発なのに朝、寝坊するの。7時集合なのに
起きた時が7時で。半泣きで空港に行き、
お客さんたちに謝る…(てか、謝って済む問題じゃないよね)
でも夢の中ではなんとかしなきゃって
必死で、みなさんと出国手続きをして(どこかわからない小さな空港)
なんとか飛行機に乗ろうと向かう。
なのに、その場所から飛行機のところまでさらに15分っていわれて
歩いても歩いてもたどりつかない焦りが
夢の中でかなりリアルなの
そして、たどりついた飛行機は「これ飛ぶの?」っていう
小さい昔風のプロペラ機みたいなのだった。
いざ飛行機が飛び立つと、なんかヨロヨロしながら低空飛行・・・
眼下の景色が広島の実家付近の美しい緑と街並み…
飛べるのかな、飛べるのかな・・・ていう

この夢の、ひとこまひとこまで、真剣なわたしがいた・・・・
そんなありえない状況なのに立ち向かおうとする自分がいた・・・・
なんの深層心理?

*

でも現実のわたしは元気だし、落ち着いている。
やることはしっかりやっているし、しっかり寝てる。

明日からのカザフスタン~キルギスのツア。まず多くの方々が
それどこ?と聞いてこられる。



中央アジア、ソ連から独立した。

天山(てんしゃん)山脈は中国からカザフ、キルギルに横たわってる山脈で
最高峰は美しいポベータ7438m、とってもかっこいいハンテングリ7010m
などを擁する。

わたしたちはそれらの山のベースキャンプへ
氷河のモレーンを歩いてテント10泊に行くの。
アップダウンはあるわ、長いわ、渡渉や集中していかなきやいけないとこも
たくさん。

最高キャンプ標高は4100m。

一歩一歩。

そして美しい絶景に期待!

*

このツアのあとには子供たちを連れて
屋久島、縄文杉。
8月はラダックの名峰ストック・カンリ6153m登頂。(いよいよですね)
とても気が引き締まる。
9月はナンガパルバットベースキャンプも催行決定(パキスタン)

*



10月27日~29日で
赤沼千史さんと下の廊下
の個人ツアやります。決定。
きっかけは「下の廊下に行きたい」という直の声を
お客さんのミスターボブ氏よりいただき

2019年3月14日~23日(予定)
ブライアンと仁美でいく
ノルウェー・スノーシュー フィヨルドの島歩き&オーロラ
ヨット泊

計画してます。詳細がわかったら
ご連絡させていただくので、ご希望の方はご連絡ください。







ちょっとしたひととき

2018-07-07 11:30:53 | モンチュラ


ツアとツアの合間があまりないから
大変だなあて思ってたけど、
からだひとつでできることは、
ひとつひとつのことしかないわけで。

昨日、天山山脈氷河トレッキングツアのスーツケースを成田空港に送ったし、
やればできるんじゃない

って思っているとこ

でも、いろいろ会いたい人たちとの
飲み会とかすべて夏はパス。


会いたいけど

次はいつ時間あるんだろーて
カレンダーのページめくる、て感じ。

机の上は自分の資料たくさんと、はーたんの
夏休みまでのいろんな予定ぎっしりまとめて書き込んでる
日程表。家族へのTo do Lists

*

モンチュラ トーキョー
今、30%オフのものもあるんですって!
MONTURA TOKYO
→場所はこちら

わたしは8月後半か9月にお店にでま~す。

*

昨夜はわたしの娘二人を焼肉につれてった。



絵ははーたんから、ねえねに昨日の水彩画教室で
描いた絵のプレゼント。

年の離れた二人はとってもラブラブ仲がよい。

長女は最近引っ越していったんだけど
友達みたいなわたしたち
一緒に飲んだの。ビールのあとは
日本酒。女三人でたくさん笑った~。






世界遺産アイト・ベン・ハドゥと美しすぎるサハラ砂漠など モロッコ

2018-07-03 12:25:31 | モロッコ・エチオピア


ワードカップ日本戦で寝不足だよね。
わたしは時差ボケもあるので昼夜があまり関係ない。笑
家にこもって旅日記を作ってるんだけど
自分の撮った写真の美しすぎることよ・・・・
圧巻じゃわ。
早くお客さんたちにお届けしたい

*

モロッコで多くの映画が撮られているのが
わかる。絵になるもの。

そのひとつ、この景色。アイト・バン・ヘドゥ。
伝統的な家「カスバ」の集まるひとつの要塞のような村「クサル」


砂漠を走っていて、この景色が前に見えてくると、
おおって感激する。
砂漠を走る景色は、グランドキャニオンみたいで
地層の傾きや、果てしなく広がる台地型や
とんがった山々や、
地質に詳しいお客さんもいたので
なるほど、この時代は安定してたんだあとか感じながら
地球の過去を思うの。
ガイドさんも、億年前の話をするんだけど、
それゃそうだわな、と思う景色なの。たくさんの
アンモナイトや三葉虫の化石もとれるので、売られている。(かなり安い)

そんな中にぽつぽつと、ベルベル人たちが作り上げてきた
伝統的な家々が残っていて、そこに白いパラボラアンテナが
ついていたりする。笑
ガイドさんが「それで今ではここの女性たちも
アメリカ映画の『セックス&ザ シティ』を見て
大変な畑仕事より自立を目指してる」と笑わせながら説明してくれるの。笑

アイト・ベン・ハドウは世界遺産に登録されている。
今現在、4~5世帯のみが住んでいる。


















ここの女性が3分くらいで描いてくれたの。
お客さんたちがその写真は、背景がこの景色のほうがいいって教えてくださって。笑


近くのモスクの上のコウノトリ 早朝






夜明け


元々はキャラバン隊のオアシスだった。


これは移動中に見た、ダデス渓谷のオアシス



なつめやしの木がたくさん。とれるデーツの実はとっても栄養価が高い。


サハラ砂漠では全員で(わたしも)ラクダに乗った。






ラクダから降りて、夕日を待つ間、風で
すごい砂で。目が開けられないほど。







壮絶な美しさ。




風の作る芸術


ベルベルのラクダボーイ、写真の撮り方を心得ている。笑

日が沈む頃、風が止んで、とても美しい夕日が見れた。

















日が沈み、
月が明るくなる



かわいい顔してる!

そしてラクダに乗って帰る


月の砂漠を歌う方の声が…笑






*


さて、また仕事しよう。笑

まだまだたくさんあるこのツアの美しいところ
魅力的なところ。

けど、気持ちの半分はすでに
次のツアへの準備が待っている。(7月10日からキルギス)

自分でもあきれるほどなんだけど、
そのキルギスの直後の子供たちとの計画や
さらに、この秋の国内の山の計画や
(赤沼千史ちゃんと個人ツア、下の廊下 10月下旬)(みんな開けといてね~)

来年のノルウェーオーロラとスノーシュー(3月14日くらいから3月22日くらいで
ブライアンと調整中)
さらにその先…

など。詳細を待っていてね~













アトラス山脈最高峰 ツブカル山4167mの景色

2018-07-01 22:41:11 | モロッコ・エチオピア

6000万年前がどのくらい前とか、
5億年前がどのくらい昔なのかとか、
この大陸(日本の場合この島)が
どんな感じで動いてどんなふうにできたんだろうとか
時々考える?笑
わたしは、日常では考えないけど、
旅の景色の中では考えて、はるかな気持ちになる。
目の前にまさにそういう景色が広がってるんだもん。

お客さんが
「昔、テストの地図上でこの山脈はどこにあるかってあったわよね!」と。
(アトラス山脈)
「そこに本当にいるのね~感激するわあ~」と言ってらした♡
すると別の方が「アトラス山脈ってテストに出たかなあ???」とか。笑

教科書で勉強しようと思うと退屈なのに、
目の前に広がる絶景を見ながら、説明を受けると
なんでもかんでも頭に入ってくるし、笑
地質学も歴史も楽しい!

*

すごいな~ほんとにすごいな~
というみなさんの歓声がたくさん聞こえた。







すごいゴロゴロだよね。

やっと山頂がちょこっと見えたとこ。




登り始めからの標高差は2400m。
距離は14kmくらい。日頃歩いてないと、厳しいとおもう。

ガイドさんと


全員登頂できてよかった~
今年も山頂は風がなくポカポカしていたので
しばらくいた。



*

ツブカル山中3207mにある、ネルトナー小屋




途中に小さな売店もいくつもあり、
その中でもフレッシュオレンジジュースがとてもおいしいの。
コップ一杯で100円くらいだし、七個も
オレンジを絞っていれていたよ。

ガイドさんのこのターバンをお客さんちも
すてきだね~と、



ほしいほしいっと群がっているとこ。笑















花もたくさん!ここでは省略するけど
南アルプスぽい花とか。
でも柔らかそうで触ると
この厳しい乾燥や風に耐えるためかのように、
花も葉も全体が硬かったり。

まずは2泊3日の登山が無事終了し、
みなさんとってもいいお顔をされていた。

マラケシュに戻り、その夜はジャマ・エル・フナ広場を歩き、
レストランへ。
翌日からの観光につづく。


モロッコはエキゾチックでパワフルな魅力があふれてる。
交易で栄えてきた、古い都のマラケシュと
フェズには迷路のような市場があって
中世にタイムスリップしたみたいな気分にさせてくれる。

先月までスペインで、レコンキスタを想ってた。
キリスト教圏とイスラム教圏の土地と権力争い。
あちらは勝ちながらキリスト教の道を広げていき、
ジブラルタル海峡を渡って逃げてきたムール人たちが
こちら側では
イスラムと融合しながら独自の文化を築き上げていった。

ヨーロッパの文化、イスラムの文化、
元々あるムール人(ベルベルとローマの人々に呼ばれた)の
遊牧の文化など、また、
海と山々とサハラ砂漠の、いろんな気候の、
いろんなミックスの
とっても魅力的なところをかいつまむ。

旅って面白い。

*
これは、サハラ砂漠にて、なんだけど、

ワールドカップも開催されていて
日本もモロッコも健闘が
話題に上がっていた。

ワールドカップモロッコ代表チーム仕様のペットボトル
と、サハラ砂漠。
このミネラルウォーターのボトル、国民の不買運動で
仕方なく値段を下げてデザインも一新されたもの。
ガソリンや食品や今、ちょうど、いろんなボイコット運動も
あちこちで行われていた。


サハラ

仁美がいた。



つづく