Landscape diary ランスケ・ ダイアリー

ランドスケープ ・ダイアリー。
山の風景、野の風景、街の風景そして心象風景…
視線の先にあるの風景の記憶を綴ります。

蛍の森 / 石井光太

2014-01-31 | 
「物乞う仏陀」で、ハンセン病と四国遍路に言及した記述に出会ってから、 私の、ノンフィクション作家、石井光太に対する印象は、ずいぶん変わった。 それは、民俗学者宮本常一の「忘れられた日本人」の中の「土佐寺川夜話」というエピソード、 . . . 本文を読む
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平凡な冬の朝 / 200回目の石鎚

2014-01-28 | 風景
200回目の石鎚入山の朝は、淡々と明けていった。 まるで日々の営為を繰り返すように。ハレやケガレといった非日常的要素を削ぎ落した 今日という一日が、また明日も訪れるであろうというルーティンワークのような。それは身勝手な人の感情移入をさらりと受け流した、とても平凡で凪の海のような朝だった。 . . . 本文を読む
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天上の音楽を聴く / 月光の銀世界

2014-01-20 | 風景
冴えざえと銀世界を照らす月光ほど美しい光を知らない。 きらきら粒立った虹彩を放つ月下の雪面。 霧氷樹の枝先からも、月の雫の結晶のような透き通った金剛石の輝きが放たれる。 それは、魂の琴線を打つドビュッシーの「月の光」の旋律。 キーンと透徹した青白い光を浴びていると、静かに音が降ってくる。 微かに耳朶を震わす天上の音楽… . . . 本文を読む
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雪嵐の朝

2014-01-15 | 風景
う~ん、かなりへこんでいます。 気力が折れそうな限界まで雪との格闘を続けることが、正直辛くなった。 そんな長い長い雪山の一日でした。 . . . 本文を読む
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薔薇色の残照

2014-01-07 | 風景
年末年始は山へ入らない。 そういう風に、長く過ごしてきた。 たぶん母を安心させるための、私なりのルールだったのだろう。 でも、その母もいないわけだから、 このルールには、もう意味がない。 . . . 本文を読む
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雪山で初詣

2014-01-03 | Walk on
新年二日は初詣に出かけました。 rieさん、mariさんと三人で、いざ石鎚へ。 . . . 本文を読む
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