すずりんの日記

動物好き&読書好き集まれ~!

特別活動でみんなと創る楽しい学校。

2024年05月26日 | 本・映画など


八王子市立弐分方小学校に赴任し、
特別活動で学校を改革した、筆者。

子どもたちの学力も、自己肯定感も、
体力も、特活力で大きく伸ばしました。

6年生が低学年の模範になり
異年齢交流を行ったり、
クラブ活動や委員会活動も、
役割を与え、子どもたちが協力して
いかに学校に貢献できるかに
意味を持たせ主体的に行う。

いじめがなくなれば
保護者の苦情もなくなる。
子どもが学校の楽しさを家で話せば、
親も安心し、保護者も変わり、
学校のよき理解者になって協力する。

特色ある特別活動の実践を、
校内でも地域へも発表することで、
地域に開かれた学校になり
信頼も得られる。

保護者会でも、保護者の声に真摯に、
校長自ら全クラスに参加して耳を傾ける。

子どもにとって、地域にとって、
保護者にとって、楽しい学校とは何か。

それを問い続け、特別活動で
学校を変えた、女性校長の実践記録です。

興味のある方は、ぜひ一読を。







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反体罰宣言。

2024年05月24日 | 本・映画など



部活動の場で命が奪われる現実。
「反体罰宣言」をした
日体大が企画した、「一生もの」の
講義には、学校の部活で
我が子を亡くした、親や遺族が登壇し、
聴衆は、主に体育教師やスポーツ指導者を
目指す日体大の学生や
今現在、指導者として活躍している
日体大の教職員。

顧問による不適切な対応、
顧問の「なぶり殺し」、
灼熱の中の執拗な「罰走」、
仲間が受ける体罰に耐えられなかった、
体育大学卒顧問の暴力、
「友だちにお菓子をもらって
食べただけ」
で死に追い詰めた指導死、など、
教育現場で子どもが亡くなることの、
多いことに驚かされます。

しかも、ほとんどが、大人が
関わることで起こっている。

私たちは、重大事故・事件から、
部活動・スポーツ教育の在り方を
学ぶことしかできません。

興味のある方は、ぜひ一読を。






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「算数的読解力」が12歳までに身につく本。

2024年05月20日 | 本・映画など



小学校算数でつまずきやすい、
「割合」、「速さ」、「分数の計算」。

一度つまずくと、中学・高校の数学でも
苦手意識を持ってしまいますよね〜。

私自身もそうでした。

この本では、「全国学力・学習状況調査」
結果をもとに、小学生がつまずいている
算数の「単元」と「原因」を解き明かし、
算数の問題を解くうえで必須の
「算数的読解力」が身につく
アドバイスをしてくれています。

それが、『玉井式算数方式』です。

興味のある方は、ぜひ一読を。





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保護犬・保護猫と暮らす。

2024年05月18日 | 本・映画など


言わずと知れた、
坂上忍さんの本です。

テレビでは映らない
保護施設でのスタッフの1日の様子や
世紀の大発見とも言われる、
猫の寿命を30歳まで延ばせる
話題の「AIM」の記事など、
犬や猫の読み物が盛りだくさんの雑誌、
という感じでした。

坂上さんのテレビで知ったんですが、
外国では、保護犬・保護猫などの
動物福祉の活動に、しっかり
行政や自治体が助成をしている所も
多いと聞きます。

日本では、全てが「関係者の善意」で
終わってしまってますよね。

関係している人だけが大変で、
他の人は関係ないことにしている。

そうじゃなく、犬や猫を
飼っている人も飼ってない人も、
いろんな人がいろんな形で、
保護犬や保護猫のために
お金を落とせるような
仕組みを作っていきたいですね。

興味のある方は、ぜひ一読を。







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明日もいっしょにおきようね。

2024年05月16日 | 本・映画など


絵本です。

捨てられて、保健所にいた、
でかおという猫のお話。

ハッピーエンドなのが救いです。

でも、ハッピーエンドのでかおの話
だから絵本になったんでしょうね。

ハッピーエンドのこの絵本で、
ハッピーエンドでない命が
どれほど多いかを、
考えなけばいけませんよね。

興味のある方は、ぜひ一読を。






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温めれば、何度だってやり直せる。

2024年05月04日 | 本・映画など


以前、通販で購入した、
久遠チョコレート。

その会社の代表をされている
夏目浩次氏の本を読みました。

普通に起業家としてすごいです。
やっぱり、アイディアを生み出す力が
すごいし、そのアイディアを
生み出す力はどこから来ているかと
いうと、「情熱」なんですよね。

よく、「久遠チョコレートの奇跡」と
揶揄されがちですが、この、
障がいがあったり、何らかの事情で
フルタイムで働けない人たちが
「人並み」の収入で働けることが、
「奇跡」ではなく、普通のことになる
社会になるようにしていきたいですね。

興味のある方は、ぜひ一読を。






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教室の心理的安全性。

2024年04月26日 | 本・映画など


学校現場がネガティブな
状態にあるとき、それは
誰かが悪いわけではなく、
しくみがないのです。
一人ひとりが考え、つながり、
行動するしくみをつくることで、
教室は、そして学校は、
変えることができます。」

という内容で始まるこの本は、
心理的安全性の高いクラスの
つくり方・考え方が書かれています。

ただ、誰かや何かを責めるのでなく、
心理的安全性をつくる「しくみ」を
つくることで、結果的に
大人も楽になれるのです。

「教育はその子のHAPPYを
約束するためにある。」

「学級はHAPPYを尊重し合う場所」

「子どもを憎まず、自分を責めず、
しくみを変えよう」

などの言葉が刺さりますね〜。

興味のある方は、ぜひ一読を。






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特別支援教育・自立活動授業づくり。

2024年04月12日 | 本・映画など



自立活動や授業の組み立て方の
コツが書かれた、この本。

インスタで「いるかどり」さんを
知って、購入しました。

小学校や特別支援学校など、
「校種別の授業の事例のポイント」を
写真を用いて解説していて、
今後の、児童への支援に役立ちそうです。

興味のある方は、ぜひ一読を。








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発達障害の子にはこう見えている。

2024年04月10日 | 本・映画など


先日、プラッと本屋さんに立ち寄って、
何気なく購入した本。

イラストが多くてわかりやすい内容です。

私は、いわゆる「発達障害」と
言われる子どもたちの「問題行動」を、
周囲の大人が「問題」だと思うのは、
その行動の理由がわからないからだと
思うんですよね〜。

で、周囲の多くの大人は、
その行動の理由を、自分の方が
わかろうとするのではなく、
「問題だ」と決めつけてしまうんですよ。

では、なぜ「問題だ」と
決めつけてしまうのか。

それは、その子どもの行動が、
「他の子どもたちと違うから」。
そして、その子どもの行動が
「他の子どもたちと違う」と、
「(教員である)自分が困るから」です。

そうやって、自分が関わる子どもの
行動が変わらないのを、
その子どもの能力のせいにしたり、
その子どもが「発達障害」で
あることのせいにしたりするんです。

子どもの行動には全て理由がある。

私もそれを学びました。

興味のある方は、ぜひ一読を。






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何のために生まれてきたの?

2024年04月03日 | 本・映画など


NHKのドキュメント番組、
「100年インタビュー」。

その、第10弾が、「アンパンマン」や
童謡「手のひらを太陽に」の
生みの親である、漫画家やなせたかし氏で、
それを書籍化したものです。

当時、やなせさんは93歳で、
目も耳も悪くなり、がんを患って
腎臓も片方がなく、すい臓は
3分の1を切除していました。
胆嚢もなく、腸閉塞で腸を切り、
心臓にはペースメーカーが入っている。

しかし、東日本大震災では、
「アンパンマンのマーチ」が
被災地を勇気づけ、やなせさんも
アンパンマンのポスターを描いて
避難所に送り、現地にもかけつけたそうです。

いつも前向きを心がけてきた
やなせさんの人生に、
勇気づけられること必至です。

興味のある方は、ぜひ一読を。









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見る見るトレーニング。

2024年04月01日 | 本・映画など


インスタグラムで見つけた、
いるかどりさんの本。

発達の気になる子どもの
視覚認知力がアップする
トレーニングがたくさん載っています。

「読み間違い・書き間違いが多い」
「よくぶつかる」
「計算が苦手」な子どもたちに
役立つだけでなく、楽しく
ゲーム感覚でできるトレーニングを
一挙公開しています。

さっそく、関わっている児童の
学習に使えそうです。

興味のある方は、ぜひ一読を。






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タテマエ抜きの教育論。

2024年03月30日 | 本・映画など



「全国学力調査はもう要らない!」
「学級担任が一人で
学級を見る時代は終わった!」等々、
学校現場を退いた後も、
全国の現場教師から、
絶大な支持を誇る著者2人だから言える
本音の問題提起と、改革への
提案に満ちた一冊です。

 「一人の子を見捨てたら、
周りの子もみんな幸せに
なれませんからね。それこそが
『一人も見捨ててはいけない』理由です。
子ども同士の関係性を分断して、
子どもの学びを保障できる
はずがありません」という
木村泰子さんの言葉が身に染みますね。

興味のある方は、ぜひ一読を。









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低学歴国ニッポン。

2024年03月22日 | 本・映画など


能力のある子をふるい落とし、
平均点の高い優等生ばかり
選抜する難関大入試。
世界の主流とずれる4月入学。
理解が早い子にも遅い子にも
苦痛なだけの「履修主義」指導。

変化を忌避する学校教育。
いびつな日本の「学歴」問題。

学校に関わる者の一人として
耳の痛い言葉ばかりです。

中でも、「塾に依存する学校」という
キーワードが胸に刺さりました。

興味のある方は、ぜひ一読を。






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差別は思いやりでは解決しない。

2024年03月20日 | 本・映画など


最初、この本の題名を見て
衝撃を受けました。

だって、思いやる気持ちがなかったら、
差別なんか、なくならないに
決まってるじゃないの。

でも、この本の筆者が言いたいことは
そういうことじゃなくて

何でもかんでも「思いやりが大事」と
捉えることで、ジェンダーに
ついてのことが、個々人の心の問題と
言われてしまって、その先の議論に
進めなくなっている。
あるいは、そういう捉え方こそが
その先の議論に進めないように
させている原因ではないのか。

私たちは、普段から
マジョリティの側にいて、
守られた立場でマイノリティを
語っているんだということを
思い知らされました。

興味のある方は、ぜひ一読を。







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生きづらさを抱えたあなたへ。

2024年03月10日 | 本・映画など



現代人が抱える「生きづらさ」を
うつ、産後不調、ひきこもり、
大人の発達障がい、LGBTなど、
それぞれの当事者体験を載せた本です。

体験だけでなく、各章で
専門家のインタビューも掲載しています。

「生きづらさ」を抱える方と、
それを支え見守る周囲の人に
「そのままで生きていいんだ」
という思いを届けています。

興味のある方は、ぜひ一読を。






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