青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

みどりの日

2016年04月29日 17時39分45秒 | JR

(新緑の 山瑞々し 小仏路@八王子市裏高尾町)

えーと、アタクシ今日の夜からちょっとお出かけしてくるんですけど、あまりにも天気が良かったものだから昼からちょっくら裏高尾まで行ってしまいました。午前中の早いうちだったら臨時189あずさとかホリ快河口湖とか山梨富士とか撮りモノあったんだけどね。特に何のネタもない時間帯だったのだけど、したたるような新緑の小仏路を行く長野色211系。


今朝は幕張の某イベント絡みで今朝は東海道をゴッパーサンが上がるというGWらしい華やかな話題もあったりして、朝もはよから石橋辺りは大フィーバーだったのではないかと拝察されますが、こちらも朝は臨時あずさ狙いで三脚が並んだんでしょうかね。このアングルは午前中は晴れちゃうと撮りづらいですけど…



トンネルを抜け、高尾の森へ分け入って行く京王線の電車。椚田橋からのアングルは早春は梅の花咲く撮影地ですが、今日は見事な新緑と山藤の競演。水清く流れるのは高尾の水を集めて流れる案内川。午後の日差しは初夏を思わせる強さ、しかしながら山を降りてくる風には爽やかさがありました。

それでは、行ってきます。
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粛々着々

2016年04月25日 22時23分30秒 | 日常

(スルKAN2dayチケット@京急品川駅購入)

今日は25日の割には少し早く引けたので、片田舎から1時間半をかけてわざわざ大都会品川まで足を伸ばす。そんなトコロまで何をしに行ったのかと申しますと、上記のブツを手に入れに行ったんですね。鉄道(特に乗り)ファンと旅慣れた方にはお馴染みの、「スルKAN」こと「スルッとKANSAI」。5,200円の3日券は関西に行けば直接購入出来るのですが、4,000円のリーズナブルな「スルKAN2dayバージョン」は色々と制約があって購入の段階から少し面倒くさい。関東では直接入手出来るところが極めて少ないようなので、とりあえず京急品川駅の高輪口へ。ってかこんな場所で「スルKAN」なんか買う人間は少数派だろうし、面倒くさがられたらイヤだなあ…などど思いながら有人ラッチに行ったら、ラッチの壁に「スルKAN」のポスターが貼ってあった(笑)。「これ下さい」で終了。あっさり。

とりあえず目的通りスルKANは無事入手。京阪神の民鉄のほとんどを網羅するこのチケットで、今年のGWは関西の民鉄三昧。準備は粛々と、そして着々と進んでいるのであります。
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雌伏の時

2016年04月24日 22時55分34秒 | 日常

(湖岸のブルーモーメント@浜大津駅前)

今週末はさほど天気も良くないこともあって、GWの準備なんぞを粛々と。事前調査と事前資料の作成、簡単に沿線をGoogle Mapでロケハンしてみたり出来るのも現代ならではだなあ…。そして一通りの調査が終わった後、おもむろにチケットの手配と宿泊先の予約確認などやる事は盛りだくさんである。結構な強行軍になりそうだが、まあ一人だしな。あとは天気のいいのを祈るのみ。どうせ行ったらあっという間なんだから、こういう時間も楽しんで行くスタイルで。

今日の一枚も去年のGWから。浜大津駅前のブルーモーメント。蒼い時間を水色の電車が流れる。
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Where will you go?

2016年04月22日 22時35分51秒 | 日常

(去年は琵琶湖のテツ巡り@浜大津駅)

さて、もう来週はGWですね。皆様におかれましては予定お決まりでしょうか。かくいう私も家族の予定を横目に睨みながら予定を練り練りしておるのでありますが、基本直前にノリで決めてしまう性質なんで既にあまり選択肢がない。ただ、「どうせGWなんかどこに行ったって混んでるし、何したって高いし」と言う人にはまだなりたくない(笑)。みんなが遊んでるときには遊んでいたいのだよ。

画像は去年のGW、琵琶湖周りのテツ巡りのひとコマ。
思い付きで行った割には楽しかったなあ。京津線。
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アンナカ中毒

2016年04月19日 23時31分49秒 | JR(貨物)

(安中貨物がやって来た!@南流山駅)

福島臨海鉄道の小名浜駅を出発し、常磐線から高崎線経由で群馬県の安中駅まで亜鉛焼鉱と亜鉛精鉱を運ぶ通称「安中貨物」。大手非鉄金属メーカーの東邦亜鉛が、自社の小名浜精錬所と安中精練所の間の鉱石輸送を目的に走っている人気の貨物列車ですが、写真を撮った事がなかったので南流山で子供と見学。常磐線からのデルタ高架線を渡って、ゆっくりと金太郎牽引の安中貨物が南流山の中線に入って来ました。


この日の牽引機はEH500-19号機。安中貨物は、亜鉛焼鉱を運ぶタキ1200と、亜鉛精鉱を運ぶ無蓋車トキ25000で構成される編成です。ちょっと小ぶりなミルクチョコレート色のタキ1200が連なる編成美が魅力的ですわねえ…。同じ位置で構えたオッサンによると、南流山の中線で若干の停車時間があるらしい。



停車時間を使ってタキ1200のトップナンバーを。この貨物列車の荷主である東邦亜鉛は、海外から輸入した亜鉛をまず小名浜精錬所で亜鉛焼鉱にし、この列車で安中精練所に持って行ってより純度の高い亜鉛に製錬しております。東邦亜鉛の安中精練所ってのはJRの安中駅の南側にあるんだけど、山の斜面に要塞のように聳え立つ工場プラントが物凄い迫力でかっこいいのよね。精錬により発生する濃硫酸は、倉賀野のターミナルまで持って行ってまた別のメーカーへ発送しているそうです。金属の精錬で発生する濃硫酸の輸送ってのは、鉱山系鉄道であった神岡鉄道(神岡鉱山)、小坂鉄道(小坂鉱山)などが有名でしたが、だいたいトラックに切り替えられちゃいましたね。


編成の最後尾に1両だけぶら下がっていたトキ25000。フル編成の時には後尾にトキが5両くらい連なっててさらに迫力のある編成になるんだよと隣で撮ってるオッサンが子供に教えてくれた(笑)。亜鉛焼鉱は粉体で飛散しやすいため密封性の高いタキで運び、比重の重い亜鉛精鉱はカバーをかけたトキで運んでいるんだって。そもそもこのご時世無蓋車と言うものが運用されていること自体がすごく珍しいですよね。


南流山の中線で武蔵野線の電車を一本先行させるので、先行の電車に乗って吉川へ。以前は三河島から田端へ抜けて東北本線を下って行くルートを通っていたと思ったのだが、いつの間にか北小金から武蔵野線回りで浦和へ抜ける短絡ルートを使うようになったらしい。貴重な私有貨車による貨物輸送が魅力の安中貨物。行く先々でカメラが向けられていて、某○鳥涼さんじゃないけどアンナカ中毒患者って結構多いみたいですね。
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