やまろぐ☆つあれぽ

海外登山&トレッキングツア専門の
添乗員の自由日記と
家事育児の日常♪

昨夜、「きぼう」が見えた~&次のスペインの旅へ

2022-08-02 18:19:20 | 山旅(国内)
最近、暑すぎて、すみれちゃんが全然歩かない・・・
散歩に出ても、ウンチを2回したらすぐに家に向かって帰りたがる。(5分くらいで)
座り込むし、やる気なし・・・



他のワンちゃんたちは歩くのかな~?

*

昨夜は、友達から
「あと五分できぼう見えるよっ」って連絡をもらって
急いで屋上に行った。



20:13くらいからラインで「見える?」とかやりとりしながら
真上を見てたら、PM20:16
明らかに飛行機と違う大きいのが通った点滅とかなくて。
白い大きな星みたいな感じで、すー------と。


↓動画の切り取り画面。建物の横の光がきぼう。

すごい~。

あっちからは、地球の光はどんなふうに見えるのだろー。
東京の光だとかわかるのかなあ。すごいなあ。

*

今日も猛暑の中、はーたんの高校見学に一緒に行って来て
(はーたんも、がんばってる
こんだけ頑張れば、どんな結果であろうと、プラスしかないと思う)

私は、白馬~雪倉~朝日岳ツアーの旅日記作りをしている

このあとは3週間、なにもないけど、その間に
いろいろやることやっておいて、次のスペインツアの準備もしたいなあと考えている。
なのでカレンダーの隙間がない・・・
帰国して中5日でまたスペインの来月。でそのあと、またすぐスペイン・・・
(中5日で二週間分の旅日記が作れるわけないので、もう今から下地を作っておこうと考えている)

楽しみだし、家のこともやっとかなきゃだし、
気が引き締まるし。

この一日一日を大切に・・・

私もがんばろ~


達成感 白馬大雪渓〜雪倉岳・朝日岳

2022-07-30 12:26:36 | 山旅(国内)
北アルプス 大雪渓からの白馬〜朝日岳縦走
無事終了

天気予報が悪かったけど、
実際はだいぶ良かった。
白馬から朝日の間の稜線のとき、ガスかかって
景色見えなかったけど
お花がすごくて、かわいすぎて、大満足。

あまりいい写真なかったなあ
と思ったけど、いま、帰りの新幹線で
写真見直してたら
いいのたくさんかも!

昨日、朝日岳から降りる時、ガスが晴れて
遠い白馬岳から雪倉と、山の稜線が見えた時は
みんなめちゃくちゃ感動した。(6枚目の写真)
ここを歩いてきたのねー、と。

樹林に稜線に、雪渓に。

とにかく長い道のりをみなさん、よく歩かれた!
ご協力に感謝。素敵なメンバーで楽しかった。



















大雪渓登る時はこんな天気


今朝の蓮華温泉の露天より





 

うっとりー。。。。。

まだまだあるよ。




さ、新幹線の中、降りるまで仕事頑張ろ。

明日から連日、はーたんの
受験関連の用事が続く。










楽しかった尾瀬&チャツボミゴケ 群馬県ツア

2022-07-15 19:27:50 | 山旅(国内)

今回も楽しい旅だった。上毛高原駅(群馬)でみんなでお別れのときは
ずっと長年一緒に過ごしてきた仲間たちとお別れするみたいな感じだった。
全員女性で、普段は山とかやっていない方々もいらっしゃり、
ドキドキだったけど、全員、無事に歩き終えた。
毎日毎日、笑いまくった5泊の旅で、たくさんおしゃべりして、本当に楽しかった。

後半の2日間は雨だったけど、
尾瀬の2泊は天気に恵まれ、たくさんの花を見ることができた。
湿原は、何千年も何万年もかけて、できたもの。本当に貴重なんだと
改めて思った。
たくさんの花が咲き、鳥の声がして、
自然って素敵って思った。







さっそく旅日記にはたくさんのお花と、旅のことをまとめようと思う。

チャツボミゴケってみなさんは御存知ですか。
チャツボミゴケはコケの全18000種の中でも、最も耐酸性の強いもの。
しかも、酸性の水を受けながら育ち、死んでしまったあとは
今度は何億年かかけて、自分が鉄になるのっ。すごくね?
そういうのをバイオミネラリゼーションっていうっていうお話を
私も勉強しつつ、みなさんにもお伝えしつつ
感動で盛り上がった。

他の生物は育つことができない強い酸性の水の中で
生きているチャツボミゴケと、鉄になる途中のコケが見れた。

みなさんが、バイオミネラリゼーション
と、学名のソレノストーマ・ブルカニコーラ
と、難解な名前を何度も唱えるようにつぶやく姿がかわいらしかった。笑

本当に地球の、この与えられた環境の中で
適応しながら生きていく動植物たちすべての姿が素晴らしい、と、
旅に出て思う。
(出ないと思わないし、考えない)

*
家に帰ってきたら
ツアー中より大変。いろんなことをしなければいけないので。

がんばろ~

みなさんに感謝。


バタバタと準備

2022-07-09 15:04:50 | 山旅(国内)
明日からは新しいツア。
山は登らないけど尾瀬をゆっくり歩いたり
山小屋に泊まったり、温泉地を巡ったりの
全員女子の旅
去年から出会った方々が、山歩きはしないけど
アウトドアは大好きで、もう一歩踏み出そうと私を信頼して
ご参加してくださって。
こういうのはとっても嬉しく私も
燃えるわ


*


西表の写真はインスタにもあげているので見てね~

インスタ←こちら







オオゴマダラ


*
すー。最近は暑いので散歩は朝の5時~と、夜も20時過ぎ。



*


夏休みははーたんの高校見学の予定がたくさん。
連日あちこちに行かなきゃだし、その予約を取るのが大変!
すぐいっぱいになってしまう。
これまでになくさらに忙しい・・・

いろんなことがあり、
ずっと前ばかりを見て走り続けている感じ。
たくさんの勉強をして、
ずっと、これまでより、深い世界にいる感じ。



早朝のサガリバナ マングローブの森のひと時

2022-07-01 18:45:49 | 山旅(国内)
今、石垣島の空港で、羽田行きの飛行機を待っている
今回はカメラのプロの方々ご一行様のご依頼で
特別ツアー(カタログに出ていない)に行ってきた!
リーダーの方には日頃から
特別にかわいがっていただいている
サガリバナを撮影したいというご希望で作らせていただいたツアー。

めっちゃ私も楽しかった。
(こんな、毎回感動的なツアー連発って、もはや
この最高感が当たり前みたいなのって、本当にみなさんに感謝しかない
ありがたいよね)

それに今回は

イリオモテヤマネコを目撃した。
これについてはまた書くね

『こんなワクワクする楽しいツアーは初めて』と、皆さんに言っていただき
添乗員冥利とはこのことよ。

すごいカメラ(すごいの、重いやつ)を3つくらいに
重い三脚に、レンズを持って
スコールの多い亜熱帯の森を、カヌーに乗ってらっしゃるの
そして、ファインダーのぞきながら
すごいっ すごいっ
と連発されていた。

すごいのは皆さんよ。笑笑

ほんとに面白かった。

その写真は、どんなに拡大してもブレてない
繊細なサガリバナの花の、おしべの一本一本。驚愕。
花火みたいな
超絶レベル。笑

今朝みんなでそれぞれの、その写真を見せていただきながら
わたし
『すごいっ、サガリバナ越えましたね』
と、意味不明な感嘆。笑

楽しかった。



最終日の今朝は、2回目の
早朝サガリバナカヌーに出た。夜明け前から明るくなっていく
マングローブの森。
わたしは一人乗りのカヌーに乗って漕いでいた。

みんなそれぞれ、撮影に夢中になり。
みなさんのそんな姿を撮影したりして、
漕いでいるうちに

ふと、周囲に誰もいなくなり、1人になる時間があった。


マングローブの森。
静寂の中に、鳥が鳴いていて
サガリバナのそばは、チョコレートのような甘い香りで満ちているの。
さっきまでの激しいスコールが通り過ぎて
別世界のように静かになって花が流れてくるの。


空が映る水面にサガリバナが浮かんでいるのが
空に浮かんでいるような。
この世じゃない美しさだったので、見とれた。




漕ぐ手を止めたわ。



なんて美しいんだろう。

心奪われた。





そのひと時の、
静かな興奮よ。
好きだわ,と思って。
好きすぎる。
止められない。

そんな感じ。




そろそろ搭乗。

インスタにも写真アップしてます
























いい緊張感 

2022-06-26 12:26:19 | 山旅(国内)
一昨日は、一日で北海道の旅日記を作り終えた32ページ

昨日から、家のことと、次の西表島ツアーに向いている。
今夜前泊のため、出るので
もー、それは大変。

今朝は五時からスミレと散歩に行き、(そのときにすでに27度)
お弁当を作り、はーたんは中学校最後のテニスの試合へ。
この炎天下、みんな、がんばってほしいなあ。

昨日は学校に進路説明会に行ったのだけど
みんな、特に小学校から知ってる男子たち、めっちゃ背が伸びてて
すごいなあって思った。

(毎回泣けるほど)忙しいけど
やはりツアーの前は好きな緊張感。

あまり暑いの我慢したまま忙しくしてたら
なんか殺気だってくるので、
涼しく、適当に、できることだけしようって
自分に言い聞かせていた。

*

今回の北海道の旅で印象になったことは
アイヌの土地だった(もっともっと美しかったであろう)広大な大自然と
(川・大地・海)
開拓してきた人々の苦労と歴史




森だったここが、こんな景色になるなんてー

それが北海道。









移り住んできた新しい土地を開拓し、時代に乗り、運命に流され、
生き残りをかけ・・・必死に生きてきた人々のことも思う。

畑や酪農や。
ワイン・・

*

この北海道のツアーでは
みんなで「お料理教室の先生」のようにアイスクリームを作ったり
馬のシッポでストラップを作る機会もあって
それがまた、楽しかった。

このストラップ、私のは一番、右端↓↓↓
色を選ぶというより、数本のシッポの毛をちっさいビーズの穴に
通すという難関作業で、とりあえず入るビーズを選ぶ・・・って感じで。
色を統一したかったけど
できあがりはこんな感じになったよ右端ね。笑
みなさんのもかわいい~(中にはあきらめてスタッフの方に作ってもらう方も・・・)


ワイワイ言いながら、楽しかった。
宝物じゃん!♪


*

カモメの餌付けとか、猿回し公演とか
考えさせられたことも心に残った。


写真がたくさんあるのでまた
あとでこのページの下に貼っていくね~

みなさま、熱中症にお気をつけてくださいね。





めっちゃ面白かった北海道の旅

2022-06-22 17:29:46 | 山旅(国内)
羽田に帰ってきたー
今朝まで北海道、支笏湖と千歳川でカタマランカヌーをしていた


北海道のど真ん中、美瑛と富良野から
ノスタルジックな小樽、
カルデラ湖の洞爺湖と支笏湖を巡ってきた。
今回はハイキングにパラグライダーに
クルージングに乗馬に、あ、パラグライダーは天候が悪くできなかったけど
傘を使うことなく四日間過ごせた!
あとは、カヌー。
むしろ青空で最高だった

北海道も楽しいー!
思うことがたくさんあった。

いま、電車で
脱力状態なので、また写真をアップします。


透明度の高い支笏湖から流れる千歳川

この色よ


エメラルドグリーンから深いところに行くと
支笏湖ブルーとよばれるこれ


心洗われるわ

ハルゼミが鳴いていて
爽やかで。

これは昨夜の羊蹄山,洞爺湖から。
洞爺湖では久しぶりの打ち上げ花火も楽しんだ

花火の響く音が半端なかった。水面と周囲の山に反響してるのかな。
胸が熱くなったわ。花火好き。

カモメに餌付け
手からカッパえびせんを食べるカモメはかわいい
必死についてくるの、みんな

でも、野生動物には餌をやらない
と思ってきたから、びっくりだった。

あー、途中の道の駅で猿回し公演してるのも
見ていられなかったな。

旅はいろんなことの出会い

天気によってだったり、人々の出会いだったり
いろんなことがあり、
普段考えないことも、色々と思う。

大雪山に登ったのは10年以上前
今回、トムラウシ見えた。遭難事故から初めて見た。
やっと、名前を普通に言えるようになった。
広島でもらっていた遭難事故で亡くなった彼の温度計を
いつもカバンにつけているんだけど
それを再び北海道に持ってくることができたことも
個人的に感慨深いものがあった。 
この世界に導いてくれたのは彼だから。
いつもありがとうと思う。
いつかは歩こう。



はっきりいって、最高。(今回も)

みんなで、小樽運河デート



あとはインスタにあげていくね。

動画もあるよー。見てね

インスタこちら

山じゃないけど楽しいメンバーだった。
猛勉強したのよ、
アイヌ、開拓の歴史、その土地その土地の歴史
地理,地質。
そのぶん、また深い。みなさんも
とても喜んでくださって笑いに溢れていた。

ありがとうございました。






最高すぎて怖い(お客様の声)シャクナゲ満開の宮之浦岳~永田岳縦走

2022-05-30 13:46:43 | 山旅(国内)
梅雨に入った屋久島。雨の多い島で、
奇跡的に晴れた二日間の最高の縦走を楽しむことができた。
ヤクシマシャクナゲも満開で、青い空に緑と花崗岩の岩、
白やビンクの可憐な花の映えること。

ヤクシマシャクナゲと永田岳

それに、周辺の島々、近くの種子島、口永良部島はもちろん、
口之島、中之島、諏訪之瀬島(たぶんこの島の噴煙かな)、臥蛇島、噴煙が上がっていた硫黄島
さらには大隅半島、開聞岳や霧島連山まで!


噴煙の硫黄島


写真は全てiphoneだけどちゃんと写っている 開聞岳 こんなのは一年に数回しかないらしい


淀川登山口から登り、宮之浦岳から永田岳(屋久島1位、2位の高峰)
から鹿之沢小屋に泊まり、花山歩道という、世界自然遺産屋久島の中でも
特に手つかずの原生林の残る「屋久島自然環境保全地区」になっている境界の尾根を
下った。地図の赤枠の中が、保全地区になっている。

ロープ、はしご、足場の悪いところもたくさんあったけど、
ご参加のみなさま、足並みもそろい、素晴らしかった。

屋久島の森でも、西のほうは登山道もなく、
本当に深い森が広がっている。恐竜もいそうな雰囲気。で、みんなで
魅入った。

なんか天然の要塞のように見える。ジブリの世界ような
アバター(映画)のような。



鹿之沢に下る頃 ガスがまたいい感じで流れていってかっこいいこと


岩稜の障子岳 人を寄せ付けない雰囲気 このあたり道ない


ローソク岩




こちらは宮之浦岳










登り始め、太陽が上がっていたときの森の中








私たちはテントに寝たよ。満天の星。

あ、ヒルも万全の対策でいったけど(花山歩道はヒルがたくさん、実際たくさんの方がやられたと
言っておられた)
私たちが下る日は前日が晴天で、一匹見ただけだったので全員無事だった。
さらに、ゴールして車に乗ったら
雨が降り始めたの。

それで、最高すぎて怖いってお客様が。
大変だったけど、歩いたからこそ見れた景色。




永田岳






本当に本当にすばらしい自然にメンバーにお天気で
体中にパワーが補充された感じ。

こちらは帰る前の安房川のリバーカヤック 真ん中が私。笑



今回も、美しい自然に、地球に、ありがとう
と心から思った
そして、もっともっと、歩きたい、原生の森を歩きたいと思った。

こんな感じで、
鹿児島空港から羽田に飛んだ、昨日の夕方、
私は飛行機の後方左側に座っていたんだけど、
左翼の先に太陽が見え、ゴールドに輝く海に大島、利島、新島と伊豆半島が見え、
飛行機が旋回するとき、ぐっと左翼が下がったり上がったりするでしょ、
龍の背中に乗ってる感覚だったの。
たぶん、屋久島のあの景色を見てきたからだと思う。

また写真をご紹介するね。


屋久島到着

2022-05-26 12:16:25 | 山旅(国内)


先程無事に屋久島に到着!去年の11月以来。
またまた、明日から1泊2日で山に入ってきまーす。
テントも持ってる♪宮之浦から永田岳から花山歩道へ。
(去年は宮之浦岳から縄文杉を続けて2周した)

これから
お客さんたちとお会いするのが楽しみ!





今回はどんな景色が待っているかなあ。

みなさまも良い1日を!

日本の原点を思う 聖地熊野 

2022-05-12 22:52:06 | 山旅(国内)
今回の旅も素晴らしいものだった。(昨夜帰ってきた)
『熊野巨大カルデラ徹底探訪』
カタログでは発表していない、ぽっとヒラめいて
信頼する方にお願いしてできたオリジナルツアー。

その方たち(ガイドさんたち)と出会って、ご参加してくださる方たちがいて
協力してくれる会社があって・・・という、いろんな
奇跡のような「縁」が重なって、いい旅になった
ひとりではできないことだから。感謝しかない。

ご参加の皆様方の笑顔(と感動の涙)が、物語っていた。

奇跡もいっばいだった。
たくさん笑って驚いた。

「ツアー」を越えてる。本当の『ワクワクする旅』




*

この熊野ツアでは、いわゆる「熊野三山」
は那智大社しか行っていない。熊野本宮大社はもともとあった
大斎原だけ行って本宮大社に寄らない、そんなグループは初めてと
ドライバーさんにも言われた。(さすが西遊旅行だとも言われた)

私が信頼しているガイドさんたちが厳選してくださった
とっておきの場所をまわったんだ~

タイトルの通り、1400万年前にできた熊野カルデラの
痕跡を巡りながら、この地だったからこそ
巨石や滝、巨木を信仰する宗教観が生まれ、
日本人の原点である神道、古事記や日本書紀の物語も生まれた。
そして仏教と融合・・・




人々は修験に励んで祈り続けた・・・・
厳しすぎる修行・・・
歩くだけでなく、補陀落浄土へ船で永遠に旅立つとか・・・
それも修行だとか・・・


いろんなことを思いながら歩いたけど、
今の私には、自然崇拝と感謝が一番、自然に思われるな~。などと
思った。

たくさんのパワーをもらったし、これまでの人生でまだまだ
勉強していなかったことや、知らなかったことがありすぎて
暇している時間ないわ、と思った。

毎回、あちこちに行きながら、いろんなことをもっと知りたいと思うけど、
神道や日本の伝説(神様の創生神話)のことももっと詳しくなりたいと思った。
↓那智の原生林を歩く前の参拝(聖域なので)

その地を旅すると、知りたいことが増える・・・知ってしまうと
もっともっと知りたくなる。






*

古座川の一枚岩、嶽ノ森山登山、虫喰岩、
参拝してお祓いを受けたあと、那智の滝の上の
聖地の原生林を歩き、新宮の神倉神社、
玉置山を歩き、瀞八丁に
花の窟神社と鬼ケ城、楯ケ崎・・・そして美食&美食・・・また美食


嶽ノ森山


神倉神社

玉置神社のご神体の杉と玉石の場所

玉置山の周辺にはお寺がひとつもないという歴史の話も印象的だった

鬼ケ城


花の窟神社

何をしているでしょう?

虫喰岩


この滝の上の原生林を歩いた 那智 

二の滝、三の滝・・・美しすぎる世界だった(那智の滝の上流)



写真、またご紹介するね・・・時間があったら。

空気が違うの。どこもかしこも。澄んでた。

日本人はどこから来たの、とか、
はるかな祖先のことを思うのだった。
ここにいたら(熊野)この自然の中、どうして祈りたくなるか
簡単に想像できる。

もっともっとその昔のことも。
地球がどんな姿だったんだろうと、思うわ。


*

とりあえずお昼に電車移動の途中
写真をいくつかアップロードしてみたものでした






めっちゃ忙しかった

2022-05-07 16:02:14 | 山旅(国内)
いま、新幹線に乗って
とりあえず,終わりのない家事のバタバタから解放された気分

もー、大変だったわー
家にいたら、家事は永遠に続く(出かけるからこそ)
まとめてアイロンとか、おかず作ったりとか。

泣きたくなるわ。(毎回)
もっと勉強したかったこともあるので
とりあえず本を3冊丸ごと持ってきた。



いま、新幹線の窓から流れていく街を見ながら

それでも旅には出なきゃなあ

と思う!♪

なぜか。

(それは旅に出ればわかる)笑



今回は私のオリジナルツアーで、カタログに出ていないの。
ありがたいことにキャンセル待ち。
ご参加できなかった方には申し訳ない。
会社規定の13名満席。

知ってるメンバーばかりで再会が
嬉しく楽しみすぎる!


その中に80代の方も2人いらっしゃる。
この方たちは、間を開けずに出かけるようにしているらしい。
間を開けると億劫になるから、と。
なんかわかる気がするの。

段々と、自分を奮い立たせるものや、目標や
努力を意識して続けることが大切になるのだと思う。

私もそうだけど、一歩を踏み出そう、というのが
面倒だとか億劫とか無意味だとか、自分で思い込むことあるよね。
思い込むというか、別に今のままでいい、と。



今回のガイドさんは、個人的にもお世話になったことがある
また書きたいと思うけど、これまた目標にしたい
すてきなお人柄。
経済的に豊かだけでない、(はい、お金持ちの方です)
生き方が豊かな人とは
こういう人なのだろうと、思う
美味しいもの、楽しいこと、贅沢なことに
惜しみなく時間と手間をかけるという感じ。

誰もができることじゃないけど、
それをひけらかすこともなく、楽しそうにされてるので
モテるんだと思うわ。
彼は
モテるようになったのは60だったか70だったかを
越えてから、と言われていた。笑
ガツガツするのをやめたらモテるようになったと
認めていらっしゃった。

こういうすてきな方々といれることが
ありがたいじゃろ。

私の娘たちも(お友達の娘ちゃんも)
大好きでまた会いたいと言っている。




今日は、新大阪駅に着いたら
関西のお客さん、それも、ご参加ではないその他いつもの私の
大切なメンバーの方が、
ホームで待っててくださる。
私が方向音痴なので連れてってくれるらしい。笑

(添乗員なので一応行けますとも。笑)

でも、連れてってもらうの。
一緒の新幹線に別のお客さんもいらっしゃるので
今日は新大阪に前泊し、一緒にご飯。

今日のうちに全国から明日の集合場所に
出発して下さってる皆様に感謝。
お気をつけて。


遠いわー紀伊半島



























スキップする2人

2022-05-06 21:44:01 | 山旅(国内)
昨日、5日は、夫の長年の親しい友達家族が
うちに来てくれた♪
ので、
昼間からおうち飲み会。
お互い,一年に何度か
お互いの家で誘い合ってて。今回はうち。

その家族の子供は赤ちゃんの頃から知ってる。
小2になり、お兄ちゃんになっていて
知り合いの子の成長はなんて早いんだろー
と思った。

男の子、かわいい💕

夕方、すー(🐩)の散歩に、はーたんとその子も一緒に行った。

2人は川沿いで、ずーっとスキップしていた

「僕,野球のときもスキップするよ」
と、その子が言っていた。最近、野球チームに所属する彼。

野球部の練習、スキップするんだね


練習,大変だけど、楽しいらしい

中3と、小2のスキップ、かわいかった。


振り向くと夕陽が綺麗だった。


めっちゃ息抜きの1日だった










花満載 でも仁美が行くと嵐を呼ぶ佐渡島

2022-05-01 19:41:52 | 山旅(国内)
一昨日、佐渡島から帰るため、あと20分で
ジェットフォイルが出航というときに
大雨と強風で欠航になった。
あぁ・・・やはりあまり大きな声では言えないけど
この一年で佐渡島は三回目だけど
毎回、嵐。欠航も二回目。
毎回、すごい強風の佐渡島。
一歩も進めず、這いつくばった日もあったし、
暴風警報が出ている日もあった。
今回は一番穏やか~と思っていたら帰りは
やはり、荒れた。

佐渡の風の神様と私は、仲が・・・良い
愛されているわ、わたし。笑

すぐにフェリーのチケットに買い替え、無事に
夜に家に帰ってきた。新潟港に着いた時間は
家に着いてるはずの時間だった

でも、その前日は素晴らしい快晴で
金北山の尾根歩きを楽しみ、
その前は
花・花・花のアオネバ渓谷を歩いた。
できたら熊野ツアの前に花もご紹介したいけど
旅日記を作るのでどうだろ・・・旅日記には
図鑑並みに花をすべてのせる予定。

↓金北山への尾根







オオミスミソウ
いろんな色のがあった。。

美しすぎる。




山を歩き、雪解けの中、たくさんの花が
今年も芽吹いている
という、この光景よ・・・


人間たちは、欲に走り、複雑な世界に生き、
あぁだこうだと嘆き悲しみ思い悩むことも多い。

自然はすごくシンプル。

たくさんのカタクリ


オオイワカガミ


シラネアオイ


アマナ


ザセンソウ

心が洗われるわ


山はいいね
と、思うの。


牧野富太郎先生が見つけた日本固有種の不思議なヤマトグサ

これは佐渡島の北の大野亀



夕日・・・



佐渡も、何度いっても、またいろんな歩きたいコースがある。
そして違う景色がある。
まぁ、同じというのもないけど、
変わらないのは、春がくれば雪が融け、
新しい命が芽吹いてくるということ。


*

佐渡に浸りつつ、
8日からの熊野ツアも視野にあり・・・
続くこの微妙なバランス感・・・わかるかな。笑
旅日記つくり、新しいツアの準備、家事・・・
ゴールデンウィークとかはあまり関係ない。
5日に夫の友達家族が遊びに来てくれるので
それまでにやっておきたいことがたくさん。

そしてはーたんよ。
遊びに夢中になりすぎて毎日勉強してない。
だいじょーぶかあ・・・・・・


*

今日もはーたんはテニス部の団体戦の試合のため
五時起きでお弁当を作った。
試合から帰ってきたらいつものメンバーと遊びに行った。

明日はすーさんのトリミング・・・
変身させてみるつもり











青ヶ島を語る

2022-04-17 22:13:31 | 山旅(国内)
今日は青ヶ島について書いてみたいと思う。
今回訪れるのは、去年の11月に続いて二回目だったんだけど、やはり、この島を上回る
秘境って日本にはそんなにないと思う。
お客さんたちとも話していたけど、この島には「ないもの」だらけ。
しかも、「島」だというから、イメージとしたら
子供たちは海で遊ぶとか、白い砂浜とか思い浮かべるよね・・・
それもないの。
この島には、砂浜がない。高さ100mくらいの断崖絶壁に周囲を囲まれていて
船は停泊できず、定期船は欠航だらけ。船以外では島に入るのは
一日一便の9人乗りのヘリ。その予約はとても大変。
潮の流れも速く、、ダイビングもできない。

(島のパンフレットより)

信号は島に一個。小中学校の前にある。(子供たちの勉強のため。子供たちは
中学校を卒業したら島を離れる)
島生まれのガイドさんは、去年この信号が赤になったところを一回見たかな、と言われていた。

島の道はすべて制限速度30km。
公共バスさえない。

世界でも珍しい二重式火山の島。
上のパンフレットの写真とは反対側からカルデラの中を見ている

カルデラの中に噴火でできた、もうひとつの火山がある。
この内側の火山は1700年代に噴火してできたもの。
その前にはこの山はなく、大小ふたつの池があったのだって。
そして人々は、畑を作ったりして住んでいた。

この外輪山の外は青く広がる海、波が岩肌を打ち続けている。


青ヶ島の港(三宝港)
周囲は崩れやすい土砂が固められている。船は吊り上げて、陸に置かれている。

船のチケット売り場と待合所は「待合所」という名前ではなく、「落石防護施設」という
頑丈な建物になっている。
船は荒波でしょっちゅう欠航になる。一週間船がこないのも普通とか。
この日も台風の影響で、海は大きなうねりで迫力だった。
てか、うねりというものを、まざまざと見せつけられた感じだった。


なのに!
この外輪(カルデラ)の内側は、信じられないような鬱蒼とした静かな深い森。

巨大なオオタニワタリがたくさん。


島の中にいることを忘れさせるほど。感じさせないほど。波音さえ聞こえない。

外輪山が潮風をさえぎり、木々が大きく育って鳥たちが住んでいる。
ここにはヘビもヤギのような植物を食べつくす哺乳類がいないので、植物にはトゲがない。(本土ではトゲがあるものも)

(私のiPhoneを防水ケースに入れたら、なぜかカメラの広角がこんなふうになる・・・合ってない不良品だった)

向こう側の(周囲の)カルデラに囲まれた、内側の山の静けさ。緑の豊かさ。
それがとても不思議な感じなの。この壁のすぐ向こうが海だとは信じられないの。

昭和の中頃まで、昔の風習が濃く残っていた。
本土では明治維新以降、どんどん神仏分離とか廃仏毀釈が推進され、
時代と人々の信仰や感覚が変わっていくのだけど、
この島では、長いこと昔のままの信仰と風習が変わることなく(なんの影響も受けることなく)
残っていた。
ガイドさんのお父さんの世代では、女の子が神社の中で遊んでいるだけで怒られたとか。
(汚れとか)
カルデラの内側の火山、丸山の山頂に建てられているご神体

富士様と呼ばれている。不思議な形の大きな石が三つあった。
火のような。
ここでお願いをするのははいいけど、叶ったら必ずお礼参りをしに戻ってこなゃ祟りがある
と言われ、
誰もお願い事ができなかった・・・・

カルデラの中は地熱があり、これはお客さんが寝転んで
あたたかさを感じていらっしゃる。笑

地熱サウナも楽しんだよ。10秒で汗が噴き出してきて
めっちゃ気持ちよいの。

ひんぎゃと呼ばれる、蒸気が噴きあがるところで
くさや、芋、卵、ソーセージ、おにぎりをあっためてお昼ご飯を食べた。

青ヶ島に伝わる、焼酎造りは有名で、あお酎という。
去年も買って帰ったけど、今年もまた違うの買った。
これは、島でしか飲めず、持ち出し禁止の、アルコール度数60度の。

飲んだよ。お客さんたちと。
強い味だった。この杜氏のつくって青酎を買って帰ってきた
次回友達くるとき、飲もう・・♪

焼酎は八丈島に流された流人が
薩摩から取り寄せた芋焼酎作りを伝えたところから始まる。
今でも伝統的な作り方で作っているのは青ヶ島の焼酎。



前の日記で書いた佐々木次郎太夫は、1767年生まれ。18歳のときに
青ヶ島の大噴火で(このときにはカルデラの中の山はなかった)島民と共に
八丈島に避難。大変な生活を強いられた。
八丈島も食べるのが大変で、他の人たちへの余裕などなかったのね。
姥捨てがあったほどなの・・・。
八丈島に人捨穴というのが残っている。50歳になると捨てられてのだって。

佐々木次郎太夫は八丈島での長い避難生活に疲れ切っていた人々の心をひとつにまとめ、
綿密な計画をたて、1835年に環住。86歳で亡くなるまで、青ヶ島の発展に尽くした。
青ヶ島で、今、この人のことを知らない人はいない。

強く、信念をもったリーダーというのはすごいものじゃ。



最初にいろんなのが「ない」
と書いたけど、島にいるうちに、
私たちにはないたくさんのものがある島だと
気づいていく。



*

ヘリは有視界飛行。風速10mくらいは余裕で大丈夫らしい。
でも、近くの電波塔が目視できるかどうかが目安になる。
私たちも出発の朝、帰れるか心配だったけど、
ヘリは雨の中飛んできた。

曇り空の中、バリバリバリって響いてくる、このヘリの,なんと言うか、強さ。




八丈島から青ヶ島はヘリでたったの20分。
50年間、帰ることを諦めなかった佐々木次郎太夫たちのことを
思わずにはいられなかったわ。





青ヶ島と八丈島

2022-04-16 11:06:48 | 山旅(国内)
台風1号が通り抜ける中、無事、
八丈島と青ヶ島のツアーを終え,先ほど羽田空港に帰ってきた♪
モノレールの窓から外を見ながら(ビルの谷間)
江戸時代に遠い島々に流された人々や、
青ヶ島の噴火から環住を果たした佐々木次郎大夫のことを思い
なんて時代が変わったんだ。。。としみじみ思ってた
当時は船で生きるか死ぬかの船旅。
出発は永久の別れ。。。。まさか
飛行機やヘリでこんな簡単に移動できる時代がくるとは
当時の人々が知ったら泣くわ、と思い。。。。→(どっぷりハマりすぎ)

(環住とは柳田國男さんの言葉
1700年代の噴火で青ヶ島から八丈島へ避難した人々が
年数を経てまた青ヶ島に戻ったことを意味する言葉)

旅って、本当に遠いところに連れてってくれる。
できたら佐々木次郎太夫さんや、宇喜多秀家さんにお会いしてみたい。笑
お会いして心境などをインタビューしてみたい。



今回は台風の影響で
青ヶ島に渡れたものの翌日に確実に帰ってこれるかわからなかったため、
どうしても帰らないといけない用のある方は、青ヶ島に飛ばずに途中で離団することになった。



9人乗り
八丈島から20分のヘリ

伊豆諸島最奥の島
周囲を断崖絶壁に囲まれた小さな人口170人の島
青ヶ島


明日帰れなかったら、次のヘリをキャンセル待ち
で、そのときは満席
数日帰れないかも、という覚悟を持って青ヶ島に降り立った。
(船はヘリよりもっとこない)



降り立って、八丈島に戻るヘリ

つづく。

(駅に着き、電車を降りるので、笑)