トントンのつぶやき

囲碁棋士信田成仁のブログです

新年の挨拶

2019-01-17 14:40:43 | 気のままに

遅くなりましたが新年あけましておめでとうございます。あまりに更新していなかったので消えてしまったトントンです。昨年から王銘えんさんが純碁で囲碁普及しようと本当に頑張ってくれています。彼は皆さまご存知のように一流プレイヤーその彼が自分の時間も削ってすごい活動をしています。おそらくこれからかなりの確率で純碁はブレイクすると思われます。今まで囲碁は入り口が難しいと言われてきていたのですが、純碁は非常に覚えやすいものとなっているからです。その彼の努力を無駄にしないようその先を考えていかなければいけないと思います。過去のことですがヒカルの碁は社会現象になるほど囲碁普及に貢献しました。ヒカルの碁で覚えた子供たち(大人も含めれば)は世界中で天文学的に増えたはずです。ですが現在はどうでしょう。その覚えた子供たちもすでに社会人となっています。ほとんどの子たちが囲碁を打たなくなってしまっているのです。 覚えて有段者になる子はわずかです。ほとんどの子が級でやめてしまっているのです。今度こそ皆で知恵を絞って囲碁をやめない工夫をしなければいけないと思います。そこがうまくいけば、いまやめてしまっている級の人たちも引っ張ることができるかもしれない。そこが成功して初めて、成功といえるのではないでしょうか。「級位者の日」「囲碁未来教室」はそのつもりで作りました。「朝囲碁」も、そのつもりで頑張っているのですがなかなか難しいですね!!朝囲碁ですが、薬円台土曜日の教室にかわいい小学生の生徒さんが二人、この子たちは詰碁の能力がすごい!3,4段クラスのをまず4題出すのですが、大人たちが苦戦する中、割とすぐ解いてしまいます。打つとまだ大したことないのですが(級)、本当に楽しみです。この子たちが囲碁を一生の友としてくれることを祈っています。新宿教室では昨年大失態!!いつも通り指導碁を打っていたら、8時半くらいに入り口で若い人の声が…これから指導碁だけでもいいですかとの声。僕は初めての人と勘違い!やはりできれば時間通りに来てほしいと言ってしまったのです。後で聞いてみたら、茨城から何回か来てくれているSさんだったのです。そうと分かっていればそんな不実なことはしなかったのにと悔やんでも後の祭り!!今年はこういうことのないようにしければいけないですね。後自分のことで恐縮ですが昨年4連勝したのですが、そこから今年(1局)まで8連敗中(とほほ)内容も伴わず、苦しい戦いを強いられています。この年で恥ずかしいですが、何とか頑張らなければと…杉内寿子先生(たぶん91歳間違っていたらごめんなさい)があの溝上さんに勝ったのです。まさに雅夫先生が乗り移ったような勝ち方でした。とにかく気持ちだけは前を見て頑張ろうと思います。

 

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