ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★秋田「仙北平野」の位置、と・・・

2019年01月26日 | このブログについて

 先日、私のブログ、「旧六郷町を往く-6(その6)」をご覧になった方から、「・・・・・・北秋田郡合川町だった記憶があります。そちらとは近いでしょうか」というメッセージをいただきました。メッセージを読んで、私の「仙北平野」の記事は、地域が改まる度に(その1に)その場所を示す「位置図」を掲載しておりますが、「秋田県」にあまり馴染みのない方にとっては、「仙北平野」そのものの位置が「秋田県」のどの辺にあるのか判然としない、ということに気付かされました。そこで、改めて広域の地図で「仙北平野」の位置を確認していただきたいと思います。

 

 「秋田県」は、「日本海」と「岩手県」境を南北に走る「奥羽山脈」に挟まれてほぼ長方形の形をしております。その県南内陸部、「田沢湖」のすぐ南から「山形県」との県境近くまで南北に広がる「横手盆地」がありますが、「仙北平野」はほぼその北半分の範囲(地図の下の黄色線の範囲)を指します。平野の北側を、「盛岡駅」と「大曲駅」を結ぶ「田沢湖線」(「秋田新幹線」)が走り、東側を南北に「奥羽本線」(「大曲駅」から北は「秋田新幹線」でもある)が走っており、また、東側を秋田の三大河川である「雄物川」が流れております。

 メッセージある「合川町」は、地図の上の黄色線辺りで県の北部に位置し、そのすぐ東に開港した空港が「大館能代空港」と名付けられたように、海沿いの「能代市」と、内陸部にあって「秋田犬」発祥の地である「大館市」の中間にあります。現在、平成の大合併で「合川町」の名称はなくなり、「北秋田市」の一部となっています。

 「旧合川町」は、「奥羽本線」にある「鷹巣駅」と、「田沢湖線」にあって「仙北平野」の一角ともいえる「角館駅」を山越えしてつなぐ「秋田内陸縦貫鉄道」が走っており、またこの鉄道とほぼ並行して「国道105号」が走っております。「鷹巣」と「角館」の間の「国道105号」では毎年マラソン大会が行われ、この大会を「100キロマラソン」とも呼んでおりますので、「旧合川町」と「仙北平野」も100kmほど離れていると思います。

 「旧合川町」付近の地図を掲げます。

(以上の地図:国土地理院)

 橙色で印したところが、「内陸縦貫鉄道」の「合川駅」です。「旧合川町」は県北を横断する「米代川」の支流、「阿仁川」沿いの平坦部に拓けた町です。

 なお、NHK-BSに、「火野正平」が視聴者の手紙を受けて自転車で全国各地を走る番組がありますが、昨年(だったと思う)、「合川」地域を走って大きな寺を訪れた様子が放映されていたことを付け加えておきたいと思います。

(以上)


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