すずりんの日記

動物好き&読書好き集まれ~!

2人の関係は・・・。

2005年02月28日 | 
最近なぜかこのツーショットが多いんです。
ちぃは、みんなに懐いてるんですが、
最近、はろの方から近寄って行ってるんですよね。
親子ほど年が離れてますが
精神年齢はほぼ同じです
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小説「アジア人の怒り」④

2005年02月28日 | 小説「アジア人の怒り」
 私たち3人は、数十分、いや、1時間近く歩いただろうか。洞穴の中は、異常なほど寒く、宮本は早速ばて始めていた。行き止まりや回り道なども結構歩いたので、実質的に費やしたのは30分ほどだろうか。外は、先程から雨が降り出しているようだ。あるいはこの寒さも雨のせいかもしれない。この雨では、野犬狩りは明日に延期だなぁ、とジムは呟いた。が、その反響音の大きさとその言葉の意外さに、私は、とてつもない不安を感じた。ここで一夜を過ごすつもりか、と私は詰問した。ジムは、意外なほど落ち着いて、今山を下りればここでじっとしているよりも“何か起こる”という確率は高くなるんじゃないか、と言った。まるで微笑でも浮かべているような口調だ。私は、この洞穴に対してではなく、ジムの、リーダーとしてのポリシーに、より強い不安を感じ始めていた。
 しかしこの場合、彼の意見がもっともであるということは、わざわざ彼の口から言われなくてもわかり切っていた。宮本は、こんな所で仲間割れをしないでほしいと言わんばかりに、心配そうに私たちを見つめ、そして、明日までここにいるつもりならそんなに急がないでどこかで休みましょう、と弱々しい声で、しかし思い切ったように言った。ジムは黙っていた。声や足音が反響する大きさで、いずれ一休みできる開けた場所に遭遇できるということを、ジムも私も、なんとなく感じていたからである。

 おいっ!あれは何だ!そう叫んだのは、ジムであった。

(つづく)
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前科何犯?

2005年02月27日 | 
ねねは、うちの冷凍庫を開けます。
今回で4回目です。

仕事から帰って、部屋の電気をつけると、
なんと床いっぱいに冷凍食品やら肉の残骸が・・・
初めてそんなことがあってから、冷凍庫の扉をガムテープで貼り付けました。
これで安心、・・・ですが、今度は冷凍ものを使うとき大変です。
テープ剥がして冷凍もの使って料理して、新たにテープを貼るのを忘れたときに限って、
帰ると荒らされてるんです。

でも、ねねがやったっていう証拠は?って思うでしょう?
だから、ねねにはまだまだ前科があるんです。
うちのガラス戸や食堂の扉を開けてるねねが目撃されてるんです

他の人は、
「ねねって頭良いんだねぇ。」
って言ってくれるけど、ほどほどにしてね
コメント (2)
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小説「アジア人の怒り」③

2005年02月27日 | 小説「アジア人の怒り」
 “何があっても”なんて、まるで必ず何かあると決めてかかっているみたいだ、と、宮本は言った。その宮本の怪訝そうな顔とは裏腹に、ジムの目は好奇心で一杯だった。10年前に山に入って行った人たちも、きっとこんな目をしていたんだろうなと、私は思った。その人々は、その好奇心によって命を落とした。あるいは、ジムもまた・・・。しかし、ジムはそれっきり洞穴のことは口にしなかった。立ち上がって、一言、さあ行こう、と言って、また私たちの先頭に立った。私は内心、ほっとしていた。が、―――あぁ、あの時私が、ジムの歩く方向が次第にコースから離れて行っているということに気づいてさえいれば、こんな恐ろしいことにはならなかったのだ。
 コースの説明は聞いていたものの、実際はまるっきりジムに任せっきりだった私は次第にジムへの不信を募らせていった。ジムが道の上を、ではなく、道でない所を歩き始めていたからだ。しかし、リーダーであるジムにそんな初歩的なことで声をかければ、必ずこの場の空気を乱すことになるだろう。・・・だが私は、さっきのジムの目を思い出した。あの、好奇心で満ちた生き生きとした目。・・・何か、嫌な予感がする。
 ジム、と、私が彼の肩に手を掛ける前に、ジムの方が口を開いた。ほら、ここさ、とジムは、(私たちに、というよりは)宮本の方を見て言った。リーダーとして、宮本に、自分が少しは山に慣れているということを自慢したかったのだろう。何の他意も無い様子で、何のためらいも無く、彼は洞穴の入り口を覗きこんで、私たちに、中に入って一休みしてみようと言った。私が反対の意を表すと、どうせ後5、6時間すれば村の人も山に入って来るんだ、それまでに何か起こるなんてことは有りはしない、と言い切って、さっきから黙りこくっている宮本に対して同意を求めた。宮本は、黙りこくってはいたが、ジムへの同意と洞穴への好奇心が体から滲み出るようだった。これから起こることに、いかにも期待しているというような目で宮本に見つめられた時、私は既に2人を説得することを諦めていた。


(つづく)
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小説「アジア人の怒り」②

2005年02月26日 | 小説「アジア人の怒り」
 「昔、まだ鎖国が解禁になったばかりの頃、黒船が相次いで接岸する中で、嵐に飲まれてこの村までたどり着いた外人の一行がいた。その一行は、この村に着き、村人に多くの食料を恵んでもらい、やがて、家を建ててここに住み着くことに決めた。そしてだんだん村に馴染んでいくにつれて、我こそこの村の長とばかりに我が物顔で歩くようになった。その一行の仕業ときたら、盗む、脅す、たかる、若い娘をはらませる、・・・ひどいものだった。人間のすることじゃあない。“鬼”だった。村人たちはこの一行を恨んだ。決して悪い村人たちではないのだが、さすがにこの時だけは、一行が死んでくれるのを願ったという。『誰か、鬼どもを殺してくれる奴はおらんか』と。
 しばらく後で、邪宗の神父様がどこからかやって来て、村人の悩みを聞いてくれた。伴天連に何ができる、となじった奴もいたが、皆、わらをも掴む思いだった。『私に任せなさい』と言って神父様は、一人、一行の住む家に行き、そこに泊まった。一行は、彼が自分たちと同じ毛色をしていたので安心したらしく、快く仲間に入れたようだった。
 その後、基督様の御力か、その一行の中から死人が出始めた。1人死に、2人死に、やがて5、6人が動かなくなってしまった頃、神父様は、村人に何も告げず、一行と死体を連れて山に登って行ってしまった。その後、彼らがどこに行ったか、知る者はいないが、あの、山の頂上近くにある洞穴で、皆、死んでしまった、という噂が残っている。
―――10年ほど前、その噂を確かめようと、若い者が10人ほど連れ立って意気込んで山を登って行ったが、山を下りた者は1人もいない。2、3人の男衆が年1回、野犬狩りで山に入るが、彼らは決して洞穴の中には入らずに帰って来る。洞穴に入らなければ必ず助かるんだ。幸い、今日はあんたたちが行った後、夕方から野犬狩りをするらしい。・・・まぁ、何かあっても、その連中がちゃんと助けてくれるよ。」
―――と、まぁ、こんな感じだ、とジムは言葉を切った。


(つづく)
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すずとりんのお母さん

2005年02月26日 | 
これが、すずとりんのお母さんの、くろちゃんです。
今日は、いつもご飯をくれる人が風邪ひいてお休みだったので、珍しく私のとこにご飯をもらいに来ました。すずとりんの代のお父さんと兄弟はみんな真っ黒ですが、男の子のすずは、お父さん似で、女の子のりんはお母さん似なんですよ
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職場にて

2005年02月25日 | ちょっとしたこと
 先日、社長にこのブログのことを話しました。

実は私、このブログを始めるとき、自分の仕事場のことをどこまで公表するか考えました。職場と住み家がほとんど一体化してるような状況なので、私が個人的なことを書き進めていくうちに仕事の話が出てくるのは予想できたし、他のHPとかでも、牧場従業員が個人で、牧場名を出してやってるのも見たりして、会社名は出しても、そのこと自体には問題は無いかなぁ、って。
ただ、会社名を出すんであれば、私の気持ちとしては、ちゃんと社長に了解を得たいなぁ、と思っていたんです(もうすでにいくつも牧場の話を載せてますが)。

で、「社長、ちょっとお話があるんですが・・・。」
と切り出したはいいけど、ちょっとこの言い方は大げさかな、と思いながら、社長がそれほどびっくりしてないのを確認してから、
「実は、私、ブログっていうのを始めたんです。」
社長は、ブログって何?と思ったのか、それがどうかしたの?と思ったのか、どっちともつかない顔をして
「はぁ・・・。」
と返事をした。

私は、ブログで、いろいろ書き込んでいく中で、うちの会社の名前が出るようなことがあってもいいかどうか、もちろん、会社や個人を攻撃したり傷つけたりする内容にはしないし、迷惑はかけないつもりですが、と一気に話しました。
「まぁ、こっちは、(会社名を)出せとも言えないし、出すなとも言えないですからねぇ。でもとりあえず、(会社名を出しても)問題は無いと思いますよ。」
社長は相変わらずあまりテンションが上がってこない。
でも、私のブログをその場で見てくれ、おせじでも、
「これなら簡単そうだし、僕もやってみようかなぁ。」
と言ってくれました。

社長、ありがとうございます。

ということで、みなさん、これからも「すずりんの日記」とそして、ベルモントファームを、よろしくお願いします~
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小説「アジア人の怒り」①

2005年02月24日 | 小説「アジア人の怒り」
 これは、警告である。私は、ここで死ぬのを待つばかりだが、死ぬ前に、重要なことを書き残さなければならない。――――無駄かもしれない。例え私がここで何かを書き残して死んでも、この遺書が誰かの手に渡るには、・・・その誰かは、その時既に死を待つだけになっているかもしれない。そう、この私のように。
 そして、その誰かがこのことに何かを感じ、遺書を書き残して死に、また違う誰かが、死ぬためにその遺書を手にする。・・・もう、時間が無い。―――これは、警告である。

 私はこの山麓に、大学時代の仲間と来た。リーダー格の留学生、ジムと、登山は初めての宮本と、私の3人である。ジムと私は、登山歴は長いものの、この山麓に来たのは初めてで、特に注意を払って、麓の村人とコースをよく検討した。そしてその結果、今進んでいる道が一番安全であるということになったのだ。ただし、ただ1ヵ所を除いては、だが・・・。
 ジムは、山の中腹まで来て、いきなり口を開いた。そして、すぐ後ろを歩いていた私に、さっき村の人が言っていた“洞穴”の話は本当だろうか、と言った。ジムは普段、英語をろくに話せない私たちのために日本語で会話をするので、私も、さぁ、と一言、日本語で答えた。私の後ろを、息を切らせながらついて来ていた宮本は、先程のコース選びの打ち合わせに加わっていなかったので、私たちに、その“洞穴”について詳しく話すように急かした。ジムは、リーダーらしく、私たちの足を止めて、足元の岩場に腰を下ろすように言った。そして、村人の話を、ジムが語り始めた。

(つづく)
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もう春なの?

2005年02月23日 | 
最近、うちの女の子(避妊済ですが)、りんとちぃは、発情気味(でも去勢済)のすずに毎日追いかけ回されてます。自分の方が体がデカいのをいいことに、馬乗り状態です。
ホントに、手術しといて良かった~

写真は、最近の追いかけっこでちょっとお疲れ気味のちぃです。
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たまには、りん

2005年02月22日 | 
一番最後にうちに来て、いつもみんなに隠れがちなりん。
豪快で甘え上手なすずと、末っ子でやんちゃなちぃの間に挟まれて、
ちょっとぽつんと離れたとこにいつもいるよね。
写真とっても、真っ黒ですずかりんかわからないから、
たまにはこんなどアップは、どう?
ちゃんとピンクの首輪も映ってるしね
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うちの職場の自販機

2005年02月22日 | ちょっとしたこと
今では貴重ですよ~。
うちの職場に設置してある自販機、全品100円ですから。いまどき。
本来は社員専用ですが、うちの牧場に出入りする業者さんや、郵便局の配達員さんとか、
みんな買ってくんですよ
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はろ、その後

2005年02月21日 | 
その後って、どの後?っていうと、
先日、尿に結晶ができて、おしっこが詰まっちゃって、病院に行ったんです。
1週間飲んでた薬を飲まなくても、おしっこの出は、好調です~
今は、他の4匹も、「サイエンス・ダイエット」のドライを食べてます。
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テレビを見る猫

2005年02月20日 | 
よく、動物番組とかで、テレビに映った動物とかに反応する犬や猫が出てたりしますが、みなさんが知ってる猫ちゃんは、テレビの画面に反応しますか?
うちの猫たちは、ねね、はろが反応しないので、そんなもんだと思ってました。テレビで猫が鳴いても、犬が吠えても、な~んにも反応しません。
が、そのあと来た、りんとちぃがテレビを見るんです。びっくりでした。
でも、りんと兄妹のすずは無反応なんですよね。
そのメカニズムはどうなってんでしょう?
これもたんに性格の違いなんでしょうか?
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今日の夕日

2005年02月19日 | ちょっとしたこと
今日、仕事の合間にみた夕日です。
今夜から大荒れだそうです
う~ん、どうやったら写真大きくなるのかなぁ。
大きい画像見たい人は、写真クリックしてね
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名前の由来

2005年02月18日 | 
ななとねねを初めて飼うことになって、名前を付けるとき、決めたのは、
「人前で呼んでも恥ずかしくない名前をつけよう。」
ということでした。外人の名前とか長い名前はやめよう、と。
それだけで思いついたのが、ななとねね。

はろは、よく「はろー(Hello)」だと思われてるんですが、実は違います。
はろをもらってきた時、当時勤めていた牧場の同僚が、自分が飼いたい、と言ってて、私もそのつもりだったんです。当時、私は、一軒家に住んでたんですが、その同僚は、社長宅の2階に住み込みでした。だから、一応、社長に話して、了解をもらう、ってことになってたんです。が、思った通り、社長は反対し、意気消沈した同僚は、せめて名前だけでも自分に付けさせてくれ、ということになりました。
 その同僚は、大の「ガンダム好き」で、そのキャラクターで、真丸いボールみたいなのが「ハロ」って言うんですって。私は、思いっきり世代的にはガンダム世代なんですが、初めて知りました。

すずとりんの名前の由来は、何を隠そう、知ってる人は知っている、知らない人は全く知らない。うちの牧場の名前の、「ベル」から取ったんです。

ちぃは、ちっちゃかったから付けたんですが、正直ネタ切れでした
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