能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

能率技師 雨の京都鞍馬山で修業・・・貴船神社・・・命短し恋せよ乙女!

2011年05月29日 | 旅行

京都パワースポットツアーの後半は、叡山鉄道に乗って鞍馬へ。

以前から気になっていたスポットです。

観光本では、気楽に行ける場所とのことでしたが、帰りにはヘトヘトになって命からがら下山という感じでした(大げさ!)。


出町柳から、ほのぼのムードの二両編成の叡山鉄道によって終点鞍馬まで約30分の旅。

雨のせいか乗客もまばら。

途中、京都精華大学、京都造形芸術大学、京都産業大学などの大学のある駅を各駅停車で山を登っていきます。


鞍馬駅で降りると、天狗様で有名な鞍馬山の鞍馬寺を目指します。

雨の降る中、カッパと傘、それにパソコンや情報機器の入った3キロのカバン、それに革靴という場違いな装備のため、苦行をしいられることになります。

登れど登れど目的地は遠く、目指す鞍馬寺、奥の院についた時はズブ濡れの上、ヘロヘロ状態。

霧にかすむ杉林の中、数百メートルの標高を登ったと思います。

この状態になると、まさに修業。

精神力です。

宗教的な信仰のないわたしにとっては過酷な旅となりました。

ただ、日常からの離脱、逃避という面からは、効果大でした。Img_0106

 

この後、気になっていた貴船神社を目指します。ぬかるむ山道を、今度は下ることになります。

縁結びで有名な水の神様を祭った貴船神社からは、二人連れの若い女性が、逆に登ってきます。

笑顔の挨拶に心を緩ませながら、滑らないように一歩一歩進めていきます。

 

そして、貴船神社。

ほとんどの参拝者は、若い女性。

いつの世もハレた惚れた話は、彼女たち人生の最大のテーマなのでしょう。

貴船神社の神様、どうぞ彼女たちをお守りください。

命短し恋せよ乙女!


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京都 パワースボットでエネルギーをいただく 清明神社から上賀茂神社へ、下鴨神社へ・・・

2011年05月28日 | 旅行

Img_0100 Img_0099_2  

きょう、きょうとに。


年に何度か京都を訪れますが、今日は大安吉日。

京都日和です。

新幹線に飛び乗り、京都ツアーです。

とは言え、本日は台風2号の影響と梅雨前線の影響で終日雨。

と思いきや、参拝の時間に合わせて雨がやんでくれました。

陰陽師安倍清明博士の式神かもしれません。

まさにパワースポットです・・・感謝。

 

最初の訪問先は、清明神社。

陰陽師安倍清明を祭った神社です。

星マーク、北斗七星で有名な神社。

10世紀から11世紀を貴族として生きた清明。

1005年(寛弘2年)清明没年に一条天皇により創建されたという神社です。

西陣織で知られる西陣のそばの住宅地の中にあります。

吉方位に向けた井戸水の出口は、ほぼ南を向いていました。

「清明井」と言われる山城名水の一つ、病気平癒の水として近所のお年寄りも早朝から集まってきます。


バスを降りたとたん雨がやみ、傘なしで参拝することができました。

身体全体に陰陽師パワーをいただいた次第です。

清明桔梗印、陰陽五行道、厄除桃等、しっかりと祈念して神社を後にしました。

ある意味、マネジメントに携わる者、経営コンサルタント、能率技師は、現代の陰陽師だと考えています。秘

術や技術を駆使して、よりよい状態を創り出していくこと、それが能率技師のミッションだと思っています。


清明神社で人気ナンバー1のお守り「向上守」を手にして上賀茂神社へ。

 

上賀茂神社は、現在、本殿を公開しています。

伊勢神宮のように神様のいる本殿を移すとか・・・。

27年ごとに神様に引っ越ししていただくとの宮司さんに教えていただきました。

長寿橋を渡り、本殿のそばまで入れていただき、まさに本物のパワーをいただきました。

 

バスに乗って下鴨神社に移動。

ここの森は、本当に神秘的です。

森林浴、禊(みそぎ)が同時に体験できます。

また、本殿以外に十二干支の小さな神殿があるため、二度お参りする必要性があります。

 

雨の京都もなかなか味のある風情でした。


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自転車ツーキニスト 雨の日のライド・・・野球帽とメガネ、カッパは必須です

2011年05月26日 | 日記・エッセイ・コラム

本日は、雨。

雨にも負けず、風にも負けず・・・。

自転車ツーキニストにとって、つらい事態です。

これは、自転車ツーキニストの大家疋田さんの書に出ていたのですが、鍵はキャップ(野球帽)です。

多少の雨だと良好な視界のもとライドすることができます。

ぜひともお試しください。


私の事務所には、カッパの上下とキャップを常時備えており、帰路が雨でも大丈夫なのです。


雨の日は、ブレーキも効きにくく、早めのブレーキングが必要ですし、また、前方を照らすライト、後方につける赤色灯も必須です。

出来れば、点滅式のものがベストです。

ドライバーでもある人は、走る姿を目立たせる工夫が必要であることをお分かりだと思います。

 

自転車ツーキニスト・・・まさに能率的な乗り物です。


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自転車ツーキニスト 自転車ブームの到来です!風が気持ちよく、爽快です!

2011年05月25日 | 日記・エッセイ・コラム

自転車で通勤しています。

事務所まで自転車で15分。

自転車ツーキニストです。

満員電車のストレスなし、運動になる、環境に優しい、気分転換になる・・・。

いいことづくめです。

 

ただし、日本の自転車の位置づけは中途半端。

道交法上は車両とのことですが、車道の左側を走ると命の危険が伴います。

かといって、歩道を走るわけにもいきません。

全ては自己責任といえそうですが、交通マナーを守り、車と人との共生を図らなければなりません。

 

自転車ツーキニスト、お勧めいたします。


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ムック本「まんがと図解でわかる 正義と哲学のはなし」 出版界に、マネジメント、哲学ブームが到来!?

2011年05月22日 | 本と雑誌

「正義と哲学のはなし」 

小川仁志監修

宝島社 840円 

 

「頭脳労働と肉体労働の給与格差は正しいのか?」

「出世する人は、本当に社会の勝ち組なのか?」

「原子力発電所が地方に置かれるのは正しいのか?」

「高額所得者は、多額の寄付をしなければならないのか?」・・・

 

身近な疑問を、西洋哲学者34名が、図解で解説する一冊。

宝島社ムック本の新刊です。

宝島社の面白さは、単にブームに便乗するだけではなく、違った視点、角度から切り込んでいく無邪気な冒険的アプローチ。

 

監修は、異色の哲学者小川仁志氏。世俗のドロドロしたテーマに対して身の上相談的アプローチをする「人生をやり直すための哲学(PHP新書)」以来、個人的に注目している哲学者です。

分析的、批判的に展開する西洋哲学の立場から、われわれが直面するさまざまなテーマに対して解決の糸口を提示していきます。

プラトン、アリストテレスからはじまり、ロールズ、サンデルまで。

西洋哲学の入門書として、特に若い方々にお勧めしたい一冊です。


わたし自身10ページ読んだところで挫折した、難解なロールズ著「正義論」も、この本の持つコンセプトのようにベタで挑戦すれば、読破できるかもしれません。

サンデル博士が白熱教室で見せたコミュニタリズムとリベラリズムの対比も、驚くほどシンプルに「まんが」化されています。

 

リーマンショックによる景気停滞、3.11後、老若男女を問わず、内面化、教養化が進んでいるように思います。

その端緒といえるのが200万部を超えた「もしドラ」。

以降、ニーチェやブッダなどの哲学・思想などの潮流が生まれてきました。

芸人を使ったバラエティ番組とクイズ番組に占領されたテレビ業界や携帯ゲーム機や軽薄短小なツィッターやブログに囲まれているわれわれにとって、久々の良識(コモンセンス)の復活という気がします。

 

不況にあえぐ出版界に見られる嬉しい潮流・・・3つの流れ

 

第1の流れ 「マネジメント」へのスポットライト

経営者や管理者しか知らなかったドラッカーを、復活させた「もしドラ」の貢献は大だと思います。

まさか女子高生が「マネジメント」の本を手にするとは・・・。

今や2匹目のドジョウを狙ってコトラー本やポーター本まで誕生しています。

 

第2の流れ 「哲学」へのスポットライト

ニーチェやプラトン、サルトル、ヴィットゲンシュタインまで再注目されています。

NHKの白熱教室以降、ロールズやサンデルまでが日常会話に出てくるようになりました。

 

第3の流れ 「思想・宗教」へのスポットライト

映画ブッダや中国古典まで東洋思想を含めたジャンルも赤丸急上昇中とのこと。

論語や菜根譚などの書籍も売れているようです。

 

この流れは、なぜかキルケゴールを想起させます。

産業革命後、暗く沈んでいたデンマークの市民都市社会に対して、キルケゴールが提示した「美的実存」「倫理的実存」「宗教的実存」。

特に、3.11以降、「実存」への関心が高まってきているように思われます。

次のブームは、サルトルやフーコーなどのフランス系の方向に行くかもしれません。

 

 

書店でお買い求めになる時、ちょっと恥ずかしさもあります。

表紙が、アキバ系のメイドカフェの女の子のイラストだからです。

中高年の方は、照れを乗り越え、タバコ2箱分を投資されてはいかがでしょうか?


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働きながら学ぶ 学びながら働く・・・事上磨練・・・陽明学と「知行合一」を提唱した王陽明

2011年05月21日 | 日記・エッセイ・コラム

昨日、恩師の先生から色紙をいただきました。

そこには、「生涯学習 生涯青春」と書かれていました。

死ぬまで勉強を続けること、楽しい勉強を続けること、働きながら学び続けること、学ぶ意欲を持ち続けることが生きるということ・・・。

様々なフレーズが浮かんできました。

吉田松陰や佐藤一斎にも同様のフレーズを残しています。

 

わたくしの座右の銘は、「事上磨練(じじょうまれん)」。

この言葉は、宋代の儒学者王陽明(1472~1529)が残した言葉。

仕事をしながら、働きながら、自分自身を高めていくこと、自分を磨き続けることといった意味です。

王陽明は、心即理をコンセプトとする陽明学の始祖。

名家に生まれ、難関の科挙を突破、官僚になるも足を引っ張られ冷や飯の人生を歩みます。

有名な「知行合一」という言葉も、陽明の中核となる思想です。

ごたごた理屈や理論を振り回すよりも、知ったら行動、行動できれば、それは知ったことという、極めて実践、行動を重視するコンセプトです。


それまでは、朱子学が中国思想界の中心でした。

性即理、修己知人を打ち出した朱子学は、国家のお墨付きの元、四書五経の研究を続けるというストイックな学問領域。

難解な本を机に座り、ひたすら読み続ける・・・考えて考えて考えまくる・・・そういった基本的な考え方を中心に据えていたのです。

 

これに対して王陽明は疑義を持ちます。

理は、朱子が言うようにモノやコトにあるのではなく、人の心の中にある。

良知をよりどころにして、行動や実践を重視することが最重要であることを説いたのです。


この「事上磨練」という言葉は、まさに王陽明の生きざまを表象したものであると考えています。


わたしの専門であるマネジメントや経営論(「学」ではない)は、実践、プラクティス、行動があってこそのもの。

小難しい理屈や理論は、自然科学のように通用しない「人間」を中心とする世界なのです。

 

働きながら学ぶ、学びながら働く・・・。

最高に幸せな人生だと考えています。


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三十年ぶりの法科生・・・法律を勉強していた神田神保町を思い出します・・・

2011年05月15日 | 学問

たまたまのきっかけで、数十年ぶりに法学部で民法の講義を受けました。

心裡留保、虚偽表示、錯誤など民法総則の最初のセッションで出てくる意思表示。三

十数年前に法学部法律学科法職課程に入学し、リーガルマインドを叩きこまれる最初の難関であったことを記憶しています。


今では民法典もひらがな表記され、当時とは随分敷居が低くなったように思います。

法科大学院の教授も兼ねておられる先生の板書には、「甲」や「乙」ではなく「Aさん」「Bさん」という表記。

法律の世界も文語体から口語体へと移行しつつあるのでしょうか?

 

講義を受けながら、当時のビンボー学生だったころが走馬灯のようにアタマの中を駆け巡り、思わず苦笑してしまいました。

ノートの取り方も当時のまま、「権利」の「権」を「木」へんに「又」と略字を使ったり、当時の教授から散々いじめられた「意義・要件・効果」のフレームワークが下地にあったりと三十年ぶりの法科生を満喫することができました。

当時、将来何になるかも決めていなかったモラトリアム学生。

たまたま教授から紹介のあった弁理士を目指そうかな!?ということで、工業所有権法(特許法・実用新案法・意匠法・商標法・条約等)をかじり始めた頃でもありました。

ゼミの教授の指示で、とりあえず受験した行政書士試験には何故か合格。

当時、自治大臣の小沢一郎さんの名入りの合格証書を手にすることができました。

 

そういえば、青春の舞台となった神田神保町。

毎日のように通い悪友と語り合った喫茶店「さぼうる」。

夜は居酒屋に変身し、チューハイや裏メニューのおでんを食べていたあの頃。

壁に書いた落書きは今でも残っているのでしようか?

クダを巻きながら閉店間際になると、なぜか必ずバナナが出てきました。女

将からビンボー学生に対する健康管理上の愛情と「早く帰れ!」という意思表示だったのでしょう。

周辺には、「ラドリオ」「キャンドル」「ミロンガ」「エリカ」といった老舗の喫茶店がありました。

老夫婦が静かに経営されていたキャンドル・・・今はももうないと思います。


昼ごはんは、金欠時は学食。

学食のおばちゃんは、なぜかキャベツを大盛りにしてくれました。

お金があると、今でも営業を続けている「とんかついもや」「てんぷらいもや」「天丼いもや」や半チャンラーメンで有名な「さぶちゃん」、カレーの「まんてん」、スパゲティ喫茶の「フラミンゴ」、ギョーザの「おけい」、大衆食堂の山田屋、多くの文豪が常連だったアカデミックな雰囲気を醸し出すビアホール「らんちょん」・・・。


先日、30年ぶりにカレーの「まんてん」を訪れ、通常バージョンのカレーを頼んだところ超大盛りサイズのカレーと小カップに入ったアイスコーヒーが・・・。

懐かしさとともに、胃がもたれそうになりつつ店を出ました。

年をとったものです(笑)。


また、当時の記憶のセットになっているのが古本の匂い。

一冊50円の文庫本から希少本まで、さまざまな本に触れることができたことは財産になっています。

時間つぶしともに、本の醸し出すアカデミックな匂いは、知的好奇心を十分に満たしてくれました。

法律の書籍は割引のあった丸沼書店。

気になる新刊があると何時間でも立ち読みを続けた書泉グランデや三省堂は、今でも大好きで、大口の顧客(ライフタイムバリュー)でもあります。

三省堂裏の喫煙スペースがなくなったことは、古本屋探索者にとって大きな痛手です(余談)。

 

民法の講義をうけながら、いろいろなことがアタマをよぎった90分間。

少し法律の勉強もしてみようかなと思った時間でした。


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ダイバーシティと能率-日本の人事部も変わらなきゃ-高齢者・外国人・女性・・・

2011年05月14日 | マネジメント

雇用形態の多様化が進んでいます。

職場の中では、正社員、契約社員、派遣社員、パートタイマー、アルバイト。

あるいは、定年延長で一年契約の更新で雇用される(準)高齢者、外国人、学生アルバイト、主婦パートタイマーなどなど様々な働く人たちがいます。


こうした中で、誕生した用語が「ダイバーシティ・マネジメント」。

様々な人たちが、等しく平等に働ける環境、状態を作るための雇用マネジメントのことです。

もともとは、様々な人種や民族が組織を作るアメリカで誕生した概念です。


新入社員を見て「今の若い奴は・・・」と嘆くオジサマ・オバサマ達の持つ世代間ギャップどころではない、様々な価値観や労働観を持った人たちで職場が構成されることになるのです。

 

モチマエ(強み)を活かすという能率コンセプトからすると、各世代間の特性を最大限に活かすことが重要だと考えます。

 

高齢者・・・今まで培ってきたベテランの技能、匠の職人技、ノウハウ経験を活かしていく。

技能の伝承。技術の継承。若手社員の育成。

 

外国人

職場の助っ人になっていただくとともに、職場・組織のグローバル化の一翼を担う。新しい視点からの日本の職場の改善、革新。

 

女性

生活者としての主婦、母親としての視座からの日本の職場の改善、革新。

今から日本の組織・職場をけん引するスーパーパワー。

もっともっと経営者、管理者として活躍する女性が欧米並みに増えれば、日本経済はパワーアップ!

出産育児サポート、マネジメント研修受講支援などが必須です。

 

男性

ビジネスのグルーバル化に乗り遅れ、アジア諸国の追い上げ、逆転を許した張本人。

今までの働き方、ビジネスの仕方を反省するとともに、自己革新、脱フリーライダー(タダ乗り)、自己啓発が求められます。

 

若年者・若手社員

まずは何が何でも就職・就社。

働く場は、必ずスキルや技能を向上させます。

自分探しもいいけれど、それは働きながらやるものです。

フレッシュな目で、日本の組織、職場を見つめてください。不思議なこと、不条理なこと、合理的でないこと・・・さまざまな問題が見えてくると思います。

そして、行動。上位者・先輩を巻き込んで、一大改革に乗り出すことです。

行動を起こすことです。

いつの世も、無垢で怖いもの知らずの若者が組織を変えるのです。

 

現在の日本の人事部や労務部は、一見新しそうな施策を打ち出していたとしても、ベースは日本型人事屋さん。

終身雇用、年功序列、企業内組合といった三種の神器が依然土台となっているのです。

小職が嫌いな言葉である「非正規社員」「成果主義」「ジョロウガイ(女性・老人・外国人)」といった言葉が、いまだ人事部内ではかわされているのです。

まずは、人事部改革、経営トップ主導の人事マネジメント、ラインへの人事権の付与などを推進していく必要があると考えています。

 

ダイバーシティは、プロジェクトマネジメントでもあります。

様々な人の持つ強みを結集し、組織風土に活力を持たせ、一つの方向に向かって進んでいくことが求められるのです。

欧米の人事管理に追従するのではなく、日本型の新しい雇用管理の構築が求められていると思います。


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雨 雨 雨 ・・・ 「ビジョン」をめぐるダイアローグ(対話)

2011年05月11日 | 日記・エッセイ・コラム

五月晴れはどこへ?毎日が梅雨のような毎日です。

 

晴耕雨読。

現在、三冊の本を同時並行で読み進めています。

 

3.11大震災、福島原発事故、浜岡原発停止・・・。

今から日本はどこに向かうのか?不安感、閉塞感が漂う今日この頃です。

 

今日、職場で同僚と、「魅力あるビジョン」について立ち話をしました。

アトランダムに記述してみます。

 

ビジョンは、「そんなこと、本当に出来るの?」といった打ち出しがなければ効果はない。

ありふれたビジョンの打ち出しは、逆効果。

一般論のビジョンは全く意味がない。


ビジョン、ミッション、アクション


今まで最高のビジョンは、ケネディ大統領の「十年以内に月に人類を送り込む」・・・。

ビジョン作りには、コピーライターの才能が必要。


今の日本、そして日本の会社、職場には、ヒトを魅了する本当の「ビジョン」が必要なように思えます。


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バブル前 ディスコの時代・・・新宿のディスコ「NEWYORK NEWYORK」・・・ニューヨーク ニューヨーク

2011年05月10日 | まち歩き

仕事でクライアントでもある企業の専務さんと話をしていて、

「私は新宿で青春時代を過ごしました。今思うと古き良き時代でしたね~。」という一言から、そこはかとない古(イニシエ)話で盛り上がってしまいました(笑)。


同世代の専務さんは、新宿のディスコでサーファーファッションで夜な夜な繰り出していたとのこと。

ビンボーな遊び人モドキであったワタクシも、おそらく今から30年前に同じサーファーファッションで同じフロアにいたかも!?顔を見合わせ、大笑いしてしまいました。


場所は、新宿のディスコ「NEWYORK NEWYORK」。

六本木と比較して、かなりミーハーな人々が集まっていました。

旧コマ劇場の前に対面するビルにあり、エレベータで6階か7階に上った記憶があります。

ちなみにディスコとは、ファンキーなSoulミュージックを流すダンスフロアを持つ風俗営業店。

フリードリンク、フリーフード。

現在のクラブを、かなりミーハーに世俗化した感じです。

当時、新宿では、私が記憶するだけでも、カンタベリーハウス(ギリシャ館・ビバ館・ペルシャ館)、有名だったツバキハウスやクレイジーホース、インディペンデントハウス、ミルキーウェイ、ホリデーホリデー、チェスターバリー、ブラックハウス、ゼノン等がありました。

ZENONは、新宿最大の体育館のような大ディスコ。

同じビルには「セントラルパーク」という想像を絶する巨大居酒屋がありました。

ふた昔前のボーリング場の流行拡大→急速な衰退と近い状況でした。


おそらくディスコの最盛期は、1977年~1980年代初頭のバブル前ということができると思います。

1970年代後半のディスコは、会員制度(入会金は超安い)をとっており、会員証はキーホルダーでした。

「NEWYORK・・・」の会員証はゴールドの下地に自由の女神をテーマにした青いキーホルダー(少し安っぽい感じでしたが・・・)。

流れる曲は、アラベスク、ボニーM、ドナ・サマー、ヴィレッジピープルなとなど、音楽性より前にポップで、ファンキーな感じが重要視され、時にはロックバンドの曲やピンクレディが流れることもありました。

ここに集まる不良たちは(笑)、異性と知り合うために来る人々、単に踊ることが好きな人々、なんでもいいから目立ちたい人々・・・ホントーに様々でした。

数あるディスコの中で、「NEWYORK・・・」に足しげく通ったのは、友人がいたからということ以外に、敷居の低さや自由開放区的な解放感があったためだと思います。

 

ちなみにサーファーファッションとは、波乗りをする人が着ているであろう服装のファッションです。

当時、丘サーファーという蔑称もあり、波乗りも出来ないのに車の上にボードを乗せて街を流している一群も存在しました(分類でいくとワタクシも丘サーファーです)。

髪型はサーファーカット(ちびまる子チャンカットに近いイメージ)。

デッキシューズ、ファラのパンツを履き、唐草模様(!?)のポタンダウンシャツを着て、キーホルダーをジャランジャランいわせながら歩いていました。


今にして思うと大笑いです。

渋谷のカフェバー(今では死語)では、なぜかバドワイザーをオーダーしたり、玄人と呼ばれる人たちはプリモを飲んでいました。

トロピカルドリンクと称し、ソルティドッグやマルガリータが流行ったのもこの頃だと思います。

 

30年前の話に盛り上がつつ、当時ドキドキしながら日が暮れるのは待った若き日に感傷する1日でした。

 

もう、「フィーバー」する日は、来ないのでしょうか?

友人でもあるホテルの副支配人に、ディスコ復活のための企画書を持ち込もうと画策している今日この頃です(笑)。


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