ゆみねこ日記

日常日記です。

5月の読書記録

2024-06-01 09:46:50 | ブックレビュー
5月の読書メーター
読んだ本の数:19
読んだページ数:5926
ナイス数:2235

少女が最後に見た蛍少女が最後に見た蛍感想
神奈川県警生活安全課・仲田蛍シリーズ第4弾。仲田が警察官になり子どもが関わる事件を次々に解決に導くその根底にあったものは?唯一救うことが出来なかった蛍子という少女の死が仲田の心に影を落としていた。来栖楓という女が腹立たしく、いじめなどと言う言葉では言い尽くせないほどの性悪さに読み終えても怒りが収まらない。
読了日:05月01日 著者:天祢 涼
本を守ろうとする猫の話本を守ろうとする猫の話感想
うーん…。猫が主人公かと思いきや。。祖父が亡くなり、ひとり残された高校生の夏木林太郎。古書店『夏木書店』を居場所に、不登校を続ける林太郎の目の前に現れた不思議な喋るトラ猫。本を取り巻く現実を憂える作者の思いは想像出来るけれど、林太郎にあまり魅力を感じられなかったのが残念。
読了日:05月07日 著者:夏川 草介
予幻予幻感想
ボディーガード・キリ、シリーズ第3弾。世界情勢を予測する「ホワイトペーパー」、亡き父からその文書を託された娘の岡崎紅火を護れ。各国の諜報組織から狙われるその文書。謎を握る人物が相次いで殺される。真犯人の動機がやや弱い気もするが、キリとバディの弥生のやり取りが面白くて分厚いのにサクサク読めた。深読みせずに楽しめて良い。
読了日:05月09日 著者:大沢在昌
江戸咎人逃亡伝江戸咎人逃亡伝感想
「島脱け」主の命で勘定奉行の不正の証を時期が来るまで秘密の場所に隠した杢之助は、その後捕らえられて佐渡に。生きては出られない地獄の島からの脱出劇。「夢でありんす」吉原の花魁・春日野の足抜け、それを追う力蔵。「放召人討ち」罪を犯した召人を野に放ち、手下に討ち取らせる久保田藩主。放召人となったマタギの決死の逃避行。リアルな逃亡劇はとても読み応えあり。面白かった。
読了日:05月10日 著者:伊東潤
猫を処方いたします。2 (PHP文芸文庫)猫を処方いたします。2 (PHP文芸文庫)感想
心に問題を抱えて、猫を必要とする人だけがたどり着ける「中京こころのびょういん」。軽いノリのニケ先生と無愛想な美人看護師・千歳さん。ニケ先生の秘密が…。
読了日:05月14日 著者:石田 祥
互換性の王子互換性の王子感想
飲料メーカーの御曹司・志賀成功(なりとし)が何者かにより別荘に軟禁され、絶望の末半年後に開放され会社に戻ると、かつて自分がいたポストには突如現れた異母兄実行(さねゆき)が就いていた。社運を賭けた新商品開発、ライバル社のえげつない妨害、一人の女性を巡る恋の駆け引き。異母兄弟の争いだが、さほどドロドロしたわけでもなく、お仕事小説として楽しめた。ドラマ化したら面白そう。
読了日:05月15日 著者:雫井 脩介
二人目の私が夜歩く (単行本)二人目の私が夜歩く (単行本)感想
幼い頃交通事故に遭い睡眠障害に悩む女子高生・鈴木茜は、偶然寝たきりで呼吸器をつけた厚浦咲子の「おはなしボランティア」をすることに。10歳以上歳上の咲子と心を通わせ、少しファンタジックな「昼のはなし」。咲子の印象がガラリと変わりダークな「夜のはなし」。最後まで読んで咲子の抱えていた苦しみ、もうひとりの茜の思いが伝わり、切ないけどとても心に残る読書に。お薦めです!
読了日:05月17日 著者:辻堂 ゆめ
すべての神様の十月(三) (PHP文芸文庫)すべての神様の十月(三) (PHP文芸文庫)感想
人々の暮らしの中に色々な神様が。福の神・死神・風神・雷神から付喪神、心優しき八百万の神様たちと人間の不思議な縁は読んでいてとても楽しい。「コンビニで恩返し」「方向音痴は治りません」、韋駄天のタクシードライバーの「間に合わせます」が面白かった。
読了日:05月18日 著者:小路 幸也
鳥人王鳥人王感想
コンビ存続の危機にあり、運動神経の良さだけが評価される売れない芸人・御子柴陸。その生い立ちと端正なルックスで注目を浴びるバリ五輪代表候補の大学生・犬飼優正。二人を繋いだのは棒高跳び。棒高跳びという競技の持つ魅力や奥深さ、ポールの開発に挑む研究者の姿。スポーツ観戦が好きなのでとても面白くて、オリンピックが目前に迫ったこの時期に読めて良かった!
読了日:05月20日 著者:額賀 澪
東京すみっこごはん 雷親父とオムライス (光文社文庫 な 41-2)東京すみっこごはん 雷親父とオムライス (光文社文庫 な 41-2)感想
東京すみっこごはん第2弾。声優を目指す女の子がたどり着いた「すみっこごはん」、唐揚げのお話。妻を亡くした頑固な有村老人と筑前煮のお話。有名中学受験のため勉強と身体に良い食事を義務付けられた小4の秀樹くんとオムライス。すみっこごはん常連の田上さんが大活躍する「ミートローフへの招待状。再開発を巡って不穏な雰囲気だったが、上手く存続できそうで良かった。
読了日:05月21日 著者:成田名璃子
ロスト・イン・ザ・ターフロスト・イン・ザ・ターフ感想
兄の遺した競馬バーを営む葵は、ある日大井競馬場のパドックで芦毛の牡馬・ウララペツに出会い、一目惚れする。メジロマックイーンの最後の世代の産駒だが、ぱっとしない戦績のこの馬、いずれは引退し食肉に…。ウララペツを買い取り種牡馬にしようと兄の親友前島や元馬主の穴澤らと奔走する。軽く読めて競馬界のことも少し分かり面白かった。やはり「黄金旅程」には及ばないかな。
読了日:05月22日 著者:馳 星周
江戸に花咲く 時代小説アンソロジー (文春文庫 み 17-61)江戸に花咲く 時代小説アンソロジー (文春文庫 み 17-61)感想
江戸の三大祭り、神田・山王・三社祭りがテーマのアンソロジー。三本雅彦さん、高瀬乃一さんは初読み。宮部みゆき「三島屋変調百物語」の最新作、『氏子冥利』が秀逸!
読了日:05月24日 著者:宮部 みゆき,諸田 玲子,西條 奈加,高瀬 乃一,三本 雅彦
照子と瑠衣照子と瑠衣感想
面白かった〜!私とほぼ同世代の照子と瑠衣、モラハラ夫を捨てた照子と老人マンションでの陰湿なイジメに音を上げた瑠衣。二人がシルバーのBMWで向かったのは長野の別荘地。行き当たりばったりで他人の別荘に潜りこんだ二人は生き生きと暮らし始める。しかしこの場所を選んだのは照子の周到な計画だった。爽快感と愉快さで楽しめた1冊。
読了日:05月25日 著者:井上荒野
嘘をついたのは、初めてだった嘘をついたのは、初めてだった感想
書き出しはすべて「嘘をついたのは、初めてだった」。29人の作家による掌編、初めての作家も多々。相性の良し悪しもあったが短編が苦手なのでサラッと読み飛ばしてしまった。
読了日:05月25日 著者:
警視庁01教場 (角川文庫)警視庁01教場 (角川文庫)感想
元見当たり捜査員・甘粕仁子は犯人追跡中にレインボーブリッジから転落し大怪我を負う。捜査の第一線を離れ警察学校の教官になり1330期の学生を受け持つが、積極的に学生に向き合わない態度に助教の塩見は振り回され悩みを深くする。警察学校前に人の左脚が置かれる事件、学生間のトラブル。仁子が抱えていた問題が明かされ、事態が一気に動く。読みやすく面白い!01教場、ぜひシリーズに。
読了日:05月26日 著者:吉川 英梨
夜露がたり夜露がたり感想
砂原さんの市井ものは初めて。どの作品も仄暗く重たい。武家物の長編の方が私は好み。8編の中で「妾の子」は救いがある結末で読み心地は良い。
読了日:05月27日 著者:砂原 浩太朗
陰からの一撃 警視庁追跡捜査係 (ハルキ文庫 と 5-14)陰からの一撃 警視庁追跡捜査係 (ハルキ文庫 と 5-14)感想
西川の自宅のポストに宛名も差出人も書かれていない封筒が。「真犯人は今も逃げている。追跡捜査係に情報を提供する」と書かれていて、夜の晴海埠頭に単身赴いた西川に魔の手が。怪我のせいか少し弱気になる西川、沖田と若手の追跡捜査係の面々は西川を襲った犯人を追う。西川を狙った人物、小さ過ぎて…😅 柿谷晶はこの作品でも感じ悪い😁
読了日:05月29日 著者:堂場 瞬一
キッチン・セラピーキッチン・セラピー感想
宇野碧さん、初読み。人生の迷子になった大学院生は家にあるすべての食材を使って作る「カレー」。家事と子育てに追われ自分の好きなものを忘れてしまった母親が作る「完璧なパフェ」。「ジビエ料理」はライフステージの変化に悩む女性医師。町田診療所の主・モネの過去と、豆を愛した彼の姉・エミのお話。読みやすく、料理の持つ力が伝わる1冊。
読了日:05月31日 著者:宇野 碧
テミスの不確かな法廷テミスの不確かな法廷感想
10歳の時ASDとADHDと診断され、良き専門医との出会いで自身の特性と向き合いながら生きてきた裁判官・安堂清春。任官7年目の彼が様々な事件や人との出会いを通じ成長してゆく物語。彼の特性があればこそ解決に至った事案もあれば、宋春美の事件は少しモヤモヤした結末に。弁護士・小野崎とのこれからも気になるので、続編を期待したい。
読了日:05月31日 著者:直島 翔

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かっこうの鳴き声

2024-05-31 11:12:20 | 日記
ここ数日、二階の自室で本を読んでいるとかっこうの鳴き声が。

鳴き声は聞こえるけど、どこにいるのかな?って思って窓からあちこちを見回しても鳥の姿は確認出来ず…。

しかし、今朝、とうとう見つけました!
お向かいのお家のすぐ前の電柱の上の方で、「かっこうかっこう」って😄

写真を撮ろうにも私のヘボな腕では無理なので、画像は借り物ですが、かっこうの鳴き声は初夏を告げる声なので、嬉しく思いました。




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連続通院付き添い

2024-05-21 19:13:07 | 日記
昨日は雨降り、母のかかりつけの内科クリニックへ定期通院。

先月は食欲不振と身体のだるさがありましたが、今月はまずまず。
いつものお薬をもらって帰宅。


今日は肌寒いお天気、整形外科へ。
9時前に受付し診察して会計、調剤薬局でお薬をもらって11時40分に帰宅。

前回の診察日より1時間半くらい早く終えることが出来ました。

最近の母はドクターがなるべく日中起きているようにと言われたことを守り、椅子に腰掛けて過ごしているので、歩くことが少しラクになってきているようです。

寝たきりにならないようにと何度も言われました😅

今度は3週間後。



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ホーム最終戦

2024-05-19 14:24:22 | 日記
アルビレディースのホーム最終戦がビッグスワンスタジアムで。

サンフレッチェ広島レジーナが対戦相手。

結果は残念ながら0:2での敗戦。
最終戦を勝利で飾れなくて、とても残念。

最終戦なので閉幕のセレモニーもあり、社長・監督に続いてキャプテン川澄奈穂美選手の挨拶も。
悔しい結果で、最終戦を待たずに4位が確定しましたが、三強と言われる浦和・神戸・東京を最後まで脅かしたアルビレディースの戦いに拍手を送りたいと思いました。








昨日のゲームには、こんな方々も😁



左から柏崎市の公認キャラクター「えちゴン」、新潟日報のキャラクター「ニックちゃん」、そして有名なスキー男「レルヒさん」

最終戦はアウェーで仙台戦。

最後まで頑張れアルビレディース!




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アイス&ソルベ

2024-05-17 10:17:52 | 日記
次女からの母の日ギフト。

銀座千疋屋の高級アイスのセットです😄

それぞれ四種類。
これは食べるの楽しみ🎵

マンゴーのソルベを食べてみたら、生のマンゴーを口にしているかのよう。
さすがフルーツ専門店です。

もったいなくてガツガツ食べられないなぁって思っていたのに、昨夜ダンナがさっさとピーチのアイスを食べちゃってました😂

好きなフレーバーのはさっさと食べるに限ります😁




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