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そうだろうな、と思った。

小久保玲央ブライアンは試合全体を通じて素晴らしく、相手の決定機を幾つも阻んだ。

試合の中、どうして彼が日本代表に呼ばれてないのか不思議にも思った。

今後彼は日本代表の第一候補になるのは間違いないと思われる。

ただ、私的には前々から是非とも選んで欲しいと思っているキーパーがいる。

それはサガン鳥栖のキーパー、パク イルギュである。

プレースタイルとしては小久保玲央ブライアンに似ている。

果敢に前に出る、正確なキック、PKを止める勘の良さ、瞬発力。

どれをとっても二人に差はないと思われるが、唯一パク イルギュが劣っているところを言えば、それは身長が180㎝とキーパーとしては少々物足りないところ。

でも、彼は関東リーグからJ1まで例えばJ1が１部、J２が2部のように考えると5つのカテゴリーを駆け上って来た苦労人である。

その経験値からか、サガン鳥栖を鼓舞するリーダーとしても頑張っている。

経験値、今の日本代表に足りないのはそこなんじゃないかと思う。

リーダーとしては遠藤がいるけれど、余りチームを鼓舞して雰囲気を盛り上げるといったタイプではない。

そういったところをサポートする意味でも、パク イルギュは必要であるし、是非代表に選んで欲しいなと思っている。

パク イルギュは日本代表入りを目指すというところもあり、2022年11月に日本国籍を取得している。

勿論実力もあることではあるし、選考の中でその熱意もどうにか考慮してくれないかなあ、と私は思っているのである。